MuuMuuTravelさんが投稿したオールドインペリアル バー(東京/日比谷)の口コミ詳細

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オールドインペリアル バー日比谷、内幸町、有楽町/バー

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  • 昼の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
2回目

2025/03 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

帝国ホテルでのランチ インペリアルバーの魅力

前回の素敵な思い出から早10か月、先日オールドインペリアルバーを再訪いたしました。
久しぶりにピンヒールブーツを履いて帝国ホテル正面口からエレガントに入場しました。実のところすっ転ばないように、両足の指という指に力を入れており、安定をもたらす重厚な絨毯敷きが大変ありがたい次第です。本日のロビーの装花は桜でした。瞬きをしているかのような可愛らしい桜の花びら、それでいて生命の喜びを詠うように伸びあがる素敵な装花にしばし見とれます。

待ち合わせをしていた主人と共にオールドインペリアルバーへ向かいます。中二階のガラス窓から強風のためか帝国劇場が閉まったせいか、少し寂しげな日比谷界隈が望めます。しかしバーの佇まいはいつも通り厳かで素晴らしく、ピンヒールのせいで足が攣りそうなことを忘れさせてくれました。エントランスで給仕さんに上着を預かっていただき、予約したカウンター席へとエスコートしていただきました。こちらのバーの良さは給仕さんが素敵なところから始まります。いぶし銀の宝庫です。本日のお席はカウンターの中央に近い位置です。ちょうどマーク・ディヴィス氏が描いたティンカーベルが眺められる素晴らしいお席でした。
さてリアル下戸の主人は「ノンアルコールの中から飲みたいものを選んでいいよ」とすかさずポイントを稼ぎにきたので、これを受け入れシャーリー・テンプルにしました。私は着席早々にティンカーベルと目があってしまったのでティンカーベルにしました。そしてお食事はまだ頂いたことがないステーキサンドイッチ(焼き加減ミディアム)とスモークサーモン&ポテトサンドイッチにしました。まずは先にきた柿ピーをボリボリしながらカウンターから見える景色を楽しみます。インペリアルバーに訪れた多くの著名人と同じ光景を見ていると思うと胸が高鳴ります。最初に主人のシャーリー・テンプルが参りました。内容はレモンジュース、グレナデンシロップ、ジンジャエールです。ピックに刺さったシロップ漬けチェリー、スライスオレンジ、レモンが花を添え、とてもキュートなカクテルです。そしてお味はザクロの甘みなのか、無性に懐かしい味です。主人とああでもない、こうでもないと熟考した結果、サクマドロップの味に落ち着きました。

私のティンカーベルは目の前でバーテンダーさんがシェイクして下り、静かにグラスへと注いでくれました。その美しさたるや、うっとりです。グラスの底に眠るピーターパンにティンカーベルがピクシーダストを振りまいたようです。縁のお塩がスポットライトでキラキラと輝き、ホワイトラムとバイオレットリキュールが淡い菫色に白濁し、あたかも「さあ起きて、一緒に飛ぼうよ!」と誘っているみたいです。ティンカーベルのピクシーダストは信じる心を持つと空を飛ぶことができる魔法の粉なのです!!そしてお味は「うっまー!!」リキュールの甘みとラムの苦味、何じゃこれとても美味しい。油断するとどんどん飲んでしまいそうなので、ホワイトラムがアルコール度数40%であることを念頭に慎重に飲むことにしました。

待ちに待ったお料理、スモークサーモン&ポテトサラダのサンドウィッチ。こちらはホットサンドではないのでフライドポテトの代わりにフレッシュフルーツがついています。ステーキサンドイッチはホットサンドなのでフライドポテトがついています。スモークサーモン&ポテトサラダサンドイッチですが私はすごく好きな一皿でした。別に持ってきてくれたお塩と胡椒をちょこっと付けて、たまにピクルスを齧ったりして、そして主人に「え、食べるの?え、本当に?あ、食べた。」と言われながら頂いたクレソンの爽やかな苦味もまたサンドイッチと抜群の相性でした。

