3回
2025/12 訪問
特別な日じゃなくても通いたい、“日常ご褒美”焼肉。
前回、29日の特別会席があまりにもツボだったので、通常営業日の犇も気になって2回目の訪問。今回も「ちゃんとした焼肉屋さん」としての実力がよく分かる夜でした。
まず印象的だったのが、塩で出してもらったハラミ。シンプルな見た目なのに、焼くとじわっと肉汁がにじんで、噛むほどに旨みが濃くなっていくタイプ。変なスジ感がなく、赤身好きとしてはかなり嬉しい仕上がりでした。厚みもほどよくて、おすすめのよく焼きで上げると肉の香りがふわっと立つ感じ。
“ひしめき焼き”は、前回のコースでも感じた“ご飯が欲しくなる味”そのまま。甘辛いタレがしっかり絡んでいるのにくどさがなくて、両面をサッと炙るだけでちょうどいい。白米を合わせるか、ハイボールを合わせるかで永遠に悩めるやつです。表面に散らしたゴマの香りがまたずるい。
一番テンションが上がったのは、特選和牛が一緒に盛られたプレート。脂の入り方がそれぞれ違う部位が並んでいて、焼き加減を変えながら食べ比べるのが楽しい。サシ多めの部位は口に入れた瞬間とろけるのに後味は思ったより軽やかで、赤身多めのところは噛むたびに旨みがじんわり続く。ロースターの火力も扱いやすくて、前回同様、煙が少なく服に匂いがつきにくいのも本当にありがたいポイント。
接客もほどよくフレンドリーで、押しつけがましくない距離感。こちらが迷っているときにさりげなく焼き方や順番を提案してくれる感じが心地いいです。特別会席の日だけでなく、普段使いの焼肉としてもちゃんと満足度が高いことが分かって、ますますこの店が好きになりました。
次はまた29日のコースか、今回食べられなかったホルモン系を攻めるか…と、帰り道にすでに次回のオーダーを考えてしまうお店です。
2025/12/03 更新
2025/10 訪問
29日だけのご褒美。赤身と脂の調和
29日限定の「にくのひ特別会席」を体験。まずは“ひしめきサラダ”からスタート。自家製ドレッシングが軽やかで、後半の肉を受け止める土台づくりはバッチリ。続く前菜は、旨辛きのこのキムチと舞茸の和風ナムル。辛味・酸味・香りがきれいに立って、口の中がスイッチオンになる。生ものパートは新鮮和牛の逸品「幸せの極みユッケ」と、牛タンの薄造りてっさ仕立て。ユッケは舌触りなめらかで、噛むほど甘みが伸びる。薄造りのタンは柑橘を思わせる清涼感があり、軽やかに次の皿へつながる。
焼きはロースター。煙が少なくて、香りは立てつつも服に匂いが残りにくいのが嬉しい。塩物三種盛り合わせは、極上厚切りタン/薄切りタン/極上ハラミの三連打。厚切りタンはザクッと心地よい歯切れ、薄切りは片面サッとでじんわり旨みが滲む。ハラミは脂が甘く、香ばしさと赤身のコクのバランスが最高。焼き合わせの茄子がまた良くて、肉汁を吸って甘みがぐっと増す。
当日厳選部位はサシと赤身のバランスがよく、火に当てた瞬間の香りで“今日の良さ”がはっきり分かる。小椀物のかきたまスープで一度リセットしたら、熊本ブランドのあか牛へ。噛むほど旨みが湧く赤身で、脂に頼らない満足感がある。特製ひしめき串は肉の繊維感を残した焼き上がりで、串から外すたびに湯気と香りが立って食欲をそそる。
名物の「至福のすき焼き」は秋仕様。割下は重たすぎず、“金の雫”の卵をまとわせると一気に幸福度が跳ね上がる。ここで白飯が欲しくなるが、グッとこらえて〆の「季節の石焼御飯・秋の味覚と共に」。〆は「季節の石焼御飯 ― 秋の味覚と共に」。この日は“かぼちゃのリゾット”。石鍋の余熱でふつふつ、縁のおこげと南瓜のやさしい甘みがじんわり。塩は控えめで、後口はチーズのコクがふわっと締める。最後はシークヮーサーのシャーベットでさっぱり。口の中がスッと整って、帰り道まで軽い。
全体を通して、味の起伏と提供テンポが秀逸。ロースターならではの快適さも相まって、29日だけの特別感に見合う満足度だった。部位ごとの違いをしっかり感じられる構成なので、次回はワインを合わせて香りの変化をもっと楽しみたい。
2025/11/04 更新
中野坂上で「とにかく美味い肉を全力で食べたい!」って日に、間違いなく選びたいのが焼肉 犇。お店に入った瞬間から漂う“本気の焼肉感”に、テンションは一気に最高潮。落ち着いた雰囲気なのに、どこか熱量があって、「ここは絶対に当たりだな」と直感的に思わせてくれる空気がある。
運ばれてきたお肉は、もう見た目から反則級。サシの入り方が美しく、焼く前からワクワクが止まらない。鍋でさっと火を入れる和牛は、脂の甘さが驚くほど上品で、口に入れた瞬間ふわっと溶ける感覚。重さは全然なくて、旨みだけがしっかり残るのがすごい。野菜と一緒に食べることで、肉の甘みがさらに引き立つのも最高。
焼きのお肉は、表面は香ばしく、中はしっかりレア。カットした断面の美しさに思わず声が出るレベルで、噛んだ瞬間に肉汁がじゅわっと広がる。余計なタレはいらなくて、シンプルな味付けだけで完成しているのが、この店の自信を物語っている感じがする。
さらにご飯ものとの相性も抜群で、「肉→ご飯→肉」の無限ループに突入。しっかり満足感はあるのに、食後は不思議と重くならず、最後まで美味しく楽しめるのが嬉しいポイント。
デートでも、友達とのご褒美焼肉でも、焼肉好きに自信を持っておすすめできる一軒。中野坂上でこのクオリティは正直すごい。美味しい肉で元気をチャージしたいなら、焼肉 犇は間違いない選択!