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2位
1回
2016/07訪問 2016/07/16
【2016年7月 再訪】
2年ぶりの友栄。
日曜日に箱根へ行く途中に寄った。
早めに10:20くらいに着いたら、すぐに入れてくれた。
でも、それからはかなり待たされた。
うな重は、一点だけ。
特上うな重 4800円のみ。
2年前が3600円だったから、かなり値上がりしている。
きも焼き(800円)は、わさびにしてみた。
出てきたうな重は、相変わらず大きくて立派なうなぎで、味も変わらずおいしかった。
きも焼きはタレの方が好みだ。
2年前は全国4位だったが、今見ると全国2位になっている。
すごいなあ。
でも、4800円となると、少し高過ぎという感じがする。
うなぎが大きくて、おなかが一杯になる。
ご馳走さま。
十分満足したので、もう来ないかもしれない。
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うなぎが好きだ。
機会があれば、うなぎを食べている。
出来るだけ食べログで評価の高い店に行くようにしている。
小田原の友栄は全く知らなかったのだが、食べログの全国ランクで上位にあることを知り、チャンスをうかがっていた。
お盆に奥さんと箱根旅行に行くことになり、行きがけに寄ることにした。
皆さんが書いているように、予約は出来ず取り置きをお願いした。
日曜日は朝10時から開いているとのことだったが、東京から車で出かけたら11時になった。
すでに店の横の駐車場は満車で、道をへだてたところにある駐車場に停めた。
名前を告げると、1時間半から2時間待つとのこと、さすがにこれは大変な人気だ。
他の店だと、「そんなに待つならもういいや」って帰っちゃうところだが、なんせ友栄のうなぎを食べるチャンスはそうそうない。
1時間半、あたりを回ってきて車で待っていると、1時間40分で電話が来た。
国道1号に面した二階建ての一軒家で、うなぎ屋さんというより普通の料理屋さんといった感じの店構え。
中に入ると、すぐにレジがあるが、レジ前には沢山の人が待っていた。
それほど広い店ではなく、小上り風の小部屋と玄関わきのテーブル席が見渡せる。
どの席も人でいっぱい。
若い人が多いのが目立つ。
着物(作務衣?)姿の女性が数人、忙しく立ち働いている。
左手奥にある調理場からは、電話に応対する声や指示を出す声がひっきりなしに聞えてくる。
いかにも繁盛しているお店の活気が感じられるが、こんなふうにすべてを見せていいの?って感じもする。
うなぎ屋さんって、もう少し落ち着いた雰囲気の店が多い。
店に入って待つこと10分で、真ん中の小部屋の席に案内される。
細長い部屋に大きな一枚板の座卓があり、6人が座れる。
相席になるかもしれないがいいかと言われていたが、若いカップルと相席になった。
注文したのは、上うな重(きも吸・おしんこ付) 3600円+税と、
きも焼きをタレで(3匹分) 800円+税。
10分もせずにきも焼きが出てきた。
きも焼きは当然串に刺されたものが出てくると思っていたので、驚いた。
見事に大きなきもが3個、よく焼かれて皿にごろりと並び、横に卵の黄身が乗っている。
こんなに大きなきもを食べたことがない。
うなぎが大きいからきもも大きいのだろう。
黄身を混ぜてきもにからめていただく。
なるほど、これは大変おいしい。
きもの苦みが黄身によってまろやかになり、フォアグラでも食べているような感触だった。
お茶は、急須で供されたのだが、なんだか薄くてお茶の香りも味もしなかった。
追加でお願いしたお茶も同様のものだった。
うなぎ屋さんは、もう少しお茶には気をつかってほしいと思った。
この店で唯一首をかしげたのが、お茶だった。
やがて、うな重が出てきた。
うなぎは大きくて、お重全体を占めており、その肉厚な身はいかにも脂が乗っているという感じだった。
全体にきれいな飴色でおいしそうだが、私にはもう少し焼いてくれた方がいい。
裏側も同様、もう少し焼けているといいのになあ。
メニューを見ると、「うなぎの焼き方等 ご要望がございましたら ご遠慮なく お申し付けください」と、料理長名で書かれている。
次に来た時は、良く焼いてと注文してみよう。
見た目のとおり、ふっくらと身の厚いうなぎは、固くもなく柔らか過ぎず、すばらしいものだった。
タレの味はやや薄く、甘さひかえめであっさりしている。
もし濃い味がよければ、机の上のタレをかけて食べてくださいということのようだ。
確かに私には、ちょっともの足りない味だったが、追加でかけることはせずに食べた。
元の味が、その店のお勧めの味だろうから。
もちろん山椒なんてかけることはしない。
ご飯もおいしいし、漬物もなかなかいい。
肝吸いも普通においしい。
これで3600円は安いと思う。
うな重はこの1点だけで選ぶことが出来ないが、他の店ではこのレベルのうなぎはもっと高いはずだ。
ただ、女性などにはちょっと多いと思うので、もう少し量の少ないうな重もあるといいと思う。
現在食べログで全国4位にランクされている友栄。
やっと食べることが出来た。
気になる点もあるけれど、このランクは伊達じゃなかった。
箱根や伊豆に行く時は、また食べにこよう。
3位
1回
2017/02訪問 2017/02/01
荻窪に新しく出来た、小さいけど本物のピザ屋さん。ランチがお得!!
