「東京都」で検索しました。
1~20 件を表示 / 全 125 件
2025/11訪問
1回
赤坂見附の夜は、派手さこそあるが、食の記憶に残る店は意外と少ない。その中で「くら」は、九州料理という広いカテゴリーを扱いながらも、不思議な“芯の強さ”を持っている店だ。どこか旅館の食事処のようでありながら、赤坂の飲食街らしい温度も持ち合わせている。入口をくぐった瞬間、照度を少し落とした照明と、木の香りの奥にひっそり漂う出汁の香りが、都会の時間をふっと緩めてくれる。 九州料理というと力強い味を想像するかもしれないが、ここの料理はその“力”を丁寧に扱っている。濃さや派手さで押すのではなく、旨味の輪郭をぎゅっと凝縮させて、最後の一口まで重たくならないように仕上げている。そのバランス感覚こそ、この店の価値だ。酒との距離感も絶妙で、一杯飲むたびに、次の料理との“間”が自然と整っていく。 そして、この店が特に光るのは“温度の演出”だ。熱い料理はしっかりと熱く、冷たいものは驚くほど澄んだ温度で出てくる。当たり前のようでいて、赤坂の雑居ビルでここまで維持している店は多くない。料理だけでなく、提供するタイミングにまで気を配っているのが分かる。こちらが会話の一段落をつけた瞬間に、ふっと料理が届くあのリズムは、単なる居酒屋のテンポではなく、もはや“間の技術”と言っていい。 スタッフの距離感も心地よい。過度に踏み込まず、しかし細かい変化には静かに気付く。九州料理という豪快なイメージとは裏腹に、この店のサービスは“やわらかい精度”で成り立っているのが面白い。 赤坂で“大人の飲み方”をしたい夜、気取らず、それでいてきちんと満足したい──そんな矛盾した欲を、ひとつに整えてくれる場所。 「くら」は、九州料理の看板以上の“空気の店”だと思う。
2025/12訪問
1回
田町の雑居ビルの四階。エレベーターの扉が開くと、思わず一度だけ呼吸を整えたくなる。店内に流れる炭の香りが、外のオフィス街の空気とはまったく別の温度を持っているからだ。炉端焼きを名乗る店は数あれど、「ととしぐれ」は単に炭で焼くだけの店ではない。素材が焼ける音まで“演出”として成立している稀有な空間だ。 まず驚いたのは、“焼き”をただの調理方法にしていない点。炭の火力を強く見せつけるのではなく、じわりと熱を入れ、素材が自分から香りを立ち上げてくる瞬間を逃さない。焼き上がりの表面は決して派手ではないが、箸を入れた時の蒸気の香りが異様に純度が高い。強い味付けで押すのではなく、素材の輪郭をそのまま増幅してくるような印象だ。 さらに、この店が面白いのは“静かなライブ感”があることだ。店員が慌ただしく動くのではなく、必要な時だけ静かに寄り、次の皿が出るときのタイミングが妙に良い。こちらが喉を潤した直後に焼き物が出てくるあの感覚は、偶然ではなく“観察力によるサービス”なのだろう。にぎやかな炉端ではなく、“整った炉端”。そんな言葉がよく似合う。 空間も過不足なく整っている。木の質感がやわらかく、炭火の熱を吸った空気が静かに巡る。喧騒からの逃げ場というより、“良い酒と良い焼きが同じ方向を向いている空間”といった方が正しい。田町という土地で、ここまで温度管理が行き届いた炉端を出す店は意外と少ない。 帰り道、ほのかな炭の匂いがコートに残る。その匂いが、食後の満足感をあと数分だけ延長してくれる。 田町で焼き物に迷ったら、この店はひとつ“正解に近い選択肢”だと胸を張って言える。
2025/12訪問
1回
