46回
2024/10 訪問
料理を注文してから出来てくるまでの待ち時間に食べログを書く。過去のログを読み返して、今日はどうだろうと考える。味わう準備の食前ログと、クールダウンする食後ログ。この一石何鳥かの習慣をやめる理由が無い^_^
トレイに載ってやって来た天せいろの匂いを嗅ぎ分ける。最初に分かるのは天ぷらのマイタケ。次に薬味の刻みネギ。その他は鼻をくっつけてかがないとわからない。そば切りからはいつもの甘い香り^_^。何の匂いに似ているかと言うと…そばがきの匂い^_^。サツマイモとかサトイモにも少し似ているかも?
今日の主役はメタリックな紫色に輝く皮の裂け間から柔らかそうに牡蠣色の乳白色な内部を覗かせるナスの天ぷらだった。見た目通りに美味しい。
2024/10/25 更新
2024/10 訪問
新そばについて考える季節が来た^_^
そろそろ新そばかなと思って来たけれど、表にそのような張り紙はなかった。
もともと自分にはそばの香りというのを感じるセンサーが無いらしく、この季節になると言われる新そばの香り?何ですかそれと思っていた。蕎麦切りに鼻をくっつけてクンクンしても何だか甘い匂いしか感じないし。去年の秋には新そばのそば粉を買って実験し、そば粉は冷たい水に溶くと結構強めのアーモンドのような山芋のような胡麻のような香りがすることが分かった。涼やかでは無く暑苦しめの香り。あれを茹でて何かの成分を飛ばすと、爽やかな香りの成分が残るとか生成されるとか?
新そばには新鮮なアレルギー物質が含まれていて、それが軽く免疫系をくすぐり、その反応を嗅覚が香りの信号のように錯覚している、と言う可能性も無くはない。まあでも、ヒスタミンにしてもサイトカインにしてもそんなに食べてすぐに出るかは疑問。
実際には、新そばの季節が来たと言うフレッシュな気分と、深まる秋の空気に敏感さを増す嗅覚という感受性、古いそば粉にあるかも知れない余計な臭いが無い、ある種の無臭バックグラウンドの中で、薬味のワサビやネギの爽やかな香りが引き立つとか、そういう事である可能性があると考えている^_^。
何かの選挙が近付いているらしく、どこかの政党の候補者のポスターが貼ってあった。色々しがらみもあるんだろうけど、客の支持政党も色々だろうから、客商売の店にはどうなのかな?と思った。
2024/10/06 更新
2024/09 訪問
少しだけ遠くのそは屋さん
2024年の夏は撤収しながら時折しんがりが追手にジャブを打って来るので油断が出来ない。今年もエアコン無しで乗り切って、体はさらに丈夫になったような気もするけど、やや闘いの疲れが蓄積している。お昼は何にしようかと。中華そばのような酸味のパンチあるのがいいかなと思ったけど、やってるとこを知らないので、流れで日本そばに決定。
あれ?そう言えば昨夜もそばだったような…
まいっかー^_^。
いつものシシトウだろうと思って何気なく食べたらカーッと来てビックリ。超サプライズ。青唐辛子みたい^_^;
日の出の方位は急速に南下を続けていてついに東大通りの向こうの第一日の出ビルの右に達した。秋の観空シーズン開幕。秋分も近い。今朝は重いモヤと少しの霧が重なった天然フィルターのお陰で太陽黒点もよく見えた
鳥の飛ぶカタチの巨大黒点、みたいな^_^
2024/09/07 更新
2024/07 訪問
天つゆで頂くソバ
今日の塩辛はネットリもちもち系で美味しい。昔の塩辛は長期保存のためもあったろう、実際塩辛かった。イマドキのは薄塩で肝の味をまとったイカを落ち着いて味わえる。肝和えと呼ぶ店が多い。