【再訪】
今日で6回目かな。
またランチを食べてきた。
食べたのは初めてのチチニエッリという聞きなれないピザ。
トマトソース・しらす・じゃがいも・ガーリック チーズなし
もちろん初めて食べた。
じゃがいもは細かいサイコロ。
しらすが沢山ちりばめられている。
やはりというか、しらすの味と匂いがまず口に広がる。
食べているうちに、気にならなくなる。
でもチーズのないピザはやはりピザらしくない。
おいしかったけれど、また食べることはないだろう。
これでランチのピザのうち、6種類を食べたことになる。
マルゲリータ、ミックス、サルシッチャ、ビスマルク、サラメ、チチニエッリ。
サラメは今はメニューにないけど。
今回もサラダがすごかった。
とてもランチのお添え物とは言えない。
今日のモノは色どりがとてもきれい。
数えたら、野菜が10種も使われていた。
素晴らしいサラダだ。
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いつも駅から帰る線路に沿った道沿いに、イタリアンの小さな店があった。
その店がいつの間にか無くなって、ピザ屋さんに変わった。
奥さんもおいらもピザが好きなのだが、最近食べていなかった。
新しい店が出来たよって話したら、行ってみようということになった。
荻窪駅の西口から線路沿いに歩いて、環8を越えて100mほど住宅街に入ったところにある。
住宅地に入った場所で、決して良い立地ではない。
店を改装している時に前を通ると、ガラス窓を通して大きなピザ窯が見えていたので、本格的に焼くんだなと思った。
果たしてもう開店しているかどうかと思いながら、昼に出かけて行った。
まだ若い店主が一人でやっていて、にこやかに迎えてくれる。
聞くと、一昨日開店したばかりだとのこと。
入ると、右にピザ窯のある厨房があり、その前が6席のカウンター。
奥に一つだけ小さな4人がけのテーブルもある。
カウンターに座り、メニューを見る。
マルゲリータが950円。
マリナーラ 750円。
クワトロフォルマッジ 1300円。
プロシュート 1500円。
店名を冠したミオ 1200円。
マルゲリータを二つ注文。
950円は安い。
我々は マルゲリータ以外は、どういうピザなのか知らないのだ。ハハハ
もし、おいしかったら、今後 追々別のモノも食べてみるのもいいかと思う。
当然 店内はまだピカピカに新しい。
カウンターや椅子の素材は、とてもしっかりしたいいものが使われている。
コンクリ打ちっぱなしの壁など、感じがいい。
目の前にきれいに磨かれたグラスが沢山ぶら下がっている。
MACARIOのサイダーなども、おしゃれに並んでいる。
真新しいピザ窯で焼かれた熱々のピザが登場。
目の前で焼かれるピザって、あまり食べた記憶がない。
さっそく 熱々をほおばる。
生地が薄く、ピースを持ち上げるとへなっと折れてしまうので、最初から折って食べた。
もう少し厚いといいとは思うのだが、最近のピザってどこもこんな厚さなんだよね。
何の問題もない、普通のマルゲリータだった。
味に もの足りなさは無かった。
パン生地もおいしい。
トマトとチーズの配分も、いい。
かなり大きいが、あっという間に完食。
最近ナポリピザを食べさせる店が増えているが、なかなか完璧な味は少ない。
このピザは問題なくおいしかった。
これなら、また来て食べようと思う。
マルゲリータ以外にも挑戦してみようかな。
お兄さん、頑張ってね。
再訪 2016年7月
また食べたくなったので、土曜日の昼に再訪。
奥さんはマルゲリータ オンリー。
おいらは、新しくメニューに加えられていたSalame 1100円を注文。
説明には、トマトソース、モッツアレラ、辛いナポリサラミ、黒こしょうと書いてある。
Salameに乗っているサラミは、かなり太いものをごく薄く切ったものだった。
辛いといっても、大したことはなかった。
このSalameは、とてもおいしかった。
マルゲリータ以外にもおいしいピザがあるんだと知った。(アホか)
まだ食べていないピザが沢山あるので、楽しみだ。
先日来た時に感じたより、おいしく感じた。
こういうことって、珍しい。
先日は客が我々だけだったのだが、今日は次々に入ってきて、最後の人は入れずに断られていた。
立地条件が悪いので、なかなか人が来ないのではないかと思っていたのだが、そんなことはないようだ。
いずれ、時間によっては入りにくい人気店になるのではないかと思う。
この2週間で、11時半だった開店時間が12時になり、休みが月曜日になり、ピザメニューが増え、値段も少し変わっていた。
まだ開店したばかりだから、これからも変わる要素はあるのだろう。
なんせ家から近いので、ちょくちょく来ることになりそうだ。
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8月にまたまた訪問
平日の昼に行ってみた。
新しく平日の昼限定という「ランチメニュー」が出来ていた。
900円で、ピザとサラダとルイボスティーがつく。
奥さんはいつものようにマルゲリータ。
