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The Tabelog Award 2025 Silver 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
恵比寿、目黒/フレンチ
2025/02訪問
1回
2時間かけても行く価値のある名店
2025/07訪問
1回
「ここにしか無いパン」しか置いていないお店
2024/03訪問
1回
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2024 選出店
三軒茶屋、西太子堂、駒沢大学/タコス、メキシコ料理
優雅なタコスモーニング
2024/07訪問
2回
自分史上最高のとんかつかも
2025/01訪問
1回
五反田の地下で味わう、大人のまどろみ喫茶
2025/10訪問
1回
平日の夜、静かにビルの階段を降りて扉をくぐると、ひそやかな灯りとともに迎えられるモダンな空間。ワインバーでありながらレストランの風格を併せ持つ Cofuku(コフク) へ訪れた。ここは原則として会員制だが、今回はOMAKASE経由でビジター利用をした。 店内はカウンターを中心に落ち着いた調度でまとめられ、静寂が食前の期待感を高めてくれる。壁一面に並ぶワインボトルが、熟成ブルゴーニュの世界へ誘うような重厚感を放っていた。 この日のコースは6皿ほど。品数は控えめながら、一皿ごとの完成度が高く、しっかりと食べ応えがある。まず印象に残ったのは馬肉のタルタル。淡い赤身の艶が美しく、口に含んだ瞬間、しっとりとした肉質の中に馬肉ならではの旨みと甘みが広がる。噛み進めるほどに繊細な香草の風味が立ち上がり、余韻にはほのかな鉄分のニュアンスが残る。 続く「かつべ牛のグリル」は、思わず唸るほどの力強さを感じる逸品だった。表面にはこんがりとした焼き目がつき、ナイフを入れると中からは肉汁がじゅわりと溢れ出す。口にすれば、香ばしさとともに豊かな旨みが広がり、噛みしめるほどに甘さが深まっていく。かつべ牛特有のコクと香りがワインとの相性を一段と引き立てていた。 この夜のグラスを飾ったのは、フランソワ・ジェルべのヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ「レ・プティモン」。熟成ブルゴーニュらしい柔らかな果実味と落ち着いた土の香りが重なり、料理の余韻を静かに包み込む。グラスを傾けるたびに、ワインと料理が語り合うような調和を感じる時間だった。 Cofukuは、ただのワインバーではない。静謐な空間の中で、素材の声とワインの余韻を丁寧に紡ぎ出す特別な場所である。日常を少し離れ、感性を満たす夜にぴったりの一軒だ。 ごちそうさまでした。
2025/10訪問
1回
人生に一度は行っておきたいグランメゾン