「ラーメン」で検索しました。
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2025/06訪問
1回
【何度でも何杯でも!!】 酒田ラーメンの名を冠した人気店「手打ち中華そば酒田」さんへ初訪問。山形発祥の“手打ち中華”が東京でも味わえると聞き、平日の昼に足を運びました。お店は駅から少し歩いた落ち着いた立地にあり、店先には控えめながらも丁寧な雰囲気が漂います。 この日は「しょうゆ中華そば 中(1,000円)」を注文。待つこと数分、湯気を立てながら現れた一杯は、見るからに優しい佇まい。透明感のある醤油スープに、チャーシュー、メンマ、ネギが端正に盛り付けられ、シンプルながらしっかりと美味しさが伝わってきます。 まずスープをひと口。動物系の出汁に魚介の風味がふわりと重なり、奥行きのある味わい。塩味は控えめで、じんわりと旨味が染み渡るタイプ。派手さはないけれど、飲み進めるほどに「これは本物だな」と感じるバランスの良さがあります。 そして主役の手打ち麺は、太さにややばらつきがあり、いかにも手揉みらしい表情。もちもちとした食感にスープが程よく絡み、啜るたびに口の中に小麦の香りが広がります。中サイズでもしっかりとした食べごたえで、満足感は十分。 チャーシューは脂身と赤身のバランスがよく、ほろっと柔らか。メンマはシャキシャキと歯ごたえがあり、全体を引き締めるアクセントに。 店内は清潔感があり、カウンター中心のつくり。お店の方の接客も気持ちよく、静かに丁寧な仕事ぶりが感じられました。 都会の喧騒を忘れさせてくれるような、どこか懐かしく、あたたかみのある一杯。奇をてらわず、真っ直ぐに美味しい中華そばを味わいたい方に、心からおすすめできるお店です。
2025/06訪問
1回
【ここならではの一杯!!】 仲町台駅近くにある「麺一 仲町台店」に、開店と同時の11時に訪問。店内はカウンター席とテーブル席の構成で、一人客から小グループまで気軽に利用できる雰囲気。今回は「つけ麺(800円)」を大盛り(+140円)で注文し、サイドには「ネギチャーシュー丼(430円)」を添えてみました。 ここのつけ麺は、醤油・塩・味噌の3種類のスープから選べるスタイル。今回は王道の醤油を選択。スープは濃すぎず、麺との相性も良好。麺はいわゆる中華麺といった感じで、つるりとした食感とコシがあり、つけダレをしっかり拾ってくれるのが印象的です。 ネギチャーシュー丼は、細長く刻まれたチャーシューがたっぷり。タレの味は甘辛控えめで、ネギの辛味と合わせて食べるとちょうどいい塩梅。サイドメニューというよりは、もう一つの主役と言ってもいい存在感でした。 提供もスムーズで、オープン直後ということもあり落ち着いて食事ができたのも高ポイント。つけ麺のバリエーションを楽しめるので、次回は味噌か塩も試してみたいところ。平日ランチや休日のちょっとした外食にぴったりのお店です。
2025/06訪問
1回
【キレのあるスープが美味しい!!】 上星川駅から徒歩数分。横浜家系ラーメンの名店として知られる「寿々㐂家(すずきや)」に、平日の昼下がりに訪問。店前には常連さんらしき人々の列ができており、その人気ぶりがうかがえます。 今回いただいたのはラーメンに、ノリ・味玉・チャーシューのトッピングを追加。注文後、厨房からは豚骨の香りがふんわりと漂い、期待感が高まります。ほどなくして着丼した一杯は、ビジュアルからして家系好きにはたまらない濃厚さと美しさ。 まずスープは、見た目こってりながら意外と飲みやすく、豚骨の旨味と醤油のキレが絶妙なバランス。しつこさはなく、口当たりがまろやかで、一口目からぐいぐい飲み進めたくなる味わいです。麺は中太のもちもちとしたストレート麺で、スープをしっかりと持ち上げてくれます。 トッピングのチャーシューは厚みがありながら柔らかく、脂と赤身のバランスも◎。海苔はスープに浸しても崩れにくく、ごはんのお供にもぴったりなクオリティ。味玉は中心がとろりとした半熟で、味の染み具合もちょうど良い仕上がりでした。 店内はコンパクトながら清潔感があり、スタッフさんの動きもテキパキしていて居心地の良い空間。家系ラーメンの中でも、洗練された味わいを求める方にぴったりのお店です。行列ができるのも納得の一杯でした。
