レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2018/05訪問 2018/05/22
今日は四ツ木の魚政へ予約して友達と行った。
東京で3位にランクされる名店である。
11:30過ぎ、京成の四ツ木駅で初めて降りた。
結構遠かった。
駅を出たらすぐ目の前に店があった。
まだ新しいきれいな店だ。
本日の昼の部は予約で売切れとの張り紙。
予約をしないと食べられないんだね。
暖簾をくぐって入ると、さほど広くないスペース。
小さなテーブルが4つ並んでいて、その一つに案内される。
他にも部屋があるのかもしれないが、どちらかと言うと狭い空間だ。
うなぎの名店というとしっとり落ち着いたたたずまいなものだが、こちらはどちらかというと下町の普通のめし屋さんという感じ。
予約時に注文してあるので、20分くらい待てば出て来るだろうと思い、ビールを飲みながら待つ。
どのテーブルにも「予約席」の札が立っていて、先客は一組。
ビールはキリンのハートランドの小瓶だった。
あまりお目にかからないビールだね。
メニューを見ると、うな重は
国産(上) 4815円
国産(特上) 5880円
坂東太郎(上) 5830円
坂東太郎(特上) 6880円
天然鰻 時価
となっている。
今日は坂東太郎(特上)を頼んである。
坂東太郎なんて、先月初めて食べたばかり。
要するに養殖うなぎの横綱ってことかな。
先日食べてとてもおいしかったのでつい頼んでしまったが、いい値段だね。
メニューを見ていて気がついた。
当店では丁寧に焼き上げるため、最短でも40分時間をいただくと書いてある。
では、ゆっくりと待ちましょう。
一人で来ると、ひまだろうね。
ビールのあてに、肝わさと骨せんべいが出た。
なんせ酒を飲まないので、普段はこういうものを頼まない。
骨せんべいも久しぶりに食べた。
肝わさはなんのくさみもなくすんなり食べられたが、おいしいかと聞かれたらよく分からない。
酒を飲む人はこういうのがおいしいのだろうか。
後で気づいたのだが、骨せんべいや肝わさは、うな重を頼んだ客には全部出るらしい。
特に酒のあてということではないのかも知れない。
40分待ったが、まだ出てこない。
そして、50分待ってやっと肝吸と新香が出てきて、うな重の登場間近と分かる。
待ちかねたよ、坂東太郎君。
立派なお重の蓋をとると、美しいうなぎが堂々と横たわっていた。
思っていたより浅い焼き上がり。
焦げ目もほとんどない。
大きさは、一匹分でほぼお重一面を覆っている。
かなり大きなうなぎだと分かる。
裏側を見ようと箸で持ち上げると、柔らかくて少し崩れる。
なるほど、かなり強く蒸してある。
裏皮の焼き目を見て、驚いた。
表と違ってとても良く焼いてあるのだ。
全面に焦げ目がついて、パリパリ。
横から見る身の厚さも、かなりのものだ。
これは期待できる。
早速 端からいただく。
うん、おいしい。
身が厚く、やわらかでふっくら。
坂東太郎の特長が出てる。
ボリュームたっぷり。
おいらの好みの焼き方ではないが、とってもおいしいのだ。
タレは、甘からず辛からず、とてもいい具合。
しかし、なんとも言えずおいしい。
同じ鰻でありながら、このようにおいしく食べることが出来るというのは、やはり調理法に鍵があるんだろうなあ。
焼き手の腕が違うんだろう。
皮がとても良く焼けていて、その香ばしさが食べているといいアクセントになる。
焦げた皮が本当においしい。
これは自分で食べてみて分かったのだろうか。
ここまで焦がす店は他にあまりないように思う。
ご飯も申し分ない。
肝吸も、あっさりとした味付けでとてもおいしい。
吟味された新香も、いいね。
それにしても、うなぎのうまさここに極まれりという感じ。
今までに食べたうなぎの中でも、まさにトップクラス。
見事な蒲焼というしかない。
もし、坂東太郎を頼まずに国産を頼んでいたら、かなり違うのだろうか。
同じ技術で焼けばきっとかなりおいしいうなぎになることだろう。
うなぎの大きさ、身の厚さなどは違っても、味はそんなに変わらないのではないだろうか。
50分待たされても、7000円払っても、このうなぎは全部忘れさせてしまう力を持っている。
うなぎの持つうまみがある。
そのうまみを引き出すのが料理人の腕。
