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夜の点数:4.5
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 -
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恵比寿の人気町中華「大龍軒」で、エビと香りに酔いしれる夜を。
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2025/06/12 更新
まずテーブルに運ばれてきたのは、《茹で豚ニンニク醬油》。
艶やかな白身の豚バラは、しっとりと冷たく、まるで中華版ハムのよう。
シャキシャキのネギに、ガツンと効いたニンニク醤油、そして砕いたピーナッツが香ばしく、鼻に抜ける香りはどこか“二郎系”の片鱗も感じる。温と冷、脂と野菜、そのコントラストが楽しい一皿。
続いて現れたのは、この店の名物《えびちゃんタン麺》。
まず、そのビジュアルに目を奪われる。どこから見てもエビ、エビ、エビ。
プリップリの海老が山盛りで盛られ、まるで海の幸の山脈。
スープをひと口啜れば、えびの濃厚な旨みが舌に絡み、ふんわりと鼻に香る海の香りに、思わず目を閉じた。桜海老の香ばしさがアクセントになっていて、スープの奥行きをさらに広げている。
締めに頼んだのは、《レタスチャーハン》。
一見シンプルだが、レンゲを入れた瞬間にわかる、米のほぐれ具合。
パラパラ感が秀逸で、卵のまろやかさ、青菜の爽やかさが全体を包み込む。
油っぽさは皆無で、気づけばレンゲが止まらない。
町中華とは思えない、繊細で計算された味の連打。
カジュアルだけど、しっかり「うまい」がある。
今日みたいに、気軽にエネルギーチャージしたい夜にぴったりの一軒だった。
またあの“エビの洪水”に溺れたくなったら、ここへ戻ってくると思う。