2025/02訪問
1回
【噂の昆布水つけ麺初体験】 栃木県小山市近郊にある「横倉ストアハウス」は、一見するとカフェのようなおしゃれな佇まいながら、提供されるラーメンは驚くほど本格的。今回いただいたのは、店の看板メニューとも言える「昆布水つけ麺 塩」。シンプルで繊細な構成ながら、一口ごとにじわりと感動が広がる一杯でした。 麺はやや細めのストレート。昆布水に浸された状態で提供され、器の中で静かにとろみをまとったその姿は、まるで一品料理のような美しさ。麺だけをまず一口。とろりとした昆布の旨みがやさしく舌に広がり、塩ダレがなくても成立するのではと思えるほどの完成度。これだけでもすでに満足度が高い。 塩ベースのつけ汁は、動物系と魚介の出汁がふくよかに効いた深みのある味わい。透き通るような塩ダレに、昆布水の旨みが加わることで、複雑でありながらも非常にスッキリとした口当たりに仕上がっています。つけるたびに麺のとろみと塩の出汁が交わり、口の中で完成する味のレイヤーがとても印象的です。 トッピングのチャーシューは低温調理でしっとりと柔らかく、脂の甘みと塩気のバランスが絶妙。味玉やメンマも丁寧な仕込みが感じられ、どれも主張しすぎず、この繊細なつけ麺にしっかりと寄り添ってくれます。 食べ終わった後は、残ったつけ汁に昆布水を注いでスープ割りを楽しむのがまた格別。最後の一滴まで飲み干したくなるほど、じんわりと身体に染み入る味でした。 店内は落ち着いた雰囲気で、BGMやインテリアのセンスも良く、ラーメン店というよりも“ちょっとした食のサロン”のような趣き。スタッフの対応も丁寧で、心地よく過ごすことができました。 昆布水つけ麺というジャンルにおいて、素材の良さと丁寧な仕込み、そしてバランス感覚が光る一杯。小山エリアを訪れた際には、ぜひ足を運んでみてほしい一軒です。静かな感動に包まれる、そんな食体験が待っています。
2024/05訪問
1回
【新時代の家系!?】 荻窪駅北口から徒歩3分、商店街の一角にある家系ラーメンの人気店「麺家 龍 荻窪店」。今回は、チャーシュー・味玉・ほうれん草・海苔がフルセットで乗った得ラーメンに、さらにキャベツをトッピングしていただきました。 着丼した瞬間から家系らしい迫力のある見た目にテンションが上がります。スープは濃厚な豚骨醤油。ガツンとくる豚骨のコクと、キレのある醤油ダレが絶妙なバランスで、飲みごたえがありながらもまろやかで後を引く旨さ。鶏油も程よく効いていて、重すぎずちょうどいいコクがあります。 麺は短めの中太ストレート。モチモチした弾力のある食感でスープとの絡みも抜群。今回はすべて「普通」で注文しましたが、硬さ・味の濃さ・油の量ともにバランスが良く、食べやすい仕上がりでした。 得ラーメンの具材も充実していて、チャーシューはしっかりとした厚みがあり、肉の旨みが感じられる食べごたえのあるタイプ。味玉は中がとろりとした半熟で、ほんのり甘みがあり、スープに程よく馴染んでいました。海苔は大判が沢山!スープに浸してご飯に巻くのもおすすめ。ほうれん草はさっぱりとした口直しとして良いアクセントに。 そして今回のキャベツトッピングが大正解。シャキシャキ食感の茹でキャベツがたっぷり乗っており、スープの熱でほんのり甘みが引き立ちます。濃厚な家系スープとの対比が心地よく、口の中をリセットしてくれるので最後まで飽きずに完食できます。 全体として、家系ラーメンの王道をしっかりと踏まえた一杯ながら、キャベツのトッピングで食べやすさと満足感がさらにアップ。荻窪エリアでしっかり家系を味わいたい時には、間違いなく候補に入る一軒です。駅チカでアクセスも良く、リピート確実な一杯でした。