このうなぎは完璧にうまさが引き出されている。
うなぎがおいしいとは、こういううなぎのことを言うのだと思う。
きれいな竹製の山椒入れがあったので、中を確認した。
さわやかないい香りの新鮮な山椒の粉が入っていた。
もちろんおいらは山椒は使わないけどね。
うなぎが好きだ。
うなぎならなんでもいいと思っていた。
でも、違うのだということが分かった。
うなぎの質もあるが、調理の仕方で大きく変わるのだと思う。
このうなぎを食べてしまうと、他所で食べるうなぎがみんな見劣りがしてしまう。
坂東太郎君、また食べたいなあ。
一人で来ても食べられるのだろうか。
葛飾の片隅に、こんな名店があるなんて知らない人も多いだろう。
今日はいい日だった。
2位
1回
2018/03訪問 2018/03/21
ざっくばらんなお店で出される、お相撲さんみたいなうなぎの名は、坂東太郎なり
恒例となった二人でうなぎを食べる会。
今月は新横浜まで出かける。
友達が予約してくれたのだが、人に誘われなければこんな所までわざわざ食べには行かないだろう。
調べたら、新横浜駅から5分と書いてあるが、菊名から徒歩15分とも書いてある。
おいらが出かけるとすると、東横線の菊名で横浜線に乗換えることになる。
菊名から歩くことが出来る距離なら、歩いちゃえと思った。
多分乗換えても、着くのはほとんど変わらないだろう。
雨さえ降っていなければ、15分なんてどうってことはない。
ということで、菊名で降りて横浜線の線路沿いにゆっくりと歩いて行った。
もちろん初めての土地なので、間違えるとまずいから途中確認をしながら歩く。
そろそろかなと思ったら住宅地の中に突然うなぎの看板が現れて、店に到着した。
こんな所においしいうなぎがあるなんて、分からないよね。
お寺の門前の休憩所みたいな感じのざっくばらんな外観。
中もうなぎやさんという感じではなく、やはり休憩所のおそばやさんというかカラオケスナックみたいな雰囲気。
両側に靴を脱いで上がるテーブル席が並んでいるが、とてもラフな感じなのだ。
12時前だったが、先客はなくがらんと空いていた。
ピンクのエプロン姿の気さくなおばちゃんが出てきて、端っこの二人席に案内してくれた。
入口の両脇に水槽が置かれて、中に太って大きなうなぎが沢山泳いでいる。
張り紙に、「鹿児島産」と、「坂東太郎」と書いてある。
客席のある部屋の壁には、いろんな張り紙がされていてかなりのごちゃごちゃ感がただよう。
雰囲気があるというのか、趣がないというのか、難しいところだが落ち着いた空間ではない。
こちらの店の売りは何と言っても「坂東太郎」。
養殖うなぎの中でも飛びぬけて有名なブランドうなぎだ。
と言っても、おいらはこれが坂東太郎だといううなぎを食べた覚えがない。
多分どこかで食べてはいるんだろうけれど、覚えはない。
今日は鹿児島産の坂東太郎を予約している。
さあ、坂東太郎よ出てこい・・・てなもんだ。
大体、おいらは天然ものというメニューがあっても高いから頼まないし、共水うなぎなんて言われてもその違いの分からない無粋な人間だ。
もしかしたら、中国産と国産の違いも分からないのかも知れない。
うまいかそうでないかだけは、分かる。
果たして坂東太郎君はその違いを分かるのだろうかと、いい加減な不安はある。
でもね、うなぎなんだからおいしいに決まってる。
そのおいしいうなぎの中でもおいしいのを食べさせてくれるというんだから、これは期待してしまうのは当然だ。
飲めないビールをコップ半分飲みながら、おしゃべりをして待つ。
そのうちに段々人が増えて来て、いつの間にか満席になってしまっていた。
やはり、この店は簡単に食べられる訳ではなさそう。
みんな予約して来ているみたいなのだ。
おばちゃんは全く飾り気がないが、気持ちはこもっている。
客をないがしろにするような扱いはしない。
いつもの通りに、自分流の客あしらいをしているのだと思う。
でも、高級老舗店のようなもてなしを期待してくると、ずっこけるだろう。
30分ほど待って、ようやくうなぎが出てきた。
お重の蓋をとると、炭の香りの混じったうなぎのいい香り。
ほぼ お重全面を覆ったうなぎは、いい色に良く焼かれている。
そして、そのうなぎの厚みが見ただけでも分かる。
いかにも健康そうに肥えた優良児うなぎだ。