赤坂見附の雑踏を抜け、ビルのエレベーターでふっと静寂に切り替わる三階へ。扉が開いた瞬間に漂ってくる香りが、この店の特徴をすべて物語っている。“郷土料理”という言葉の堅さはここでは一切なく、むしろ土地の記憶を現代の空気でふんわり包んだような柔らかさがある。 席に通されると、まず空間の温度が心地よい。派手さはないけれど、細部の質感がどれも丁寧で、赤坂らしい上品さがにじむ。ただ堅苦しくないのがいい。肩肘を張らずに過ごせる“ちょうどいい大人の距離感”が徹底されている。 料理は“知っている味なのに初めて出会う顔”をしている。郷土の素材や技をベースにしているのに、古くささはゼロ。今の気分で食べたい温度、香り、食感でまとめられていて、重さがまったくない。 一口目より二口目、二口目より三口目という具合に、じわじわと美味しさが輪郭を増していくタイプ。派手さで押すのではなく、料理そのものがじっくり懐に入ってくる感覚がある。 そして酒との相性がまた抜群だ。和のニュアンスがありつつも、モダンな味に寄せているおかげで、どのボトルともケンカをしない。飲むほどに料理の印象が変わるから、気付いたらグラスの底が見えている——そんな流れが自然に起きる。 赤坂には“大人の店”が多いけれど、この店はその中でも少し特別だった。懐かしさと新しさを同じ皿にのせて、派手に語らず、静かに心を掴んでくるタイプ。 “郷土料理のおいしい部分だけを、今の自分に合わせて出してくれる店”とでも言えばいいだろうか。 日常の延長線にありながら、確かに気分を変えてくれる。そんな一夜を過ごせる場所だった。
2025/12訪問
1回
赤坂の夜を歩いていると、時々ふっと気配が変わる場所がある。雑居ビルの階段を降り、地下へ。空気が急に柔らかくなる瞬間があって、その先にあるのがこの店だ。外から見た印象よりもずっと静かで、まるで地下にひそんだ“もう一つの赤坂”みたいな世界が広がっている。 この店を語るなら、まず“居心地の演出”がとにかく上手い。派手さも奇をてらった仕掛けもないのに、席に座った瞬間から落ち着く。空間の温度、照明の明るさ、店員さんの距離感。全部が“さりげなくちょうど良い”。赤坂の外の空気とは全然違うリズムで、少しずつ肩の力が抜けていく。 料理は「特別なことをしていないようでいて、実はちゃんと手がかかっている」タイプのものが多い。味付けを盛り上げるのではなく、素材の旨さの輪郭を出す方向の料理。そこに酒が合わないわけがない。飲むほどに料理が引き立ち、料理がまた酒を誘う。気合を入れて食べるというより、気付いたら箸が止まらないタイプだ。 魅力的なのは、店そのものの空気が“日常の延長線にあるご褒美”という感じなこと。知らない人に紹介したくなるのに、自分だけが知っていたいとも思う、あの矛盾した気持ちをくすぐってくる。 赤坂で飲む夜は選択肢が多いけれど、この店は“無理なく落ち着けて、気付いたら長居してしまう店”として別格の記憶になる。地下の小さな空間で、日常の疲れが静かに溶けていく。そんな場所だった。
2025/12訪問
1回
赤坂の雑踏を抜け、ビルの3階へ上がると、街のざわめきがゆっくりフェードアウトしていく。個室居酒屋 四季やは、店名そのままに “季節の移ろい” を感じる空気をまとった、不思議な落ち着きのある店だ。派手な演出も奇をてらった装飾もないのに、入った瞬間に空気が整う。 個室は、ただ仕切られているだけではなく、光の当て方や余白の取り方にこだわりが見える。密閉感がないのに、人の気配が侵入してこない。赤坂で“静けさの質”を求めるとどうしても値段が跳ね上がるが、ここは肩の力を抜いたまま辿り着ける場所だ。 料理は季節のニュアンスを含ませた構成で、潔いほどに“美味しさだけで勝負”している印象。濃さや派手さで押してくるタイプではなく、ひと口の余韻が品よく長い。素材の輪郭を崩さずにまとめているから、疲れた夜でも自然と箸が進む。 酒のラインナップも、ただ揃えただけではなく、店全体の空気と相性がいいものが選ばれている。穏やかな銘柄が多いせいか、グラスを置くたびに気持ちが整う。飲みながら落ち着くというより、飲むことでその日のざらつきがすっと削れていくような感覚だ。 この店の魅力は“特別感”ではなく、“必要な夜に寄り添ってくれる安心感”にある。喧騒の真ん中で、なぜか深呼吸ができる。個室でゆっくり話したいときも、一人で静かに飲みたいときも、どちらにも過剰に寄せず受け止めてくれる懐の深さがある。 赤坂という街で、こんなに温度の低い、落ち着いた夜が過ごせる場所はそう多くない。四季やは“派手さじゃなく、整った時間”を求める人にそっと差し出される、ひとつの答えみたいな店だ。
