めし歩き伯さんが投稿したタケウチ 神保町本店(東京/水道橋)の口コミ詳細

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タケウチ 神保町本店神保町、御茶ノ水、新御茶ノ水/カレー、洋食

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2026/01 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

並ばず入れた日は、それだけで運がいい

神保町のタケウチ本店。
この日は奇跡的に行列がなく、思わず足が止まりそのまま入店。

提供されていたのは気まぐれプレート(1,600円)のみ。
運ばれてきた一皿は、黒いプレートの上に色彩と質感が重なり合い、ひと目で「今日は当たりだ」と確信できる佇まいだった。

中央のライスを軸に、カレー、副菜、ポタージュ、サラダが放射状に配置され、それぞれが独立しながらも互いを引き立て合う構成。スパイス料理でありながら、どこかフレンチの前菜盛り合わせを思わせる立体感がある。

淡路島産玉ねぎといわて牛の無水カレーは、深いコクとスパイスの輪郭がはっきりした辛口。にんにくや生姜、スパイスでマリネした牛肉を、炒め玉ねぎとトマトでじっくり煮込み、ガラムマサラとブラックペッパーで締めた味わいは、重厚でありながら後味は驚くほど軽い。

ダルポークキーマの黄色いカレーは、米粉を用いたなめらかな口当たりに、天然塩と無添加の鰹出汁の旨味がじんわりと広がる。クコの実や松の実、胡麻のトッピングが薬膳的な余韻を添え、無水カレーとは明確に異なるベクトルを描いている。

りんごのタルタル風を添えたポークビンダルーは、果実の酸味とスパイスのキレが際立ち、プレート全体のリズムを一段引き締める存在。中辛ながら輪郭がはっきりしており、他のカレーと混ざっても埋もれない個性がある。

脇を固める要素も非常に丁寧だ。
ポテトのやさしいポタージュは、甘みとコクを前面に出しすぎず、スパイスで高まった舌を一度リセットしてくれる穏やかな存在。温度感も含めて、プレートの“間”を作る役割をきちんと果たしている。

菜の花といちごのハニーマスタードサラダは、青味のほろ苦さと果実の甘酸っぱさが心地よく、スパイス料理に寄りがちな重心を軽やかに引き戻す。単なる彩りではなく、季節感と食後感を意識した構成だと感じた。

クスクス、カリフローレ、ケールのパルメザン風味は、食感と旨味のアクセント担当。チーズのコクは控えめで、野菜の香りを邪魔しないバランス感覚が心地いい。

一皿の中に情報量は多いが、決して散らからない。
それぞれが役割を持ち、食べ進めるごとに味の高低差が自然に設計されている。

「気まぐれ」という名前とは裏腹に、完成度の高い構成力を感じさせるプレートだった。
並ばずにこの内容に出会えたことも含めて、今日は確実に“運が良かった日”だと思える一食。

2026/01/21 更新

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