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夜の点数:4.2
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鮨の本質に静かに触れる一夜
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2026/01/12 更新
白木のカウンターに身を委ねると、余計な装飾を排した空間が自然と意識を鮨へと向けてくれます。握りは、まず温度管理の精度に驚かされます。シャリは人肌よりわずかに低い絶妙な温度帯を保ち、粒立ちはありながらも口中でほどける設計。赤酢の酸は角がなく、ネタの脂や旨味を下支えする役割に徹しています。
鮪は部位ごとの個性を明確に打ち出し、繊維の方向を計算した包丁が舌触りを均一化。脂の甘みは抑制的で、後味のキレが際立ちます。椀物や小鉢においても仕事は緻密で、出汁は輪郭が明瞭、素材の香りを前面に出す引き算の美学が一貫しています。いくらを用いた一品では、醤油の浸透圧と漬け時間が緻密に調整され、皮残りのない弾け方が印象的でした。
大将の所作は静かで無駄がなく、工程の一つひとつに理由が感じられます。派手さに走らず、鮨という技術体系を誠実に積み重ねる姿勢が、全体の完成度を底上げしている印象です。食後には強い余韻よりも、また季節を変えて訪れたくなる静かな満足感が残りました。鮨の本質を丁寧に味わいたい夜に、確かな選択肢となる一軒です。