2025/12訪問
1回
恵比寿駅から少し歩き、雑居ビルのエレベーターで5階へ。扉が開いた瞬間、外の空気がふっと入れ替わるように、九州の土の匂いと温度が漂ってくる。派手さはないのに、どこか品がある。その“さりげなさ”が、この店の魅力を静かに物語っている。 店内は落ち着いた灯りに照らされ、テーブルの木目が柔らかく浮かび上がる。客同士の会話や笑い声は聞こえるのに、なぜか耳障りにならない。空間の“余白”を大切にしている店だとすぐにわかる。 料理は、九州という土地の息遣いがそのまま皿に乗っているような印象だ。濃すぎず、飾りすぎず、素材が語る声をそのまま引き出す。ひと口食べるたび、どこか懐かしいのに新しい。都会で食べる“再現料理”ではなく、九州そのものの温度を感じる一皿ばかりだ。 地酒のラインナップも、ただ揃えましたというレベルではなく、料理の流れや香りとの重なりまで設計されている。グラスを傾けると、アルコールの力というより、土地そのものの風景がふっと立ち上がるような感覚に包まれる。 気取っていないのに、丁寧。賑やかなのに、静か。恵比寿で食事をする夜が、こんなにも“あたたかく”なるのかと驚く。ここはただの九州料理店ではなく、都会のど真ん中にある小さな避難所のような場所だ。 料理を食べて酒を飲むだけでは終わらない、“心の温度が一度上がる夜”を提供してくれる一軒。恵比寿の雑踏の上に、こんな穏やかな九州が隠れていたとは。ここを知ってしまうと、ほかの店に浮気する理由が見当たらなくなる。
2025/12訪問
1回
最高だぜこのハンバーグ
2025/12訪問
1回
最高のお店です。
2025/11訪問
1回
パリパリ食感がクセになる 表参道の裏道にひっそり佇むガリゲットは、ふらりと立ち寄った瞬間から心をつかまれる小さなパティスリーだ。店の看板商品であるガレットは、ひと口かじった途端に“パリパリ”という小気味よい音が広がり、その食感こそがこの店を語るうえで欠かせない主役になる。バターの香りがふわりと立ち上がり、薄焼きなのに重厚なコクがあり、口の中でほどけていく感じがなんとも心地よい。 特に印象的だったのは、香ばしさと甘さのバランスだ。砂糖を使った甘みはしっかりあるのに、しつこさがまったくなく、バターの塩気と合わさって絶妙なハーモニーを生み出している。焼き色は深めで、端のほろ苦さが味に奥行きを与え、大人が喜ぶ味わいに仕上がっている。 店内はこぢんまりしつつも上品で、ガレットの香りが漂う空間は思わず長居したくなるほど。スタッフの丁寧な接客も心地よく、観光客だけでなく地元の人が足繁く通う理由が自然と理解できる。今回は店内が混んでいたのでテイクアウトにしました。 散歩のついでに軽くつまむのも良し、手土産として持ち帰っても喜ばれること間違いなし。表参道に来たなら、ぜひガリゲットの“パリパリ”を体験してほしい。おいしさが忘れられず、また戻ってきたくなる一軒だ。
2025/04訪問
1回
