「東京都」で検索しました。
1~20 件を表示 / 全 129 件
最高な鰻屋さん
2025/11訪問
1回
肉
2025/12訪問
1回
とても美味しい焼肉
2022/12訪問
1回
最高に美味しいつけ麺屋さん
2025/04訪問
1回
寿司屋
2025/11訪問
1回
飲み屋
2025/12訪問
1回
居酒屋
2025/12訪問
1回
富岡一丁目という地名には、門前仲町の中でも特有の落ち着きがある。 その一角に「富岡一丁目の夕陽」という店名の居酒屋があり、 初めて聞いたとき、店ではなく“風景”の名前を掲げている店だと感じた。 実際に訪れると、その印象は間違っていなかった。 ここは料理よりも先に、“街の空気”を提供してくれる稀な一軒である。 店に足を踏み入れると、外の喧騒が一瞬だけ遠のき、 どこか懐かしい静けさが漂っている。 大衆酒場ほど雑多ではなく、かと言って敷居も高くない。 温度が低すぎず高すぎず、 ちょうど夕暮れ時のような、中間の落ち着きがある。 これが店名の“夕陽”に重なるのかもしれない。 カウンターに座ると、店員の声が自然に届き、 忙しさの中でも気遣いを欠かさない動きが目に入る。 客との距離感が近すぎず、遠すぎない。 門前仲町という街の“親しみ深さ”を、 そのまま丁寧に抽出したような温度感だ。 料理が運ばれるころには、 店の空気がすっかり体に馴染んでくる。 湯気の匂い、グラスが触れ合う軽い音、 テーブルに落ちる照明の柔らかい影。 どれも主張しすぎず、 まるで夕陽が沈む速度のように、ゆっくり気持ちがほどけていく。 気取らず、急がず、 “ただ、いい時間を過ごす”。 そのために整えられた場所が、ここにはある。 店を出たあと、夜風に触れながらふと思う。 この店名は景色ではなく、 「自分の中に残る時間」を指しているのかもしれない。 また来たいと思える理由は、料理だけではなく、 “夕陽のような時間”がここにあるからだ。
2025/11訪問
1回
居酒屋
2025/11訪問
1回
最高な焼き肉屋さん
2025/10訪問
1回
居酒屋
2025/10訪問
1回
居酒屋
2025/10訪問
1回
南青山の裏側——街の喧騒から半歩だけずれた場所に、この店はひっそりと息づいていた。扉を開けた瞬間、街の空気とはまったく違う“静かな密度”に包まれる。決して敷居を高く見せるわけじゃないのに、客としての姿勢まで自然と伸びるような空気がある。 カウンターの奥で職人が淡々と手を動かす姿は、見惚れるというより“信頼”に近い感覚を呼ぶ。余計な演出がないからこそ、ひとつひとつの仕事の正確さがくっきり浮かび上がる。握りが置かれる音すら丁寧で、そこに嘘がないのが伝わる。 口に入れた瞬間の“説得力”がこの店の強みだ。派手に主張するわけではなく、しずかに芯が通っていて、気付いたらこちらが何も考えずに味の余韻だけを追っている。途中から言葉がいらなくなる。いい鮨はだいたいそうだが、ここは特に“語彙を置き去りにするタイプ”だ。 南青山では珍しいタイプの鮨屋だと思う。肩の力を抜きつつ、きちんと良いものを食べたい夜。特別な日よりも、むしろ平日の終わりにじっと浸りたくなるような一軒だった。