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本石亭新日本橋、神田、三越前/カレー、バー、インドカレー
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夜の点数：4.0
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￥4,000～￥4,999 / 1人
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料理・味 -
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［ 料理・味-
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| 酒・ドリンク- ］
どこか懐かしい味わいの本格ドライカレー
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2025/11/02 更新
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お酒と一緒にスパイシーなカレーを楽しめるお店を探していたところ、こちらのお店は「飲んで、つまんで、〆カレー」という貼り紙がされている…という口コミを見て、金曜20時過ぎ、フラッと一人で訪問。
雨風が強い日で他にお客様もいなかったので、カウンターに着席。店内は、竹久夢二のイラスト、アールヌーボー風のカーテン、木彫の家具…昭和レトロな雰囲気で落ち着く。
スッと差し出されたメニューを開き、まずはグラスの白ワイン（¥900）と味噌ディップ付きのおつまみキャベツ（¥800）を注文。すると、先付としてまずは、少しのご飯にココナッツがしっかり効いたスパイシーな南インドカレーがかかったものが登場。口に入れるとココナッツの甘味が広がるが、スパイスの複雑な風味と後味のピリッとした辛さが刺激的で、これがシチリア産の土壌の風合がする白ワインと最高に合う。
そしてマスターに、そもそも20年前にバーとしてお店が始まり、なぜ欧風、インド風、キーマ、ドライの四つのカレーのメニューになったのか、インドやその周辺の食文化について…などを教わりつつ、味噌キャベツを食べながら白ワインを呑む。
東京で食の探求を続けながら、日本人の解釈で最高に美味しいカレーを作り続けている…ということで、期待感が高まる。
「実は、キーマカレーとドライカレー、どちらにしようか迷っていたんです…」と注文が終わっているのに相談したところ、「キーマは、先程の先付けのカレーに近い、南インドのカレーを意識した汁気のある珍しいキーマカレー。ドライカレーは、このお店でしか味わえない味で、本格的なスパイシーさがありつつも、喫茶店のナポリタンのようなしっとりと、懐かしさがある味」とご紹介いただいた。こちらのコメントを受けて、まずはドライカレーで間違いない！と確信して作っていただくが、厨房からは、中華料理屋のような火力の強そうな、勢いありそうな音が聞こえて来る。
やって来たドライカレーは、スパイスの効いたカレー味がご飯にしっとりと絡み、ピリッと辛いのだけど、ほんと喫茶店のランチのような懐かしい味わい。そして、感動したのが付け合わせの具材。鶏肉はゴロッとしていて、皮はパリッとお肉ジューシー。人参は半分ぐらいに大きくカットされた状態だが、柔らかく蒸されて？おり、しかもグラッセのように甘い！ジャガイモもホクホクで甘い。
喫茶店のようなドライカレーには白ワインではないな…と思い、二杯目としてバーボンのソーダ割りを頼む。重みがあるという呑んだことのないバーボンをご紹介いただき、ドライカレーに合わせて呑むと、これがまた、カレーとお酒がどんどん進むステキな組み合わせであった。
お昼は混むようなので、次回も夜にお酒と一緒に、今度はキーマカレーで！