「居酒屋」で検索しました。
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2025/11訪問
1回
赤坂見附の夜は、派手さこそあるが、食の記憶に残る店は意外と少ない。その中で「くら」は、九州料理という広いカテゴリーを扱いながらも、不思議な“芯の強さ”を持っている店だ。どこか旅館の食事処のようでありながら、赤坂の飲食街らしい温度も持ち合わせている。入口をくぐった瞬間、照度を少し落とした照明と、木の香りの奥にひっそり漂う出汁の香りが、都会の時間をふっと緩めてくれる。 九州料理というと力強い味を想像するかもしれないが、ここの料理はその“力”を丁寧に扱っている。濃さや派手さで押すのではなく、旨味の輪郭をぎゅっと凝縮させて、最後の一口まで重たくならないように仕上げている。そのバランス感覚こそ、この店の価値だ。酒との距離感も絶妙で、一杯飲むたびに、次の料理との“間”が自然と整っていく。 そして、この店が特に光るのは“温度の演出”だ。熱い料理はしっかりと熱く、冷たいものは驚くほど澄んだ温度で出てくる。当たり前のようでいて、赤坂の雑居ビルでここまで維持している店は多くない。料理だけでなく、提供するタイミングにまで気を配っているのが分かる。こちらが会話の一段落をつけた瞬間に、ふっと料理が届くあのリズムは、単なる居酒屋のテンポではなく、もはや“間の技術”と言っていい。 スタッフの距離感も心地よい。過度に踏み込まず、しかし細かい変化には静かに気付く。九州料理という豪快なイメージとは裏腹に、この店のサービスは“やわらかい精度”で成り立っているのが面白い。 赤坂で“大人の飲み方”をしたい夜、気取らず、それでいてきちんと満足したい──そんな矛盾した欲を、ひとつに整えてくれる場所。 「くら」は、九州料理の看板以上の“空気の店”だと思う。
2025/12訪問
1回
田町の雑居ビルの四階。エレベーターの扉が開くと、思わず一度だけ呼吸を整えたくなる。店内に流れる炭の香りが、外のオフィス街の空気とはまったく別の温度を持っているからだ。炉端焼きを名乗る店は数あれど、「ととしぐれ」は単に炭で焼くだけの店ではない。素材が焼ける音まで“演出”として成立している稀有な空間だ。 まず驚いたのは、“焼き”をただの調理方法にしていない点。炭の火力を強く見せつけるのではなく、じわりと熱を入れ、素材が自分から香りを立ち上げてくる瞬間を逃さない。焼き上がりの表面は決して派手ではないが、箸を入れた時の蒸気の香りが異様に純度が高い。強い味付けで押すのではなく、素材の輪郭をそのまま増幅してくるような印象だ。 さらに、この店が面白いのは“静かなライブ感”があることだ。店員が慌ただしく動くのではなく、必要な時だけ静かに寄り、次の皿が出るときのタイミングが妙に良い。こちらが喉を潤した直後に焼き物が出てくるあの感覚は、偶然ではなく“観察力によるサービス”なのだろう。にぎやかな炉端ではなく、“整った炉端”。そんな言葉がよく似合う。 空間も過不足なく整っている。木の質感がやわらかく、炭火の熱を吸った空気が静かに巡る。喧騒からの逃げ場というより、“良い酒と良い焼きが同じ方向を向いている空間”といった方が正しい。田町という土地で、ここまで温度管理が行き届いた炉端を出す店は意外と少ない。 帰り道、ほのかな炭の匂いがコートに残る。その匂いが、食後の満足感をあと数分だけ延長してくれる。 田町で焼き物に迷ったら、この店はひとつ“正解に近い選択肢”だと胸を張って言える。
2025/12訪問
1回
