5回
2025/08 訪問
友人との再会に上質な空間
2025/08/17 更新
2025/06 訪問
20周年スペシャルディナー ペアリングワインもtres bien!
素材を厳選したスペシャルディナー。サマートリュフの香りが際立つオマールエヒ、毛蟹のムースとキャビア、極上の牛フィレ、ねっとりしたクリーミーさが印象的なイカ墨のタリオリーニと雲丹等,どれも素晴らしかったのですが、ペアリングワインがグラス7で1万は驚き。。フレンチの相場はこの価格帯ならグラス3で可もなく不可もなくといったところなので,個人的にはこういうディナーなら食事よりワインが高くても仕方がないかのスタンスで、逆にこの価格では不安になったくらいです。でも、トップのスパークリングの切れの良さ、次の辛口シャルドネは毛蟹やキャビアに相性が良く、その後の白もvieille vigneの複雑さ等、普段グラスでは味わえないものが厳選されていました。イタリアワインについては無知なのですが、有名なフランスワインでも(逆に有名であればあるほど),グラスで飲めるものには限界があるので、今回は特別なイヴェントということもあり、美味しいワインがいただけました。個人的には意外に今回泡と白が気分でした。合わせてボトル1本弱は私には量が多いのでデザートワインまでは評価しきれませんが,とても満足のいくペアリングでした。
連続投稿で回し者と思われそうですが、やはりいま一番のお気に入り。今月もう一度ここと思いましたが、千葉寄りに住んでいる友人を誘いにくいので、来週は都心、、
2025/06/21 更新
2025/05 訪問
鴨(お肉)が美味しいのは特筆もの
コース全てに満足しているのですが、ここ2回お肉が美味しいのが印象に残っています。
普段、こういうお店で肉か魚を選ぶなら魚にします。個人的にボリュームのあるものを避けがちということもあるのですが、友人も言っていたのですが、美味しいお肉を食べたいならフレンチやイタリアンにしなくていいよね、(しゃぶしゃぶか鉄板焼きで素材そのものを味わいたい)と思うからです。そういう私ですが、、
鴨はイタリアンでは初めてでしたが(イタリアンのランチではポークが多い気がします)、フレンチで主流のフルーツ系のソースではなくクリームソースだったのか新鮮。ただソースはあえてあるのではなく添えられているので、素材がソースにも負けることなく鴨の味はそのまま感じられ、これが美味しい!先回ワイン会で牛肉が美味しかったのはたまたまじゃなかった(失礼)と納得です。おそらく素材の良さと火の通し方、微妙な味付けがお肉の美味しさを引き出しているのだと思います(あくまで素人考えです)。素材の味を活かした和風フレンチは最近流行りのようですが、星付きのお店でもあまり感動したことはなく、最初に書いたような感想になっていたので、この美味しさは特筆すべきものかと思います。
2025/05/09 更新
2025/03 訪問
ワイン会でしたが料理が秀逸
生産者とコラボのワイン会でディナーに訪問。ワインはスパークリング、白2、赤3でたっぷり注いでくれるので飲みすぎました(ぜんぶ飲むものではないかも。。。)
こういう会は自分の好みを確認するには良いのですが、まあ全てが好みのワインという訳にはいかないでしょう。それはあらかじめ承知で、やはり料理が秀逸です。一皿一皿のポーションは少なめですが、それぞれのプレートの中で旬の食材(メイン、野菜)とソースが繊細にマッチしていますし、くどくはないのにコクも感じられ、決して和風のイタリアンというわけではないと思います(個人的には最近多い、繊細でも和風のフレンチにはあまり感動しないのです)。
生雲丹が冷静パスタとトマト、ホワイトアスパラであっさり目、逆にボンゴレビアンコのソースにはコクがあり、パンにつけて最後まで頂きたくなりました。ゴルゴンゾーラのムースやフォアグラがくどくなく、そのあたりのバランスが美味しいと感じさせます。最後の和牛も脂肪ののりがわさびとバランスがとれていて美味しく、これが今回一番好みだったタンニンがこなれてシルキーなワインとも良くあっていました。
季節ごとに行ってみたいと思わせるレストランです。今度は自分好みのワインを、グラス3ぐらいでお願いするのが良さそうです。
2025/04/10 更新
2025/02 訪問
クオリティの高いイタリアン
前から気になっていたのですが、今日はもし店が見つけられて空いていたら、ぐらいの気分でランチに予約なしで行って見ました。雑居ビルの上ですが、エントランスから、雰囲気が良くとても期待が持てます。料理も前菜からデザートまで、ソースや盛り付けが繊細で、味はしっかりしているのにくどくない。(例えば蟹のムースに合わせてあったのが「濃厚なアメリケーヌソース」とメニューにはあったけれど、量も適度なせいかしつこさはまるで感じず、料理を引き立てていました。)ソムリエの女性も感じが良く、グラスで幾つか見繕って提案してくれましたが、特に赤が料理との相性が良く満足できるものでした。最近都心でグラス4000円以上でもワインはあまり満足度が高くないことが続いたので(今の物価では仕方がないととは思うのですが、、)、ここの料理、雰囲気、適切なワインの提案には久しぶりに大満足です。
近くなのでぜひまた訪れたいレストランです。
2025/02/12 更新
久しく会っていなかった若い友人とのお盆休みの会食、スマホで撮影という気になれないほど話がはずんだので写真なしです。ここは本当に気のおけない人だけを誘いたいし、千葉寄り在住者を誘うには遠すぎる。というので今回絶好の機会でした。
私自身はこの夏何度か伺ったので、前日の急な予約でしたが料理の構成にも気を使って頂いたようで(急な来店でなければ一度来た人が、次回はまったく同じ料理にはならないようにするというのはお店の方針だそうです)、フォアグラや山形牛、サマートリュフのパスタ、毛蟹のカダイフ等どれも最高級の素材の良さを引き出して絶品でしたし、ポーションがいつもより少し大きめだったような気がするのは、会食の相手を考慮してくれた??ワインはグラスのスパークリングの後はボトルで赤をお願いし、(本来白が得意なフリウリの??)テクスチャーはしっかりしているけれど、一口目から重さを感じさせずすっと入ってくるエレガントな仕上がりの赤のセレクト。苦味があるという紹介でしたが、柔らかく、きれいでクリーンな飲み口の赤でした。デザートも、残っていたワインに合わせて、チョコレートとグリオットだったので最後まで美味しくいただきました。
サービスのタイミングが絶妙で、お盆の夜でお客さん少なめでしたが、ゆったりした空間でスタッフの存在が気にならないのも、ゆっくり会話を楽しめた要因でしょう。料理も含め、後から振り返ってもスタッフの細やかな配慮を感じます。気を張らずに贅沢に食事ができるお気に入りの店で、極上の時間を楽しめました。
改まった気分のホテルでの食事や最新流行スポットでのランチ等もときには楽しみたくなりますが、行きつけにしたくなるのは居住エリア近くで出会えたこういうお店です。