裏を返して見ると、皮目も良く良く焼かれて焦げ目の多いのが見てとれる。
これだけでいかにもうまそうなうなぎだという感じがする。
早速箸を入れる。
なかなかの手ごたえ。
そこらのふわとろうなぎとは全然違う。
なんせ、厚みがすごいのだ。
デブの太っちょうなぎ君。
かといって、ぶよぶよではなく身はしまっている。
相撲取りのような体質か。
口に運ぶ。
柔らか過ぎず、固くもなく、理想的。
あれま、おいしい。
少し多めにかかっているタレは、甘さはほとんど感じない。
味は濃すぎずにちょうどいい。
ご飯にも結構かかっている。
そのご飯は、固めに炊かれてとてもいい。
普通ならどんどん食べ進めてしまうところだが、なぜかあまり減らない。
うなぎが大きいのだ。
食べごたえということで言えば、これ以上はないだろう。
いつもの倍の時間がかかる。
なるほど、これが坂東太郎君なのだね。
きっと、坂東太郎の中でも大きいボリュームのある子を入れているんだろう。
でかいうなぎは大味でそんなにおいしくないというようなことをどこかで見たような気がするのだが、このうなぎに限ってはそんなことはなかった。
太っているのに身がしまっていて、脂の乗りも十分で、おいしかった。
肝吸の味は、とりたてていうようなモノではなかったが、肝が焦げるほど炙ってあっておいしかった。
お新香は、白菜の漬物。
これは、塩からいだけの代物で残念だった。
それにしても、うなぎっていろいろあるもんだ。
今日のうなぎは今まで食べた中で一番太く大きなものだった。
もう、おなか一杯。
これで4300円と言われた。
どうも目方で値段が決まるらしい。
安いなあ。
このうなぎはまた食べに来たいと思った。
新横浜、菊名においしいうなぎがあった。
3位
2回
2018/12訪問 2018/12/15
今月のうなぎ屋巡りは、今年の締めということで南千住の尾花に行った。
何回か食べているが、今回は久しぶり。
予約はとれないので、朝の開店前に行って並ぶ。
日比谷線南千住には10:40に着いた。
友達とは改札で待ち合わせだが、どんな様子か見に行ってみた。
徒歩3・4分なのでとても近い。
線路際を歩いて行くと、すでに10人くらい並んでいた。
これは今並んでしまった方がいいと思い、そのまま列の後ろに並んで友達にはメールした。
友達もそう遅れることなく数分で到着。
11:00の時点で行列は16人くらいになっていた。
我々のように先に来て並んで待っている人もいるため、見た目よりも多くが並んでいる感じ。
やがて店の女性が出てきて、一組ずつ何人かを確認する。
そして、1回目に入れるのがここまでと決まったようで、それより後ろの人には1回目には入れないということを伝えている。
我々とはほんの20数分の差だ。
以前来た時は、一度に40人くらいは入れると思っていたので意外に少ないと思った。
聞いてみると、1回目に入れるのは最大22人だとのこと。
どうやら席の数が減ったらしい。
10月から変わったとのことだった。
ということで、午前中の1回目に店内に入るためには、少なくとも11時前には来て並ばないとならないようだ。
今日は寒かったので人が少なかったのではないかと思うと、もっと早くに来なければならないのかもしれない。
シャッターを開けて中に入れてくれるのが11:25だった。
それまでは店の前の道路で待たないとならない。
年配の客などには、かなり厳しいね。
靴を預けて、やっと座敷に上がることが出来た。
広いL字型の和室で、座席はテーブルと椅子になっていた。
以前は畳に座って20卓くらいあったのが、11卓になっていた。
それだけ入れる人数が減ったということだ。
その分、テーブル間の余裕が出来てゆったりと座れる。
でも、椅子よりは直に畳に座る方が趣はあったなあ。
広い空間の壁には神棚があって、雰囲気がある。
4名くらいの女性がお茶を出し、行きかいして順番に注文を聞いている。
まずは飲み物の注文だけを聞かれる。
やっと料理の注文を聞きに来て、うな重6300円(税別)と肝吸400円をお願いした。
うな重は5300円と6300円の2種類だけ。
メニューに並とか上とは書いてなかったのだが、レシートを見たら「うな重 大」となっていた。
調理場は隣の部屋にあり、ガラス越しに中の様子が見える。
4人の板前さんが立ち働いている。