おいらはビスマルク(トマトソース・モルタデッラハム・卵・モッツァレラ)というのを注文。
このビスマルクというのは、おいしかった。
更に、サラダが充実していた。
そして、聞いたことのないルイボスティー。
ピザが出るまでに少し飲んでみたが、ごくうすい味で、はっきりとしないものだった。
ところが、ピザを食べながら飲むと、口中がすっきりとしてなかなかいい。
このランチはとてもお得だ。
歩いて行ける場所にこんなにおいしいピザが、それも平日の昼ならお得に食べられる。
この店が出来て良かった。
・・・という訳で、評価を少し上げておく。
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【またまた行った】4回目。
ランチで選べるピザが8種類に増えていた。
そろそろ完成形なのだろう。
今日は本来のメニューにはない、ランチだけのメニューであるミックスを食べてみた。
トマトソース・ベーコン・マッシュルーム・ピーマン・ミックスチーズ・コーン
具が沢山で、おいしくて、満足。
確かにミックスというのはピザ本来の味とはちょっと違ってくるという感じはしたけど、おいしかった。
これに本格的なサラダとルイボスティーがついて、900円。
このサラダだけで400~500円はとれる。
すばらしいCPと言わざるをえない。
これからランチでいろいろなピザが食べられると思うと、本当に楽しみ。
今回初めて女性のアシスタントが来ていた。
奥さんだった。
昼だけ手伝っているとのことだった。
写真を追加して、評価をまた少し上げる。
【5回目】
確実に客が増えている(定着している)感じがある。
しかし、今日はおいら以外は全員女性だった。
女性にとって入りやすい店なのだろう。
平日ランチは、本当に安い。
今日食べたビスマルクは本来の値段は1200円。
それに、400円はするサラダと、300円はするルイボスティがつくのだ。
やっていけるのかって、心配してしまうが、とりあえず根付くのが先決なんだろう。
おいらにとって、近くにこんないい店が出来て、本当にありがたいことだ。
月一でしか行かないけど、これからもよろしく。
4位
1回
2016/07訪問 2016/07/29
友達に誘われて、前から気になっていた築地の「丸静」へ行くことが出来た。
平日の昼過ぎに待合せ、12:30くらいに店に行くと、狭い路地の奥に6人ほどが並んで待っている。
築地の路地裏というまさに下町チックな場所にある。
日陰ではあるが夏の日盛り、結構暑いのだがここで待たなければならない。
しかし、ちょうど最初に入った人たちが出てきたようで、10分も待たずに中に入ることが出来た。
カウンターに3人分の空きがあり、大将が焼いている目の前に座れた。
客席には若い人が多いが、店の奥まで一杯に入っている。
冷房はあるのかないのか、かなり暑い。
店の中にうなぎを焼くにおいが充満して、うなぎ屋に来たーという感じが半端ではない。
壁も天井もすべてに年季が入っており、なにもかもが煤けている。
焼き台の前のガラスは、あぶらで黒くなっている。
大将は人一人入れるだけのスペースで、熱い焼き台に向きあっている。
でも明るくエネルギッシュで、常に客に話しかけている。
ここのうな重は、
臣 3600円
尊 4300円
王 5100円
となっているが、値段の違いはうなぎの量だけ。
臣は1匹分、尊は1匹半、王は2匹分になる。(多分)
我々は臣を3つ注文。
回りを見てみると、臣を注文する人が多く、残りは尊。
尊は、うなぎが重ねられて重箱からはみ出ている。
かなりのボリュームだ。
奥で重箱にご飯だけを入れて、カウンターの前に並べると、大将がご飯にタレをかけて焼き上がったうなぎを手際よく乗せていく。
並んだ出来上がりのうな重を見ると、焦げ具合はまちまちだった。
全体にかなり黒く焦げたのと、それほどでもないのがあり、焼き上がりについて あまり細かくは気にしていないと思われる。
ということは、必ずしもいつも同じような焼け具合ではないということにもなるので、行く度に違う焼け具合のうなぎが食べられるという可能性はある。
炭は使わず、ガスで鉄板を焼いている炉が使われている。
多分火力は均一なのでは思われるが、焼き上がりにむらが出るのは面白い。
炭ではないので、うちわは使っていない。
すでに白焼きにされたうなぎを、順々に甕に満たされたタレにくぐらせて焼いていく。
火力が強いようで、すぐに焦げる。
ひっきりなしに、うなぎの場所を入れ替えている。
ということは、乗せる場所で温度の差がかなりあるのだろう。
我々の分が焼けて、目の前で用意をしている。
焼きたてのうなぎが、音を立てている。
手際よく串を抜いて、ご飯の上に並べていく。
おいらのは比較的焦げていないのがきた。
もっと焦げていてもいいんだけどなあ。
ワイルドに焦げたうなぎ、好きなんだよねえ。
さっそく いただきます。
うん、本当によく焼けていて、うまい。
フワトロうなぎではなく、しっかり歯ごたえのあるうなぎだ。
といっても、箸で切れる柔らかさだ。
