2回
2025/06 訪問
最高の味とおもてなし
ずっと気になっていた名古屋焼肉きらくに行きました。
訪問したのは、とある休日の17時のオープン時間です。
少し前に着きましたが、お店に入れてくださいました。
高級感のある落ち着いた個室に案内されました。
とてもよい雰囲気のお店です。
そしてまず最初に驚くのは食べるお箸を選べることです。
面白いサービスですね。女性とか旅行客の外人さんとか嬉しいんじゃないでしょうか。
今回食べたコースは特選コースです。
チョレギサラダ
きらくの逸品
スーパーネギタン塩ときらくのタン
キムチのナムルの盛り合わせ
本日の和牛ヒレ
特選和牛タレと塩
本日のスープ
本日の一品
和牛ハラミと和牛サガリ
本日の和牛釜飯
デザート
というコースでした。
きらくの逸品は、ローストビーフでした。
器が氷の器だったのにびっくりです。
演出が面白いですね。
ローストビーフがレア感がたまらない一品で野菜と合わせて特製のタレに付けて食べるとハーモニーがたまらない一品でした。
スーパーネギタン塩ときらくのタン。
こちらも贅沢な一品ですね。輪切りのレモンがぎっしりとタンの上に置かれて登場する演出
レモンは下味のためだけにあれだけ大量の輪切りレモンが使われるというこだわりが凄いです。
タンはめちゃくちゃ柔らかいタンでしたがタンの食感はしっかりとあります。
ジューシーでネギとのハーモニーが面白く美味しかったです。
本日の和牛ヒレ。
これはもはやステーキですね。
厚めで脂のしっかりと乗ったヒレ肉はとても柔らかくヒレ肉とは思えないほど上質な脂が乗っていてとろける美味しさでした。
特選和牛タレと塩。
この日はタレはカメノコで塩はイチボでした。
カメノコはこれぞ焼肉!という横道な焼肉食感のお肉で焼肉のタレによく合う焼肉欲を満たしてくれる美味しいお肉でした。
塩のイチボはしっかりと味付けがされていてそのままでも美味しいお肉でした。
専用についたタレを付けてもまたちょっと味が変わって肉の甘味を感じる美味しいお肉でした。
本日の一品は 滝川豆腐でした。
自分で絞り出すという演出もまた面白くて細部にもこだわりを感じました。
豆腐はすーっと避けるような感じの斬新な豆腐でほのかな上品な甘味があって美味しかったです。
口がさっぱりしました。
和牛ハラミと和牛サガリは、ハラミはこれまたとても柔らかくて赤身肉の美味しさがダイレクトに伝わる美味しいお肉でした。タレで食べると絶品な焼肉にぴったりなお肉でした。
サガリは塩味になっていたでしょうか。こちらも下味が付いていてそのままでも美味しかったですが、サガリのためだけに付いてきた特製ダレを付けて食べると計算しつくされたハーモニーが口いっぱいに広がります。美味しかったですねー。
本日の和牛釜飯は鱧と牛の釜めしでした。
梅の味がしてキノコ類も入っていました。優しい味付けでキノコの香りも漂って美味しい釜めしでした。ご飯は2杯食べられる量で提供して頂いたので、2杯目は出汁と薬味を入れてお茶漬けにしてサラっと頂きました。最後の〆まで最高でした。
デザートはメロンとウイスキーのジュレでした。
総じてお店には高級感が漂い、ゆっくりとくつろいで食事が出来る空間が提供されていて
店員さん方のサービスも完璧でした。
途中までは焼いて下さり、後半は自分で焼くなど、コースの全てにこだわりと計算されたサービスの心と演出を感じました。
まさに名古屋焼肉という名に恥じない名古屋を代表することのできる素晴らしい焼肉店だと思いました。
他県や海外からお客さんにも自信を持っておすすめ出来る素晴らしい時間と
素晴らしい上質なお肉を堪能できるお店だと思います。
2025/08/13 更新
名古屋焼肉きらくに行きました。
訪問したのはある平日の19時前です。
店に足を踏み入れると、まず高級感溢れる個室に案内されました。
