hitujiyaさんが投稿したすき焼割烹 日山(東京/人形町)の口コミ詳細

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すき焼割烹 日山人形町、水天宮前、浜町/すき焼き、日本料理

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.9
      • |酒・ドリンク 3.9
1回目

2024/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.9
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

牛肉の旨味を丁寧に引き出す熟練の調理

江戸の風情がそこかしこに感じられる人形町の、牛肉料理の老舗でランチのコース(すき焼きコース 特上米沢牛)をいただきました。

案内されたのはレトロな和風の個室。4人掛けのテーブルにコンロと鉄鍋がセットされています。
まずは担当の仲居さんに日本酒を注文。お肉に合わせて山形のお酒。日山と楯の川酒造(ブランド名は「楯野川」)のコラボによる純米大吟醸酒を選択しました。

お肉の一人前は3切。1枚目と2枚目はサーロイン、3枚目はリブロース。1切は約50gとのことなので、都合約150gですね。私にはちょうどよい量です。

テーブルでの調理はすべて仲居さんの仕事。
鍋は「朝のうちに油を馴染ませてあります」とのことで、その場ではいっさい油を足しません。
最初に長ネギや絹さやなどを鍋の端に置き、空いたスペースに牛肉を広げます。間もなく立ち昇る食欲をそそる香り。それから割下と水を少しずつ、注意深く使って味を整えます。この調理方法で鍋をまったく焦がさないのは驚きです。
ここで小鉢に卵を割り、手早くかき混ぜ、焼き上がった牛肉、ネギ、絹さやをかたちよく盛り付けて客の手元へ。
私はそれを食するのみです。

そのようにして、2枚目、3枚目の牛肉に進みます。途中、3枚目の前に、2個目の卵を二つめの小鉢に用意。焼き豆腐や椎茸など、調理に時間を要する食材は、お肉の仕上げから逆算して鍋に置いているようです。私の手元には、すべてがあるべき状態で差し出されます。すなわち牛肉は肉質の良さを感じさせるやわらかさ、心地よい歯応えで本来の旨味がたっぷり。その他の食材にはすき焼きの香りと旨味が染み込んでいます。

合わせていただいた日本酒は、純米大吟醸ながら香りは控えめの辛口で、仄かな苦味がすき焼きの甘味と絶妙にマッチ。口福の世界がさらに広がります。

仕上げは二つの小鉢に残った卵でいただく卵かけご飯。すき焼きの締めはこれに限ると知った次第でした。

  • 野菜類(2人前)

  • 牛肉(2人前)

  • 牛肉1枚目

  • 牛肉2枚目

  • 牛肉3枚目

  • デザートは佐渡の“おけさ柿”

2024/12/02 更新

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