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夜の点数:4.0
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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マグロを軸に進む川越
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2026/02/07 更新
川越駅から近い居酒屋。
扉を開けた瞬間、声と笑いが折り重なり、空間が一定の速度で動いている様子が伝わる。テーブル席を中心に配された店内では、杯を置く音や料理を運ぶ所作が途切れず続き、食事の場としての熱量が保たれている。
最初に箸を伸ばしたマグロトロのぶつ切りは、角を残した切り口が印象に残る。一切れごとに厚みがあり、口に含むと温度に反応して脂がゆっくり広がる。舌に重さを残さず、噛み締めるたびに甘みが段階的に立ち上がる。醤油は控えめに添えることで、マグロ自体の旨味が中心を保ったまま進む。
ブリと生ウニの刺身は、性質の異なる二種が並ぶ一皿。ブリは歯を入れた瞬間に張りを返し、噛み進めるにつれて脂がほどけていく。後半にかけてコクが増し、余韻が長く続く。生ウニは形を崩さず器に収まり、舌に乗せた瞬間から甘みが広がる。磯の香りは穏やかで、ブリの後味と重なり、味の層を厚くする。
寿司の盛り合わせは、ネタとシャリの関係が整う。シャリは口に入れた直後にほどけ、酸味が前に出過ぎず、ネタを受け止める位置に収まる。マグロは赤身の旨味が軸となり、噛むほどに味が増す。白身は歯切れが揃い、後味が軽やかに抜ける。数を重ねても口中が重くならず、自然に次へ手が伸びる。
厚焼き玉子は、食事の流れを一度整える役割を担う。箸を入れるとふんわり分かれ、口に含むと出汁の甘みが静かに広がる。卵の風味は穏やかに続き、刺身や寿司の合間に挟むことで味覚が整い、次の一皿へ滑らかにつながる。
酒は種類が多く、軽く進める杯から飲み応えを感じる一杯まで選択肢が並ぶ。マグロの脂、ウニの甘み、ブリのコクに合わせて方向を変えやすく、料理との関係を自分のペースで組み立てられる。賑わいの中でも皿ごとの印象が埋もれず、味の記憶が明確に残る。
店内は終始活気に満ち、会話が自然に行き交う。提供の間合いが揃い、食事のテンポが乱れにくい点も心地よい。テーブル席は使い勝手が良く、人数に応じた利用がしやすい。
通して味わうと、マグロを軸に据えつつ単調に寄らず、刺身、寿司、温かい一品を交互に重ねる流れ。杯と皿が無理なく進み、魚を食べる時間そのものを楽しめる一軒として記憶に残るお店。