ファウルペルツさんのマイ★ベストレストラン 2015

日本にこんなお店があるなんて、ホントに奇跡的。ドイツに滞在された方なら、きっと歓声をあげることでしょう。もう、どこからどうみても、内観はドイツの居酒屋(かの地ではクナイぺといいます。ちなみに原語表記はdie Kneipe)。が、外観は・・というか、普通の方は一体どこが入口なのか、というかお店があるのかどうかもわかないのでは。あまりのわかなさに、いつ伺ってもお客さんは殆どおられません。

一応、ネットにはあげないお約束があるのは承知してますが、いくら何でも少しぐらいはお客さんがはいらなきゃ、こんな凄い店がつぶれちゃうんじゃないかと思い、老婆心ながらアップさせて頂きました。言い訳ですが、私が登録したわけではなく、お店自体の登録はすでにされていましたし、写真も掲載されてましたので・・。料理もお酒も、本場そのまま。お値段はちょっとお高くなりますが、ドイツ料理あるいはドイツ居酒屋の雰囲気が本当にお好きな方ならぜひ。

なお、以上のレビューは2015年5月のものです(写真なしでアップ)。それからも、何度も利用させて頂いております。こんな凄いレストランが閑古鳥が鳴いて最悪の場合お店を閉じてしまわれないように、ここは一旦食事の写真をアップさせて頂きます。問題がごさいましたら、連絡頂ければ幸いです。再び対処法を考えます。できればご容赦を頂ければと思うのですが・・。

こちらで頂く鰻には名前が付いておりまして、坂東太郎、さんらしい。全ての鰻が坂東太郎と言うわけではなく、ご指名が必要なもよう(笑)。でも、さすがの美味しさです。鰻以外の料理もとても美味しいですが、特に鮪が絶品。また、鰻の皮付き肝も、パリパリした食感が良く、新しい味覚・食感が楽しめました。

こちら、間違いなく新横浜一のお店だと思うのですが、まず立地が変わってます。降り口は、駅正面とは反対側、篠原口という改札です。そこから坂道を登っていきますが、周りにはほぼお店なんかありません。最初に訪れた方は、この道でええんやろか？、ときっとなるはず。でも、信じて進め、進まばそこには天国が。

お店の内観も、普通の居酒屋というか定食屋さん風。でも、出てくる料理は鰻をはじめ絶品です。なお、荷物は椅子の下を開けて出来る空間に放り込みましょう。キチンとしめなければ、座るところがガタガタし、突然バタンとしまるのでご注意を(笑)。
名前のついた鰻ってあるんですね。こちらでは、「坂東太郎」という鰻がいただけます。関西九州風の焼き中心の鰻の好きな私も、ここの鰻には参りました。美味しいです。そして、鰻の前にいただく、各種の料理もこれまた絶品。なんてことない刺身や鯵の素揚げが、これまたとても美味しい。

さらに特筆すべきは、お酒。びっくりするような名酒が、日本酒・焼酎とも揃えている。場所柄、あるいは外観・内観から受ける第一印象を、これほど良い意味で裏切ってくれるお店もそうそうないのでは。

新横浜という街は、私の印象としては、昼間働く方の街であり、申し訳ないがペラペラ感漂う街というものでありました。多くの方も、そういった印象をお持ちではないでしょうか。しかし、新横浜の表口ではなく、裏口(正確には篠原口といいます)から出て、10分弱ほど歩かれよ(最初は、見つけるのがとても大変だと思いますが)。さすれば、これまでの固定観念は打ち砕かれるであろう。

新幹線で新横浜を使う場合、必ずこちらに立ち寄るという食通の方もおられる模様。ちなみに、申し訳ありませんが、CPは不明です。とある事情で、こちらを使う際は全てお呼ばれとなっておりますので、悪しからず。でも、ここなら、自信を持ってお勧めできます。ただし、雰囲気はどこにでもある居酒屋さんですので、「味」重視の方限定、ということで。

高評価で有名なこちら、一度は行ってみたいと思っておりました。過日、高田馬場で所用があり、その前に時間をつくって行ってみました。開店直後に行ったのですが、すでに大行列。店内に座るまで、私の場合は50分ほどかかりました。ま、予想していたので本を持ち込みんで、立ったままの読書に勤しんでおりましたが。開店30分くらい前の到着が、お勧めですな。注文は、並んでいる間にするシステムのよう。そうそう来れないだろうし、ここは思い切って、雪室熟成豚シャ豚ブリアン定食(￥3,700/2015)を頼みました。店内に入ってからも、さらに出てくるまで時間がかかります。生ビールはもうないとのことだったので、瓶ビールを頼みましたが、ゆっくり喉を潤す時間がありました。そして満を持して登場、神々しいシャ豚ブリアンが。まずは塩でいただきます(結局全て塩でいただきました)。・・・うまい！ これは本当にうまい。私は本来豚の脂身が好きなのですが、これは赤身中心なのに、感動するほど味わいが深い。この感動が、口に入れた最初だけでなく、最後の一口まで続くのがすごい。総額4千円越えの贅沢な昼食であったが、大変満足いたしました。再訪したいとは思いますが、あのすさまじい大行列を考えると・・、それだけが老身にはネックなのでございます(笑)。

