2回
2025/03 訪問
【ミシュラン•百名店•BRONZE】自然の恵みに感謝しつつ、旬のお野菜たっぷりで季節感あるお料理を堪能できるレストラン
蝦夷鹿の胸肉
熟成ヒラメと野菜スープ
混ざると最高に美味しい
ヒヨドリ(ジビエ)のパテ
雉とフォアグラのパテアンクルート
サーモンのリエット
ぶり大根からインスパイアされた料理
断面から見える中身
フォンダンショコラと春菊アイス
食後のエスプレッソとパッションフルーツのグミ
お庭の鹿
店内の飾り
外観
おめでとうございます
概観
地下1階の入り口
ヒヨドリのパテを並べてみました
奥の座席
店内
ナチュラルな色使いの店内
2025/03/21 更新
2025/02 訪問
【BRONZE•百名店•ミシュラン】自然の恵みと命への感謝を常に感じられる温かみのあるカジュアルフレンチ(コスパも最高)
表参道駅より徒歩7分ほど。青山学院の近くにあるカジュアルなフレンチレストラン。
数々の称号を与えられていて、ミシュランの一ツ星も過去に何度も連続で獲得している渋谷区青山のフレンチ『LATURE(ラチュレ)』さん。
オーナーシェフである室田拓人さんは、ジビエ料理の旗手として知られている。
また、ミシュランだけでなくサステナブルな取り組みを積極的に行なうレストランに贈られる『グリーンスター』を受賞している興味深いレストランである。
室田さんは自ら狩猟免許を取得し、シェフとハンターの両視点からジビエを取り巻く課題に向き合っている。
ちなみにご本人にお尋ねしたら、千葉の館山や九十九里のあたりで狩猟されているとの事で、色々と興味深く、お人柄も素敵だった。
ただ驚く事に、ミシュラン一つ星を始め数々の賞を獲得されたことのある実力派の人気店でありながら、価格設定は至ってリーズナブル。
良心的かつ身構えることなく伺える素敵なレストランである。
今回はMENU LATURE(税込6,800円)いう平日限定のランチコース、スティルウォーターのアクアパンナ(税込 1,000円)を注文。
念の為申し上げると、サービス料は別で10%かかるのだか、ちゃんと接客して下さるのでサービス料がかかったとしても納得できた。
最初に謝っておくのだが、メニュー名を完璧に覚えていないこともあり、乏しい表現になっているので悪しからず。
まずはテーブルセッティングが素晴らしい。
普段はテーブルセッティングの事を敢えて記載することはないが、お店のコンセプト通り。
LATUREとは、造語で「自然の雫」らしいのだが、テーブルセッティングそのものが大地の恵みと尊い命をいただくという様な演出。
(私の思い違いなら、悪しからず)
◼️鹿の血のマカロン(アミューズ)◼️
鹿の血は本来なら捨ててしまうそうなのだが、仕留めてすぐの新鮮な血を使って下さっているらしい。
肝心な断面図を撮り忘れてしまったが、断面も美しく血の生臭さは感じなかった。
また、腸詰にする前のお肉がマカロンに挟んであり、マカロンの外側と甘さと丁度良いバランスで美味しかった。
そして、命をを有難くいだだいてくるという気持ちが、いつもの食事以上に感じられ、最高のスターターとなった。
というのも、鹿の毛が入っているケースがお皿の様な役割をしていて、斬新かつ素敵なアイデアで感激した。
◼️鯖の燻製を胡麻でサンドしたもの◼️
一口サイズの可愛いアミューズ。
口元に持ってくると胡麻の香ばしい香りと、燻製された鯖の香りを感じることができる。
マヨネーズなどで和えてあるらしいのだが、マヨネーズは濃くなくちょうど良かった。
内側の柔らかい食感と外側のサクッとした食感も愉しめた。
鯖もフレンチだとこんな風になるのかと感心。
こちらも理科の実験で使う様な丸皿のケースに胡麻が大量に入っていて、そちらがお皿の役割をしていた。
私には、収穫した自然の恵みのような印象を受けた。(思い違いだったら、悪しからず。)
◼️信州のクルミ蕎麦をイメージされて作られたという鰤のマリネ◼️
胡桃の香りとコク、蕎麦の実のプチプチ、マリネされた鰤のプリプリ感が相まって絶妙。
胡桃のソースもまろやかで美味しかった。
マリネされたものは、それなりにいただいたことがあるが、今まで食べていた物はさっぱりしたものが多かったので、初めての組み合わせ。感激。
ジビエだけでなく、お魚も凄く美味しい。
