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夜の点数:4.0
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| 酒・ドリンク4.0 ]
新橋で囲む鍋の席
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2026/01/31 更新
新橋駅前にありながら
食事の時間を切り分けてくれる居酒屋。
外の喧騒を背にしつつ、全席完全個室という構成が功を奏し、賑わいは感じながらも席ごとの時間はきちんと守られている。仕事終わりの集まりや会食など、用途を限定しない使い勝手の良さがあり、腰を落ち着けて料理と酒に向き合える空気が整っている。
料理は温度帯と味の振れ幅を意識した構成。主役となる牛もつ鍋は、卓に据えられた瞬間から存在感を放つ。もつは下処理が丁寧で、特有の臭みを感じさせない。煮込まれることで脂の甘みが引き出され、スープには旨みが静かに溶け込む。濃度は過度に寄らず、箸を進めるごとにコクが重なっていく仕立て。野菜との相性も良く、鍋としての一体感が保たれている。
牡蠣のアヒージョは、海の要素を加える一皿。オイルは重さを抑え、牡蠣の旨みを包み込む役割に徹している。加熱によって身はふっくらと仕上がり、噛むと内側から滋味が広がる。鍋料理とは異なる方向性で、食卓に変化をもたらす存在。パンや酒を自然と呼び込み、場の流れを緩やかに切り替える。
牛タンローストビーフは、肉の扱いの幅を示す一品。低温で整えられた断面は色味が美しく、舌に触れた瞬間に柔らかさが伝わる。赤身の旨さが前に出つつ、後味は軽やか。鍋の合間に挟むことで、味覚の方向が切り替わり、食事全体に奥行きが生まれる。
海老ワンタンは、小ぶりながら印象に残る存在。皮は薄く、口当たりはなめらか。中の餡には海老の甘みが凝縮され、噛み進めるほどに旨みがほどける。強い主張はせず、他の料理と並んでも調和を保つ位置づけ。こうした一品が挟まることで、食卓の密度が自然に高まっていく。
酒類は幅があり、料理に合わせて選択肢を切り替えやすい。鍋に寄り添う一杯から、肉料理に合わせるものまで幅広く対応でき、好みの異なる席でも困らない。提供の間合いも安定しており、会話と食事のリズムが途切れにくい点も心地よい。
全体を通して感じられるのは、温と冷、肉と海といった要素を無理なく織り交ぜる構成力。派手さに寄らず、一品ごとに役割を持たせることで、満足感が段階的に積み上がっていく。新橋という街の性格を受け止めながら、個室という安心感の中で食事と酒を楽しめる一軒。賑わいの只中にありながら、食の時間を丁寧に扱っている印象が残るお店。