ぷるこわさんが投稿したラチュレ(東京/渋谷)の口コミ詳細

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ラチュレ表参道、渋谷、明治神宮前/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

キレイな鹿

表参道駅、渋谷駅のいずれからも徒歩6〜7分、青学の西門近くにあるこちらのお店。入店すると、席には箱に入ったドライフラワーが飾られており、心地よい時間を過ごしてほしいというお店の姿勢が伝わってきます。

本日は8,800円のランチコースをお願いし、せっかくなのでワインペアリング(こちらもたしか8,800円)も付けていただきました。室田シェフは猟師でもあり、メインで供される鹿肉はご自身で狩猟されたものとのこと。

アミューズ一品目は鹿の血を使った甘じょっぱいマカロン。鹿の血で作ったブーダンノワールも入っているとのことですが、鮮度ゆえか嫌なクセは全くなく、素材や命を無駄にしないという思いが感じられる印象的なひと皿でした。続く二品目は二種のコーンを使った冷製スープで、グリーンレモンの香りをまとった泡が軽やかさを添え、夏らしい爽やかさを感じられました。パンは本日は自家製ではないそうですが、小麦の風味や旨味がしっかり感じられる上質なもので、木製の鳥型バターナイフもかわいらしい。

魚料理の一品目は燻したカツオに、山形郷土料理の「だし」をイメージしたというコンディマンを合わせたもの。むっちりとしたカツオの旨味に燻香と薬味の香りが加わり、和の要素が自然に取り入れられていました。続いていただいたジビエのパテは鹿・熊・イノシシにフォアグラを加えたもの。鹿肉らしい鉄分や3種のジビエによる奥行きある旨味を感じながら、臭みやえぐみのないクリアな味わいで、自分史上で過去最高のパテだったと思います。

魚の二品目は鮎のパイ包み焼き。肝は使わず、身の間にホタテや岩のりのすり身を入れることで、鮎の清らかな味わいを引き立てつつ上品な旨味を補強していました。メインのお肉は鹿モモ肉のロースト。ソース・ポワヴラードが添えられていましたが、しっとりとした赤身から溢れる旨味で、ソースなしでも十分に楽しめそうなほど。

デザートはブランマンジェに自家製梅シロップのゼリーを重ねたもので、やさしくさっぱりとした甘さ。コーヒーは濃いめで力強く、最後をきりっと締めてくれました。

サービス料込みでお会計はちょうど2万円ほどでしたが、コース自体は8,800円というのは驚くべき価格ではないでしょうか。接客も丁寧で感じが良く、一人での訪問でも居心地よく過ごせました。次回はぜひ家族や友人と一緒に伺いたいと思います。

ごちそうさまでした。

2025/09/06 更新

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