2024/10訪問
1回
【THEスパイスラーメン!】 西葛西の人気店「万力」。その屋号の通り、力強い一杯が味わえると評判のラーメン店です。今回は夜に訪問し、迷わず看板メニューの「特製ラーメン」を注文しました。 まず目に飛び込んでくるのは、迫力あるビジュアル。丼の中央には分厚くカットされたチャーシューが堂々と鎮座し、香味野菜やフライドオニオン、刻み玉ねぎがたっぷりと散りばめられています。見るからにインパクトのある一杯に、食べる前から心が躍ります。 スープは真っ黒に近い色合いの醤油ベース。香ばしさが立ち上がる濃いめの味ながら、くどさはなく、むしろすっきりとした後味。背脂とニンニクが溶け込み、パンチのある飲みごたえがありつつも、キレの良さが印象的でした。醤油の旨味と香りがガツンと押し寄せる、まさに“満点”という名にふさわしい力強さ。 麺は中太で、もっちりとした食感。濃厚なスープをしっかりと持ち上げ、咀嚼するたびに旨味が広がります。具材のチャーシューは見た目通り食べごたえ抜群で、しっとりとした仕上がり。脂身もくどさがなく、スープとの相性も申し分なし。味玉は半熟加減が絶妙で、黄身にほんのりと甘みがあり、全体の濃厚さに柔らかさを添えています。 卓上の調味料で味変も楽しめ、途中から唐辛子や酢を加えることで、さらに食欲が加速。最後まで飽きることなく完食しました。 濃厚系のラーメンがお好きな方には特におすすめ。ガツンとした味わいの中に繊細なバランスが光る、完成度の高い一杯です。西葛西でパワフルなラーメンをお探しなら、ぜひ一度「万力」の特製ラーメンを味わってみてください。満足感の高さに、またすぐにでも再訪したくなります。
2024/06訪問
1回
【美味しく沁み渡る中華麺】 神田駅の高架下にある「神田ちえちゃんラーメン」。どこか懐かしさを感じさせる赤い暖簾と、親しみのある名前にふらっと引き寄せられるように入店。気取らない町中華の雰囲気がありながら、ラーメンへのこだわりは本格的なお店です。 この日は**チャーシュー麺(大盛り)**を注文。しかも嬉しいことに、ライスが無料でサービスとのこと。たっぷり食べたい気分だったので、まさにぴったりの組み合わせ。 運ばれてきた丼は、まずチャーシューの量に圧倒されます。丼の表面をびっしり覆うように並べられたチャーシューは、一枚一枚がしっかりと厚みがあり、見た目からして食べごたえ十分。口に運ぶと、ほろっと崩れる柔らかさと肉の旨みが広がり、噛むごとにじわじわと満足感が増していきます。 スープは透き通った醤油ベースで、鶏ガラと魚介の出汁がバランスよく効いた、やさしくも芯のある味わい。油は控えめで、どこか懐かしさを感じるクリアな仕上がり。麺は中細のやや縮れたタイプで、スープをしっかり絡めてつるりと喉を通っていきます。 そして、忘れてはならないのがサービスのライス。このスープに浸したチャーシューをご飯の上に乗せて食べると、ラーメンと定食のいいとこどり。ちょっとした背徳感すら覚える美味しさで、最後の一口まで夢中で食べてしまいました。 お昼時には地元の会社員で混み合う人気店ですが、カウンター席が中心で回転も良く、ひとりでも気軽に入れるのがありがたいところ。店員さんの明るくて気さくな接客もまた、ちえちゃんラーメンの魅力のひとつだと感じました。 ガッツリ食べたいとき、でもどこかホッとしたいときに。そんな気分に寄り添ってくれる一杯です。
2025/06訪問
1回
