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麹町のローザー洋菓子店でクッキーを購入しました!
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2026/02/07 更新
麹町のローザー洋菓子店のクッキー
~幼少期の記憶がよみがえる、とても優しいクッキーなんです編~
ローザー洋菓子店の青いクッキー缶千代田区麹町にあるローザー洋菓子店をご存じでしょうか。1932年創業の老舗で何よりクッキーが有名なお店です。コバルトブルーといいますかシアンブルーといいますか、とにかく”青い缶”を見れば「あっあれね!!」となるはずです。缶の上方にペールピンクのつる薔薇、中央にゴールドで店名、下方にシルバーでローマ字記載の住所が書かれていて、背景のブルーにとても合っており、シンプルで親近感のある字体が絶妙です。現代人の感性では思いつかない、そんな”青い缶”なのです。
営業時間は平日の9時半から17時ですが、確実に青い缶購入及びケーキ全種類の物色をしたい強欲な私は正午前後に来店をするように心がけています。
さて先日、四ツ谷での所用が終わり、まだ11時でしたので久しぶりの青い缶チャーンスとばかりに、いそいそ半蔵門方面へ向かいました。幸運にも青い缶小税込み4,500円也、中6,500円也、大8,000円也が勢ぞろいでした。ここで皆さんに「青い缶」ポイントその①をお伝えします。試しに「小」は間違いです!試しだからこそ「中」をお勧めします!そ理由は、美味しいから小では足りないですよー、という意味ではございません!缶に注目なのです。中と大の缶は創業時から変わらず職人さんが一枚のブリキ板を曲げて作っています。以前は小も同様でしたが、職人さんが引退され、紆余曲折あり小のみ形状が変わってしまいました。ですから人生最後の麴町ローザー洋菓子店訪問の可能性がある方は「中」、明らかに容量が欲しい場合は「大」なのです!実際見ていただければわかるのですが、缶の蓋の滑らかさ、丸み、フィット感、とにかく美しく、指先でツルツル撫でずにいられません。ですので高いですが「中」でお願いします。以前は中5,500円、大7,000円でしたが人件費高騰は致し方ない、とにかく「中」以上がお勧めです。
そんな訳で私は主人と二人暮らしですが、今回も「中」を購入しました。サイズの違いこそありますがクッキー70枚程度を正味期限2週間のリミットで完食を目指します。そして私「ベビーシュークリーム」も購入してしまいました。ケーキは「生クリームシュー」「カスタードシュー」「ベビーシュークリーム(小さめのカスタードシューと生シューのドッキング)」「カップケーキ(バタークーリーム)」「カップケーキ(生クリーム)」「モカロール」「フルーツケーキ」「カスタードプリン」がありました。フルーツケーキが350円でモカロールが490円、他は400円だったように思います。大概いつもガラスが激曇っていて値段がよく見えません。個人的にはフルーツケーキ好きなのですが、今日は欲張りにベビーシュークリームにしました。尚、お支払いは現金のみです。その際、レトロな可愛いレジスターにもご注目下さい。
ポイントその②として、クッキーは紙袋に縦方向へ入れて渡されます。収まりは悪いのですが横にするとクッキーが寄ってしまうため、あえての縦なので悪しからず。そしてシュークリームも紙袋に入れて渡されますので、帰路は慎重になる必要があります。
さてベビーシュークリームですが通常のシュークリームより一回り小さいシューの底と底がアプリコットジャムでくっつけてあり、全体に粉砂糖がかかっています。私は用手的に分解し、まずは生クリーム次にカスタードの順でいただきました。感想としましては子供の頃、口の周りに粉砂糖を付けたまま夢中で食べた素朴な味です。綺麗で、甘くて、良い匂いで、初めて食べたシュークリームもこんな味だったのでしょう。無性に幸福で、でも少し寂しい味でした。そしてお次はクッキーです。まずきゅっと十字に結ばれたゴールドのリボンを解き、包装紙を慎重に剥がし、綺麗に畳みます。今度は蓋にぐるっと巻かれたテープを剥がしていきます。ここで「青い缶」ポイントその③、テープが脆い。脆いので一息にピヤーっとは剝がれません。大概は2.3回途中で切れます。ですがイライラせず丁寧に剥がします。そしていざ、オープン!しかしプチプチからの薄紙が私を阻みます。ですが薄紙を優しく広げると「ウヒャー!」可愛いクッキーたちが秩序を守って整列しておりました。丸に四角、棒状、雫型、浮き輪型、ハート型、お尻型まであって非常に素敵です。缶からほわっと上がるバターと卵黄の香りで頭がクラクラします。我が犬氏も興味津々に覗き込んできたので、匂いを十分に与えた直後にトリーツを与えておきました。これでローザーのクッキーを食べたも同然です。
私と主人はコーヒーを煎れ、思い思いにクッキーをいただきました。適度に硬い歯ざわり、砂糖の甘味、バターの風味、何て優しいお味でしょう。私にとってローザーのクッキーは幼いころに親戚の家やクリスマス会等で食べたクッキーの味なのです。お菓子禁止令が敷かれていた我が幼児期、堂々と甘いクッキーをいただく幸運は年に一回あるかないかでした。その幼い私が、小さい手で慎重につまんで口に運び、にっこりしたクッキーはこんな味でした。綺麗でシンプルで丁寧に作られたクッキーは、私が一生クッキーに時めくことを運命付けました。ローザー洋菓子店のクッキーは人生に一つ時めきを増やしてくれる、そんな特別なクッキーと言えるのです。あと13日間は食べ続けることができます。嬉しい。そして青い缶には何を入れましょう。年賀状でしょうか。ちなみに前回の青い缶には工具が入っています。