この口コミは、雛見沢マオさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.8
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.8
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|サービス 4.7
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|雰囲気 4.7
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|CP 4.7
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.8
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| サービス4.7
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| 雰囲気4.7
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| CP4.7
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| 酒・ドリンク- ]
昆布水の中心で美味いと叫ぶ。
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2025/11/28 更新
北関東ラーメン巡り中です。3軒目。
なんですが⋯正直な話、こちらのお店。
私の拙い文章力程度で胸に渦巻く感動の嵐を果たして何処まで表現できるのか。不安です。
まあ書いてみないことには始まらないので
とりあえず今の私の全力でやってみますか。
はい。大金さんにご馳走様して外に出ると
現在時刻は午後2時半過ぎ。
さすがにこれ以上昼営業の連食は難しいので、
夜営業のポールポジション目指して行こうと思います。
まずは佐野駅まで徒歩です。なんだか歩いてばかりですね。
ですが、湯水のように交通費を使うくらいなら
なるべく切り詰めて明日のラーメンに繋げたいのですよ。すみません。
あ、途中で佐野厄よけ大師にお参りして来ました。
ですが、人間いざとなるとなかなか何を願えばいいのか分からないもので、
結局、母親の健康を祈る事にしました。最後に会って半年くらいは経ちますが元気にしているでしょうか。
話を戻しましょう。「JR佐野駅」に到着。
「両毛線」に乗って一路「小山駅」を目指します。
所要時間は20分程度でしょうか。降車した後は
「小山駅東口」からバスが出ています。何系統かありますが、目的地は同じ「関東能開大正門前」です。お店のメインページに詳しいバスの種類が書かれていますのでこちらでは割愛させて頂きます。
ただ、現金と回数券のみという記述でしたが、交通系電子マネーは使用できました。
はい。着きましたね。ヨコクラストアハウスさんです。
1軒目に訪麺させて頂いたアメノオトさんの系列店になります。
現在夕方5時15分。夜営業開始の45分前ですが店前に人影は見当たりません。
三連休の日曜日にも関わらず、めでたくポールポジションをゲットできたようです。ありがとうございます。
開店時には20名ほど。退店時には更に倍ほどになっていたのを考えると、絶妙のタイミングだったのかも知れませんね。
ストアハウス。という名前の通り独特の作りをした店内です。オープンキッチンのようなカウンターと10人以上は座れそうな大きなテーブルが1つ。
人の輪というか何か一体感のようなものを感じるレイアウトが印象的です。
こちらは食券を買うシステムなんですね。
安定の左上⋯ではなく。
ここは迷わず昆布水つけ麺の醤油、大盛を選びます。
実は私、昆布水つけ麺自体が初見でして。
日本一のつけ麺に輝いたというこちらで是非最初の昆布水つけ麺を食べてみたいと兼ね兼ね思っていた訳です。期待しかありません。はい。
案内された席がまた麺場鑑賞の特等席だったんですけど、凄いですね。
つけ麺のオーダーが多いのはわかるんですけど
1ロット目で8人分用意されていました。
アメノオトさんでも感じましたが、麺線を揃える所作が本当に綺麗ですね。いつまでも観ていられる気がします。
しかし。ポールポジションなので即、着丼。観ていられる時間はあまりありません。
ここは半セルフサービスなんですね。
呼ばれた順番に番号の書かれたキューブを持って受取カウンターに行くという流れになります。
トレーを受け取る時の店員さんの笑顔がとてもよかったので、たまにはこういうのもいいかも知れません。
麺線が美しい。という言葉をよく聞きますし
私自身、結構使っている言葉ですが
それだけでは足りないです。この一杯からは
見る者に語りかける何かを感じて止みません。
私の写真技術程度では全てを伝えられないのが
とてもとても、もどかしいです。
さて。食べますか。
食べ方を書いてくれたものがカウンターにありますね。
その1。まずは麺そのものの味を味わう。
行ってみましょう。ちゅるり⋯⋯⋯何ですかこれは
こんな美味しいものがあったんですか。
昆布水の優しいぬめりをまとった中太麺の食感は
もうこの世のものとは思えません。
滑らかで艷やかで昆布の風味がふわぁっと漂って
固めの麺をしっかり味わうと小麦の香り、甘み。
生まれて初めて本場の讃岐うどんを食べた時以来の
衝撃のファーストインプレッションです。
昆布水そのものも2種類の昆布に出汁の塊である根昆布や枯節など相当素材に拘った一品となります。
やーこれはすごい。うまい
その2。塩壺の藻塩を少々振り掛けて麺を楽しむ。
はい。塩壺。これですね。新潟の藻塩らしいです。
ちなみに藻塩とは海藻と海水から生まれた塩の事だそうです。麺の上に振り掛けたものを少し箸で摘んで食べてみると、普通の塩に比べてまろやかさが感じられるように思いました。
そして麺。行きます。ちゅるり⋯おー小麦の甘さが際立ちます。うまい
全体的に味が締まる感じも少ししますね。
塩ひとつまみの力、侮れないです。
その3。つけダレにつけて⋯うまい!
もうね。すごいですよ。語彙力皆無で申しわけないんですけど。本当にすごいんです。
これはもう別の麺類のジャンルとして確立してしまってもいいのではないてしょうか。
麺のコシ、食感、舌触り、啜った時の心地よさ。
あーもう幸せ過ぎてありがとうございます。
2種類の肉々しさ満開のチャーシューも低温調理の方は昆布水の方へ火を通した方はつけダレの方へ。
こういう丁寧な仕事の積み重ねがより高みの味を作っていくんですね。
つけダレに浮かべられたシャキシャキのネギ、和出汁の旨みが閉じ込められた柔らかめのメンマ。
それぞれに個々で完成された美味しさがあり、
そしてまた見事な調和を果たしている。
素晴らしい一品だと思います。
正直、この辺は無我夢中で麺を啜っていたので
そこまで深く味わえたわけでは無いのですが⋯
最高でした。
最後に昆布水をつけダレに入れてスープ割に
つけダレのまろやかな甘さが昆布の旨みで更に引き立ちます。
どうでしょうか。1割程度でも素晴らしさを伝えられたのでしょうか。
あーこいつバカだけどとにかく美味かったんだろうな。と思っていただけたなら幸いです。
人生初の昆布水つけ麺は
想像を絶する逸品でした。
魂が満足してしまったので
ラーメンの続きはまた明日。
昆布水つけ麺 醤油 (大) 1150円
ご馳走様でした。