サカナクションなサカナ・肉・鮨・クラフトビールハンターさんが投稿したWiggo(愛知/矢場町)の口コミ詳細

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サカナクションなサカナ・肉・鮨・クラフトビールハンター

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Wiggo矢場町、伏見、栄(名古屋)/ステーキ、鉄板焼き、バル

2

  • 昼の点数:4.6

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.5
2回目

2025/10 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

百名店の風格!知多ハッピーポークカツレツ×前菜6種盛りの贅沢ランチ@栄Wiggo

【チャリメシ備忘録|2025.10】
栄・佳陽ビル地下の【Wiggo】さんで「知多ハッピーポークカツレツランチ(1,700円)」を。

──
階段を降りると、そこは街の喧騒を忘れさせる静寂の別世界。
コンクリート×大理石調テーブルのモダン空間に、穏やかなアンビエントやジャズが流れる。
昼間なのに“夜のバー”のような落ち着きが漂う。

──
まずは「バターナッツかぼちゃのスープ」から。
まろやかな甘みと自然なコクが広がり、秋の入口にぴったりのやさしい味わい。

前菜は大皿に6品。
鶏ささみ、茄子のブルスケッタ、蓮根、赤キャベツのマリネなど、ひとつひとつが丁寧に仕上げられていて、まるで“冷菜のミニコース”。
彩りも鮮やかで、食欲を静かに刺激してくれる。

──
メインの「知多ハッピーポークのカツレツ」は、肉厚ながら驚くほど軽やか。
サクッと衣が弾け、噛むほどに脂の甘みがじゅわっと広がり豚の旨みを上品に際立たせる。

添えられたグリル野菜も秀逸。
人参、ズッキーニ、パプリカなど、それぞれの甘みがしっかり引き出され、香ばしい余韻が残る。

味変は3種──
塩でキリッと、オリジナルソースで芳醇に、マスタードで軽やかに。
一皿の中で、何度も“おいしい表情”が変わるのが楽しい。

──
ご飯は大盛り無料。

食後は爽やかなオレンジジェラートと、水出しコーヒー。
長時間かけて抽出された水出しコーヒーは苦味が柔らかく、スッと身体に染み込んでいく。

──
接客も温かく、丁寧。
柔らかい距離感が、静かな空間と絶妙にマッチしていて、居心地がとにかくいい。

この内容で1,700円。
“お得”という言葉よりも、“満たされる時間”という表現がふさわしい。

──
【食べログ百名店2025】の名にふさわしい完成度。
味・空間・接客、どれも高水準でまとまった栄屈指の名店。
「今日は静かに、自分を整えたい」──そんな日にまた訪れたい。

美味しかったです。ご馳走様でした。

2025/10/08 更新

1回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

鉄板が奏でるランチのBGM。松坂牛のハンバーグ、12時間の水出し珈琲と。

地下へ降りると、そこは栄の喧騒をすっと断ち切る静寂の別世界。
コンクリート×大理石風のテーブルが印象的なモダン空間。まるでBARのような雰囲気に包まれ、昼とは思えない落ち着き。

本日のチャリメシは、栄・佳陽ビル地下の【Wiggo】さんへ。

◎注文は【松坂牛ハンバーグランチ(1,800円)】
他にも「知多ハッピーポーク焼カツレツ」「名古屋コーチン鉄板焼」「本日の魚」など悩ましい選択肢が並ぶ中、鉄板の臨場感と“松坂牛”の誘惑に抗えず。

──
◉ 前菜から圧巻
大皿サラダには、水菜・帆立・だし巻き卵・ブランケッタ・恵那鶏まで入っていて、もうこれはサラダじゃなくて“前菜盛り合わせ”。一皿でテンション爆上がり。

◉ 冷製スープも沁みる
春キャベツと新玉ねぎの甘みがやさしく広がる、真夏日にぴったりの一杯。

──
◉ 松坂牛ハンバーグ
目の前の鉄板で、「パンッ」と空気を抜く音、「ジュワ〜ッ」と焼き上がる音が響きわたり、料理の臨場感に高揚。
最後に蓋をして蒸し焼きにされることで、旨みと柔らかさがぎゅっと閉じ込められていく。

箸で割れば、ふわっと。口に運べば、肉汁がじゅわっと。
松坂牛の脂がまるで甘味のように舌の上でほどけていく…これぞ至福。

◎付け合わせの焼き野菜も主役級。甘みが際立ち、鉄板の香ばしさがまとっている。

◎味変は3種:塩・わさび・マスタード、そして添えられた自家製出汁醤油。
これが卓上ではなく、ハンバーグと一緒に小皿で提供されるのがニクい演出。
とろみのある出汁醤油が、肉の旨みに寄り添いながら、ふわっと和の輪郭を描き出す。

ご飯は大盛り無料。味・量・余韻、すべてが満たされる。

──
◉ 食後の余韻も秀逸
デザートは爽やかなオレンジのジェラート。
そしてドリンクは、12時間かけて丁寧に抽出された水出しコーヒー。苦味が穏やかで、スーッと身体に染み入る。

──
◉ 接客の心地よさ
スタッフさんは常に笑顔で丁寧、柔らかい距離感がこの静かな空間としっくり馴染んでいて、心もふわっとほどけていく。

──
この内容で1,800円は衝撃。
料理のクオリティだけでなく、「空間・接客・音・温度・余韻」…すべてが“上質なランチ体験”として完成されている。

「今日は静かに、自分を労わりたい」そんな日にぴったりの一軒。
正直、仮に2,800円でも納得する。必ずまた来ます。

美味しかったです。ご馳走様でした。

雰囲気・味・サービス、すべてにおいてバランスの取れた名店。
再訪確定の“推し店”です。
今後も百名店候補として注目したい名店。

2025/06/01 更新

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