名古屋の人気店・ツバメヤの名物「わらび餅」は、ひと口食べた瞬間に印象が覆される特別な一品です。まず箱を開けると、きな粉の香ばしさがふわりと立ちのぼり、期待が一気に高まります。スプーンを入れると、その柔らかさに思わず驚きます。一般的なわらび餅の弾力とは異なり、指先でも崩れてしまいそうなほどとろりと柔らかく、まるでクリームのような質感です。 口に運ぶと、まずきな粉の深い香りが広がり、すぐにわらび餅自体のほのかな甘みが追いかけてきます。甘さは控えめで、あと口が驚くほど軽く、気付けば次のひと口に手が伸びてしまいます。素材の良さを感じさせる上品さがありながら、決して気取らず、毎日でも食べたくなる素朴さを併せ持っています。 冷やして食べるとぷるんとした口当たりが際立ち、常温ではよりとろりとした食感が楽しめるため、食べ方で印象が変わる点も魅力です。きな粉の量がたっぷりなので、絡め方によって風味の濃淡を調整できるのも嬉しいところ。賞味期限が短いのは難点ですが、それは“作りたてのおいしさ”にこだわっている証でもあります。 総じて、ツバメヤのわらび餅は、シンプルでありながら圧倒的な完成度を誇る逸品。素材の味を丁寧に引き出し、誰もが「また食べたい」と思う魅力を備えた名作スイーツです。
2025/11訪問
1回
ワンタン麺を食べました。 「麺や 鶏とだし」は、名前の通り“鶏×だし”に全力投球した一杯がウリ。今回いただいたのは人気メニューのワンタン麺。まず丼から立ち上る香りがやさしい! 鶏ガラの旨みと和だしの風味が絶妙に溶け合い、まるで和食の吸い物をラーメンにしたような上品さです。スープをひと口すすると、まろやかで深いのに重たくない。飲み進めるうちに、じんわり体の芯まであたたまっていく感じがたまりません。 ワンタンは皮がつるんと柔らかく、中の餡は鶏ひき肉の甘みがしっかり。スープと絡んでまさに“ほっとする味”。麺はやや細めで、スープをよく拾うタイプ。全体的にやさしく整ったバランスで、派手さはないけれど完成度が高い一杯です。 ただし、ガツンとパンチのあるラーメンを求める人には少し物足りないかも。でも、疲れた日やリラックスしたい日に食べるには最高の癒し系ラーメン! お店の雰囲気も落ち着いていて、静かに味わえるのが嬉しいポイント。派手さよりも丁寧さと滋味を感じたい人にぴったり。 美味しいかったです。 ご馳走様でした。
2025/11訪問
1回
叙々苑 ソラマチ店「吟味ランチ」レビュー:絶景と上質な焼肉を堪能 東京スカイツリータウン・ソラマチ30階に位置する「叙々苑」は、絶景を楽しみながら上質な焼肉を味わえると評判です。今回は少し贅沢な「吟味ランチ」を体験しました。 【雰囲気とサービス】 高層階からの眺めはまさに圧巻。特に窓際の席からは、都心の街並みや遠くの景色が一望でき、特別な食事のムードを高めてくれます。店内は高級感がありながらも落ち着いた雰囲気。隣席との間隔も広く取られており、周りを気にせずゆっくりと食事が楽しめます。スタッフの接客も丁寧で、さすが老舗焼肉店というホスピタリティを感じました。 【吟味ランチの構成と味わい】 吟味ランチは、和牛カルビをはじめとする上質な焼肉に、叙々苑名物の美味しいサラダ、ナムル、キムチ、スープ、ライス、そしてデザートがセットになっています。 • お肉:特に和牛カルビは、脂の甘みが絶妙で、口の中でとろけるような柔らかさ。「さすが叙々苑」と唸る質の高さです。タレの味もしっかりとしていますが、お肉本来の旨味を引き立てています。 • サイドメニュー:彩り豊かなサラダや、優しい味付けのナムル・キムチも評判通り。ただ美味しいだけでなく、バランスの良い食事が楽しめるのが嬉しいポイントです。 【総評】 料金は高めですが、その価値に見合うお肉のクオリティと、非日常的な絶景という付加価値が得られます。特別な日のランチや、スカイツリー観光の記念には最適です。「景色も味も譲れない」という方には、心からおすすめできる、多幸感あふれるランチ体験でした。 ご馳走様でした。
2024/11訪問
1回