私がこちらのお店について思うこと、それは、こんなに有名でどんな観光ガイドにも載っていて、にもかかわらず高いアベレージを維持し続けてるお店って、ちょっとないんじゃないか、ということ。もう何回も使わせて頂いているが、「昔は良かったのに」、なんていうのが全くない。いつも、本当に満足できる(味、雰囲気、CP全てにおいて)。

こちらのお店で忘れられないのが、地元の方と昼食になった時、なんとここにご一緒したこと。その方は、「国際通り近くのお店なんか、絶対行かない」と言っていたのに、「いや、ゆうなんぎいだけは別」と、わざわざ昼12時開店前に一緒に並んでくれたのである。ウチナンチューをして、納得せしめるお店なのである、こちらは。

料理もホント、ハズレがない。他にはない味噌味のラフテーは、こちらに来たら絶対外せない。ところで、私の密かなお勧めは、いかすみの雑炊。滋味深く、烏賊も結構入っていて、本当に美味しいと思う。

そして、泡盛も外せません。25度から、少しずつ度数を上げて楽しめるような、ちょっと変わったラインアップがあるので、特に泡盛初心者には楽しめるのでは。ただ、こちらには、サワーなどという軟弱な飲み物はありません(笑)。ですが、25度泡盛に、別注のソーダとシークワサージュースを混ぜれば、あら不思議、シークワサーサワーの出来上がり(おかみさん直々の指導の賜物、笑)。

ちなみに、いいお店過ぎて、予約をとるのが困難になっているのが、昨今のご様子のよう。そんな時はもう、午後5時30分開店を目指し、5時過ぎには並ばれよ。さすれば、至福の時が汝に訪れるであろう！

お昼に、牛カツ麦飯トロロ付きセット(￥1,300／2015、税内)をいただきました。もちろん、ビールつきで(小、￥350)。いや、ちょっと感動しました。牛カツ、実は美味しいんですね。実は、というのは、ほぼ同じコンセプトでされてる近くの人気店と比較して、ということなんですけど(笑)。そこの牛カツは、牛の旨みが全然活性化されておらず、ただ生、という感じでした。牛カツってこんなもんか、と思っておりましたが、いやいや、美味しいんですね。ただ、●●田さんの名誉のために言っておくと、値段が500円くらい違いますから、そこは割り引いて考えてあげる必要があるでしょう。

こちらの牛カツは、生なんだけど、ちゃんと火が通っていて、牛の旨みが開いております。そして、麦飯が合います。普段おかわりはしないんですが、トロロもあるし、久々2杯目をいただくことに。牛カツは量もしっかりあり、大食いの方でも満足されることでしょう。ただ、牛カツ大盛り、といのもあるようでした。こちらのお店が高評価だったのは、もちろん牛カツの美味しさが第一ですが、接客というかサービスも気持ち良かったこともあります。下手なアイドル顔負けのお美しい店員の方や、ものすごく元気で明るいおかみさん(たぶん)、それに厨房の中の方も皆、感じがとても良かった。本当の名店は、変な頑固さなどとは無縁で、料理と共に接客も素晴らしいもの。このことを、こちらで再認識させていただきました。

熊本をよく知るグルメな方に連れて行ってもらいました。注文は、もうその方にお任せでした。鰯、おこぜ、川蟹など、色々いただきましたが、どれもとても美味しかったです。ちなみに、盛り付けられるお皿も品があって、お刺身を引き立てていました。私は焼き物は何もわからないのですが、もしかして有田焼なんでしょうかね？ 詳しい方がおられましたら、情報の訂正をお願いいたします。人文字グルグルなんていう、熊本郷土料理もあるので、遠方より来られた方の接待なんかにも使えるんじゃないでしょうか。また、お魚に合う日本酒も各種取り揃えておられ、そこらもしっかり満足できると思います。長いカウンターがありますんで、お一人様でも問題ありません。でも、やはりここは、旨い魚をまさに肴に、誰かと語らうお店なんでしょうね。ところで、釜めしと店名にありますが、少なくとも私が伺った折には、釜めしを食べてる方はおられませんでした。でもきっと、魚貝がふんだんに入った美味しい釜めしが食べれるんでしょうね(憶測ですが)。

