1回
2025/11 訪問
新中野「鍋横」で見つけた隠れ家。着物姿の女将が切り盛りする、日本酒とひと手間料理に癒やされる夜。
2025/11/22 更新
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丸ノ内線・新中野駅から徒歩3〜4分。
昔ながらの人情味と生活感が漂う「鍋屋横丁」の一角にある「日本酒居酒屋 Nabeyoko 赤燈-retto-」さんに伺いました。
商店街の飾らない空気に馴染むように、店頭には「獺祭」の暖簾と日本酒ボトルがずらり。
暖簾をくぐると、そこはまるで昔ながらの小料理屋さんのような落ち着いた空間。
着物姿の女性お二人で切り盛りされており、初めての訪問でも温かく迎え入れてくれるアットホームな空気がとても心地よかったです。
お料理は女将さんがお一人で作られているそうですが、どのお皿も単なる家庭料理ではなく、プロの「ひと手間」が加えられた工夫あふれる逸品ばかりでした。
【いただいたお料理】
●とろろ磯部揚げ
こだわりの山芋を使った磯部揚げは、驚くほどふわっとした食感。
「お塩かお醤油で」とのことでしたが、お塩でいただくと山芋の甘みが引き立ち絶品でした。
●イカ軟骨の梅水晶
コリコリとした歯応えが楽しいイカ軟骨と、爽やかな梅肉の和え物。
これだけで日本酒がどんどん進んでしまう、お酒好きにはたまらない一皿です。
●お刺身盛り合わせ
「おまかせ3点盛り」をお願いしたところ、なんとサービスで4点盛りに！
しかもただ切っただけでなく、すだちで〆てあったり、薬味に岩海苔が添えられていたりと、細部まで美味しい工夫が凝らされていて感動しました。
●なめろうミックス（本日の一押し！）
注文すると、厨房から「トントン」と小気味よい包丁の音が聞こえてきます。
なんと、本日のお刺身6種類（本マグロ・すだちブリ・水タコ・戻り鰹・サーモン・真鯛）をその場で叩いて作ってくださったとのこと！
お味噌で味付けされ、丁寧に細かく叩かれたなめろうは、魚の旨味が複雑に絡み合って最高に美味。
間違いなく今日一番のおすすめでした。日本酒との相性も抜群です。
●その他
あまりの美味しさに食欲に火がつき、「イカのウニかに味噌和え」「ごぼうの天ぷら」「がり〆さば」なども追加注文。
どれもお酒泥棒なメニューばかりでした。
【日本酒】
メジャーな銘柄から少し珍しいものまで、ラインナップが豊富です。
「和らぎ水（やわらぎみず）」も一緒に提供してくださる気遣いも嬉しく、安心して日本各地の地酒を堪能できました。
【まとめ】
美味しい料理と日本酒、そして温かいおもてなしに癒やされました。
「また行きたいお店リスト」に即追加です。
ごちそうさまでした。
また美味しい時間を楽しみに伺います。