赤坂見附の雑踏を抜け、ビルのエレベーターでふっと静寂に切り替わる三階へ。扉が開いた瞬間に漂ってくる香りが、この店の特徴をすべて物語っている。“郷土料理”という言葉の堅さはここでは一切なく、むしろ土地の記憶を現代の空気でふんわり包んだような柔らかさがある。 席に通されると、まず空間の温度が心地よい。派手さはないけれど、細部の質感がどれも丁寧で、赤坂らしい上品さがにじむ。ただ堅苦しくないのがいい。肩肘を張らずに過ごせる“ちょうどいい大人の距離感”が徹底されている。 料理は“知っている味なのに初めて出会う顔”をしている。郷土の素材や技をベースにしているのに、古くささはゼロ。今の気分で食べたい温度、香り、食感でまとめられていて、重さがまったくない。 一口目より二口目、二口目より三口目という具合に、じわじわと美味しさが輪郭を増していくタイプ。派手さで押すのではなく、料理そのものがじっくり懐に入ってくる感覚がある。 そして酒との相性がまた抜群だ。和のニュアンスがありつつも、モダンな味に寄せているおかげで、どのボトルともケンカをしない。飲むほどに料理の印象が変わるから、気付いたらグラスの底が見えている——そんな流れが自然に起きる。 赤坂には“大人の店”が多いけれど、この店はその中でも少し特別だった。懐かしさと新しさを同じ皿にのせて、派手に語らず、静かに心を掴んでくるタイプ。 “郷土料理のおいしい部分だけを、今の自分に合わせて出してくれる店”とでも言えばいいだろうか。 日常の延長線にありながら、確かに気分を変えてくれる。そんな一夜を過ごせる場所だった。
2025/12訪問
1回
赤坂の夜を歩いていると、時々ふっと気配が変わる場所がある。雑居ビルの階段を降り、地下へ。空気が急に柔らかくなる瞬間があって、その先にあるのがこの店だ。外から見た印象よりもずっと静かで、まるで地下にひそんだ“もう一つの赤坂”みたいな世界が広がっている。 この店を語るなら、まず“居心地の演出”がとにかく上手い。派手さも奇をてらった仕掛けもないのに、席に座った瞬間から落ち着く。空間の温度、照明の明るさ、店員さんの距離感。全部が“さりげなくちょうど良い”。赤坂の外の空気とは全然違うリズムで、少しずつ肩の力が抜けていく。 料理は「特別なことをしていないようでいて、実はちゃんと手がかかっている」タイプのものが多い。味付けを盛り上げるのではなく、素材の旨さの輪郭を出す方向の料理。そこに酒が合わないわけがない。飲むほどに料理が引き立ち、料理がまた酒を誘う。気合を入れて食べるというより、気付いたら箸が止まらないタイプだ。 魅力的なのは、店そのものの空気が“日常の延長線にあるご褒美”という感じなこと。知らない人に紹介したくなるのに、自分だけが知っていたいとも思う、あの矛盾した気持ちをくすぐってくる。 赤坂で飲む夜は選択肢が多いけれど、この店は“無理なく落ち着けて、気付いたら長居してしまう店”として別格の記憶になる。地下の小さな空間で、日常の疲れが静かに溶けていく。そんな場所だった。
2025/12訪問
1回
赤坂の雑踏を抜け、ビルの3階へ上がると、街のざわめきがゆっくりフェードアウトしていく。個室居酒屋 四季やは、店名そのままに “季節の移ろい” を感じる空気をまとった、不思議な落ち着きのある店だ。派手な演出も奇をてらった装飾もないのに、入った瞬間に空気が整う。 個室は、ただ仕切られているだけではなく、光の当て方や余白の取り方にこだわりが見える。密閉感がないのに、人の気配が侵入してこない。赤坂で“静けさの質”を求めるとどうしても値段が跳ね上がるが、ここは肩の力を抜いたまま辿り着ける場所だ。 料理は季節のニュアンスを含ませた構成で、潔いほどに“美味しさだけで勝負”している印象。濃さや派手さで押してくるタイプではなく、ひと口の余韻が品よく長い。素材の輪郭を崩さずにまとめているから、疲れた夜でも自然と箸が進む。 酒のラインナップも、ただ揃えただけではなく、店全体の空気と相性がいいものが選ばれている。