【パンチある一品!!】 岐阜県中津川市にある「とん太 中津川店」にて、名物の「辛いみそ野菜ラーメン」を注文しました。幹線道路沿いにある老舗系ラーメン店で、店内は地元の方でにぎわい、アットホームな雰囲気です。 運ばれてきたラーメンは、丼いっぱいに盛られた炒め野菜がインパクト大。もやし、キャベツ、ニラなどが山のように積まれ、立ちのぼる湯気に期待が高まります。スープは味噌ベースの濃厚な仕上がりに、にんにくと一味唐辛子がたっぷりとふりかけられ、見るからにパンチのあるビジュアル。 一口すすれば、味噌のコクと炒め野菜の甘み、それににんにくの香ばしさと一味の辛さが絶妙に混ざり合い、口の中に力強い旨みが広がります。汗がじんわり滲むほどの刺激ですが、ただ辛いだけでなく、奥行きのある味わいがクセになる美味しさ。にんにくのパンチが効いていて、スタミナ系ラーメンとしても大満足です。 麺は中太の縮れタイプで、もちっとした食感が特徴。スープや野菜としっかり絡み、ひと口ごとの一体感が心地よいです。チャーシューではなく野菜が主役の構成ながら、食べ応えは抜群。ライスとの相性も良さそうで、がっつり食べたい気分の日には特におすすめ。 駐車場も広く、車でのアクセスも◎。地元民はもちろん、旅の途中の腹ごしらえにもぴったりな一軒でした。寒い日にもぴったりな、体の芯から温まる辛旨ラーメン。にんにく&一味好きにはたまらない一杯です。
2025/05訪問
1回
【極上の家系!!】 千葉の名家系ラーメン「杉田家 千葉祐光店」にて、今回は基本のラーメンに“まるよし”トッピングを追加していただきました。杉田家といえば、家系ラーメンの直系として知られ、平日朝から行列ができる人気店。朝ラーメン文化が根づいているのもこの店ならではの魅力です。 席に着いてから着丼までのテンポも良く、まず見た目からして気合いが入った一杯が登場。茶褐色の濃厚な豚骨醤油スープの上には、トッピングの“まるよし”セット(チャーシュー1枚、味玉、のり4枚)が加わり、見た目にも豪華。これで基本のラーメンがぐっと華やかになります。 スープは杉田家ならではのキレのある豚骨醤油。濃厚なのに飲み口はどこかすっきりしており、口当たりは滑らか。豚骨の旨味と醤油の深みがバランスよく溶け合っていて、最初のひと口から最後のひと口まで、飽きることなく楽しめる仕上がりです。 麺は家系定番の酒井製麺。中太で短めのモチっとした食感が特徴で、スープをしっかり持ち上げてくれます。茹で加減は「ふつう」でお願いしましたが、適度なコシと小麦の香りがしっかり伝わってきて、食べごたえ十分。 追加トッピングのチャーシューは香ばしく焼き目が入っており、肉の旨味がしっかり感じられるタイプ。味玉は黄身がとろりと半熟でほんのり甘め、スープとの相性も抜群。海苔は大判でスープに浸してご飯に巻くと、それだけで幸せな気分になります。 卓上の豆板醤やにんにくでの味変も楽しく、途中から生姜を加えるとぐっと引き締まった印象に。全体として、杉田家の安定感と丁寧な一杯をじっくり堪能できる体験でした。トッピングに迷ったら「まるよし」、これは間違いのない選択です。
2024/10訪問
1回
【老舗食堂の味!!】 那須塩原駅から車で10分ほどのところにある「こばや食堂」。地元の方に長年愛され続けている老舗の名店で、名物のスープ入り焼きそばを目当てに訪問しました。 店構えはどこか懐かしさを感じる昔ながらの食堂スタイルで、暖簾をくぐると穏やかな空気が流れています。店内はテーブル席が中心で、地元の常連さんや観光客の姿もちらほら。土日には行列ができることもある人気店です。 お目当てのスープ入り焼きそばは、見た目からしてインパクトあり。香ばしく炒められた焼きそばの麺が、あっさりとした醤油ベースのスープにたっぷり浸かっています。一見ラーメンのようでもあり、でも口にすると確かに“焼きそば”。このギャップがクセになります。 スープは脂っこさがなく、ほんのり甘みもあってとても優しい味わい。炒めた麺の香ばしさとスープのあっさり感が絶妙にマッチしており、食べ進めるほどに味が馴染んでいく感じが心地よいです。