こすめさんが投稿した百姓屋敷 じろえむ(千葉/南房総市その他)の口コミ詳細

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フードアナリストこすめより、幸せな気分にしてくれるスイーツやカフェ、レストランのちょっとした物語

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百姓屋敷 じろえむ南房総市その他/レストラン、オーガニック、野菜料理

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2019/09 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

現実も忘れさせてしまう超ヘルシーランチコース

千葉県房総半島の館山市。車で山奥へ進みんだ行き止まり。築300年を超える屋敷が現われるとそこが和食処としても営業している「じろえむ」。本業は約1500羽を有する養鶏農家である。

素材のほとんどの野菜やお米、自宅の敷地で収穫。いただけるのは、その旬の素材の素朴な料理に、もちろんスイーツ。

この日はお粥と米麹を糖化発酵させた、あまこうじと小豆。
砂糖を一切加えず、植物が持つ甘みをそのまま味わうスーパーナチュラルスイーツだ。ゆっくり食べないと甘さを感じる前に喉を通りすぎてしまいそう。
砂糖が容易に手に入らなかった時代にタイムスリップしたようである。

ちなみに、2500円のコースで約10品前後。かなりの満腹感のある内容それでも至ってヘルシー。
ここ旧三芳村に伝わる伝統メニューである「三芳漬け」に、生姜とナスの天ぷらは自家製味噌で。

肉料理は肉団子とソーセージ。それぞれ養鶏している鶏肉を使用。

敷地内で収穫されたお米はコシヒカリ。9月は自然天日乾しを終えて精米した新米の中の新米。おかずが無くてももっと食べたくなる味わい。これがおかわり自由とは、なんと贅沢なのだろうか。

聞こえるのは鶏の鳴き声と虫の声だけ。現実逃避目的で訪れたわけではないのだが、いつの間にか、日常を忘れてしまうのである。


2020/05/08 更新

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