久しぶりにこういううなぎを食べたが、うまいなあ。
うなぎは厚みもあり、あぶらが乗っている。
しっぽの先は真っ黒に焦げている。
意外にも タレの味は、ごくあっさり。
醤油の辛さも、甘みもごくごく控えめ。
もっと濃い味かと思ったが、見た目とは違う。
肝吸の肝が、かなり大きい。
もちろん、お汁の味もあっさり。
新香は多め。
キュウリ・ニンジン・ダイコン・奈良漬・沢庵まで。
箸休めにつまみながら、食べ進める。
いや、とてもおいしい。
久しぶりのワイルドなうなぎ。
もう少し、味が濃くてもいいけどなあ。
でも、満足。
友達はご飯が柔らかめだと言っていたが、そんなには感じなかった。
ご飯も、おいしかった。
友達は山椒をかけているが、もちろんおいらはかけない。
せっかくのうなぎが台無しになると思っているから。
最近の東京周辺のうなぎは、きれいな見た目で、やわらかく上品なのが多いけれど、まだこういううなぎがあったのだ。
どっちがいいかって、おいらはもちろんこっちのワイルド系が好みなのだ。
この店に誘ってくれてありがとう。
大将もいつまでも元気で頑張ってほしいなあ。
5位
1回
2016/12訪問 2016/12/20
奥さんと平日ランチを食べに荻窪の町へ。
南口の仲通商店街の奥の方、川の手前にあるナトワ。
この店の存在は食べログを始めた3年前から知っていた。
でも、ワインの店というイメージだったのでおいらには縁がないと思っていたので行かなかった。
最近になってランチもやっていることを知り、ちょっと行ってみたくなっていたのだ。
おいらは和食と中華が中心で、ほとんど洋食を食べない。(ピザとハンバーグだけ別)
特にフランス料理なんて、結婚式以外で食べたことがない(ような気がする)。
だから、こちらのような洋食だとついつい行かないのだが、とてもおいしいように書かれているのを見るとつい食べたくなってしまったのだ。
家から歩いて、20分はかからなかった。
荻窪駅からまっすぐ南へ、仲通のお店がポツポツと減ったあたりにある。
ビルの地下へ狭い階段を下りて行く。
ドアを開けると、結構人が入っている。
テーブル席は満席で、カウンターだけが空いていた。
カウンター席でも結構ゆったりと座れた。
目の前の厨房に若い男性が一人、フロア担当にも若い男性が一人の二人態勢でやっている。
もしかしたらお飲み物は?って聞かれるのかと思ったら、聞かれなかった。
良かった。
ランチのコース(1,500円)でお願いする。
オードブルと主菜、デザート盛合わせにコーヒーか紅茶、そしてパンがつく。
主菜は、サワラのポワレか、仔羊のローストになる。
二人とも、サワラのポワレをお願いした。
サワラが一人前しか残っておらず、マグロのほほ肉になるという。
奥さんはマグロを選択。
最初に小さな丸いパンが出てきた。
焼きたてで、おいしい。
あっと言う間に食べてしまった。
そうしたら、もう一ついかがですか?って聞いてくれたので、ついお願いしてしまった。
太るからやめておかないといけないのに、つい食い意地が張って・・・
そして、オードブル。
舞茸のポタージュスープ。
フムス。
メアジのマリネ。
ベーコンとクミンのケークサレ。
が、一皿に乗っている。
実は、フムスもケークサレもなんのことか分からない。
でも、どれもおいしかったのだ。
ひと口食べて、何これ? って思う程においしい。
なるほど、おいしい料理っていうのは、こういうふうにおいしいんだ。
味の説明なんて出来ないが、一つ一つ手がかかっている感じで、単純な味ではないのだ。
食べ終わってしばらくおしゃべりをして待つ。
どのテーブルもちょうど食べているところで、一斉に料理が進んでいるのだ。
フロア担当の男性は、忙しい。
でも、おいらのパンがまた無くなっているのを見て、もう一ついかが?って聞いてくれる。
随分心づかいが細やか。
そして、メインの主菜が。
サワラのポワレ・・・おいしーのだ。
サワラの焼き具合がいい。
マグロを一切れ食べてみたが、サワラの方がおいしいね。
かかっているソースがこれまたおいしい。
バターナッツカボチャとスパイスのソースって書いてある。
なんでもいいや、おいしけりゃ。
最後にデザート。
ほうじ茶のプリンと、バナナのケーキ。
ええい、もういいや。
これもおいしかったんだよ。
最後にコーヒーを飲んで、終わり。
たっぷり1時間かかった。
舞茸のポタージュだとか、ほうじ茶のプリンだとか、生まれて初めて食べたものがいくつかあった。
どれもこれも、おいしいんだよ。
びっくりだなあ。
もしかしたら、おいらに免疫がないだけだったのかもしれない。
赤子の手をひねられただけか?
洋食って、どこでもこういうおいしいものなんだろうか。
もしそうだとしたら、これからはもっと洋食を食べなくっちゃいけないねえ。
荻窪ランチはほとんどが1000円以下で食べられる。
でも、ここは1500円。
だけど、ちっとも高いという感じはしなかった。
むしろ、これで1500円は安いと思った。
荻窪って、奥が深いなあ。
6位
1回
2016/03訪問 2016/03/19
どこか行こうか。
久しぶりに中華街って、どう?
