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夜の点数:3.9
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¥6,000~¥7,999 / 1人
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料理・味 3.9
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|サービス 4.1
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|雰囲気 3.8
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|CP 3.9
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|酒・ドリンク 4.1
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[ 料理・味3.9
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| サービス4.1
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| 雰囲気3.8
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| CP3.9
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| 酒・ドリンク4.1 ]
美しい所作と愉しい会話で酒を飲む。BARの真髄を感じた名店。
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おすすめ 金柑のジントニック
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辛口のショートでオーダー クォーターデッキ
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ネグローニ
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アブサンでオーダー 少しグラスをリンスしライウィスキーを
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2025/02/27 更新
寒波の3連休初日、21時過ぎに用事を済ませた。当然だけども夕方より寒さは増しており、一度ホテルに戻り、ダウンジャケットを羽織って出直した。夕方に丸新で食べた天せいろがまだ腹に残っていたので、とりあえず飯よりお酒を飲むことにして、下調べをしておいたバーを目指した。
街は寒波の中でも人が溢れており、宮崎よりずいぶん活気があるようだった。さすが鹿児島と思いながらホテルの裏の裏くらい、数分でスティンガーに辿り着いた。
自動ドアというのも珍しいが、ドアが開いたらすぐ縦にカウンターがあり、ぎっしりお客さんが座っていたので少々面食らってしまった。若いお兄さんに「一人です」と言うと「どうぞ奥へ」と案内された。薄暗い店内は、細く鍵形に曲がった変わった形をしており、手前と奥の2部構成といった感じで、奥のカウンターには1人客しかおらず、その1番手前に座らせて貰った。
寒さから解放され一息つく。噂通り、柔和な女性バーテンダーさんがいらっしゃった。奥の壁に書いてあるお薦めを眺めるも、薄暗さとドライアイでよく見えない。「歳取ると暗闇で見えなくなってきましたがねー。」などと笑いながら一声かけると、それぞれ簡単に説明してくれて、とりあえず1番上のカクテル、金柑のジントニックを注文した。
手際よくカットされ種を取られた金柑が底に沈む、綺麗なジントニック。「ングングー、、」と二口程流し込む。旨い、2時間ほど水分を取ってなかったので尚更染み入る。金柑の甘さが控えめで好みだ。そういえば、丁度1年前も旅先の熊本で金柑ジントニックを飲んだな、などと考えていると、目の前でお通しフルーツのカットが始まった。この席は、フルーツやカクテル作りの一部始終が見れる、特等席だった。作り置きしないフルーツも綺麗で美味しかった。
ジントニックを飲みながら、「御旅行ですか?」と定番のセリフから会話が始まる。バーテンダーさんはスポーツ観戦が趣味のようで、たまたま今日のホテルに社会人バレー選手が投宿していたこともあり、色んなスポーツの話しで盛り上がった。次々とオーダーを捌きながら、適当なタイミングで1人客を相手して下さる、心地良い接客は流石であった。
2杯目は辛口のショートで注文すると、ラムとシェリーのクォーターデッキが出てきた。これまたキリリと旨く、後にシェリーの余韻、BARに居る気分を高めてくれる一杯だ。
最初の1人客と入れ替わりで、同伴っぽい男女、生チョコを嬉しそうに頬張る。それから私と同じく1人の旅行客が来店、明日の行き先を男性スタッフに相談中。手前のカウンターではおそらく病院関係の4人組、◯◯先生が〜と盛り上がっている。色んなお客さんが居るようだ。
暫くして私の隣りに、バーテンダーさんの御友人夫婦が着席。子育てもひと段落して、久々に御夫婦で呑みに来られたとのこと。市井の人々が、肩肘張らずにBARという特別な空間をゆっくり愉しんでいるようで、幸せな時間だった。
楽しくなるとついつい酒が進む。夜も深まり、薬草好きな私は、3杯目にネグローニ。人工物の無い蒼い森の中にいるような、頭の奥が広がっていく感覚。さらに4杯目はアブサンを使ってオーダー。アブサンで軽くリンスしオーバーホルトを注いだ1杯だった。この飲み方は初体験。会話を楽しみながら酔わないようにチビチビと飲んでいたが、流石に味の詳細は覚えていない、、、酔いが深まっていったようで、最後の1杯にした。
味はもちろん、バーテンダーさんの所作も気遣いも、女性スタッフさんの合いの手(良い具合につっこんでくれる)も、噂に違わず、名店のソレであった。素敵な空間を充分に満喫し、気持ち良くなったところでお会計。たしか7200円程。かなり有意義なお金の使い方だ、と最後にコレまた満足してしまった。
ちょうど0時を過ぎた頃だったが、外はまだまだ三連休の喧騒は続いていた。こちらも気分が高まり、まだホテルに帰るには勿体無い。よーし、シメにラーメンだな、と、人の流れに乗るように店を後にした。