古賀 です。さんが投稿した寿司 えどまる 浅草本店(東京/浅草)の口コミ詳細

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寿司 えどまる 浅草本店浅草(東武・都営・メトロ)、浅草(つくばEXP)、田原町/寿司、海鮮、居酒屋

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

寿司屋

浅草という街は、観光地の顔と、地元の日常が複雑に絡み合っていて、どこの店に入るかで体験が大きく変わる。
華やかに見えて実は難しい街。
そんな場所で「当たり」を引けた時の喜びは大きい。

雷門から人波を抜け、ふと視線を向けた先にある「寿司 えどまる」。
構えは飾らず、呼び込みでも勢いで押してこない。
ただ寿司屋として、やるべきことをやっている静かな風格がある。

席につくと、浅草の雑踏が一気に遠くなる。
店内で響くのは、包丁がまな板を叩く音、握りが完成する小気味よい動き、
それだけで期待が膨らむ。

ここで一番印象的なのは、寿司の “勢い” だ。
温度、締まり具合、シャリの呼吸。
食べる側に変に合わせようとしない。
素材のタイミングで出す、という潔さがある。
黙々と握られた寿司が目の前に置かれた時、
こちらも自然と姿勢を正してしまう。

そしてひと口。
ネタが主張しすぎず、かといって遠慮もしてこない。
“いま食べるのが正解” の温度。
その瞬間のために、店全体が動いていることが分かる。

職人の所作は華美ではなく、
けれど立ち上がる空気には、江戸前の矜持がある。
浅草には観光向けの寿司屋も多いが、
ここは“町が育てた寿司屋”という感じだ。

気軽さがあるのに、しっかり満足が残る。
寿司を食べに来た、というより
「浅草でいい思いをした」という実感が強くなる。

大切なのは、食べ終わった後の自分の顔。
無意識にちょっと良い気分になっていて、
浅草の景色が、さっきより鮮やかに見える。
そういう寿司屋は多くない。

『えどまる』は、観光で来た人にとって浅草を誤解させない店であり、
地元の人にとっても“ちゃんと信頼できる一軒”だと思う。

また浅草を歩く理由がひとつ増えた。

2025/11/25 更新

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