ビールを飲みながら待つ間に焼かれていくようだ。
最初の客のうな重が運ばれ始めたのは、12:10過ぎだった。
我々のものは、12:25に到着した。
店に入ってから55分が経過していた。
こうして、並び始めてからうなぎが出るまで1時間40分経ったということになる。
尾花のうなぎを食べるのは、大変だ。
きれいな塗りの重箱の二重を取ると、隙間なく一杯に広がったうなぎ。
きれいな焼き色。
焦げ目などはない。
うなぎのいい香りが立ちのぼる。
箸で持ち上げると、ふにゃふにゃ崩れるようなことはなく、身はしっかりしている。
裏側も良く焼けているのだが、焦げ目はほとんどない。
身はしっかり厚みがある。
適度な固さが残っていて、とろけるような柔らかいうなぎではないのがいい。
品のいい脂がおいしい。
甘すぎず、辛くもないタレ。
むしろ、濃い味の好きなおいらには物足りないくらいの味。
でも、おいしい。
うなぎが大きく厚いので、一度に口に運ぶ量がそう多くはない。
少しずつ崩して食べていくという感じになる。
肝吸の味も、いい出汁が出てる。
まあ、肝そのものはそんなにうまいものじゃないけどね。
ご飯の炊き加減も、申し分ない。
新香は、白菜漬けと沢庵。
え、沢庵? と思ったが、薄味の上品なものだった。
カニを食べると黙ってしまうというが、うなぎも黙ってしまう。
ただ、黙々と箸を進める。
待つ間は長いが、食べる時間はあっという間。
勘定を済ませて外に出ると、待合にはまだ沢山の人が待っていた。
しかし、出口の所には「本日 お昼の販売分 売切れ」と書かれた札が出ていた。
知らずに来て、食べられなかった人も多いのだろう。
ともあれ、今年最後のうなぎをここにして、正解だった。
まさに口福を感じた1食だった。
うなぎ屋として東京のトップに君臨する尾花。
昔 会社の同僚と食べに行ったことはあったが、評価をするようになってからはまだ行ってなかった。
予約は出来ず待たされるということと、入れ込みの大部屋ということで、一人ではなかなか行きにくかった。
友達に声をかけたら、3人が一緒に行くとのことで、平日の午前11時に南千住の改札口で待ち合わせて行ってきた。
店の前には11時10分着。
炎天下で列の最後尾に並ぶ。
正確に11時30分にシャッターが開いたが、前に40人以上が並んでいて1回目で入れるかどうか、はなはだ微妙。
我々の前の3人組までが案内されて、我々はそのまま待たされた。
やがて、「次の4名様までお入りいただけます」・・・ということで、ギリギリ1回目の客として案内されたのは、11時45分だった。
もしこれで入れないとまた1時間くらい待たなければならないと思っていたので、正直ほっとした。
靴を脱いで座敷に上がると、左手が広い厨房で、右手がこれまた広い畳敷きの入れ込みの客席。
小さな二人用の座卓を動かして、何人のグループでも対応出来るようになっている。
畳敷きなので足の悪い人には、かなりきついかも。
そういう人用に、低い椅子が用意されている。
うな重は2種類。
4,300円(税込4,644円)のものと、5,300円(税込5,724円)の2種類だけ。
肝吸は432円(税込)で、別に注文しなければならない。
せっかく来たのだからと、5,300円のうな重に肝吸をつけて注文した。
昼なのでビールは控える。
おなかをすかせて、うな重を待ちたいというこころ構えである。
30分くらい経った頃から他のテーブルに料理が運ばれ始め、順調にいけばあと20分かななんて話しながら待つ。
しかし、そううまくはいかなかった。
中居のトップと思しきお姐さんがやってきて、ちょっと不手際があったので申し訳ないがあと20分くらいお待ちいただいてもよろしいか・・・と。
そりゃ、仕方がないでしょうね。
結局 注文してから1時間10分待たされて、やっとうな重到着。
蓋をとると、鼻腔をくすぐるうなぎの香り。
まことに美しく焼けた、蒲焼きでした。
焦げ目などは一切無く、かといって万遍なくきれいに焼けている。
大きさも重箱一杯に広がっていて、申し分ない。
いや、焦げ目はあってもいいんだけどね。
早速一口食べてみる。
うん、おいしい。
長く待たされた不平・不満はどこへやら。
非常にいい塩梅の味加減。
身はさして厚くはないが、外はしっかりと、中はふっくらと素晴らしい焼き加減だ。
