1回
2025/10 訪問
2026年6月までの夜乃茶会ー茶室空間でジンが織り成す四季のカクテル×和菓子にうっとり
2025/10/11 更新
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グランドプリンスホテル高輪の地下にある「茶室BAR ROKKAN」は、夜の茶会をイメージした幻想的な空間で、東京の喧騒を忘れさせてくれるものでした。
盆栽や和の装飾に導かれながら暖簾をくぐると、紅葉が揺れ、障子のような明かりがやさしく迎えてくれます。
またBarへ行きなれていない方もノープロブレム…こちらではちゃんとブックメニューを提供して下さるところもグッド。
そして価格も東京のホテルバーということを考えるとかなり良心的。
あとは英語の表記もあり海外対応○、スタッフの方で英語でコミュニケーションとられている方もいました。
「春」の花霞は、桜の香りとトンカ豆のねりきりがふんわりと広がり、淡い季節の息吹を感じました。
「夏」の朝涼は、抹茶と柑橘の爽やかさが心地よく、梅の酸味が朝露のようにきらめきます。
「秋」の秋声では、山椒のカクテルに栗きんとんと生姜の八ツ橋が寄り添い、秋の静けさを味わえました。
「冬」の雪見は、柚子の香りが立つカクテルと白あんのおしるこが、雪の夜のぬくもりを思わせます。
ほかにも飲んでみたいと追加したROKKANマティーニは、山椒の香りとROKUジンの繊細な風味が絶妙で、凛とした一杯でした。
締めくくりの秋限定だという山椒ほうじ茶ラテは、香ばしさとやさしい甘みがほっとする味わいです。
店内はゆったりとした造りで、時間を忘れて心からくつろげます。
バーというよりかは茶会に来た気分、スタッフの方の丁寧なおもてなしも、それらの所感に寄与していることでしょう。
そして1年間のみという期間限定の儚さも、和を思わせる特別な魅力として心に残りました。
また違う季節に再訪したい、必ずや。