こすめさんが投稿したう成ル(東京/亀戸)の口コミ詳細

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フードアナリストこすめより、幸せな気分にしてくれるスイーツやカフェ、レストランのちょっとした物語

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う成ル亀戸、亀戸水神、東あずま/居酒屋、うなぎ、焼き鳥

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2022/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

鰻の食文化史を口にしているかのよう

亀戸駅近くの裏路地にある「う成ル」は鰻を軸にした居酒屋。
 
鰻といえば、かば焼きをライスに乗せた「鰻重」となるわけだが、江戸時代開いて蒸してタレに付けて焼く「かば焼き」が普及する前の食べ方で提供するのが売りだろう。
 
古来より鰻の調理は輪切り、串刺しが主流だったが、骨の除去作業に手間がかかること、
元々日本人は油脂の摂取量が少ないため、鰻の油分でさえ重く感じられた。
そこで現代のかば焼きという手法が江戸時代後期に開発され、骨と油分の問題が解決される。
 
現在でも骨抜きに手間がかかるのは変わらない。それでも手間をかけて輪切りで提供してくれるのが当店の特徴。
かば焼きにより失われてしまう油分をたっぷりと、そして身を厚めに楽しませてくれるのは
他のお店では味わえない鰻の魅力。
 
他にも串焼きのかば焼、肝もラインナップ。
〆のご飯には、白焼きとたっぷりのたれ、卵を乗せた鰻丼。
タレは、かば焼きの際に使用する付けタレをご飯にもかけるため鰻の焦げ感や油脂も馴染んでおり、まさに市販のタレでは味わえない
「秘伝のタレごはん」。
鰻無しの「うなぎのタレごはん」も実にユニーク。
 
今は鰻もすっかり高級料理の域に入ってしまったが、元をたどれば大衆魚。
価格帯大変リーズナブルに楽しませてくれ、鰻の食文化史を口にしているような気がしてくる。
 

2022/02/03 更新

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