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蓬莱屋上野御徒町、上野広小路、御徒町/とんかつ、串揚げ
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昼の点数:3.9
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 3.9
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|サービス 3.8
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|雰囲気 3.9
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|CP 3.8
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|酒・ドリンク 3.8
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[ 料理・味3.9
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| サービス3.8
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| 雰囲気3.9
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| CP3.8
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| 酒・ドリンク3.8 ]
東博で運慶の最高傑作を見た後は、とんかつの最高傑作をいただく。
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2025/11/05 更新
上野といえば、とんかつ御三家――「ぽん多本家」「蓬莱屋」「双葉」(閉店)。
その中でも私が通い続けているのは……1912年創業、「蓬莱屋」の元祖ヒレカツ。
*
東京国立博物館(通称:東博)で、日本彫刻史上の最高傑作といわれる
運慶の弥勒菩薩坐像(国宝)を拝観。遠い未来を見据えているような眼差しに圧倒される。
至高の余韻を胸に、上野の街へ。
「蓬莱屋」に着いたのは開店の15分前。
すでに15人の待ち客あり。平日だというのに、さすがの人気店だ。
11時30分、開店。
カウンターの一番奥に通される。 何だか角が落ち着く、いつもの安心感。
迷わず「ひれかつ定食」を注文。 30年以上通っているが、
今回で何度目になるのか。 数えておけば良かった(笑)。
「ジューッ」
油の中にヒレカツを入れた瞬間、香ばしい香りと力強い音が立つ。
常連客だった映画監督の小津安二郎もカウンターから、
この景色と揚がる音を楽しんでいたに違いない。
その揚げ油は高温と低温の二度揚げだ。
最初は高温の油で表面をかため、その後は低温の油でじっくり中まで火を通す。
今ではよく耳にするこの二度揚げは、この店から始まった。
「ひれかつ定食」3,800円。
薄い衣で褐色の揚げ色が美しい。 まずは、何もつけずにそのままいただく。
軽快で小気味よい衣の食感、とにかく肉のうま味が濃厚だ。
さらに口の中で香り豊かな肉汁が広がる。
二度揚げによる火入れは、ヒレ肉の美味しさを最大限に
引き出すために生まれた、先人たちの智慧だった。
次回は、串かつを肴に生ビールをゆっくり楽しみたい。
注:「ひれかつ定食」の“ひれかつ”はひらがな。
説明の箇所はカタカナ表記。 「蓬莱屋」公式ホームページより