2回
2024/10 訪問
前進的なクラシック
ふくいサーモンのマリネ。もっちりとした口当たりと旨味の乗った上質な脂。合わせるのは、マヨネーズベースにエストラゴンを合わせたソース。
バゲットとバター。パンもバターも、無くなると気前良くおかわりをお持ちくださります。
鴨肉とフォアグラのテリーヌ(左)鴨胸肉と鴨のフォアグラの燻製(中央奥)穴子と帆立のテリーヌ(右)大盤振る舞いなサイズ感。
マナガツオ。ソースはヴァンブランソースをベースに、ヴェルモットとセップ茸、生ハムを加えたもの。マナガツオとセップ、それぞれの味わいは勿論存分に楽しめますが、両者が溶け込んだ際の一体感たるや。
マリア・カラス。2回目ですが、微塵も薄れることのない感動。 特出すべきは、やっぱりソース。クラシックならではの味わい深さ・重厚感がありつつ、全くしつこくない。ソースの海が、途中で足りなくなってしまう。
デザートワゴン。(右手前から時計回りに)グレープフルーツのコンポート、ガトーショコラ、パリブレスト、スフレチーズケーキ、チョコレートと洋梨のムース、秋のフルーツのタルト。
カプチーノ。ちょうどよいタイミングでのご提供。
2024/10/16 更新
2024/06 訪問
中毒性たるや…(特に、ソース)
フレンチ大好き、クラシック大好きな私。
絶対に好きだろうな、伺いたいなと思いつつも、中々足を運べずにおりました。
結論、もっと早くに伺えばよかった!と、非常に後悔しました。
以下、印象的だった点を。
①ソースがとにかく至高。
食材の火入れや組み合わせは勿論良かったのですが、突出してソースが。(味の詳細は写真のコメント欄にて)
本当に美味しいものって、半端ない、凄いという言葉しか思い浮かばないのですね。単に、自分の語彙力が無いだけとは思いますが(笑)
ただ濃厚なのではなく、複雑で奥行きと濃淡を感じる。ソースでこんなにびっくりしたこと、今までございません!!
②とても心地良いホスピタリティ
グランメゾンらしいきめ細やかさ、気さくな温かみ、適度な距離感、どれもとても良い度合い。
何を言わずともパンおかわりをお持ちくださったり、メモ書きをする私に気遣って料理説明をゆっくりしてくださったり。
店名である「シェ・イノ」のように、まるでお家のような心地良さを感じました。
正直、常連さんになりたいです。
また伺いたいと思います。
ポワロー葱のムース。ふわっと滑らかなムースは、優しい甘み。ビーフコンソメは混じりっ気のない、純粋な旨味とコク。より奥行きを持たせておりました。
パンとバター。濃厚なソースに合う、シンプルなパン。沢山お変わりさせていただきました。
バターについて質問したところ、実物をお見せいただきました!
リードヴォーのサラダ。むっちりとした弾力と優しくミルキーな甘みを感じるリードヴォー、濃厚な甘みとコクを感じるフォアグラと鴨。トリュフが柔らかに香るシブレットソースはまろやかな酸味でスイスイ頂けます。
サーモンオゼイユ。外側は若干パサツキが感じたが、中はしっとり口溶け滑らか。軽やかな旨味と脂が舌の上に広がる。ヴァンブランソースは酸味は感じるけれど、強すぎなくてまろやか。エレガントな余韻が堪らない。
マリア・カラス。圧倒的に美味しい。ペリグーソースはポルト酒とマデラ酒の濃厚な甘み、フォンドボーの旨味が加わり、複雑な奥行き。トリュフが華やかに香ります。パイもサクサクで仔羊の旨味を閉じ込めております。
デザートワゴン。全盛りで。どれもレベルが高い。特に、しゅわんとした軽やかな口当たりと卵感のあるスフレチーズケーキ、ヘーゼルナッツのコクと塩気が堪らないバリブレストがお気に入り。おかわりはできないよう。
2024/06/23 更新
母の誕生日祝いに再訪しました。
コースは数種類ご用意されています。
今回我々は、前菜・メイン・デザートのついたランチコース(税込サ別9,900円)に、アラカルトからマリア・カラスをフルポーション(税込サ別9,900円)を追加しました。
結論、料理もサービスも、色褪せるのことない感動が詰まっておりました。
下記に印象的だった点をまとめます。
①「進化する伝統」を感じるお食事
「創造のない伝統に進歩はない。伝統の持たない創造には、持続力がない」
そんな井上シェフのお言葉が、ぱっと脳裏に蘇りました。
歴史や伝統を単なる過去のものとして捉えるのではなく、その深さに対して敬意を払い、現代の文脈に合わせて再解釈し続ける。
そんな底知れない努力と情熱を感じる品々でした。
コメント欄にはお料理説明は載せておりますが、下記のブログにてより詳細に記述しております。差し支えなければ、ご覧ください。
https://note.com/0chandadakk0/n/n964d06bcfb2e
②「シェ・イノ」という店名、そのもののおもてなし。
今回は2回目の訪問だったのですが、皆様筆者のことを覚えてくださっていました。(名前だけでなく、趣向までも)
例えば、お食事をご提供される際、筆者が説明をメモ書きすることを覚えてくださっており、説明をゆっくりにしてくださり、追加の質問にも細やかにご対応いただきました。
友人と接するような気さくさがありつつ、細やかなご高配もいただける、そんな距離感が非常に心地良かったです。
今回ランチコースで他の選択肢としてあった前菜やメインも非常に気になるし、ジビエのパイ包みなどまだまだ頂きたいメニューも沢山ある。
また伺わせてください!!