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だいごみ神田、新日本橋、淡路町/居酒屋、創作料理、ろばた焼き
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夜の点数:4.5
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
居酒屋
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2025/12/14 更新
神田という街は、効率と実用でできている。だからこそ、この店の存在は少しだけ異物だ。エレベーターを上がった先に広がるのは、派手さではなく「煮続けること」を美徳にした空気。ここでは、料理が主役というより、煮込みが作る時間が支配している。
席につくと、まず鼻に届くのは静かな香りだ。主張しすぎない出汁の匂いが、服に染みつくほど近くにある。それなのに、うるさくない。店内の温度、音量、人の距離感——すべてが“煮えすぎない”ところで止められている感覚がある。
だいごみの面白さは、食べ進めるほどに「派手な記憶が残らない」ことだ。強い味、驚く演出、写真映え。そういったものを意識的に排除した結果、代わりに残るのは身体がゆっくり納得していく感覚。箸を動かすリズムが自然と一定になり、会話のテンポまで穏やかになる。
神田の居酒屋は、仕事終わりの解放装置であることが多い。でもここは違う。ここに来ると、仕事と私生活の間にあった“ささくれ”が、出汁でふやけていく。飲んでいるのに、なぜか疲れが抜けていく不思議な感覚がある。
「煮売屋」という名前はよくできている。料理を売っているというより、煮ることで生まれた余白を提供している。短時間でも、長居しても成立するのは、この店が“時間を管理しない”からだろう。
流行りの店でも、懐かしさだけの店でもない。
神田という街で、黙々と火を入れ続けてきた店だけが持つ説得力が、ここにはある。