トッピングにはもやしやネギ、豚肉などが入り、シンプルながら飽きのこない構成。 焼きそばなのにスープで啜るこのスタイル、はじめは戸惑いつつも、気づけば箸もレンゲも止まらない不思議な魅力がありました。熱々のスープが体を芯から温めてくれるので、特に寒い時期にはぴったり。 那須塩原に来たら一度は食べておきたい、地元発のソウルフードともいえる一杯。観光ついでの立ち寄りにもおすすめですが、わざわざこの味のために来る価値も充分。素朴で温かい、まさに“食堂らしい良さ”が詰まったお店でした。
2025/04訪問
1回
【神田最高峰の家系ラーメン!】 平日ランチに、神田駅から徒歩数分の「神田ラーメン わいず」さんへ。駅チカながらも路地にひっそり佇む、家系ラーメンの有名店です。この日はラーメンに味玉をトッピングし、ライスを添えてしっかりめの昼食に。 登場したラーメンは、見るからに濃厚な豚骨醤油スープに、たっぷりのほうれん草と厚みのあるチャーシュー、そして追加トッピングの味玉が美しく並んだ一杯。スープはしっかり乳化しており、豚骨の旨みと醤油のコクがぎゅっと詰まっています。パンチはありながらもしょっぱすぎず、まろやかで飲みやすいバランス感が秀逸です。 麺は短めの太麺で、もっちり食感。スープの絡みもよく、啜るたびに旨みが口いっぱいに広がります。チャーシューは肉感がありつつも柔らかく、脂の甘みが濃いスープの中でも引き立つ存在。海苔は厚みがあってしっかりしており、スープにひたしてライスに巻いて食べると最高の組み合わせです。 味玉は黄身がとろける半熟で、ほんのり甘く、ラーメンとの相性も抜群。ライスはチャーシューの切れ端がのっていて、ちょっとしたお得感。卓上のにんにくや豆板醤を加えれば、味変も楽しめて最後まで飽きずに食べきれます。 店内はカウンター席中心で、回転も早く、混雑時でも比較的スムーズに入店可能。スタッフさんの対応もテキパキしていて気持ちよく過ごせました。家系ラーメンの王道をしっかり味わえる、神田屈指の一軒。お腹いっぱい満たされたい平日ランチにぴったりのお店です。
2024/05訪問
1回
【朝の一杯が、今日を整える】 八丁畷駅から近く、国道沿いにひっそり佇むラーメン道楽 川崎店訪れたのは朝の時間帯。店内は客もおらず、カウンター席だけのすっきりとした空間に、厨房の湯気とラーメンを仕込む音だけが漂います。 この日いただいたのは「ラーメン(950円)」に「大盛り(+180円)」、そして「チャーシュー丼(390円)」をセットで。ラーメンは豚骨醤油ベースで、脂は少なめにオーダー。スープは背脂不使用で、さらりとしながらもコクのある味わい。程よい塩気と豚の旨みが、目覚めたばかりの身体にやさしく染み渡ります。 麺は中細ストレート。ちょうど良い歯ごたえで、スープとの絡みも良好。啜るたびに鼻をくすぐる醤油の香りが心地よく、重さを感じさせない仕上がりが、朝でもスルスルと箸を進めさせてくれます。 トッピングは海苔、もやし、チャーシューとシンプルながら安定の構成。特にもやしのシャキッとした食感がアクセントになり、食べ疲れを防いでくれます。 一緒に頼んだチャーシュー丼は、角切りチャーシューがご飯を覆い尽くすボリューム感。甘辛いタレが絡み、細切りネギが全体をさっぱりとまとめてくれるバランスの良い一品。しっかり味が染みていて、これだけでも満足度が高い。 卓上には定番のニンニクや酢などの様々な調味料も揃い、味変も可能。店員さんの対応も丁寧で、落ち着いた朝の時間にふさわしい一杯でした。 あくせくした朝でも、ふと立ち寄って心とお腹を整えてくれる。そんなラーメン道楽の存在は、きっと「日常の名脇役」と言えるのではないでしょうか。
2025/06訪問
1回