てな会話のあった翌日、奥さんと横浜中華街へ出かけてきた。
まだ、寒さの残る弥生の晴れた日。
荻窪からは丸ノ内線で新宿3丁目まで行き、副都心線に乗換える。
うまくみなとみらい線に乗り入れている特急に乗れて、終点「元町・中華街駅」で降りる。
少し遠いけれど、乗換え1回なら我慢できる。
それでも歩きを入れると1時間半近くかかった。
久しぶりの元町散歩なんかして、昼前に中華街へ。
今日はどこで食べるか、まだ決めていない。
でも、食べログで予習はしてきた。
10軒ほどの店の名前を書き出したメモを持ち歩いているのだ。
平日だというのに、人が多い。
外国人の姿も多い。
若い人も多い。
もちろん、年の人も・・・
人にぶつからないように注意して歩く。
食べログで断然一位の聘珍樓。
続くのは・・・省略。
過去に何軒か入った店はあるが、あの頃はただ食べていただけだった。
大通りを流し、市場通りを歩き、関帝廟通り、シルクロードと歩いてみる。
どこのお店も入口前にそれぞれの得意料理やらランチやら、メニューを並べてアッピールしている。
なかなか二人の意見がかみ合わない。
リストアップしてきた店の半分以上は見つけた。
でも、決まらない。
あらためてリストを見て、上の方から探してみた。
するとまだ歩いていなかった上海路に、彩香新館があることに気がついて行ってみた。
他の通りは人が多いのに、この道は人影まばらって感じ。
そういえば、お店が少ない。
その中にあって、菜香新館は堂々たる立派なビルだった。
門前にあるメニューを見ると、平日ランチ「清芳午餐」なるものがあった。
1人2100円と安くはないが、この店としてはサービス価格なのであろう。
これを食べることに決めて、入店。
平日ランチの客は、すべてエレベーターで5階に案内される。
5階は落ち着いた感じのフロアで、大きく4つの部屋に分かれていた。
右手奥のテーブルが7つある部屋に案内されたが、すでに大きなテーブルを囲んで3組が食事を始めていた。
壁際の3人がけのテーブルに座ると、すぐにナプキンを持ってお茶とデザートの注文を聞きに来る。
食べるものはランチに決まっているが、サービスされるお茶は5種の中から、デザートは3種の中から選べる。
お茶は凍頂烏龍茶、デザートは杏仁豆腐を頼んだ。
やがてお茶が、独自の茶こしのついたマグカップに入って出てきた。
マグカップの中に茶葉が入っていて、そこに自分でお湯を注いで飲むのだ。
あらかじめテーブルに置かれていたのは、お湯の入ったポットだった。
なかなかいい香りのする、さわやかな中国茶だった。
お湯を足して、食べ終わるまでに4回も飲んでしまった。
そして、やっと料理が出てきた。
最初は前菜、2点。
次いで、メインの8点が次々と運ばれてくる。
豚すね肉、インゲン海老炒め、ふかひれ、エビチリ、
ホタテ、シイタケとたけのこ、茶わん蒸し、
ブロッコリーカニ肉あんかけ、蒸し点心、海鮮チャーハン。
見た目もなかなか素晴らしい。
一点一点の量は少ないが、食べ進めるとおなかは満ちてくる。
どれも丁寧に作られているのが分かりおいしいのだが、茶わん蒸しとか炒飯が特に気に入った。
シイタケとたけのこの煮込みは、ちょっと味が濃かった。
エビチリだけに、辛いと注意書きがあったが全く問題の無い辛さだった。
大満足。
夜はきっと高いのだろうが、平日ランチの2100円は安い。
かなり得な気がした。
これはまた来たいと思った。
デザートの杏仁豆腐も、やわらかくてほんのり甘く、おいしかった。
ごちそうさまでした。
帰る時に見たら、各部屋のテーブルがほとんど満席になっていた。
約40人、そのうち男は3人だった。
女子会が目立っていた。
これだけ女性に支持されるということは、うまくてリーズナブルってことなんだろう。
7位
1回
2016/12訪問 2016/12/06
日曜日、五反田のホテルで催し物があったので行ってきた。
そこで会った友達と二人で、ランチ。
調べたらすぐそばにこの店を発見。
目黒川沿いにある。
開店が11時なので、11:10に着いた。
人気店だからいつも並んでいるらしいけど、日曜日の開店直後なら並ばずに入れるだろうと思った。
でも、すでに一回目の入店は終わっていて、外の待合椅子に案内されて待たされた。
この待合椅子に座れない人は、外の川沿いに並ぶことになる。
すごい人気なんだね。
ちなみに、1回に40人くらいは楽に入れる。
水のサーバーも用意された待合スペースは、木の椅子だけど意外に居心地がいい。
まあ、今日は天気がいいからかもしれない。
メニューも用意されているので、ゆっくりと品定めも出来る。
ハンバーグとステーキがメインだが、そのどちらもいろいろなバージョンが選べるようになっている。
我々は、もっともシンプルなハンバーグ、黒毛和牛100%フレッシュハンバーグのレギュラーに決めた。
税込1512円。
安くはないが、この店では一番リーズナブルな品だ。
ほぼ30分待ったところで、男性店員が呼びに来た。
店内に入ると、そこは天井の高いホールのような部屋で、沢山のテーブルが並んでいてどのテーブルもお客さんが座っていて、満席状態だ。
奥の方に空いた席があり、案内される。
すでに注文は決まっているのでお願いすると、焼き加減はお店のお勧め「ミディアムレア」で良いかと確認された。
おいらは、生焼けの肉は苦手なので、少し良く焼いて欲しいと頼むと、その上は「ウエルダン」になりますという。
