2回
2025/07 訪問
「青山で粋な夜」|鮨 龍次郎(南青山)
たぶん4回目。
でも毎回新しい驚きと楽しさがある。
南青山「鮨 龍次郎」。
すでに都内でも評判の一軒だけど、個人的には人で通ってる店。
そう、大将が面白い。
軽快な会話の中に芯のある技と美意識が光る。
この日はまさかの知り合い多発。東京って広いようでやっぱり狭い。
そんな偶然もこの店だとご縁に変わるのが不思議。
握りはもちろんのこと日本酒のラインナップも実に心憎い。
口に運ぶたびに喉ではなく気分が潤う。
「味を覚えている鮨」と「空気ごと記憶に残る鮨」
この店は、間違いなく後者だ。
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【一言ログ】
美味の記憶にはいつも誰かがいる。
2025/07/25 更新
鮨 龍次郎──南青山の静かな路地に佇む、信頼の一軒。
この夜も何を食べても美味しいと唸るばかりだったが心に残ったのは“まぐろ”。
赤身、中トロ、大トロ……何種類登場したのか思い出そうとしても順番はもう曖昧でそれがまた満たされた証のようにも思える。
締めに追加でお願いしたかんぴょう巻き。
これもまたしみじみ美味い。
派手さではなく仕事の丁寧さが光る味だった。
そして変わらぬ大将の人柄。
味で喜ばせ、空間でくつろがせ、会話で引き込んでくれる。
こういう人が握る寿司にはやっぱり魔法が宿る。
素敵な会食でした。
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【一言ログ】
美味しい鮨には余韻がある。人にも空気にも。