渋谷で「俺流」を貫く、変幻自在の塩ラーメン! 渋谷の喧騒の中で、ふと立ち寄りたくなる**「俺流塩らーめん」**。今回は総本店で「俺流塩らーめん」を堪能しました。 看板メニューのスープは、澄んでいるのにしっかりと鶏ガラや魚介の旨味が感じられる優しい塩味。口コミにもあるように、あっさり系が好みの方にはたまらない一杯です。飲みやすいのに物足りなさがなく、ついつい飲み干してしまうほどの美味しさです。 麺はスープと相性抜群のちぢれ麺で、つるっとした喉ごしが食欲をそそります。そして、このお店の魅力は、何と言っても豊富な味変トッピング! 卓上には梅、ゆず胡椒、岩のり、とろろ昆布、俺流ラー油など、まるでイタリアンのように多彩なアイテムが並んでいます。最初の一口はそのままの味を楽しみ、途中から**「ゆず胡椒」**を投入するのが私のおすすめ。ゆずの爽やかな風味が一気に広がり、まるで別の一杯に出会ったかのような感動があります。 また、意外な人気なのが、クリーミーでまろやかな**「熟成塩らーめん」**。豆乳のような白濁したスープは、こってり好きでも満足できるコク深さです。深夜まで営業している店舗が多いのも、飲んだ後の〆や遅い時間の食事には嬉しいポイント。 一人でも入りやすい落ち着いた雰囲気の店内で、自分だけの**「俺流」**の究極の一杯を追求する楽しさがあるラーメン店です。定番の塩だけでなく、セットメニューや期間限定の味もあるので、何度でも足を運びたくなります。
2025/09訪問
1回
銀座でサクッとご褒美ランチを探してるなら、「イマカツ 銀座店」は絶対チェック!名物の“ささみカツ”が、とにかくヤバい。ささみなのにパサつかない、むしろふわっふわでジューシー。衣はカリッと軽やかで、口に入れた瞬間「これ、本当にささみ!?」って思わず二度見。揚げ物の重たさゼロ、まるで食べる天使の羽。 定番の「ささみカツ膳」もいいけど、「ヒレカツ」や「かにクリームコロッケ」とのコンボ定食も夢の競演。ご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由で、キャベツがまたシャキシャキで甘い!ソースをちょんっとかけて、白ご飯と一緒にかきこめば…もう幸せタイム突入。 店内は銀座らしく落ち着いてて清潔感◎。でも気取らず入りやすいから、女子会ランチにも、仕事帰りの“自分おつかれ様ディナー”にもぴったり。お値段もランチなら1,000円台からで、銀座なのにコスパよし! 個人的おすすめは、初回はシンプルに「ささみカツ膳」で衝撃を体験し、次回は「イマカツ定食」でいろんな揚げ物を制覇するルート。軽やかで上品、でもしっかり満足。“揚げ物の新境地”を感じた。
2025/11訪問
1回
「FARM to ME」のパンは、店のこだわりが最もよく伝わる魅力的な一品だと感じました。まず目に入るのは、焼き上がりの美しい色合いとふんわり広がる香ばしい香りで、思わず手に取りたくなる存在感があります。ひと口食べると、外側はほどよく香ばしく、中はしっとりとやわらかい食感で、どのパンも口当たりがとても良いのが印象的でした。シンプルな味わいの中に小麦本来の甘みが感じられ、素材の良さを大切にしていることが伝わってきます。また、具材入りのパンもバランスが良く、主張しすぎない優しい味わいが全体をまとめてくれるため、食べ飽きない仕上がりです。店頭に並ぶ種類も多すぎず少なすぎず、どれを選んでも安定したクオリティで、ちょっとした手土産にも安心して選べる点が嬉しいところです。焼き立てのタイミングに出会えると特に香りが豊かで、より一層おいしさが引き立ちます。派手さよりも丁寧さを大切にした、毎日でも食べたくなるようなパンが揃っており、パン好きなら一度は味わってほしいお店だと思います。
2025/11訪問
1回