落ち着いた照明と上質なインテリアが、特別な夜を予感させます。
驚いたのは、まず用意された数種類の箸。
職人が手掛けた美しい箸から好みの一膳を選ぶという、贅沢な体験に心が躍りました。
さて、今回も食べたコースは特選コースです。
チョレギサラダ
きらくの逸品
スーパーネギタン塩ときらくのタン
キムチのナムルの盛り合わせ
本日の和牛ヒレ
特選和牛タレと塩
本日のスープ
本日の一品
和牛ハラミと和牛サガリ
本日の和牛釜飯
デザート
というコースです。
では詳細に書いて行きます。
チョレギサラダ
コースの幕開けを飾るチョレギサラダは、鮮やかな緑が目を引く一皿です。新鮮な葉野菜がシャキッと立ち、ゴマ油の香ばしい香りが漂います。所々にアクセントが効いた絶妙な野菜も混じり、口に運ぶと野菜の瑞々しさが弾けます。まるで口内で春風が舞うような爽快感です。
シンプルながら奥深い味わいが、これから始まる美食の旅への期待を高めてくれます。
このサラダは、ただの前菜ではなく、コース全体の華やかなスタートを切るのにふさわしい一品です。
きらくの逸品のユッケ
きらくのユッケは、まさに芸術品と呼ぶにふさわしい一皿です。厳選された和牛の生肉は鮮やかな赤身が輝き、繊細にカットされた姿が皿の上で宝石のようです。卵黄の濃厚なオレンジが中央で艶めき、特製のタレと絡めると、口の中でとろけるような甘みが広がります。肉の旨味は深く、和牛の繊細な甘さを引き立てます。
噛むほどに広がるコクと滑らかな食感は、まるで口内でオーケストラが奏でるようです。
この一品は、きらくのこだわりと職人技が凝縮された「逸品」の名にふさわしい感動的な味わいです。
スーパーネギタン塩ときらくのタン
タンの二種盛りは、焼肉の醍醐味を存分に味わえる一皿です。スーパーネギタン塩は、厚切りのタンにたっぷりの青ネギが巻かれていました。
焼き網の上でジュウジュウと焼き上げると、表面はカリッと香ばしく、中は柔らかくジューシーです。青ネギのシャキシャキ感がタンの濃厚な旨味を引き立てます。一方、きらくのタンも厚切りですが、軽く炙るだけで口の中で溶けるような食感です。レモンの酸味と白ねぎの刻みネギのキレが、タンの甘みを際立たせ、シンプルながら奥深い味わいに心を奪われます。この対比が織りなすハーモニーは、焼肉の楽しさを教えてくれる至高の一品です。
キムチのナムルの盛り合わせ
キムチとナムルの盛り合わせは、色彩豊かな小宇宙のようです。キムチは、深みのある辛さと乳酸発酵の酸味が絶妙に調和し、シャキッとした食感が心地よいです。カクテキは大根の甘みが引き立ち、噛むたびにジューシーな旨味が溢れます。ナムルは、ゼンマイ、小松菜、もやしが彩りよく並び、どれも素材の持ち味を活かし、繊細な味付けで箸が進みます。キムチのピリ辛さが口をリセットし、ナムルの優しい風味が次の肉への期待をつなぎます。この盛り合わせは、焼肉の合間の名脇役でありながら、主役級の存在感を放ちます。見た目も美しく、味のバランスが完璧で、コースの流れを整える重要な一皿です。
本日の和牛ヒレ
和牛ヒレは、口に入れた瞬間、言葉を失うほどの衝撃を与えます。柔らかくとろける食感は、和牛の最高峰の証です。表面を軽く焼き、ミディアムレアに仕上げると、肉汁がじゅわっと溢れ、濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。醤油とワサビでシンプルに味わうと、ヒレの繊細な甘みと脂の軽やかなコクが際立ちます。噛むほどに広がる上品な香りとシルクのような舌触りは、至福の瞬間です。
特選和牛ランプとマルシン
