八条御息所(はちじょうのみやすんどころ)さんが投稿した割烹こめを(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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八条御息所はちじょうのみやすんどころの美味礼讃♡

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八条御息所(はちじょうのみやすんどころ) 認証済

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割烹こめを麻布十番、赤羽橋、六本木/日本料理

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

米を主役とした驚きのコース仕立て──凛としたカウンターで味わうこめをの皐月贅沢ディナー

店主拘りの米と料理を堪能できるといつ麻布十番の「こめを」へ。

地下の重厚な扉を開けるとそこに広がるの凛としたカウンター席。
目の前で店主の手さばきだけでなく、食材の香りまで楽しめる贅沢。
静かに流れる時間と相まって、まるで隠れ家に招かれたかのような特別感があります。

18時一斉スタート。
まず登場したのは、羅臼昆布と日高昆布の水出しの飲み比べ。昆布ごとの旨味の違いが際立ち、食事の期待が一気に高まります。
そして次に出てきたのが、希少な「竜の瞳」の白米。手に入らないお米を味わえる喜びに胸が弾みます。蒸らす前の香りを楽しみ、蒸した後の白米に鯛味噌を添えると、同じお米でも段階によって味わいが変わることに感動しました。

前菜八寸は、完熟梅のゼリー寄せ、ももの天ぷら、木苺のジュース、スズキの味噌漬けハム仕立てにメロンジュレと、季節感と遊び心が詰まった構成。赤茄子の冷製すり流しは爽やかで、ちらし寿司(ズワイガニ・漬けマグロ・イワシ・穴子)は一口で贅沢さを感じます。

「うな金」は関西風に白焼きした鰻にタレを纏わせるスタイル。香ばしさとふっくら感が絶妙でした。「ハモのすき焼き」は甘みのある脂と出汁の旨味が調和しています。

お造りはアオリイカとシマアジ。ねっとり甘いイカと旨味の濃いシマアジの対比が楽しく、揖保乃糸の熟成「ひね」は、つるんとした喉越しの中に深みのある味わいが感じられ、夏らしい一品として印象的でした。

目の前で揚げる「かますのつみれ揚げ」は香ばしさと揚げたてのふんわり感が絶妙。口に入れると旨味が広がります。

クライマックスは土鍋ご飯。
信楽焼の土鍋を開けた瞬間の美しさと共に芳しき米と抹茶の香りがたまりません。
この炊き立ての抹茶ご飯だけでもこの世のものとは思えない美味しさなのに、更に店内熟成の漬け卵黄を絡めると、濃厚でねっとりしたコクが加わり、まるで雲丹を味わっているかのよう。締めの花わらびは、やさしい甘さと瑞々しさで余韻を残します。

お米を中心にしたコースは、一皿ごとに驚きがあり、凛としたカウンター席の存在感と落ち着いた空間、限りなく丁寧かつお心の籠った接客も相まって、特別な時間を過ごせました。

2025/08/30 更新

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