かつてハワイのステーキ屋で「ウエルダン」と頼んでしっかりと固く焼かれたものを出された思い出があるので、じゃあ「ミディアムレア」で良いやと妥協する。
プレートの余熱でも焼けますという。
きっと、同じようなことを言う客がいるんだろうな。
フロアの係は女性五人と男性一人。
てきぱきと動き回っている。
しっくいの天井に、むき出しの梁、照明はシャンデリアが下がっている。
いかにも昭和の洋食屋さん。
テーブルや椅子はしっかりした木製。
客は若い人が多く、カップルと女性同士が半々という感じだ。
我々のようなおじさん二人連れは、見あたらない。
やがてジュージュー音をたてて、ハンバーグが運ばれた。
俵型だが、真ん中が大きく盛り上がってはじけそうな感じ。
レギュラーサイズは、意外に小さく感じた。
鉄板の上には、ポテト・モヤシなどの付け合せと共に、ソースの入った小さなカップが乗っている。
カップに入ったソースにつけてお食べくださいとのことだ。
熱いから気をつけて・・・だって。
中が赤いようなレアは苦手なので、鉄板の余熱でしばらく加熱。
頃合いを見て、箸で切る。
ナイフやフォークは無い。
すごく柔らかいという訳ではないが、十分に割り箸で切ることが出来る。
肉汁があふれ出るのかと思ったら、そんなことはなかった。
そして 心配したほど、生ではなかった。
真ん中がほんのりピンクという程度の、レア度だった。
余熱での加熱が良かったのだろう。
ソースにつけて食べる。
うん、おいしい。
肉の味と香りがいい。
ソースは醤油ベースで、ダイコンおろしが入っていて、味は濃い。
ふくれあがったハンバーグは、見た目ほど小さくはない。
ご飯は小にしたのだが、おなかが一杯になった。
味噌汁とサラダもついていて、これは安いと思う。
その味噌汁もサラダも、手が抜かれていない。
五反田ランチ、満足、満足。
会計を済ませて外に出ると、まだ川沿いに沢山の人が待っていた。
8位
1回
2016/05訪問 2016/05/14
たまたま山梨へ来て、昼に時間が空いたのでほうとうを食べることにし、車を走らせた。
ほうとうが特に好きな訳ではない。
麺としてはうどんの方がおいしいと思う。
でも、山梨の名物だから来た時くらいは食べてみたい。
せっかくなので、おいしいと言われる店で食べてみたかった。
勝沼近辺のおいしいほうとうで検索すると、こちらが案内された。
その後機会をうかがっていたが、昼の時間だけの営業なのでなかなかチャンスが無かった。
以前、たまたま通りかかって食べた「頑固おやじのほうとう」は、期待を裏切られた。
さて、こちらはどうだろう。
かなりの人気店で、待たされることもあるようなことが書いてあったので、それなりに覚悟して行った。
ところが、裏の駐車場には1台も車が停められていない。??
ただの古い民家のような大きな家をぐるっと回って反対側へ行ってみる。
なんだか店らしくない。
声をかけてみたら、裏口だった。
あと10mほど先に入口があった。
看板はあるが、お店という感じではなく民家そのものだ。
木の下を行く薄暗いアプローチがあって、やっと玄関に着いた。
古い玄関で靴を脱いで上がる。
裏で入り口を教えてくれた若い女性が案内してくれる。
8畳の和室が二つつながっていて、そこにそれぞれ二つの座卓がゆったりと置かれている。
なんと、先客は無くおいら一人だった。
車が無かったわけだ。
平日の午後1時頃って、すいているのかもしれない。
奥の卓に座ると、回りは縁側になっていて新緑の庭が見渡せる。
早速 ほうとう 1000円を注文。
サイドメニューは山梨名物鶏のもつ煮が300円であるけれど、モツ系は苦手なのでパス。
ちょっと食べてみたい気はあるが、多分一人では食べきれないだろう。
板張りの天井、むき出しの梁。
電気の配線などもそのままになっている。
年季の入った建物をそのまま利用している。
田舎のばあちゃんの所へ来たみたいな気持ちだ。
庭も手入れが行き届いているとは言い難く、かなり茂ってしまっているが、初夏の雰囲気が気持ちいい。
こんな所へ来ると、ごろんと寝っころがりたくなってしまう。
待つことほんの10分足らず。
意外に早く供された。
鉄なべに入れられたほうとうは、煮込まれた野菜でおおわれている。
鍋が熱いから気をつけてと言われたが、中のほうとうは普通の温度だった。
熱くて食べられないかと思ったのだが、そんなことはなかった。
お椀に小分けして食べる。
ネギだけは最後に上に乗せているが、他の野菜類はよく煮込まれていてドロドロに近い。
カボチャ、サトイモ、ハクサイ、ニンジン、シメジ、ダイコンなど、どれも柔らかく 味がしみこんでいる。
そして、唯一の油分が油揚げだ。
肉類は入っていない、野菜のほうとう。
中に隠れている手打ちのほうとうは、かなりの幅広で一本一本は短い。
味噌の味付はとても薄く、あっさりしている。
それでも、煮込まれて渾然一体となった野菜のスープがおいしい。
普通のうどんなんかより、かなり量が多く感じる。
大根の漬物が、箸休めにとてもいい。
時間をかけて完食。
少しもの足りないと感じるくらいの薄味で、量が多かったのに食後感はさっぱりしていた。
担当の若い女性のサービスが、とても感じ良かった。
くどくなくさわやかで、丁寧だった。
支払いを済ませ靴をはいて外に出るまで見送ってくれ、深々とお辞儀をしていた。