ほんのちょっと甘さが感じられるが、からさも同じように感じられる。
とてもいい味のタレなのだ。
次々に口に運ぶが、全くあきのこない味。
いや、最後までおいしさが口に広がる。
さすがに江戸一番のうなぎだけのことはある。
ご飯はどちらかというとやや柔らかい。
でも、このうなぎに合っていて、問題のない範囲だ。
肝吸の味も、上品でおいしい。
肝の処理も悪くない。
お新香は、他の店の方がいいモノが多いかもしれない。
悪くはないが、尾花としてはもう少しいいモノが出せるのではないかと思う。
ともかく、食べながら「さすがに江戸で評判のうなぎだけのことはある」と感心した。
1時20分、勘定を済ませて外に出るとまだ20人近い人が待っていたが、「昼は閉店」との看板が出ていた。
炎天下行列をして待ち、店に入ってからも長く待たされた。
そして、うな重としては別格の高値。
そういった不満を差し引いても、おいしいうなぎ。
あれだけの人が 並んでも待たされても、そして高くても食べたいと思ううなぎ。
尾花には、それがあった。
蛇足:
この炎天下の舗装道路に客を待たせるのは、考えもの。
少なくとも中庭の暖簾の前までは、もっと早くに入れるように配慮してもいいのではないかと思う。
外と中庭の温度は3度くらいは違うように感じられた。
これもサービスだと思うが、どうだろう。
4位
1回
2018/10訪問 2018/10/30
今月のウナギ会は、新御徒町のやしま。
友達と二人で訪れた。
大江戸線の新御徒町で降りて、地上に出たら目の前に春日通りが走っている。
東の方へほんの100mあまり行くと、右にやしまが現れる。
軒先に大きな「う」一文字の看板が出ているので、すぐに分かる。
赤いタイル張りのビルで、店は新しくしたのであろう。
きれいだが、外観に下町のうなぎ屋という趣はない。
11時30分に予約しておいたので、暖簾がかかると同時に入店。
テーブル席と座敷席があり、座敷の奥に通された。
座敷といっても、靴を脱いで上がる畳の部屋にテーブルと椅子が用意されている。
最近はこのような座敷の形のところが増えている。
靴を脱ぐという手間はあるが楽だし、居心地はいい。
店内は明るく清々しい。
特に飾り気はないが、さっぱりと落ち着いた空間になっている。
ところどころに日本画が飾られているのも、感じがいい。
電話した時に言われていたが、予約しても30分は待つという。
ビールを飲みながら話して待つ。
やはり、一人と違って話し相手がいると時間の経つのは早い。
それにしても、コップの4分の1くらいのビールで酔ってしまうおいらって、、、
店に入ったのは2番目だったが、その後次々と客が入ってきて、そのほとんどが予約客のようだった。
平日でも予約をしないと入れないかもしれない。
12時前にはすっかり満席になっていた。
ちょうど30分経ったころ、うな重が出てきた。
重箱はやや大きめ。
今回予約したのは、うな重特上4100円。
うなぎはお重の9割がたを占めている。
昨今の高騰を鑑みると、決して高いというわけではないが庶民的ではない値段だ。
焼き色はやや薄目だが、焦げ目も見られてきれいな焼き上がり。
裏側を見ると、裏の方が良く焼けていて焦げ目が多い。
私の好みの焼き方だ。
身が厚く、ふっくら。
やわらかくて箸がすっと入る。
ご飯に乗せていただく。
なんともやさしい味のうなぎだ。
甘くもなく辛くもないたれ。
ちょうどいい加減。
濃い目の味が好みだったが、こういうのもいい。
とてもおいしい。
炭火で焼いた香りがして、好ましい。
とても品のいいうなぎ。
なんだかゆっくりと味わってしまう。
お新香にも工夫がされている
千切りの大根には大葉が刻み込まれている。
きゅうりの漬物は、ひと手間かかったもので、おいしい。
沢庵も、なかなかいいものが使われている。
肝吸いは、味がないかのような薄味。
それでいて、出汁がきいていておいしい。
肝も新鮮な大きなものが使われている。
うなぎだけでなく、すべてにおいて気配りが感じられる。
ぜひまた食べに来たい店である。
5位
1回
2018/05訪問 2018/05/03
連休の谷間、奥さんと下町谷根千散歩にお出かけ。
蛇足ながら、谷根千とは谷中・根津・千駄木の略。
11時半前に日暮里に着き、まずは最近テレビで外人が多いと評判の日暮里繊維問屋街へ行こうと思ったのだが、その前に腹ごしらえ。
