hover in the skyさんが投稿したほっこり食堂 どて煮専門店(愛知/中島)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

とっておきのグルメ・レストラン情報

メッセージを送る

この口コミは、hover in the skyさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

ほっこり食堂 どて煮専門店中島、南荒子/食堂

1

  • 昼の点数:4.5

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

月2回こども食堂開催!食べて応援激ウマどて煮!

ネットで見つけた「ほっこり食堂」さんへ伺った。
店の扉を開けると、元気な店主と品のよい綺麗な奥様がお出迎え。
店主に「どて煮しかないですけど、いいですか」「今日はどちらからいらしたんですか」と気さくに話し掛けられ、良さそうな人で安心する。

注文したのは「ほっこりセット(ビール、焼酎、ハイボールの中からどれか1杯。小鉢が2品付く)」。
それに「どて煮つまみ(豚ホルモン)」を、大盛りでお願いした。

店主は介護福祉士として、この地域周辺をまわっておられたそうだ。
そこで見た老々介護、ヤングケアラー、貧困。
店主の頭の中に、あるキーワードが浮かんだ。
高齢者の問題に加えて、子供たちの問題である引きこもりやいじめ、鍵っ子の孤食。そして、生活の困窮。
それらすべての根底には「孤独」という問題があるのではないか。

思えば、我々にとって職場(学校)と家庭以外に社会との結びつきを確認できる場所とはどこなのだろう。
昔と違って、地域社会の希薄化が進み、その場所を見つけることはますます困難になっている。

そんな中で、「みんなの居場所」をつくりたい。
「誰かがやってくれる」ではなく、「自分のできることをやってみよう!」と還暦を目前にして一念発起。
店主は今年の2月7日、「ほっこり食堂」を立ち上げた。
もちろん奥様の理解と支えがなければ、とても不可能なことだろう。
店主もすごいが、奥様もすごい。

調べたところ、全国の子ども食堂の開催頻度は「月1回」が第1位。
「ほっこり食堂」は、月2回は子ども食堂を開催。他にも月1回程度のお弁当配布、「認知症カフェ」や、通し営業されていていつでも高齢者の悩み事相談に応じる。店の定休日である日曜日には、鍋をかついで高齢者施設などを訪問することもあるという。

気になる料理のお味だが、店主には調理経験もある。
どて煮の仕上げを待つ間、まずは「ほっこりセット」の小鉢とビールが供された。
確か、メニューによると小鉢は2品のはずだが、出てきたのは小鉢が3品とキャベツ。

事前に確認してきたお店のSNSでは、物価高騰により10月からの価格改定や品数の減少が示唆されていたはずだ。これでは申し訳ない。
私がそれを伝えると、店主は「面倒だからまだやってません」と笑い飛ばしておられたが、そうではあるまい。
店主の「いっぱい食べさせてあげたい」という気持ちと、店舗継続との狭間で揺れ動く、心の葛藤を垣間見たような気がした。
感謝していただくことにする。

小鉢は栄養面に配慮された献立。さらには国産食材にもこだわっているのだそう。もちろん、その味付けも濃すぎたりしない。
つくり込まれたその味は「定食屋」というより「和食」の面持ち。正直、驚いた。

厚揚げと小松菜の煮浸しは上品な味付けがよかった。夕コのやわらか煮は絶品。キャベツは特製ダレがあなどれない旨さ。
お店に通って、他の日替わり小鉢も食べてみたくなった。

豚ホルモンのどて煮は、新鮮なものを使用しているので臭みはなく、しっかり煮込まれているので本当にやわらかい。
私にとって、豚ホルモンの分厚いものは、チューインガムのように口の中でいつまでも噛んでいなければいけないイメージだったが、ここまで柔らかくなるのかと、これまた驚きだった。

アク抜きをしっかり行い、煮込んで洗って煮込んでを繰り返し、3日目に下準備が完了。
お店特製の味噌に、数種類の削り節と昆布水で取った出汁を足し、青森県産ニンニクなどを入れ、再び煮込んだら出来上がりなのだそう。

その特製味噌は、八丁味噌と合わせ味噌が数種類、それに黒糖、きび糖などを足してある。
ブレンドされた味噌の味わいは、甘すぎずくどさが無い。そして、まろやかなコクと旨味がよく出ている。
濃すぎることもなく、ご飯にかけてもおいしく食べられるように仕上げているそうだ。

店主から「これ、少ないですけど味見に」と、サービスでいただいたのは、なんと「飛騨牛のすじ」のどて煮。
こちらは、飛騨牛の牛すじを2日間かけてアク抜き。洗って煮込んで寝かして3日目に完成。
言うまでもなく、トロットロでおいしい。

ちなみに、追加で注文した焼酎の水割りは、セルフでつくる方式。
その理由は「店主がつくると(サービスで)濃すぎるから」なのだとか。
こちらの店主らしいエピソードである。

ホルモンがやわらかいのも、国産食材にこだわるのも、料理の味が濃すぎないのも、すべては
「お子様からお年寄りまで、おいしく安心して食べてほしい」という店主の想いの表れであろう。

おなかだけでなく心も癒され、ほっこりとするお店。

ごちそうさまでした。

  • どて煮つまみ(豚ホルモン大盛りサイズ)

  • 飛騨牛のすじ(サービス・小鉢サイズ)

  • 小鉢

  • 小鉢

  • 小鉢

  • キャベツ

  • 小鉢3品 & キャベツ & ビール(スーパードライ)

  • 焼酎 水割り

  • 焼酎

  • 一味唐辛子と七味唐辛子

  • お子様たちが安心して来られるように、やさしい語り掛け。

  • メニュー その1

  • メニュー その2

  • 内観 その1

  • 内観 その2

  • 内観 その3

  • 内観 その4

  • 内観 その5

  • 外観

2024/10/20 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