穏やかな銘柄が多いせいか、グラスを置くたびに気持ちが整う。飲みながら落ち着くというより、飲むことでその日のざらつきがすっと削れていくような感覚だ。 この店の魅力は“特別感”ではなく、“必要な夜に寄り添ってくれる安心感”にある。喧騒の真ん中で、なぜか深呼吸ができる。個室でゆっくり話したいときも、一人で静かに飲みたいときも、どちらにも過剰に寄せず受け止めてくれる懐の深さがある。 赤坂という街で、こんなに温度の低い、落ち着いた夜が過ごせる場所はそう多くない。四季やは“派手さじゃなく、整った時間”を求める人にそっと差し出される、ひとつの答えみたいな店だ。
2025/12訪問
1回
恵比寿駅から少し歩き、雑居ビルのエレベーターで5階へ。扉が開いた瞬間、外の空気がふっと入れ替わるように、九州の土の匂いと温度が漂ってくる。派手さはないのに、どこか品がある。その“さりげなさ”が、この店の魅力を静かに物語っている。 店内は落ち着いた灯りに照らされ、テーブルの木目が柔らかく浮かび上がる。客同士の会話や笑い声は聞こえるのに、なぜか耳障りにならない。空間の“余白”を大切にしている店だとすぐにわかる。 料理は、九州という土地の息遣いがそのまま皿に乗っているような印象だ。濃すぎず、飾りすぎず、素材が語る声をそのまま引き出す。ひと口食べるたび、どこか懐かしいのに新しい。都会で食べる“再現料理”ではなく、九州そのものの温度を感じる一皿ばかりだ。 地酒のラインナップも、ただ揃えましたというレベルではなく、料理の流れや香りとの重なりまで設計されている。グラスを傾けると、アルコールの力というより、土地そのものの風景がふっと立ち上がるような感覚に包まれる。 気取っていないのに、丁寧。賑やかなのに、静か。恵比寿で食事をする夜が、こんなにも“あたたかく”なるのかと驚く。ここはただの九州料理店ではなく、都会のど真ん中にある小さな避難所のような場所だ。 料理を食べて酒を飲むだけでは終わらない、“心の温度が一度上がる夜”を提供してくれる一軒。恵比寿の雑踏の上に、こんな穏やかな九州が隠れていたとは。ここを知ってしまうと、ほかの店に浮気する理由が見当たらなくなる。
2025/12訪問
1回
また行きたいと思えるお店でした。
2025/12訪問
1回
また行きたいお店でした。
2025/12訪問
1回
リピートしたくなるお店でした。
2025/12訪問
1回
食べログ ホットレストラン 2025 受賞店
横浜、平沼橋、高島町/居酒屋、鳥料理、焼き鳥
美味しいお店見つけました。
2025/12訪問
1回
最高のお店です。
2025/11訪問
1回
銀だら焼き定食は、どこかほっとする“安心の定番”といった雰囲気の一品だった。こんがりと焼き上がった銀だらは、箸を入れるとふわりとほぐれる柔らかさで、脂がしっとりとにじむ。濃すぎない甘塩の味付けは、ご飯との相性がよく、派手さはないものの、ついもう一口と進むような安定したおいしさだ。香ばしい皮目もほどよいパリッと感があり、脂の旨みを受け止めてくれる。 添えられた小鉢や味噌汁も、主張しすぎず定食全体をそっと支える引き立て役といった印象。きんぴらやおひたしといった家庭的な副菜は、どれも落ち着いた味わいで、銀だらの濃厚さをやさしく調整してくれる。味噌汁はだしがしっかりしており、飲むとほっと肩の力が抜けるようだ。 全体として、特別な驚きや斬新さはないものの、丁寧に作られた“間違いのない定食”といった満足感がある。気構えなく食べられて、日常のごはんとしてちょうどいい。仕事の合間や休日の昼下がりに、ふらりと立ち寄ってゆっくり味わいたくなるような、落ち着きのある一品だった。 美味しかったです。 ご馳走様でした。
2025/11訪問
1回