日暮里駅北口から5分とかからないが、大通りからは1本入って静かな住宅街。
目立たずにひっそりと店を構えているという感じ。
他に店などが無かったので、本当にこの通りでいいのかなと不安になったが、白地に大きく店名を書いた看板が目に入る。
評判が良さそうなので並んでいるのでは無いかと心配したが、店の前には誰も立っていなかった。
ガラス越しに店内を見ると、ちょうど3席くらい空いている。
清潔なカウンター越しに厨房。
気持のいい声に迎えられる。
券売機で一番オーソドックスなしょうゆらーめん710円を買って、席に着く。
昼時にはランチをやっていて、大半のお客さんがご飯付きのランチを頼んでいるようだ。
カウンターは9席。
この規模の店にしては珍しく女性が二人もいて、一人は外側で客対応をしている。
だから水もセルフでなく、出してくれる。
オーナーの男性だろうか、次々と注文をさばいている。
回転はいいようで、我々が入ってから4・5人が出て、同じような数の客が入ってくる。
ラーメン着丼。
見た目きれいなラーメンで、スープは透明感がある。
店名の入った真っ白な丼に、バランスよく盛られている。
チャーシュー、メンマ、ゆで卵半分、海苔1枚、青菜。
そして、刻みネギが散らされている。
麺は中細のちぢれ麺。
まずはスープを一口すすってみると、しっかりと塩味のきいたスープだった。
出汁の香りがして、おいしい。
麺をすすると、スープがからんでさっきの味の濃さを感じなくなる。
食べ進めるととてもあっさりした味になってくる。
不思議なラーメンだ。
チャーシューは柔らかく、いい味。
メンマも海苔も、いい仕事をしている。
玉子は味付けではないが、それがかえっておいしい感じがする。
スープと麺と、トッピングのすべてがあいまって、一つの完成されたハーモニーを奏でている。
こんなラーメンは初めてだ。
どれもが自己を主張せず、引き立て役になって、総合的に一つの味を完成している。
スープをレンゲですくって飲むのだが、意外に減らない。
普通より量が多いのだろう。
それにしても、好みにピッタリでおいしい。
最近とても多くなった黒い樹脂製の箸。
この店もそれを使っているが、先の方の刻みが深くなっているものが使われていて、麺がつかみやすい。
きっと選ぶ時に気遣ったのであろう。
個人的に、もう木の割り箸は無くしていいと思っている。
今日の散歩は、このラーメンに出会えただけで十分に満足。
自分史上一番のラーメンだった。
極上のあっさりラーメン。
ぜひまた食べたいラーメンである。
追補、繊維問屋街⇒谷中銀座商店街⇒よみせ通り⇒へび道⇒根津神社⇒竹下夢二美術館 と回って帰ってきた。
6位
1回
2018/07訪問 2018/07/18
上野へ講習を受けに通っている。
せっかくなので、近くのうなぎ屋を探したら、入谷に「のだや」があった。
前から気にはなってはいたが、まだ一度も食べに行ったことがない。
ということで、今日は一人でのだやへ行く。
芸大から鶯谷の駅前を通り、言問い通りに出る。
右へちょっと歩いていたら、店の前に出た。
入谷鬼子母神のバス停の真ん前だった。
ビルは新しく建てられた感じだが、うなぎ屋らしく入口回りは木が使われて落ち着いた感じになっている。
右側にかなり大きなメニュー写真の並んだ看板があり、少し違和感を覚える。
5:30開店のところ、20分ほど前に着いたら誰も待ってはいなかった。
多分予約でかなりの部分が埋るのだろうから、早めに来てみたのだ。
開店の5分ほど前に扉が開いて、店員が外の様子を見ている。
一応並んでいることを告げておく。
予約のお客様を優先するのでと告げられたが、それは当然のことだと思っている。
やがて予約の二人連れがやってきた。
二人は出てきた店の人に、共水と兼光ではどっちがおいしいかとたずねていた。
店としてはどっちとは言いにくそうだったが、普通は共水の方を選ぶ客が多いと答えていた。
共水うなぎは静岡県大井川のブランド養殖うなぎで、兼光は愛知県三河一色のブランド養殖うなぎである。
私は今まで、兼光というのはそれと知って食べた覚えはない。
ブランドだから値が張るというのは分かるが、普通の養殖でもおいしいのはおいしいと思っている。
で、予習した段階で兼光の初うなぎに「ほおずき」というのがあって3400円+税と安かった。