【抜群の新玉ねぎ!】 東西線・葛西駅から徒歩数分、住宅街の一角に佇む「ラーメンみなみ」。地元密着型の小さなお店ながら、その完成度の高い一杯を求めて、昼時にはひっきりなしにお客さんが訪れます。今回は「味玉背脂中華」に「新玉ねぎトッピング」を追加して注文しました。 到着した丼は、背脂が表面をほどよく覆う、見るからに香ばしく食欲をそそるビジュアル。スープを一口すすると、鶏ガラと魚介がバランス良く効いた醤油スープに、背脂のコクと甘みが重なり、優しさとパンチを両立した味わい。キレのある醤油に背脂がまろやかさを与え、どこか懐かしくも、今っぽさも感じさせる味です。 そこに加わる新玉ねぎが非常に秀逸。シャキッとした食感と自然な甘みが、こってりとしたスープに絶妙なアクセントを与えてくれます。背脂ラーメンというと重たさを連想しがちですが、この新玉ねぎのおかげで後味は驚くほど軽やか。相性抜群のトッピングでした! 麺は中太のちぢれ麺で、プリッとした弾力が心地よく、スープとの絡みも良好。味玉は半熟でとろりと黄身が流れ出す理想的な仕上がりで、しっかりとした味付けが印象的でした。チャーシューはしっとり柔らかく、脂身と赤身のバランスも良く、丁寧な仕込みがうかがえます。 店内はカウンター中心のこぢんまりとした空間で、落ち着いて食事ができる雰囲気。ご主人の穏やかな接客もあって、ひと息つけるような居心地の良さがありました。 全体として、バランスと優しさに満ちた一杯。背脂ラーメンに新玉ねぎという意外な組み合わせが、これほど調和するとは嬉しい驚きでした。背脂系が好きな方はもちろん、普段あまりこってりを食べない人にもぜひ試してほしい一杯です。
2024/02訪問
1回
【活気溢れる店内!】 人形町でつけ麺が食べたくなり、前から気になっていた「つじ田 日本橋人形町店」さんへ。東京メトロ日比谷線・都営浅草線の人形町駅から徒歩すぐとアクセスも良好。オフィス街の一角にありながら、落ち着いた雰囲気の店舗です。 この日は「濃厚つけ麺(大盛り)1,260円」と「ご飯150円」を注文。合計1,410円とやや贅沢なランチですが、それに見合う満足感がありました。 まずはつけ麺。極太で艶のある麺はしっかりと締められ、もちもちとした弾力と小麦の香りが印象的。大盛りでも飽きが来ないのは、麺そのものが美味しいからこそ。 つけ汁は豚骨魚介系の濃厚タイプで、ほどよい粘度がありながらも重たすぎず、魚粉の香りがアクセントに。酸味と甘みのバランスも絶妙で、どっしりとした旨味がありながら飲みやすさも感じる一杯です。チャーシューやメンマも丁寧な仕上がりで、具材それぞれの満足度も高め。 ご飯はシンプルながら、締めにぴったり。残ったつけ汁をかけて食べると、まるで雑炊のような旨味の凝縮感があり、麺とはまた違った楽しみ方ができます。むしろ、最後にご飯を入れることでこの一杯が完成するような感覚すらあります。 すだちや卓上の黒七味での味変も楽しく、最後まで飽きずに楽しめるのも魅力。店員さんの対応も丁寧で、活気のある雰囲気が好印象でした。 しっかり食べたい日や、上質なつけ麺をじっくり味わいたい時にぴったりのお店。駅近でアクセスもよく、再訪したくなる一軒です。
2025/06訪問
1回
【〆に香りに惚れる一杯】
2025/11訪問
1回
【川崎で締めの新定番!】 【新橋ニューともちんラーメン 川崎駅前店】で、夜中締めの一杯をキメてきました。訪れたのは深夜0時過ぎ。さすがに空いてるかな〜なんて思いながら向かったら、まさかの店外に数人の待ちが!場所は川崎駅から徒歩数分。アクセス抜群の立地もあって、夜遅くでも大人気のようです。 注文したのは王道の中華そば(750円)に、嬉しい無料サービスのライス!しかもこのライス、中・小・大から選べて1杯無料という太っ腹っぷり。今回は中をチョイスして、しっかりとお腹を満たしました。 まずラーメンの印象ですが、スープは醤油ベースでしっかりと旨みが詰まっていてコクも深め。