渋谷パルコ地下1階にある「極味や(きわみや)」は、ハンバーグ好きなら一度は行ってほしい“肉エンタメ空間”。福岡発の人気店で、名物はなんと“自分で焼くハンバーグ”!注文すると、表面だけ軽く焼いた黒毛和牛のハンバーグが登場し、あとは自分の前の熱々鉄板で焼き加減を調整するスタイル。ミディアムレアでジューシーに仕上げてもよし、しっかり焼いて香ばしくしてもよし。自分好みの焼き加減で楽しめるのが最高に楽しい! お肉はつなぎ少なめで、まさに「肉を食べてる!」という満足感。まずは岩塩で素材の旨みを味わい、その後は6種類のソース(わさび・ゆず胡椒ポン酢・オニオンソースなど)で味変を楽しめるのも◎。どのタレもお肉の味を引き立ててくれて、最後まで飽きない。 店内はカウンター中心で、一人でも入りやすく、渋谷ランチにもぴったり。鉄板のジュワッという音と香ばしい香りが食欲を刺激し、テンション爆上がり間違いなし!「ハンバーグ=洋食」ではなく「ハンバーグ=体験」と思わせてくれる、新感覚の肉グルメスポットです。 美味しいかったです。ご馳走様でした。
2024/08訪問
1回
旨辛そしてシビレ
2025/12訪問
1回
また行きたいと思えるお店
2025/11訪問
1回
銀だら焼き定食は、どこかほっとする“安心の定番”といった雰囲気の一品だった。こんがりと焼き上がった銀だらは、箸を入れるとふわりとほぐれる柔らかさで、脂がしっとりとにじむ。濃すぎない甘塩の味付けは、ご飯との相性がよく、派手さはないものの、ついもう一口と進むような安定したおいしさだ。香ばしい皮目もほどよいパリッと感があり、脂の旨みを受け止めてくれる。 添えられた小鉢や味噌汁も、主張しすぎず定食全体をそっと支える引き立て役といった印象。きんぴらやおひたしといった家庭的な副菜は、どれも落ち着いた味わいで、銀だらの濃厚さをやさしく調整してくれる。味噌汁はだしがしっかりしており、飲むとほっと肩の力が抜けるようだ。 全体として、特別な驚きや斬新さはないものの、丁寧に作られた“間違いのない定食”といった満足感がある。気構えなく食べられて、日常のごはんとしてちょうどいい。仕事の合間や休日の昼下がりに、ふらりと立ち寄ってゆっくり味わいたくなるような、落ち着きのある一品だった。 美味しかったです。 ご馳走様でした。
2025/11訪問
1回
西武新宿駅からほど近い通りを一本入ると、喧騒がふっと遠のき、柔らかな灯りに包まれた Mr.Gentleman Neo Japan Dining が現れる。暖色の照明と木の温もりが調和した店内はどこか大人の秘密基地のようで、腰を落ち着けた瞬間から食の冒険が始まる予感に満ちていた。 まずいただいた「しらすピーマンなむる」は、軽やかな塩気とピーマンの苦味が絶妙で、前菜としての役割をまっとうする一皿。しらすの香りがふわっと鼻に抜け、口を整えてくれる。続く「うなぎとジャンボ焼売の贅沢点心」は、その名の通り贅沢。ふっくらとした焼売の旨味の中に、うなぎの香ばしい脂が重なり、思わずもうひと口と手が伸びる仕上がりだ。 印象的だったのは「蓮根のチーズガレット ハモンセラーノを添えて」。蓮根のシャキシャキ感ととろけるチーズ、そこに生ハムの塩気が加わることで、和と洋が見事に同居した味わいに。ワインにも合いそうな上品な余韻が残る。「角煮モダン焼き」は、ふわふわの生地に甘辛い角煮がたっぷり包まれ、濃厚なのに重すぎない絶妙なバランスで、思わず頬が緩んだ。 「カマンベールチーズの磯辺焼き」は海苔の香りとチーズのコクが重なり、想像以上に後を引く美味しさ。締めの「焼き芋ようかんバター」は、焼き芋の甘みとバターの香りが溶け合い、和スイーツでありながら洋菓子のような満足感を与えてくれる。 洗練されながらも肩肘張らない雰囲気、そして遊び心ある料理の数々。ここはまさに、大人がそっと通いたくなる 隠れ家のようでワクワクしました。