ツレツレさんが投稿したロオジエ(東京/銀座)の口コミ詳細

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ツレツレ

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ロオジエ銀座、新橋、内幸町/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/03 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

フレンチの一つの頂きを堪能

食べログSILVERにして7年連続のミシュラン三つ星、ゴエミヨ18.5の4トック
間違いなく日本を代表するグランドメゾンの一角。
節目の年に是非最高のフレンチを食べたいと考え、久々にお伺いしてみた。

3ヶ月前にネット予約。
平日17:30に到着。入口の重厚な扉をドアマンに開けて頂き入店。
シャンデリアを横目に見ながら、らせん階段を降りていくだけで気分があがる。
フランス人のピエール=イヴ・ロションがデザインした、白、ゴールドとブロンズを基調とした内装は
陳腐な表現だがエレガントとしかいいようがない。
そして中心には春らしく桜の枝、というかもはや桜の木が生けてある。
開放的な吹き抜けに枝が広がる桜が見事な春感を演出。

コースはMENU DÉGUSTATION (39000円)。
まずはシャンパンを頂くがグラスはオーストリアのロブマイヤー製のハンドメイド。

パンはバターでなくオリーブオイルで。
とはいえ、そこはロオジェ様、ただのオリーブオイルではない。
スペイン アンダルシアの樹齢1000年以上の木から取ったロオジェ特注のオリーブオイルなのだ。実は販売もしており、250mlで15000円の超高級品。と、知ったのは帰宅してから。
しまったーー、高級料理に気を取られ、あまりオリーブオイルには集中しなかったー(笑)。

ちなみにパンはカンパーニュとオリーブがメゾンカイザーで他が自家製。
カンパーニュは熱々でネットリとして美味しい。シェフのオススメだそう。
パンは美味しいが後を考え食べ過ぎないように細心の注意を払いつつ。

○ アミューズ-ブーシュ
・ヨーグルトとハーブを練り込んだ小枝のクッキー、他3種
どれも繊細かつディテールに凝っている。

○バターナッツカポチャのヴルーテ (スープ)
まずは上のヴルーテを楽しんでから後半は一口毎の食感が違い、味の広がりを感じる。
さ、流石としか言い様がない。

○明石産天然真鯛のマリネ
・ホワイトアスパラガスのババロア オシェトラキャビアと三種の鯛(タルタル、マリネ、燻製)
ババロアはどこまでもスムーズで柔らかい。  

○様々な貝類の取り合わせ 竹炭入り帆立貝のムース。
有田焼の器でサーブされるが、椿の花に形なっており中心に料理で飾ると椿の花として完成するのだ。
後ろに桜、そして前に資生堂のシンボルである花椿か、、、
どこまで凝ってるんだ、とため息がでる。

○ オマールブルー
ロゴ入りのクローシュでサーブ
オマールは弾力が強くムチムチ。
そしてソースにもブルーオマールから取った出汁。
これだけでご飯が食べられるくらい濃厚なオマールの旨み出ている。

○<メイン> 蝦夷鹿ロースのロースト
北海道産の鹿の背肉のロースだが、素晴らしいのはソース。
黒胡椒風味の赤ワインソースが激烈に濃厚でコクがあり最高。なるほど、シェフがソースがメインというのにも思わず納得。
マダガスカル産のワイルドペッパーの香りも鮮烈。

ちなみにナイフはフランスを代表するメーカーの合作。柄は食器メーカー(HAVILAND)、ナイフ部分がナイフメーカー(Perceval)のコラボ作品。

○チーズ
ハードを中心に幾つかを頂く。ここでサーブして頂いた方も卓越した知識でチーズを紹介してくれた。

○ポンカンのシャーベット (お口直し)
単純なシャーベットであるはずもなく、底に根セロリ、キウイフルーツなどがあり複雑な味。一口の中で次から次へと味が変わる

○ミニャルディーズ

○メインのデセール デコポンのイマージュ 軽やかなクレームとジュレ
もう見た目はデコポンそのままで食べるのがもったいなと思うほど凝った飴細工。
割ると中はクリームで中心に色々と入っていて飽きさせない。

○フリヤンディーズのワゴン
コースはまだ終わりではない。
ここからスイーツのワゴンが来るのだ。
これは前回来た時に驚愕したのを覚えていたので、油断はしていない(笑)。
とは言え、かなりお腹一杯なので厳選した3つを美味しく頂いた。

オリビエシェフの丁寧な挨拶あり。

○〆の飲み物。コーヒー、紅茶等

サービスは完璧。
基本的なお皿の上げ下げ、タイミングはもちろん隙無し。
特筆すべきは皆様の知識の深さ。
食材、調理法や、カテラリー、いろいろ伺ったがあとでシェフに確認します、とかではなく、その場で即、丁寧かつウィットに富んだコメントを頂ける事に感動。

繊細で美しすぎる見栄え、そして単純に美味しいのではなく複雑な味わい、、一つの頂点を実感。
実に素晴らしい。

ご馳走様でした。

2025/04/18 更新

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