銀座の喧騒を忘れさせるような洗練された空間で、本格的なお寿司を楽しめるのが「金のダイニング 鮪金」(つなきん)です。店名の通り、特に鮪(まぐろ)に力を入れているのが特徴で、赤身から大トロまで、鮮度抜群のマグロを堪能できます。 この店の魅力は、ただネタが新鮮なだけでなく、シャリへのこだわりにもあります。特許を取得した金芽米を使用したシャリは、栄養価が高く、ネタの味を邪魔しない程よい酸味と粒立ちの良さで、お寿司全体の完成度を高めています。また、玄米寿司などユニークな試みもあり、健康志向の方にも喜ばれています。 にぎりのコースは、絶妙なテンポで提供され、一貫ごとに丁寧な仕事が感じられます。基本的には塩や柚子などで味がつけられており、醤油をつけずにそのまま食べられるスタイルも、ネタの良さを際立たせています。名物のマグロとウニのプレミアムロールは、多くのリピーターを魅了する逸品です。 店内は、白を基調としたスタイリッシュで落ち着いた雰囲気で、カウンター席の他に、個室も完備されているため、接待や記念日、会食など、様々なシーンで利用できます。特に、小さいお子様連れでも利用しやすいというレビューもあり、銀座のお寿司屋さんとしては使い勝手が良い点も評価されています。 日本酒ソムリエがいるため、お寿司に合う日本酒選びを任せられるのも嬉しいポイント。銀座でありながら、**「コスパが良い」**と感じる利用客が多く、満足度の高いお寿司体験ができるお店と言えるでしょう。
1回
御徒町の高架下に佇む「北海道マルハ酒場 2号店」。居酒屋の顔を持ちながら、ランチタイムに提供される丼は、まさに専門店のクオリティです。今回は、下町どんぶりグランプリ三連覇の実績を持つという「もち豚カルビ丼 特盛」(980円・税込)を注文しました。 特盛の名の通り、丼一面を覆い尽くす豚カルビの迫力に圧倒されます。使用されているのは、北海道産のブランド豚「ルスツもち豚」。その名の通り、きめ細かく、適度な弾力と柔らかさ、そして上品な甘みが特徴的です。 直火で炙られた豚肉は、香ばしさが際立ち、甘辛い特製タレと絡み合ってご飯との相性は抜群。タレは濃すぎず、豚肉の持つ本来の旨みを引き立てる絶妙なバランスです。特盛でも脂の重さが後に引かないため、大盛りご飯でも箸が止まりません。 添えられた白菜キムチが良い箸休めとなり、口の中をリフレッシュしてくれます。このボリュームと満足感でこの価格は、非常にコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。御徒町でガッツリと上質な肉丼を求めるなら、まず候補に上がる一皿です。
2025/10訪問
1回
定員さんの対応がとても良かったです。 味も美味しかったです。 食べ放題にしたんですけど、思ったより食べれませんでした。
2025/07訪問
1回
もつ鍋はぜっぴんでした。 後は、レバ刺しが最高です。
2025/02訪問
1回
お肉は美味しかった
2025/12訪問
1回
「もつ焼き 角吉」で提供される手羽先は、シンプルながら丁寧に仕上げられた一品という印象を受けました。まず目に入るのは、ほどよく焼き色がついた手羽先。カウンター越しに焼かれていく様子を見ると、強すぎない火でじっくりと熱を入れているようで、提供前から期待が高まります。実際に口にすると、外側は香ばしく、中の身はふっくらとしており、過度な味付けに頼らず、素材の持つ旨味を引き立てるような仕上がりでした。 味付けは店によって個性が出る部分ですが、角吉の手羽先は濃すぎないタレが軽く染み込み、程よい塩味と甘みがバランスよく感じられます。濃厚な味が好みの人には少し控えめに映るかもしれませんが、もつ焼きや他の串の味を邪魔しない、食べ進めやすい味付けで、全体の流れの中に自然に溶け込むタイプの一品です。 