◼️鹿、熊、猪、穴熊のテリーヌ◼️
(フォアグラ入り)
めちゃくちゃ美味しかった。
こればかりは上手く説明できないのだが、肉の赤みに深さがあり、一口一口噛むごとに旨みが出てくる。
フォアグラといただくと更にまろやかになり、添えられていたりんごジャムを塗ってもアクセントになって美味しかった。
◼️蝦夷鹿のステーキ◼️
赤ワインと黒胡椒のソースが絶品。
ジビエのソースは、結構味が濃いものが多いと思うのだが、、、
LATUREさんのソースは、蝦夷鹿のお肉が最高に引き立つ主張が強すぎないソース。
最高に美味しかった。
添えられていたお野菜もじゃがいも、菊芋、蓮根、きのことどれも美味しかった。
じゃがいもは驚くほど甘く、感動した。
◼️蕗のジェラート&柑橘系3種盛&プリン◼️
人生初の蕗のジェラート。
それだけでもワクワクしたのに、期待を裏切らない美味しさ。
さっぱりとした中に仄かに感じる苦みが、柑橘類と甘めのプリンによく合う。
トップに飾られていた蕗は甘くて美味しく、ほっこりした。
和食でしか蕗を食べる機会がなかったので、アイデアの斬新さと味の素晴らしさに感服。
◼️バゲット&バター◼️
ハナレはブラッスリーも併設されており、当然ながら付け合わせのパンも美味しい。
温かく小麦の芳しく美味しいバゲット。
パンへの気遣いからも、こちらのレストランのホスピタリティーが垣間見えた。
◼️食後のカフェタイム◼️
デザートの後に更に一口サイズのマドレーヌと紅茶、相方はエスプレッソをいただいた。
本来ならコーヒーのところ、エスプレッソでいただきたい旨を伝えたら、快く応じてくださった。
総評としては、全てに感動し、命に最大限の感謝をしつつ美味しくいただけた。
料理だけでなく、器やカトラリーや演出からもお店のコンセプトが伝わってきて、愉しく良い意味で考えさせられる食事となった。
スタッフの方々の説明も丁寧で、少し突っ込んだ質問をしても、ちゃんと答えてくれる。
人によっては。ちょっと聞き取りづらい事もあったが、一生懸命で好感が持てる。
しっかり料理のことをわかって接客されている事が、素晴らしかった。
またシェフのお人柄が凄く素敵である。
今回はハナレの方に案内されたのだが、室田シェフ自らご挨拶に来て下さり、色々と説明もして下さった。
帰り際も最後までお見送りしてくださって、ご多忙なのにも関わらず、ホスピタリティーは高いのに腰は低いという素晴らしいお人柄だった。
という訳で、、、
既に来月の来店予約をさせてもらった。
本日のランチの感動と余韻に浸りつつ、更にワクワクしている。
大変美味しくいただきました。ご馳走様でした。
来月も何卒宜しくお願いします。
蝦夷鹿のステーキ 赤ワインと黒胡椒ソース
鹿の血のマカロン
鹿、熊、猪、穴熊のお肉とフォアグラのパテ
鯖を燻製したのタルタルを胡麻でサンドしたもの
鰤の胡桃風味のマリネ
アミューズは一口サイズでアートの様
トップに飾られた蕗&蕗のジェラート&柑橘系3種(底はプリン)
デザートの後のカフェとマドレーヌ
美味しいバゲットと木製の鳥の形バターナイフ
コンセプトが伝わってくる美しいセット
自然を感じられる落ち着いた店内
LATUREさんのハナレ側の入口
2階が本館、B1階は別館(ハナレ)
清潔に保たれているお手洗い
ハンドソープもロクシタンで良い香り
2025/03/16 更新
表参道駅より徒歩6分ほど。
青山学院のすぐそばにあるフレンチ。
先月伺った時に、
お料理の味は勿論ながら、お店のコンセプト、室田シェフのお人柄、プロフェッショナルなスタッフさんに感動させてもらった。
(1回目の訪問時のレビューに記載済)
帰り際には次の来店予約を取らせてもらったほど、魅力的なレストランである。
前回は品目が少ないコースにしたので、今回はお魚料理が一品増えるコースを予約した。
Menu LATURE PLUS (6品) 税込8,800円
ジャスミンティー 税込1,000円を注文。
こちらにサービス料の10%がかかる。
2人で税込、サービス料込みで20,500円。
◼️サーモンのリエット
◼️ヒヨドリのペースト&ブリオッシュ
◼️ぶり大根inラディッシュのドーム
◼️雉とフォアグラのパテアンクルート
◼️熟成ヒラメと野菜スープ
◼️蝦夷鹿の胸肉
◼️フォンダンショコラwith春菊のアイス