主人はステーキサンドウィッチが本当に美味しかったようでドヤ顔で「高いステーキサンドイッチってステーキが美味しいよね。」と同意するまでもない発言をしていました。私も確かに美味しいとは思ったのですが、少し焦げの苦味が気になりました。それより普段食べる機会のないフライドポテトにたっぷりケチャップとマスタードを付けて食べられたのが幸せでした。何よりここのポテトの細さが私は気に入っています。二人でぺろりとサンドイッチを完食し、更に私はピーターパン(カクテルの中の緑色のチェリー)とシャーリー・テンプルのフルーツを食べ、大満足でした。シャーリー・テンプルは昭和の味とでも言いましょうか、色合いといい、味といい、童心にかえれるドリンクでした。そしてティンカーベルよ、見た目は非常にチャーミングだけれど、本当は強いのですね。ピンヒールの私は無事家路に付けるか心配です。信じる心があれば飛べるのか?飛んで帰れるのか?正気を失う前に水をがぶ飲みしてインペリアルバーを退散いたしました。

そして最後に忘れてはならない、ガルガンチュア。ガルガンチュアといえばブルーベリーパイですが、今回新作のブルーベリーパイがあったのでそちらを購入しました。だって見た目がかわいいのです。テーブル?切り株?何とも言えないフォルムに心を奪われ即座に購入を決めました。

2025/03/09 更新

1回目

2024/06 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

帝国ホテル オールドインペリアルバー  - ムームートラベル

14時にオールドインペリアルバーへ向かいました。一番奥のテーブル席へと落ち着き、主人がレモンスカッシュ、私はロングドリンクからジンベースのシンガポールスリングをオーダーしました。

お食事はひとまずハンバーガーサンドイッチをシェアすることにしました。
「じっくりと焼きますので20分程度お時間をいただきますが宜しいでしょうか。」と壮年の渋い給仕さん。
「承知しました、宜しくお願いします。」と上品に返す私。
しかしながら給仕さんが去ると「おなか減ったわー、20分きついわー」っと主人に絶望を吐露しつつ、あてのチョコレートと柿の種をぼりぼり食べてやりすごしました。
ハンバーガーサンドウィッチそして、ついについにハンバーガーサンドイッチが運ばれてきました!香ばしいバンズ、肉感のあるしっかりとしたパティ、高いお店だと不思議と美味しそうにみえる山盛りポテトフライ、彩を添えるオリーブとピクルス。
「おつね、おつだわ!」はしゃぎ散らかす私です。
そして、お味はもちろん、とても美味しいかったです。お肉を頬張り、カクテルで流す。贅沢です。最高です。どちらかというと無骨で男性的なハンバーガーですが、負けじともぐもぐ食べ進めました。おなかがとっても減っていたこともありますが、味わい深い素晴らしい一皿でした。しかしこの感動はお料理だけでは到達しないと思うのです。木製の重厚なテーブルや厳かなライティング、ライト館時代のテラコッタ、給仕さんのダンディズム、全てが融合した、この空間でいただくことが感動の完成にいたるのではないでしょうか。

そんなわけで次は海老フライのサンドイッチダブルソースをいただきました。タルタルソースは安定の美味しさですが、トマトソースのサンドイッチも酸味が効いていて絶妙でした。おおよそ2時間、素晴らしい時間を満喫できました。オールドインペリアルバーの持つ”空間力”ぜひまた伺いたいと思いました。

  • 帝国ホテル 東京 オールドインペリアルバー レモンスカッシュとシンガポールスリング

  • 帝国ホテル 東京 オールドインペリアルバー ハンバーガーサンドウィッチ

  • 帝国ホテル 東京 オールドインペリアルバー 海老フライのサンドイッチダブルソース

2024/07/20 更新

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