自分は天つゆが大好きである。天ぷらに塩とか出されるとムカッとするタイプ^_^。大根おろしを溶かした天つゆは美しいし、それだけでスープとして頂ける。対して蕎麦つゆはあまり好きでは無い。今日はそばを天つゆで食べてみたら、問題なく美味しかった。
昔天久保一丁目の妻木交差点近く、その後小虎になった中山酒店の向かいに朝日屋という蕎麦屋があって、あそこは蕎麦つゆではなく天つゆでざるソバを食べさせた。あれが美味しかったのを思い出す。
せっかくつけ麺式のソバなのだから、複数のつけ汁を同時に楽しめるといいのになと思う。ポン酢みたいな酸味も合うに違いない。というか、自宅でそばがき風の諸々をレンジでチンして作ってた時はゆずぼんがベストマッチだった。
蕎麦のでんぶんは生でも食べられる。水分量、加熱度合いで食感は変幻自在だ。蕎麦切りにしてお湯で茹でなければ香りも栄養分も逃げない。なんかその辺りを活かした食べ方があっていいも思う。
2024/07/13 更新
2024/07 訪問
そばの筑波山盛り誕生^_^
来る途中いつもの栗林の脇を通ると、いがぐりが急にモコモコと成長したように見えた。栗を成長させる雨、栗雨の季節かも^_^
前回来た時にそばをツインビークに盛ったら佳さそうと思ったのでやってみるとなかなか佳い。ジブロインでは、これはほにゃららをモチーフにとか、何かに見立ててというゴタクwを聴く。料理の盛り付け、構造的デザインは味を大きく左右する。何か佳い原型があるとそれがピンと共鳴して佳いと感じやすい。そばみたいな古典的料理はいっそ自分でアレンジするのも面白いかなと思う。
食べていると、漏れて来る会話の単語から実験物理系の人らしき3人の客。大学の指導教官と院生か、研究所の先輩と新人か。この店ではあまり見かけないタイプの人たちだ。客層が広がっているのかな。オープンキャンパスと言う単語が漏れて来たので、まあ近くの大学と言うことか^_^
紫峰もりそばの海老天添え^_^
今年も栗のイガの出来始めを見逃した。来年の楽しみに
そばの双峰盛り^_^
珍しく塩辛がジューシー系
この見覚えのある長い柄が並んだ葉。食べるとほろ苦い^_^
民芸以来半世紀近くに及ぶばんどう太郎の建物が消えていく…
2024/07/02 更新
2024/06 訪問
梅雨入り翌日の梅雨の晴れ間
日曜日にスマホを替えてから、写真に映る景色や料理の感じがかなり変わって、新鮮な感じがする。
来る途中、東大通りを横切るのに天久保二丁目の交差点で信号待ちをしていてふと右を見たら、ばんどう太郎が閉店して取り壊されそうな感じになっててショックを受けて、今も気分を引きずっている。民芸の時代から半世紀近くだろう。近所に住んでた時期もあって割とよく行った。食べログに記録しておきたかった…
今日も蕎麦を少しこんもりさせてネギとワサビをトッピングしながら、あーここはつくばだし、ツインピークにするのがいいかなと思った。
ラーメンに限らず日本の中華料理の一つのシンボルのようになっているなると巻きは、もともとそばの具として使われていたそう。確かに今でも、かけ蕎麦にはなるとが入っている事がある。なるとの天ぷらとかあったら映えるかも知れない。味的にはちくわの磯辺揚げみたいな感じ?
ここには以前、稀勢の里の土俵入りのポスターが貼ってあった。と言うことは2017年だろうか?
5月の連休頃に植えられた稲はすっかりモフモフになった^_^
食後は桜川沿いの田んぼ観測点へ。今年もこの一帯にはイネが全く成長しない田んぼが広がっている。普通何にもしなくてもちゃんと育つ植物というイメージなんだけど…一体土中に何が?