特選和牛のランプとマルシンは、タレと塩で異なる魅力を放ちます。ランプはタレに漬け込まれた深いコクが特徴です。焼き上げると、タレの甘辛さがカラメル化し、肉の濃厚な旨味と絡み合います。噛むたびにジューシーな肉汁が溢れ、甘みと香ばしさが口の中で踊ります。一方、マルシンは塩でシンプルに味付けされ、肉本来の力強さが際立ちます。表面の軽い焦げ目が香ばしく、中はしっとりと柔らかです。
この二種の対比は、和牛の多面性を味わう贅沢な体験です。どちらも甲乙つけがたい完成度で、焼肉の奥深さを感じさせます。
本日のスープのコムタン
コムタンは、透き通ったスープからは想像できない深い味わいに驚きます。牛骨を長時間煮込んだスープは、澄んだ見た目とは裏腹に、濃厚な旨味とコラーゲンの滑らかさが際立ちます。ほのかな塩味とネギの香りが、口の中で優しく広がり、身体を芯から温めてくれます。スープに浮かぶ蟹身は、柔らかく、噛むほどにスープの旨味と調和します。シンプルながら奥深い味わいは、焼肉の合間に心を落ち着かせる癒しの一杯です。器の温かさ、漂う湯気、すべてが丁寧に計算された一品で、コースの流れを美しく整えます。
本日の一品のローストビーフ
ローストビーフは、和牛の旨味を最大限に引き出した贅沢な一品です。
薄くスライスされた肉は、しっとりと柔らかく、表面の軽い焼き色が食欲をそそります。
特製ソースは肉の甘みを引き立てます。
口に運ぶと、肉の繊維がほどけるような食感と濃厚な旨味が広がり、高級ステーキのような満足感です。
この一品は、焼肉コースに洋のエッセンスを加え、味の変化を楽しませてくれます。
氷の器の見た目も華やかで、コース全体の印象を高めてくれます。
和牛ハラミと和牛サガリ
ハラミとサガリは、焼肉の王道を行く力強い一皿です。ハラミは、ジューシーで弾力のある食感が特徴です。焼き網で軽く炙ると、表面は香ばしく、中はしっとりと柔らかです。特製のタレが絡むと、甘辛い風味が肉の濃厚な旨味とマッチします。一方、サガリは少し軽やかな味わいで、おろしポン酢でシンプルに味わうと、肉の甘みと脂のコクがダイレクトに伝わります。どちらも噛むほどに旨味が溢れ、口の中で肉の存在感が際立ちます。この二種の対比は、焼肉の多様な楽しみ方を教えてくれます。豪快でありながら繊細なバランスが、超高級店のこだわりを感じさせます。
本日の和牛釜飯のうなぎと和牛の釜飯
和牛とうなぎの釜飯は、コースのクライマックスにふさわしい一品です。土鍋の蓋を開けると、ご飯の香りと和牛の濃厚な香りが部屋を満たします。和牛はしっとりと柔らかく、脂の甘みがご飯に染み込み、一粒一粒が輝きます。
うなぎは、タレの甘さと香ばしさが加わり、和牛との相性が驚くほど良いです。
ご飯はふっくらと炊き上がり、底のおこげがカリッとした食感をプラスします。
箸を進めるたびに、和牛の旨味、うなぎのコク、ご飯の甘みが織りなすハーモニーに感動します。
この釜飯は、和の心と焼肉の贅沢が見事に融合した、忘れられない一品です。
デザートのフルーツとウイスキーのジュレ
コースを締めくくるデザートは、フルーツとウイスキーのジュレです。透明なグラスに盛られたジュレは、まるで宝石のように輝きます。
鮮やかな果実が、ウイスキーの芳醇な香りをまとったジュレに浮かびます。口に含むと、ジュレのプルンとした食感と、ウイスキーのほのかなスモーキーさが広がり、フルーツの甘酸っぱさが後を引きます。焼肉の濃厚な味わいの後に、この爽やかで上品なデザートは、口の中をリフレッシュしてくれます。見た目の美しさ、味のバランス、すべてが計算尽くされた一品で、コースの余韻を優雅に締めくくります。
総じて、この超高級焼肉店のコースは、ただの食事ではなく、五感を刺激する美食の旅です。各品が織りなすストーリーは、素材の質、職人の技、ホスピタリティが融合した結果です。
チョレギサラダの爽やかさから、和牛ヒレの至福、釜飯の感動、デザートの優雅さまで、すべてが調和し、記憶に残る体験でした。
このコースは、焼肉の枠を超えた、芸術的な食の饗宴です。