結局 その後誰一人として他の客はなく、本当にゆったりとした時間の中、のんびりと食事を楽しむことが出来たのはラッキーだった。
営業時間が短いが、ぜひまたチャンスを見つけて来たいものだ。
9位
1回
2016/09訪問 2016/09/14
またまた房総半島の鴨川へ出かけた。
昼はどこで食べようかというのも、お出かけの楽しみの一つだ。
前回、お盆で臨時の休みだった「池田」へ行ってみる。
鴨川道路を市内に向けて走ってくると、いろいろな店が現れるあたりの道端に大きな看板がある。
店の前に行くと、街道に面した表側は魚屋さんらしい。
魚屋さんのやっている店なのだろうか。
それなら材料は確かだといえる。
日曜日だけれど天気が悪いからすいているだろうと思ったら、とんでもなかった。
12時に着いたら、8台くらい停められる駐車場は満車。
車の整理のおじさんまで出ていた。
なんとか停めて、玄関先に置いてある名簿に名前を記入して待つことになった。
まだ案内されていない先客が6組。
これはかなり待たされそうだ。
そして、待っているうちに後からも次々に車がやってくる。
なかなかの人気だと分かる。
県外のナンバーがほとんどで、遠く東北からの車もあった。
小雨がぱらつく庭先で待つこと40分。
やっと中に入れた。
中は結構広く、手前に3つのテーブル席、奥が座敷になっていてテーブルが6つ並んでいる。
新しい感じはせず、ごちゃごちゃとしている感じがある。
水は自分で入れてと言われる。
サービスを期待してはいけない。
奥の座敷に上がって、一応メニューを検討するがもう決まっているのだ。
キンメの煮付け定食(1800円)を食べに来たのだ。
見ると回りのテーブルでも大半がキンメの煮付けを食べている。
この店の看板料理なのだろう。
若い女性たちが3人で立働いている。
20分ほど待って、料理が運ばれてきた。
実は煮魚というものがあんまり好みではないので、家でも外でもほとんど食べない。
なのになんで食べようと思ったかというと、こちらの口コミを読んだらおいしそうで食べたくなってしまったのだ。
なぜほとんど食べないかというと、家で食べるものは大体が生臭さが残っているからなのだ。
キンメは普通の大きさで、特に大きいという訳ではない。
しかし、見るからに身が厚くぷりぷりしている。
食べてみると、生臭ささなんて全くなかった。
身がホクホクとしっかりしていて、おいしい。
外で食べる煮魚は、タレが結構濃いことが多い。
店によってはタレがドロドロしているということもあるが、こちらのはサラサラ。
特別味が濃い訳でもない。
むしろあっさり味と言えるくらいの濃さだ。
でも、甘辛くいい味だ。
タレがそれほど濃くなくてもおいしいのは、結局魚が新鮮だということなのだろう。
身が厚いので、たっぷりと食べられた。
とっても満足。
いつか他の店でも同じものを食べて、比べてみたい。
味噌汁と漬物は特にどうってことはないが、葉唐辛子の佃煮はおいしかった。
きっとこの店は、他の料理もおいしいに違いないと思わせられた。
10位
1回
2016/02訪問 2016/02/09
土曜日の昼食、一人だったので久しぶりの「ねいろ屋」へ行ってみた。
以前もレビューを書いているが、あれは移転前。
今日は新しい店というつもりで、出かけた。
家からは歩いて15分ほどという近場のお店。
青梅街道から続く教会通りは、荻窪ラーメンストリートだ。
野方ホープ、鳴神、五稜郭といった店が続く。
一番奥まったところにあるのが、「ねいろ屋」。
店の前には椅子が店を囲むように置いてあり、ここに座って待つのだということが分かる。
土曜日の午後1時、待っているのは1人だったので、すぐに入れると思った。
しかし、タイミングが悪かったようで10分以上待たされた。
途中、中からお姉さんが出てきて、人数を確認された。
やはり寒い時期はこうして外で待つのはきつい。
呼ばれて中に入ると、カウンターだけの店よりかなり広めで、テーブル席にも8人くらい座れそう。
でも、カウンターもテーブルも埋っている。
やはり人気があるのだと実感する。
以前もこの近くに店があったのだが、こちらに移転した。
移転後は初めてだから、メニューをじっくり眺める。
らーめんには、煮干しょうゆと、しお、他に特製…というのがあったので、
普通に煮干しょうゆ(800円)の細麺と味玉(100円)を注文した。
他につけめんもある。
あとで、壁にかかった黒板に大吟醸みそらーめんなんていうものがあると知ったが、後の祭りだった。
隣に座った青年がこれの葱無双を食べていたのだが、すごくそそられるルックスだったのだ。
ちなみに、
葱無双大吟醸みそらーめんは1100円
大吟醸みそらーめんは950円
レモンラーメンは880円だった。
なぜか、レモンラーメンだけ、らーめんがカタカナになっている。
もし次回があったら、葱無双大吟醸みそらーめんというのを食べてみたい。
ただ、本日の限定らーめんと書いてあるので、いつも同じものがあるとは限らないようだ。
らーめんが出てきた。
澄んだスープ、濃い緑のネギ、細いメンマ、真っ白な玉子。
そして、分厚いチャーシュー。
きれいなラーメンだ。
細麺を持ち上げて食べてみる。
もちろん九州ラーメンの細麺とは違うものだ。
細麺を注文したけれど、太麺で良かったのかもしれない。
太麺といっても、ぶっといものではないようだ。
