MuuMuuTravelさんが投稿した鮨 季和(東京/自由が丘)の口コミ詳細

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鮨 季和自由が丘、奥沢、九品仏/寿司、日本料理

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  • 昼の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

自由が丘の隠れ家寿司「鮨 季和」で大満足のランチ

自由が丘の駅から歩いて数分、自由が丘らしいカフェや雑貨屋が並ぶ街並みに、ひっそりと佇む寿司屋があります。その名も「鮨季和(すしきわ)」です。引き戸のお店なのですが、暖簾やお品書きはなく、スマホサイズの表札のみ、そのため一瞬「季和さん」という渋めの老夫婦がお住まいなのかな?っと怯んでしまいます。意を決して戸を開けると、コの字のカウンター7席のみ、清潔感のある凛とした雰囲気が素敵なお店でした。

自由が丘にこんなお寿司屋さんがあったのかと驚きです。大将は角刈り、目元は涼しく鼻筋の美しい大柄な方です。一見寡黙で厳しそうですが、意外に声が高く、気さくな方で、がんがんしゃべってくれます。言うなれば「お寿司が握れちゃう、腰の低い吉川晃司」とでもいいましょうか。ですがお話しの内容は水球やシンバルキックに関してではございません。ネタや塩、お酒などの食材についてです。またお客さんをがっかりさせたくない、いかにリーズナブルに旬の物を楽しんでもらえるか、そういった情熱のこもったお話しも多いので、お寿司がより美味しく感じます。また日本酒にも詳しく、月一で新潟へお酒を買いに行かれるそうです。全国から選りすぐった銘を揃えていますので、日本酒がお好きな方であれば、お酒とのペアリングもお勧めです。

さて肝心なお寿司ですが、大将の大きな手で握られたはお寿司は、女性に丁度いいシャリ少なめの上品なサイズです。尚、シャリの量は変えられるので男性ならもう少し多めでもいいかもしれません。お品書きですが、基本は大将のこだわりが詰まったおまかせコースです。苦手なものがあれば先に伝えておくと、その分違うネタで対応してくださいます。魚は新鮮そのものです!大将が毎朝、豊洲市場から直接仕入れた旬の魚介を、その日一番の状態でいただけます。例えば、中とろですが、私はあまり好きではないのですが、季和でいただいた中とろは歯触りの良さ、臭みのない良質な脂に驚きました。そしてコハダは柔らかく、今まで食べてきたコリコリした硬いコハダのイメージが変わりました。ぷりっとしたキラキラの車海老は、塩だけではなく、裏にこっそり仕込まれた海老味噌で絶妙の味わいでした。大将が経験と勤勉により仕上げたお寿司はどれも「素材の良さ」と「仕事の丁寧さ」を味わえます。落ち着いたお店なので記念日や特別な日に訪れるのも良いですし、大将のお仕事を堪能する目的で季節ごとに来てもいいと思います。ランチのおまかせコースなら1万円前後から楽しめるので、まずはお昼から、是非お試しください、ディナーは2万円前後と少し背伸びした価格帯ですが、その価値を十分に感じられるのではないでしょうか。

鮨季和のランチコース
今回13,000円コース(15貫・お椀・デザートと伺っていましたが17貫でした)でいただいたもの
・ごぼう醤油漬け炒りごま付き:土臭さはなく歯ごたえが良いが、私には塩が強い
・ガリ:薄切りではなく生姜のぶつ切り、人工調味料は使っておらず美味しい
・オクラ:生のオクラを塩もみしたもの、私には塩辛かった
・わさび:生わさびを擦りおろして使用しており、香りが最高
・塩:新潟の村上で摂れるお塩「笹川流れ」、煌めきが美しい
・海苔:有明の一等のり、風味とパリッとした歯触りが素晴らしい
・お寿司

1:三重のめいち鯛(お腹の部分)塩:一貫目のせいなのか?最高!
2:利尻ヒラメスダチと塩:少し硬めだけど美味しい
3:カナダ産180kgの本マグロ赤み醤油:マグロが苦手な私でも食べられました
4:北海道マシケ牡丹海老 塩:甘くてねっとり、美味しい
5:コハダ裏にゆず擦りおろし 醤油:柔らかくて美味しい
6:千葉竹岡の太刀魚皮目炙り 塩:香ばしい、肉厚だが柔らかい
7:ゆで車海老 尻尾醤油 頭塩とエビ味噌:特に頭側が好き
8:軍艦青柳貝柱 塩 :歯触りがいい、貝柱がサクサク
9:小鉢に北海道ラオス筋子とシャリ 醤油:味付けは醤油のみ、臭みなし、皮柔らかい、ゆずの風味と白胡麻が合う
10:秋刀魚浅葱醤油:脂しっかりがけど臭みなし、クセがない
11:北海道長万部:ホッキガイ醤油:柔らかい、歯触りが素晴らしい
12:中トロ醤油:脂がしつこくない、コクがある筋がない
13:マグロかまの間醤油:食べごたえあり
14:すみイカ足 ワサビと甘ダレ:今年産まれた柔らかいイカはコリコリ、少し臭みはあるが甘さ控えめのタレで打ち消されて美味しい
15:対馬の焼きたて穴子:3貫くらい食べたかった
16:練梅付きのかっぱ巻き:梅に上品な甘みがあるのは卵黄の隠し味のせいか?有明海苔のパリパリ具合も最高
17:卵焼き:芝海老と大和芋が入っていて、甘味がありカステラのような美味しさ
18:ハマグリのお吸い物:落ち着く
19:ようかん:普通
 
まとめ
自由が丘の「鮨季和」は、まさに“季節を和らぎの中で味わう”という名前そのままの場所です。華美ではなく、静かで心地よい空気感の中、吉川晃司風の大将による職人技が光る江戸前寿司を堪能できます。

2025/09/14 更新

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