動物系の出汁とキレのある醤油のバランスが絶妙で、飲んだ後の体に染み渡る味わいです。あっさりもしているけど、決して物足りなくはない。むしろクセになる系の味! 麺はするっとすすりやすく、スープとの絡みも文句なし。チャーシューはホロっと柔らかくて旨みたっぷり。メンマやネギといった定番の具材が丁寧に乗せられていて、中華そばのスタイルを守りつつも、ちゃん系としての完成度はかなり高い印象でした。 そして何より、このラーメンとライスの組み合わせが最高!!スープをひと口、麺をすすり、ライスを頬張る……という無限ループに突入。お腹も心も満たされる、深夜のご褒美みたいな一杯でした。 店内は立ちのカウンターのみで、席数は普通ですが回転は早め!スタッフさんもテキパキとした接客で、深夜帯でもきっちりとした雰囲気が好印象です。外に待ちが出てるのも納得のクオリティと雰囲気。 深夜でも安心して食べられる、優しさと力強さを兼ね備えた中華そば。川崎で〆の一杯に迷ったら、間違いなくおすすめの一軒です!次回はチャーシューメンやわかめのトッピングにも挑戦したい!
2025/07訪問
1回
【濃厚鶏白湯!】 名鉄・西岡崎駅から徒歩圏内、ロードサイドに構える「鶏そば やま辰」は、地元で密かに人気を集める鶏白湯ラーメンの専門店。清潔感のあるシンプルな店構えで、カウンター席中心の店内は一人でも入りやすく、昼時にはサラリーマンや地元の常連客で賑わいます。 今回は看板メニューの「こってり鶏そば(900円)」に、無料でサービスされる「小ライス」を添えていただきました。 スープは一見まろやかそうに見えますが、口に含むとしっかり濃厚。丸鶏の旨みが凝縮された鶏白湯スープは、クリーミーでとろみがありながら臭みは一切なく、鶏油の香ばしさと旨味がバランスよく溶け込んでいます。文字通り“こってり”としたコクのあるスープですが、意外と飲み口はすっきりしていて、最後までくどさを感じません。 麺は平打ちストレート。スープの粘度とよく絡んで、一口ごとの満足度が高いです。トッピングのチャーシューは焦げが香ばしいだけではなくお肉の旨味がしっかり。メンマやネギも香りのアクセントとしてよく合い、全体のバランスを整えてくれます。 無料サービスの小ライスも侮れません。スープをかけて“鶏雑炊風”にして楽しむのが個人的おすすめ。濃厚なスープがごはん一粒一粒に染み込み、スープを一滴残さず味わえる満足度の高い組み合わせです。 券売機制で注文もスムーズ。スタッフの対応も丁寧で、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食事を楽しめるのも魅力です。 鶏白湯系ラーメンの中でも、旨味と濃厚さのバランスが見事な「こってり鶏そば」。岡崎エリアでがっつり系ながら上品なラーメンを楽しみたいときに、ぜひ立ち寄ってほしい一軒です。
2025/06訪問
1回
【街に愛される老舗の町中華】 藤沢駅から徒歩2分、駅近の赤い看板が目印の「中華大新 藤沢店」。平日の昼時に訪れ、看板メニューのひとつと思しき「みそチャーシューメン」をいただきました。 スープは油膜で熱を閉じ込めた濃厚タイプ。白味噌ベースで、甘みとコクがしっかり立っており、刻み玉ねぎの辛みと相まって奥行きのある味わいです。豚の旨みがしっかりと効いていながら、くどさはなく、どこかホッとする昔ながらの味噌ラーメンといった印象。 チャーシューはしっかりとした枚数が入り、噛むほどに肉の旨みがじんわりと広がります。脂は控えめで、味噌との相性も良好。ほうれん草とメンマのトッピングもベーシックながら丁寧な仕事で、全体にまとまりがあります。 麺は中細ストレート気味で、柔らかめの茹で加減。味噌スープとよくなじみ、するする入っていきます。ボリュームもしっかりあり、満足度の高い一杯でした。 そして、チャーハンもまた魅力的! ややしっとりめの仕上がりで、ラーメンスープと交互にいただくと、さらに満足度が上がります。ラーメンとのセットで楽しむのもおすすめです。 外観に派手さはないものの、地元の常連さんに長く愛されている理由がしっかり感じられる一杯でした。駅から近く、藤沢でサッと旨い味噌ラーメンが食べたくなったときにぜひ立ち寄りたいお店です。