福島をあとにするという時、やはり餃子を食べて〆たいと思いました。こちらは、駅すぐですので、新幹線の発車時間までの時間のつぶし方にも最適です。ただ、餃子が出てくるのに意外に時間がかかりますので、余裕はしっかりもつことをお勧めします。

提供の仕方は、半皿(11コ)600円、一皿(22コ)1200円ですが、やはり円盤餃子を見てみたいと思い一皿を注文。が、まわりの男性一人客は皆半皿を注文していました。しまった、多すぎたか・・と不安にかられましたが、出てきた餃子を一口食べてみると、その不安も吹っ飛ぶことに。餃子の皮がパリっとしてとっても美味しく、こりゃいくらでもいけそう。どんどん食べ続けてついに完食したが、もう餃子は当分勘弁、とは全然ならず。ひっきりなしに人が入ってくる人気店であることが、とても納得できました。

お土産持ち帰りもやっているようでしたが、大阪土産なら551、福島土産なら照井、っていうのもアリなような。いつか飯坂温泉で本場の円盤餃子も食べてみたいもんだ、と思いつつお店をあとにしたのでした。

激辛牛すじ煮込みが有名で、時々TVなんかにも登場する店。この名品は、「激辛」というほど辛くはなく、本当に美味しい。この店(品川店)の売れ筋ランキングの、堂々第一位なのも納得。

そして、第2位が、路地裏サラダという店名のついたサラダ。ホルモン屋定番のポテトサラダだけでなく、パスタサラダに、ハムの乗ったキャベツ等野菜の千切りの3種盛になっている。これが、酒のつまみになって、おやじを泣かせる(千切りは煮込みと合わせると、これまた中々オツに)。

レモンサワーも炭酸がきいていて合格。一品一品が美味しく量もあるため、CPも抜群となる。さらに、明朗会計も気持ちが良い。お通し(￥300/2015)を含め、キチンとレシートに記されていて、不明朗なことが一切ない。お客は比較的若い方が多いが、これは年配者は「マーちゃん」にお一人で行ってるからだと推測される(ホントか？、笑)。とにかく名店だと思います、個人的には。

お店に伺ったのは2回目。前回は、ドライカレーを頂き至極満足いたしました。今回は、2月のおすすめAランチ(ハンバーグ、ロースカツ、目玉焼、880円／2015)を頂いた。出てきた瞬間の「おおっ」という感動こそ、洋食の醍醐味なのでありますが(大袈裟？、笑)。こちらで頂く食事には、どれもその感動があります。この感動を求め(きっと)、特に昼時はおやじ達で一杯なのであります。おやじで一杯の洋食屋さんには絶対ハズレがない、というのが、洋食大好きおやじである私の、個人的に見つけ出したゆるぎない法則なのであります！

カウンターしかないこちらのお店は、まさにそんなおやじ達で一杯なのであります。つくりおきしないからか、料理に時間がかかり、おかみさんが、「時間がかかりますが大丈夫ですか？」と申し訳なさそうにお客に問いかける。忙しそうなお客さんは、そこでリタイアすることも多い。が、ご同輩、しばし待たれよ。さすれば、至福の瞬間を味わうことができるであろう。寡黙なご主人が鍋をふるい、元気なおかみさんが接客をする。これも、昭和の香り漂う正しい洋食屋さんの姿そのものではないか。そういえば、私が持っていたバカでかい鞄を見て、おかみさんは、「汚れるといけないので」と床に新聞紙をひいてくれたのである。カウンターをよく見れば、手書きの「Welcome to ポワレ 2月のおすすめ」という小パンフレットまである。料理に感動し、接客に感動し、心遣いに感動す。嗚呼、日本に洋食屋さんなるものが存在してくれ本当に良かった！！

丸の内オアゾで用事があり、お昼をということになって伺ってみました。実は、この辺りに詳しい方がいて、ここをお勧めされたのです。結果的に、大正解。2千円弱の魚の定食を頂きましたが、CPは抜群です。煮物と西京漬けの魚も美味しかったですが、天ぷらあり、刺身あり、大ぶり赤だしの椀物あり、びっくりするくらいの量のお漬物あり等、まず量に圧倒されます。そして、質がちゃんとついてきてるのが凄い。こんなに食べきれるんかいな、という当初の思いは、完全に払拭されることに。美味しさに箸が止まりませんでした。メインは夜なんでしょうが、こんな凄いランチを頂いた日にゃ、一度は夜もと思う方も多いんじゃないんでしょうか。ところでこちら、複数人での来店を基本としてるんでしょうが、お一人様でも全く問題なし。オープンキチン風になってる場所にカウンター席があり、1、2人のお客はそこに誘導されるもよう。調理の様子を見ながら、落ち着いて食事ができます。ソニー元会長の盛田氏の生家であるらしいこちらねのひ、良いお店だと思います。