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トリズミ三田、田町、芝公園/居酒屋、鳥料理、創作料理
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夜の点数:4.5
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
居酒屋
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2025/12/08 更新
田町という街は、昼と夜でまったく違う顔を見せる。その境目にそっと寄り添うようにあるのが「手ごねつくねと地鶏 トリズミ 田町店」だ。ビルの階段を上がり、店に一歩踏み込むと、田町のあの忙しないリズムがゆっくりと後ろに遠ざかっていく。ここは、街のスピードから少し距離を置きたい夜にちょうどいい。
まず感じたのは、店内の“温度”。照明がやわらかいのはもちろんだが、それ以上に、店自体がじんわりと温かい気配をまとっている。賑やかすぎない。静かすぎもしない。隣客の笑い声や会話が、嫌な雑音にならずに“空間の一部”として溶けていく。この空気感が出せる店は、田町でもそう多くない。
テーブルに腰を下ろした瞬間、香りでまず心をつかまれた。炭の匂い——と言ってしまえば簡単だが、ここはただの“焼いてる匂い”ではなく、料理人の手が生きているような温度を帯びている。厨房の方から聞こえてくる音も、ひとつひとつに迷いがない。丁寧というより、誠実。そういう仕事を感じる。
実際に口へ運んだ瞬間、その印象は確信に変わる。余計な装飾をしない味。足し算ではなく、素材と技術の“ちょうどいいところ”に着地させてくる。この店の料理は派手ではないけれど、一度食べると妙に記憶に残る。食後にふと思い出して、また食べたくなる。そんな余韻の残し方をしてくる。
そして、この店の面白さは“勢い”じゃなく“積み重ね”で魅せてくるところだ。最初の一口から最後の一口まで、温度が落ちない。どこか一つだけが突出しているのではなく、全体がきちんと整っている。この“整い方”が、今の田町では貴重だと思う。
会話がぐっと深まる夜も、仕事の疲れをほどきたい夜も、ただ良い料理に触れたい夜も、この店は全部受け止めてくれる。派手な看板を掲げる店とは違い、ここは“じわじわ好きになるタイプ”。店を出て、ビルの階段を降りる途中でふと「あ、また来るな」と思わせる。
田町の夜に、静かに灯る一軒。そんな印象の店だった。