2025/03訪問
1回
【まさに十八番の味!】 秋田県能代市にあるラーメンの名店「十八番(おはこ)」にて、醤油ラーメンの大盛りをいただきました。地元で長年愛されている人気店で、平日でもお昼時には多くのお客さんで賑わっています。 この日の注文は「醤油(大)」。丼を受け取ってまず驚くのはそのビジュアル。澄んだ琥珀色のスープに、細めの縮れ麺がふわりと泳いでおり、見た目からすでに丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。 スープは鶏ガラベースの優しい旨味が効いた昔ながらの味。ほんのり甘みを感じさせつつ、醤油のキレもあり、飲み干せるほどあっさりとした仕上がり。それでいて物足りなさはなく、しっかりとしたコクがあるのが特徴です。 麺は自家製と思われる細縮れ麺。スープとの絡みがよく、ほどよいコシもあり、つるりとした喉ごしが気持ちいい。大盛りでもつい箸が止まらず、あっという間に完食してしまうような中毒性があります。 具材はチャーシュー、ネギ、ノリと王道の組み合わせ。特にチャーシューは柔らかく、口に入れた瞬間にほろっと崩れる仕上がりで、スープとの一体感が抜群です。 店内は年季の入った昔ながらの食堂風で、どこか懐かしさを感じる落ち着いた空間。地元の常連さんに混じって、観光客の姿もちらほら見受けられました。 特別に派手さはないけれど、一口ごとに沁みるような安心感と満足感のある一杯。まさに「地元の十八番」と呼ぶにふさわしい、素朴で力強い醤油ラーメンでした。 能代を訪れたら一度は寄っておきたい、老舗の実力派。次回は味噌や塩にもチャレンジしてみたくなる、そんなお店でした。
2025/04訪問
1回
【再訪間違いなし】 銀座線神田駅から出てすぐ、ひっそりとした路地に佇む「炭火焼濃厚中華そば 海富道(しーふーどう)」。魚介好きにはたまらない、濃厚な鯖出汁のラーメンが評判のお店です。今回は名物の「鯖ラーメン(1,100円)」に「ライス大盛り(150円)」を追加して、がっつり堪能してきました。 まず目を引くのは、炭火焼きの香ばしさを湛えたスープ。表面には細かな油の膜が張り、口に含むと焼き鯖の芳醇な香りが一気に広がります。動物系のコクも感じられつつ、主役はしっかりと鯖!濃厚ながらも雑味がなく、思わずスープを何度もすすってしまう奥深さです。 麺は中細のストレートで、やや固めの茹で加減。鯖の旨みたっぷりのスープをしっかり持ち上げ、口の中でほどよくほぐれる絶妙なバランス。トッピングが別皿で提供されるスタイルで、炙りチャーシューはしっとりジューシー、炙りネギ、刻みネギ、ノリもそれぞれ計算された味の組み合わせ。 ※真ん中の小鉢のネギチャーシューはライスを頼んだサービスでした。 特に印象的だったのがライス大盛り。白米そのものがふっくらおいしく、小鉢の具材をおかずに食べるのはもちろん、スープを少しかけて“鯖茶漬け”風にするのも絶品。山椒を少し振ると味に変化が出て、ラーメンも茶漬け共に最後まで完璧に楽しめます。 カウンター席のみのこぢんまりとした店内は、木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気。食券制で一人でも入りやすく、隠れ家的な居心地の良さも魅力です。 ラーメン単体としての完成度の高さはもちろん、ご飯と一緒に楽しむことで真価を発揮する「鯖ラーメン」。魚介系ラーメンの中でも個性と完成度の高さが際立つ一杯で、神田で一味違うラーメンを食べたい方にはぜひ訪れてほしいお店です。