一人で食べるのだし、この安いのでいいやと考えていた。
このメニューを見ていてもその考えは変わらなかった。
ただ ほおずきは、うなぎの量が半分と小さいのだ。
ほおずきの上は、「あさがお」が5300円となり、その差は2000円近くあるのだ。
味をみるだけだから、3400円で十分だと考えていた。
初うなぎというのがなんだか分からなかったので待っている時に聞いたら、新仔のことだと分かった。
今年初めて新仔うなぎを食べて、とてもおいしかったのでもう一度食べてみたいという気持ちがあり、共水でなく兼光を選ぶことにしたのだ。
もし、共水にも新仔があったらそれでも良かった。
こうして待つ間は意外に早く過ぎ、店内に案内される。
席は奥の離れのような場所で、予約していた二組と共に席に着く。
一方の壁一面に沢山の芸能人のサインが並んでいる。
もう一方の壁にはモニターがあって、こちらのうなぎのビデオが流れているようだが、私が座った席からは見えなかった。
それまで安い「ほおずき」を頼むつもりだったのに、注文する時になって急にやはり1匹分食べようと考えが変わり、「あさがお」5300円+税に変更して注文した。
まあ、おいらとしては時々あることなのだ。
別に見栄を張ったのでなく、せっかくだから大きい方を食べようと思っただけなのだけど。
待っていると、今日提供されるうなぎを生きたまま見せに持ってきてくれた。
すべての客に、氷を入れたたらいに入った大きなうなぎを見せて回っていた。
なかなかの気配りだと思う。
こんなことをしてくれた店は、私は初めてだ。
たらいの底にはうなぎが痛まないように箕のようなものが敷かれていた。
共水は数が少なかったとのことで、たらいに入っていたのは兼光が3匹だった。
言ってみれば大中小のうなぎが、黒く光って動いていた。
私の食べる「あさがお」は、この中の小の大きさのうなぎということなのだが、でも十分に太く大きいと感じた。
そして、待つこと約40分。
アルコールを飲まない私は、本を読みながら十分に待たされてそろそろ待ちくたびれてきた頃にうな重が出てきた。
おお、待ち兼ねたぞ兼光。
店の前で説明を受けた時、初うなぎ(新仔)はかなり柔らかいと聞いた。
今年別の店で食べた時は、とても脂が乗って厚みがあり、しっかりとした歯ごたえがあった。
だから、そんなに柔らかいとは思わなかったので柔らかいという説明にちょっと首を傾げたのだが。
まあ、食べてみれば分かることだ。
早速お重の蓋をとり香りをかぐ。
炭の香りとうなぎの香り。
う~ん、うまそう。
うなぎの色は、外のメニューに出ているのと同じように飴色で美しい。
だが、ほとんど焦げ目は無く少しもの足りない。
でも裏側を見ると、とてもしっかり焼けていて、焦げ目も十分にあって好みの焼き具合だった。
表は品よく、裏はしっかりと焼くのがこちらの流儀のようだ。
早速箸で切って、左下から食べて行く。
柔らかいのだと思ったら、しっかりとした手ごたえがある。
なんだ、心配することは無かった。
ふわとろに柔らかかったら困るなあと思っていたのだ。
これくらいの柔らかさなら、全く問題ない。
うなぎの大きさも十分だった。
お重の面積にピッタリと合って、ほとんど下のご飯は隠れている。
一番小さな「あさがお」にしたので、ちょっと不安だったのだが、杞憂だった。
うれしいなあ。
うなぎの厚みも十分。
もちろん味も問題なくおいしい。
脂が乗って、うなぎの味が口中にしみてくる。
少し辛めのすっきりとしたタレが、十分にかけまわされていて、タレを追加でかける必要などはない。
うなぎを待つ間に試してみた山椒は、薄い黄緑色をしてとても新しく上等なものだった。
もちろん、私は山椒をかけることはほとんどない。
こちらのうなぎにも山椒は必要なかった。
ご飯の固さが、かなり特長的。
しっかりと固めに炊き上げてあり、こだわりを感じた。
これだけの固さのご飯は記憶にないが、なかなかおいしい。
肝吸の肝は大きいが、ちょっと歯ごたえが悪かった。
出来ればひと炙りすると、更においしいだろうと思った。
箸休めのお新香は、4種。
どれも浅漬けで、出来ればほんの少し漬かり気味の方がいいかな・・・というのは、私の好み。
このうなぎ、ブランドの兼光だからおいしいのだろうか。
こちらの店の調理法、焼き方がいいからおいしいのだろうか。