また、サイズ感も程よく、手羽先としては標準的。かぶりついたときに扱いやすく、焼き鳥屋やもつ焼き店に慣れていない人でも気軽に注文できる点も、万人向けで良いところだと思います。脂っこさも強くなく、重たく感じにくいため、お酒との相性も良好です。ビールはもちろん、焼酎やハイボールなど、どの飲み物とも合わせやすい印象でした。 特別に強烈なインパクトを狙った料理ではありませんが、安定感のある、誰が食べても安心できる味わいの手羽先です。ほかのもつ焼きメニューと組み合わせて注文すると、テーブル全体のバランスがよくなるタイプの脇役的存在とも言えます。派手さはありませんが、気軽に楽しめて、飲みのついでに“ちょうどいい”一品として満足できると思います。
2024/10訪問
1回
手羽先がまず運ばれてきた瞬間に感じるのは、香ばしい香り。見た目はやや小ぶりで、表面にはしっかりとスパイスがまぶされています。衣は薄めで、カリッとした食感が特徴的。噛んだ瞬間に感じる軽い歯ごたえが心地よく、油っぽさも控えめなので、重たくならずに食べ進められます。 味付けはピリッとした胡椒の辛さが印象的で、甘辛というよりはスパイシー寄り。ビールなどの炭酸系ドリンクと相性が良さそうな味わいです。辛みと塩味のバランスは比較的しっかりしており、パンチはあるものの、後味は意外とすっきりしていて食べ飽きません。辛さは控えめではないものの、程よい刺激なので、辛いものが苦手でなければ楽しめるはずです。 手羽先自体は小ぶりながら身離れが良く、慣れてくるときれいに食べやすい点も魅力。提供される本数が選べるので、少しだけつまみたい時にも、しっかり食べたい時にも利用しやすいのは嬉しいところです。味付けが一定しているため、どの店舗でも安定したクオリティなのも安心感があります。 総じて「世界のやまちゃん」の手羽先は、独自スパイスの効いた軽快な辛さと、カリッとした食感が魅力の定番メニュー。名古屋めしとしての存在感はありつつも、クセが強すぎるわけではないので、幅広い人が楽しめるバランスに仕上がっています。手羽先好きにも、初めて名古屋名物を試す人にも、一度は味わってみる価値のある一品です。
2025/11訪問
1回
西武新宿駅からほど近い通りを一本入ると、喧騒がふっと遠のき、柔らかな灯りに包まれた Mr.Gentleman Neo Japan Dining が現れる。暖色の照明と木の温もりが調和した店内はどこか大人の秘密基地のようで、腰を落ち着けた瞬間から食の冒険が始まる予感に満ちていた。 まずいただいた「しらすピーマンなむる」は、軽やかな塩気とピーマンの苦味が絶妙で、前菜としての役割をまっとうする一皿。しらすの香りがふわっと鼻に抜け、口を整えてくれる。続く「うなぎとジャンボ焼売の贅沢点心」は、その名の通り贅沢。ふっくらとした焼売の旨味の中に、うなぎの香ばしい脂が重なり、思わずもうひと口と手が伸びる仕上がりだ。 印象的だったのは「蓮根のチーズガレット ハモンセラーノを添えて」。蓮根のシャキシャキ感ととろけるチーズ、そこに生ハムの塩気が加わることで、和と洋が見事に同居した味わいに。ワインにも合いそうな上品な余韻が残る。「角煮モダン焼き」は、ふわふわの生地に甘辛い角煮がたっぷり包まれ、濃厚なのに重すぎない絶妙なバランスで、思わず頬が緩んだ。 「カマンベールチーズの磯辺焼き」は海苔の香りとチーズのコクが重なり、想像以上に後を引く美味しさ。締めの「焼き芋ようかんバター」は、焼き芋の甘みとバターの香りが溶け合い、和スイーツでありながら洋菓子のような満足感を与えてくれる。 洗練されながらも肩肘張らない雰囲気、そして遊び心ある料理の数々。ここはまさに、大人がそっと通いたくなる 隠れ家のようでワクワクしました。