この道はいつか来た道^_^
反町の森公園でネクターを飲んで帰るフルコース^_^
2024/06/23 更新
2024/05 訪問
東大通りから天久保二丁目の交差点を東に折れ、実験植物園と林の間を抜けて一級河川花室川沿いのささやかな田んぼ群に出る。田植え直後に比べると水面も少し見えにくくなった田んぼには今年も白いサギのつがいが居て何かをついばんでいる。クルマを降りてサギを撮りながら振り込めとかくだらない洒落を思い浮かべていると背後からなにやら気まずい匂い。この一帯には栗林が多いのだ。今年もめでたくその季節が来た。昔通った自動車学校の前の隘路を通り抜けて、旧桜村役場の前の通りに左折して少し走るとサブ縞の看板が見える。
いつも座るテーブルの片付けが終わってなかったので隣のテーブルに逆向きに座ったら景色が新鮮^_^。夏至までひと月を切り太陽が高くなったとは言え、南向きに座れば料理が透過光で映えるのは道理だ。今度からこの向きに座ろう。
2024/05/25 更新
2024/05 訪問
とろろ
小さい頃からとろろが大好き。学生の頃にはむぎとろにハマった。就職してから通っていた居酒屋には山芋が常備されていて…
カボチャの天ぷらがやけに美味しい。今日は天ぷら全体が美味しい。そう感じるような体調なのかな?たらの木の新葉の天ぷらが味覚をスイッチしたのかも知れない。
自然薯なのでもっちりしている。これを磯辺揚げにすると美味しいんだよなあ^_^
最近見た記憶のあるこれ。タラの芽の成長したやつだ。葉の柄の食感がプチプチしていて、ほろ苦さはタラの芽より淡い。こっちの方がメジャーになっても不思議では無い
最近どうも食器の並びがぞんざいな感じがする
以前はこうだったと思う。細かいとこまでこだわるなあ、プックスと思ってたんだけど
2024/05/11 更新
2024/05 訪問
田植えの季節のそば
ほぼ田植えが終わって田んぼの水面から細々と首を出している稲の列を道の両脇に眺めながら、これはもし落っこちたらえらい事になるよなーと思いつつ少し慎重にクルマを走らせる^_^。これがこれから4ヶ月ちょっとでみっしりと米つぶを実らせてうなだれる稲穂を支えて金色にそよぐ原となってフィニッシュする。すごいスプリント力だ。
ここ何回か続けて、砂武縞には曇りの日に来た。それはそれで悪くは無かったけど、看板越しに筑波山と小田山を眺めるにはやはり晴れていた方が好い。
最初の客として入ったけど、12時過ぎに次々と来客。満席になりそうなのでうだうだ食べログを書くのも切り上げて辞す。
2024/05/04 更新
2024/04 訪問
筑波山は黄砂でか白く霞み、車には黄色っぽい粉が積もり、店の看板の下にはつくば一帯に蔓延していると見られるオレンジ色のポピー。
店に入ると最近いつも座る座敷の壷の席と、それ以前にはいつも座ってた椅子の席にだけ先客。やはり座りたくなる席と言うのは共通しているようだ。埋まって居るのを機に、たまには違う席に座るのもよい。
塩辛は今まで食べた中で一番水分が少なく、いっそそぼろ感があり、その分味と香りがしまった感じがする。乾き目、一夜干し的な塩辛と言うのは新しいコンセプトかも知れない。
ここでは天セイロを食べ続けて20年。前回来た時にお膳の上の配置が少し変わった感があった。ずっとアーチ型の配置だったのが直線形になった。たまたま2回続いたのかも知れないので、次回も注目したい。
そば屋さんの作る美味しい天丼を食べたいと言う気持ちがずっとある。高校生の時にクラブ活動の遠征の夜に甲府で食べたやつが忘れられない。大きめのエビ天、野菜天もたっぷりで、ホカホカご飯がムチムチしてて、程よい濃さのつゆが掛かって居て、2000円前後。とろろご飯が無性に食べたくなる時もある。この店ならいい感じのが出来そうなのに、そもそもご飯がメニューに無い。
この店の問題点、最大の物と思うのは、石製らしいフロアの床材と椅子の足の木材が擦れる時の、ギャギャーっという音。開店の時からずっとそうで、椅子席に座る時には結構気を使わされた。椅子の足の先に何か工夫をすればいいのにと思う。最近座敷の席に代えたのは、壷の近くがいいと言うだけでなく、あの音のせいが大きい。
2024/04/20 更新
2024/04 訪問
えび天は尻尾が美味しい