◼️食後の飲み物
◼️お茶菓子(パッションフルーツのグミ)
◼️サーモンのリエット
薄い筒になった生地の中にコーンビーフみたいになったサーモンが入っていて、トップにはマスカルポーネがあしらわれており、キャビアとディルの葉っぱが飾られたもの。
スターターのフィンガーフードとして出されたが、鹿の角に見立てたオブジェの上に飾られていて、ラチュレさんらしい素敵な演出。
いただく前から、あまりの可愛さにうっとりするほどであった。
そして勿論、お味は抜群。
◼️ヒヨドリのペースト
ブリオッシュ(ラチュレのブーランジェリーの物を使用)の上にヒヨドリのペーストが載せられているもの。
ちなみに、ヒヨドリもジビエの一種とのこと。
こちらを余す事なる使っているらしく、骨と内臓までをも潰してペーストしたもの。
ヒヨドリは果実を好んで食べるらしい。
果実感までは感じなかったが、大変美味しかった。
◼️ぶり大根in ラディッシュのドーム
薄くスライスされたラディッシュがドームの上全面に飾られていて、見た目も素敵。
中身はぶり大根風になっていて、カシューナッツ やパール柑(熊本県)、さっぱりしていて美味しい。
大根と白ワインを使って作ったという、黄緑色のソースにつけていただいたが、更に爽やかで愉しめた。
◼️雉とフォアグラのパテアンクルート
雉の出汁のコンソメ、雉のお肉、フォアグラを使ったパテなのだが、コンソメが独特でお肉と合わせると抜群の相性だった。
そのままでも十分に美味しいのだが、胡瓜のピクルス、金柑、キウイジャムも付け合わせて用意されており、こちらを付けていただくとコントラストが面白く、味にメリハリが出て美味しかった。
◼️熟成ヒラメと野菜スープ
1週間熟成したヒラメに、野菜スープが浸されている。
あさつの新芽(ひろっこ)、セリのバター、しらす、うるい、などを使った野菜のスープ。
色も鮮やかな緑色が綺麗で、セリの爽やかさとバターがまろやかで美味しかった。
◼️蝦夷鹿の胸肉
蝦夷鹿は大変柔らかく、旨みが詰まっていて美味しかった。
スリランカ産のブラックペッパーが入ったソースは、ほんのり甘くてピリっとしていて良いアクセントであった。
付け合わせはグリルした蓮根、甘くて美味しい菊芋(2年間熟成)、ピーナッツもやし、椎茸などいずれも美味しかった。
◼️フォンダンショコラwith 春菊のアイス
良い意味でのサプライズ。
普段から春菊は好んで食べることは無いのだが、こちらの春菊のアイスは絶品。
単体だと少しだけ苦味があるが、フォンダンショコラと混ざると抜群に美味しい。
フォンダンショコラを切ると、チョコレート流れてくるのだが、そこに春菊のアイスが熱で溶け始め、マーブルアートのようになり美しい。
そして、物凄く美味しい。
とても濃厚で味に深みがあるのに、全然くどく無い。このくどくなささは、春菊のアイスのおかげなのだと思う。
◼️お茶菓子(パッションフルーツグミ)
実際はグミではなく名前があったが、忘れた。
粘着性のあるゼリーとグミの間のような食感。
そこにこれでもかという位にパッションフルーツの香りと味がある。
美味しいのだが、せっかくのフォンダンショコラの余韻を楽しみたかったので、少し残した。
◼️食後の飲み物
相方はエスプレッソ、私は紅茶。
エスプレッソは正直微妙だったらしい。
紅茶は普通にパッションフルーツグミと合わせると爽やかなにり、美味しかった。
総評としては、やはり2度目も私にとっては大変美味しく最高のレストランである。
前回と違うジビエ料理(雉、ヒヨドリ)楽しめたし、コースのお魚料理も一品増えて沢山のもの心ゆくまで堪能できた。
一つ我儘を言うのであれば、もう少しジビエを楽しみたかった。
まぁ、その分お魚比率は高かったので、このような日もあっても良いのかもしれない。
スタッフの方々もプロフェッショナルで、込み入った質問にも難なく答えて下さって、食事をすることを舌でも心でも満喫できた。
また、室田シェフもご丁寧にテーブルまでご挨拶に来て下さって、直接美味しかった事を伝えられて有り難かった。
常に斬新なメニューで迎えてくれるので、暫くはマンネリせずに楽しませてもらえそうである。
来月の予定が分かり次第、また予約をさせてもらいたい。
大変美味しくいただきました。ご馳走様でした。