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夜の点数:5.0
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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料理・味 -
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極。
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2024/08/05 更新
親友が事故に遭った。彼を見舞おうと他数人の友人達と予定を合わせていたが、日曜日の為面会が出来ないと知らされ、集合前に解散となった。
わざわざ休みを取ったのに、突然なにもやる事がない休日ができてしまった。
映画でも見ようかと池袋まで足を伸ばしたが、映画館に行く事はなく、日が暮れるまで辺りを彷徨い歩いていた。
駅から少し離れた脇道の途中、シックな佇まいに心惹かれ、立て看板を眺めていると店員から声を掛けられる。
雰囲気はオーセンティックバーだが、焼鳥屋であると伝えられて、絶妙なミスマッチ加減に笑みが溢れる。
ここ最近お酒を飲み時は焼鳥を頂く機会が多かったので、別のお店を探そうかと考えるも、声を掛けて頂いた手前、これも縁かとお邪魔する。
内装は確かにバーだと言われても誰も疑わないであろうレトロな雰囲気であるが、確かに焼き場がある。
その前のカウンターに通され、背の高い椅子につく。頂いたメニューを見ると、単価は高めだが、素材への拘りが感じられる。
・白穂乃果(ビール)×2
・OMAKASE (5串+先付け)
ささみ
砂肝
長茄子
せせり
つくね
・ねぎま
ささみ。黒丸生胡椒がそれぞれに一つ載せられている。見るからに高級感漂う焼鳥。頬張ると、身はしっとりと柔らかいが、噛むほど旨味が溢れてくる。パサついたイメージのある部位だが、こちらのそれは全くそんな事はなく、この先4串への期待を膨らませる。
砂肝。大ぶりの身が2つ。こりこりと親近感のある食感だが、溢れてくる旨味の量が違う。肉汁も去ることながら、炭の香ばしさが素晴らしい。
長茄子。季節の野菜。素晴らしい。大好物である。程よくついた焦げ目の上にかけられた白胡麻はまるで雪のようである、とは言い過ぎだろうか。口へ運ぶと、身はシャキッと締まっていて、茄子そのものの味がする。焼き上がりすぐ提供されている事もあり、熱々の汁がブワッと溢れて危うく口の中を火傷しそうになるが、何だかそれも嬉しい。
せせり。紫蘇がふんだんに混ぜ込まれており、鶏肉と緑のコントラストが美しい。脂がたっぷりのっているが、紫蘇の後引くさっぱり加減のお陰でいくらでも頂けてしまいそうである。
つくね。合鴨肉が混ぜ込まれたタレつくね。美しい色合いである。湯気もまだ引かぬ内にアチアチと頂く。甘辛いタレと、挽かれた鶏肉のハーモニー。所々に合鴨の風味も感じる、とても肉肉しい仕上がりである。
ここでコースはひと段落だが、焼鳥屋にきてこれを頂かない訳にはいくまい。
ねぎま。鶏の間にねぎ。それを鶏皮で巻いたという一風変わった品。香しいねぎに期待値を高められ、誘われるままに口へと運ぶ。思わず天を仰ぐ。期待通り、いや、期待以上。完成されている。パリパリと香ばしい鶏皮と、しっとりとした鶏肉から肉汁と共に溢れ出る旨味。まるで殴られたかの様な錯覚。そこへネギのシャキッとした食感と立っているかの様な香り。完璧なバランスである。思わず涙が溢れ、五つ星を確信する。
再訪確実。今これをしたためているだけで涎が溢れてくる。感動した。