とはあまり聞かないけれど^_^。普通ならこれ見よがしに主役としてフィーチャーされるえび天が野菜の下に隠れて出てくるのがこの店らしい。野菜で味覚や消化器系の準備を整えてから海老、という意味もあるのかも知れないけど。衣の掛かってない尻尾の殻は薄くて柔らかく揚がっていて、そのまま食べられる。ただ少し焦げかけたりしてるとより香りも立ちサクッとするのでは。まあ天ぷらでは難しいんだろうけど。なにしろケチンぼなので、同じ素材をなるべく美味しく食べたいと色々考える^_^。
出入り口の脇に置いてある、3シーズン目くらいの感じのポインセチア。切り戻したら可哀想と思われたのか、それがアダとなってひょろひょろしているのも、この店らしい^_^。
2024/04/07 更新
2024/03 訪問
ざるそばに刻みネギトッピング
塩辛にまぶしてあるゆずがウニのようにも見える^_^。もうしばらくすると2024年版の青い皮になるのだろう。この店の唯一と言ってよい季節感だ。天ぷらの野菜にも、フキノトウとかタケノコとか霞ヶ浦のレンコンとか、季節のものがあればよいのにとは思う。いや、タケノコはあったような気もする。
今日は前回来た時に思い付いた薬味の利用法を試す。ネギを冷たいそばに載せると、ネギの香りが立った(๑╹ω╹๑ )。ダイレクトに口に運ばれるワサビの香りが鼻に抜ける(°▽°)
そば用の季節の薬味というのがあってもよいかも知れない。ハーブ系は何でも合いそう。日本のハーブならネギの次はまずシソ、大葉を置いて他にない。
思うに、ワサビを醤油やつゆに溶いてしまうと言うのは、昔の強烈な粉ワサビに合った使い方だったのかも知れない。
2024/03/24 更新
2024/03 訪問
初?モツ煮込み
モツ煮込みなななんと300円。以前一度だけ頼んだ事があるような無いような。煮込んで無いモツ煮、けんちん汁、豚汁、おでんのあいの子のようなあっさり味^_^。けんちん汁でもそうだけど、なんか少しだけ脂の旨みが入ってるとも少しふくらみがあって良いのでは無いかと思う。とかなんとか。
この店の特徴の一つが、薬味のネギ。若いネギを使っているので見た目も食感も味も繊細で佳い。だけどこれを蕎麦つゆにぶち込んでしまうと固まってダマのようになってしまうし、ツユに溺れた感じになる。刺身の薬味と同じで、口に入って舌に触れ鼻に抜けるまで液体に浸さない方が香りも食感も良いのでは?と言う事で、そうしてみたら、ヨカッタ^_^。
一般にざるそばに付き物の刻み海苔も、あらかじめトッピングされているとすぐにグッタリしてしまうので、別の皿に薬味として提供される方が良いと思う。
朝からどんより空でイマイチ出掛ける気分にならなかったけど、来て良かった。
油揚げが入っててマスタードが添えてあるとうれしいかも^_^
今日はジューシー系。ここの塩辛はいつも美味しい。
ぬくぬくモコモコのおしぼりがあると店のレベルが1ランク上がる。不織布のが出てくると1ランク下がるので、出さない方がマシ^_^。
2024/03/05 更新
2023/12 訪問
新そばチャレンジ2
今朝小腹が空いたのでこないだ買ったそば粉でそばがきでも作ろうかと冷水でカキカキしていたらヤマイモのとろろのようになり、嗅いでみたらヤマイモのようであり、舐めてみたらヤマイモのようなむず痒さを感じた。つまりソバの香りと言うのはヤマイモ的な香りなのでは?という事で専門店に確認に来た^_^。
やって来たソバに鼻をくっ付けて嗅ぐと、今日はかなりはっきりと香った。ヤマイモのような香りもするけど、ピーナッツの薄皮みたいなのに近いかなと思った。いずれにしてもワサビ的な爽やかな香りなんかではなく、ナッツ系の焦げ感を感じる。
今日、長年疑問に思っていたソバの香りなるものに自分の中で一つの区切りが付いた。味覚を言葉に表現する、まず記号化する、そして数値化する、デジタル化する、すごく大事。再現しやすくなる。たとえ大きく外れて居ても、前進するための足がかりの一歩だ。
今日は心なしか、ソバの茹で加減もこの店でこれまで来て見た中で最高のように感じた。塩辛はねっとりではなくジューシー系。ゆずがこなれて来た感じ。
2023/12/08 更新
秋も深まり今年も来ました新そばの季節。やってきたそばに鼻をくっ付けてクンクンすると、いつもの甘い香り。つゆを付けずに何口か食べると…何か微かに香るけれど、新そば特有のものかは分からない^_^。塩辛は久しぶりにピカピカシコシコタイプでゆずも効いていて美味しかった。
今日はSIMの入ったスマホを持ち忘れて、待つ間、食べながら食べログを書く事が出来なかった。これはかなりのフラストレーション。