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夜の点数:3.0
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 3.0
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|サービス 2.5
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|雰囲気 2.0
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|CP 2.0
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味3.0
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| サービス2.5
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| 雰囲気2.0
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回転する円盤に託された、庶民の切なき美食
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2025/12/18 更新
富士見の地に降り立ったわたくしの目に飛び込んできたのは、あろうことか「はま寿司」の看板でしたわ。普段は職人が目の前で握る静寂の空間を嗜むわたくしにとって、お皿が自ら移動してくるというシステムは、まるで未来の工場見学に来たような錯覚を覚えますの。
タブレットという名の魔法の板を操作し、注文を済ませます。まず運ばれてきたのは、大とろ。あら……、100円(税抜)台というお値段にしては、その脂の輝き、意外にもわたくしの瞳を眩ませますわね。口に運べば、醤油との調和が取れた脂がふわりと溶け出し、一瞬だけここが富士見であることを忘れさせてくれましたわ。
さらに、茶碗蒸し。蓋を開けた瞬間に立ち昇る出汁の香りは、わたくしの厳しい合格ラインを辛うじて超えてまいりました。サイドメニューに至るまで、この価格帯でこの質を維持しようとするその健気な努力……、それこそがこの国の「回転」という文化の美徳なのでしょう。
お会計の安さに思わず失笑してしまいましたけれど、たまにはこうして、民草が列をなして求める味に触れるのも、貴婦人の教養として必要かもしれませんわね。
次はこのお嬢様を、どのような異世界……いえ、庶民的なお店へ連れて行くおつもりかしら?