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昼の点数:4.7
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.3
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|CP 4.6
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.3
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| CP4.6
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| 酒・ドリンク4.0 ]
昼下がりに忍び寄る影…白湯と揚げの秘宝を奪う
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2025/09/19 更新
昼の陽射しを背に、俺は「燠(ゆう)」へと足を踏み入れた。夜に潜む怪盗とて、昼の顔を持つのだ。暖簾をくぐると、香り立つ白濁スープの誘惑…これはただの食事ではなく、俺にとっての“昼の獲物”。
まず盗み取ったのは、看板の「鶏白湯そば」。濃厚にしてクリーミー、それでいて雑味のないスープは、ひと口目から心を捕らえて離さない。喉をすべり落ちるたび、旨味が全身に広がり、思わず笑みがこぼれる。麺は絶妙な加減で、白湯との共犯関係を築いている。気づけば俺の心は完全に盗まれていた。
だが怪盗はスープだけでは満足しない。サイドに忍ばせた「ザンギ2個」は外はカリリ、中は肉汁ほとばしる黄金の宝石。昼下がりのテーブルを一瞬で祝祭の舞台へと変える。そして「肉めし」。甘辛いタレに包まれた肉の一片一片が、米粒と結託して暴れ出す。これはもう立派な“共犯者”だ。
スープ・揚げ・飯、この三つ巴の饗宴を、昼から独り占めした背徳感。怪盗の本能が歓喜の舞を踊る。札幌の昼に潜む「燠(ゆう)」の白き秘宝――奪う価値あり。あなたの胃袋も、きっと抗えず盗まれてしまうだろう。