細麺は食べている途中で柔らかくなったような感じがした。
スープは煮干の香りと味がたっている。
あっさりではなく、しっかりと味がついている。
でも、しつこくはなくなかなかおいしい。
メンマもネギもおいしい。
チャーシューの厚さがいい。
普通の店の倍以上の厚みがあり、柔らかくておいしい。
この店はかなりこだわりを持って、すべてに丁寧に作っているということが感じられる。
人の顔を撮るな、厨房は撮るなという張り紙もあった。
数ある荻窪のラーメン店の中でも、かなりおいしいと思った。
また来よう。
前から名物だったかき氷もやっているが、注文できるのは夕方かららしい。
埼玉県のうなぎ屋さんを検索していたら、小手指にあるこの店が評価で一番になっている。
この店は、全く知らなかった。
車で行けば、1時間ちょっとで行けるんだから、時間のある時に行こうと思った。
1週間前に昼を予約して、友達と二人で訪れた。
平日だから多分入れるだろうと思ったが、万が一入れなかったりしたら困るので、予約したのだ。
当日、友達を拾って12時前に着くように車を走らせた。
所沢界隈は結構車が多く、道路が渋滞することが多い。
この日も途中渋滞があり、少しだけ遅れた。
電話番号でナビに案内させたのだが、最後の最後、「目的地周辺に到着したので案内を終了します」という案内があってから、迷うことが結構あるのだ。
今回もそうだった。
近くに着いているはずだけれど、店が見当たらない。
どうやら反対側から来て、看板が見えなかったらしい。
60m先という案内板を見つけて、やっとたどり着いた。
建物の横に5台が停められる駐車場がある。
住宅街の中にある一軒家で、1階がお店になっているようだ。
暖簾を分けて店内に入る。
少し薄暗く、明るいのが好きなおいらは一瞬引く。
真っすぐ奥へと通路があり、通路の左側は厚い一枚板のカウンターになっている。
名を告げると奥へ案内された。
右手には座敷があり、奥にはテーブル席があった。
テーブルは、6人~8人がかけらる大きなものが二つ。
やはりここもかなり暗い。
回りの壁には日本画が沢山かかっている。
店主の母上の作品らしい。
メニューを見ると、うな重は四種類。
天然うな重は 時価
空 5,200円(5,616-)
月 4,800円(5,184-)
半空 3,300円(3,564-)となっている。
空と月の違いは、大きさと肝吸が付くかということらしい。
半空は、文字通り空の半分の量ということだろう。
これらに外税が付くので、税込だと値段はかなり高い。
でも、せっかく来たので、空をお願いした。
調理に時間がかかるとのことだったが、もちろん問題ない。
うなぎは待つものと相場が決まっているのだ。
カウンターの裏に活きうなぎを入れる籠が置いてある。
この籠は時々他のうなぎ屋さんでも見かけるが、こんな風に目の前にデンと置いてある店は今までになかった。
そこから店主がつかみ出したうなぎが、我々に供されるのだ。
先客は座敷の奥に二人連れだけ。
他には訪れる気配がない。
平日の昼はこんなものなんだろうか。
人気店だからもっと人が入っているだろうと思っていたので、意外だった。
案内してくれた若い男性がお茶を置いて行ったが、それっきりで差し替えには来なかった。
ちょっと困る。
店員は店主とこの若い男性だけのようだ。
友達を誘ってきて話しながら待っていられるのは良かった。
一人でこんな所にいるのは、ちと息苦しい。
他の客の姿でもあればまだしも、ここからは誰も見えないのだ。
回りの絵をながめるのも、すぐにあきてしまう。
そして、30分。
やっと肝吸とお新香が運ばれ、すぐにお重がやってきた。
待ちかねたぜ。
お重は立派な漆塗りで、蓋の表に広重の絵か小田原宿の絵が金の蒔絵で描かれている。
友達の蓋は、神奈川宿の絵だったので、いくつかの種類が用意されているのだろう。
蓋をとると、きれいに焼かれたうなちゃんが・・・
かなり大きめなのだろう、半身に半身が重なって乗っかっていた。
そして、久しぶりにうなぎの香りがホワッと香り立った。
うーん、うまそう。
きれいに焼けているが、特に良く焼いているという感じはない。
あくまで品よく焼いてある。
照りがあって、ふっくらと弾力がある。
では、いただきまーす。
うん、おいしい。
特に厚い身ではないが、よく脂が乗っていてうなぎの味がする。
タレはすっきりとして、甘くはない。
まあ、あんまり何も考えずにただ食べる。
無言で、モグモグ、ひたすらモグモグ。
値段が高いことなど忘れて、夢中で食べる。
箸休めのお新香もいいし、肝吸も上品な出汁が出てる。
ご飯も固めに炊かれていて、うなぎとの相性がいい。
夢中で食べるとすぐに終わってしまうのが、悲しい。
あれ、終わっちゃった。
ご飯の一粒も残さずにきれいに平らげた。
自分で挽く山椒が用意されているが、いつものようにおいらは山椒はかけない。
うなぎが余程ひどい時にだけ、かけることもある。
帰りがけ、店主が気持ちをこめて送り出してくれた。
入間市にある越後屋という店で修業をしたらしい。
昔はやんちゃだったような感じを醸すお兄さんだが、気さくな人柄と見受けた。
うまかった。
うなぎ屋を出た後も余韻のようなモノが残ることがあるが、今日はそういううなぎだった。
なんで、こんなはずれた所にこんなにおいしいうなぎがあるんだろう。
ちょっともったいない気がする。
近ければ、ちょくちょく来るのになあ。