私は、後者ではないかと思った。
きっとこの店で調理されれば、ブランドうなぎでなくてもおいしく仕上がるに違いない。
店員さんは皆丁寧でフレンドリーで、実に好ましい。
帰りの支払いの際にも感想を聞かれた。
素晴らしい応対だった。
ともかく、とても満足して店を出た。
今日は食べに行って良かった。
食べログ100軒目のうなぎだったのだが、記念に残るいい店だった。
7位
2回
2018/08訪問 2018/08/09
ランチでは何度か訪れていたが、ステーキを食べたくて夜に行ってみた。
荻窪でステーキを食べるならどこがおいしいか、過去4軒で食べてみたがどこもパッとしない。
ステーキで検索しても出て来ないが、ツバキ亭には赤身肉のステーキがメニューにあったので、食べてみることにしたのだ。
ランチのハンバーグはおいしい。
ステーキもおいしいのではないだろうかと思ったのだ。
ただ、ステーキなどの料理はランチタイムには食べられない。
過去の書込みを見ても、ステーキに言及しているのは見つけられなかった。
あまり食べる人がいないのだろうか。
そんなことはないと思うが、たまたまレビュアーは食べていないのだろう。
土曜日の夜に奥さんと行った。
昼に電話してなんとか席が確保できたのはラッキーだったようで、カウンター席まで満席だった。
家族連れが多く、グループで盛り上がっている人たちもいた。
注文したのは赤身ビーフステーキ 1790円 ライス・みそ汁セット 300円。
手書きのメニューから、5種のキノコのトマトチーズソースの料理も頼んだ。
手書きのメニューは細かい字で沢山書かれていたが、不覚にも写真を撮るのを忘れてしまった。
酒を飲む人にとっては、沢山のメニューの中から肴が選べるのだろう。
ステーキの焼き加減を聞かれた。
生でも食べられるようないい肉なのでとのことだったが、ミディアムでお願いした。
我々はいつもウエルダンで、焦げ目があるようなのが好みなのだ。
血の滴るようなのは、苦手。
どうやら、ミディアムでも固くなるので出来ればミディアムレア以上でというのが、店のお勧めらしい。
肉の量は160gとのことで、我々にはちょうどいい量と思われる。
ステーキ登場。
中もピンク色に火が通っていて、文句なし。
あらかじめ食べやすいように切り分けられているのが、有難い。
添えられたつけダレにつけて食べる。
肉は十分に柔らかい。
焼き加減も、我々には申し分なかった。
つけダレの味がしっかりしていて、とってもおいしい。
付け合せの生野菜もいい。
我々が求めていたステーキがここにあった。
5軒目でやっとたどり着いたおいしいステーキ。
思わずうなずき合ってしまった。
ご飯がいい。
素晴らしい炊き加減だし、おいしいご飯だ。
味噌汁は、少し濃い目なのか塩からかった。
別に頼んだキノコ料理も、とってもおいしかった。
スパゲティにかけて食べると、うまいだろうなあ。
多分この店は何を頼んでもハズレが無さそう。
混んでいて大変なはずなのに、にこやかに接客してくれるスタッフ。
とても心地いい。
混んでいたので ゆったり静かに食事という訳にはいかなかったが、満足だった。
ここは また、来たい。
先日開店と同時に来たら、まだ準備が出来てなくて入れなかった。
今日はゆとりをもって出かけて行った。
11:30、もうお客さんは入ってるのかなあと思ったら、すでに4組の先客がいた。
人がすれ違うのがやっとというくらいの狭い裏道。
荻窪駅の北口駅前、昔ながらの商店が並ぶ一角、更にその裏道にあるお店。
表にあるうなぎの川勢から、うなぎを焼くいい匂いが流れてくる。
狭い間口の入り口から、階段を登る。
階段を上がった左手にドアがある。
ドアを開けると、途端に威勢のいい声で迎えられる。
大きな声で迎えられるのは、気持ちがいい。
さほど広いわけではないが、といって狭いという感じではない。
テーブルとテーブルの間にはゆとりがある。
きれいに整えられた空間という訳ではないが、落ち着いた雰囲気。
一人なので、右手のカウンター席に座る。
カウンターは6席かな。
幅が広く、落ち着ける。
ただ、高さが結構あるので座高の低い人には、ちょっと食べにくいかもしれない。
目の前が厨房で、3人の男性がてきぱきと立働いている。
フロアに若い女性が一人。
ただ、今日から働き始めたようでまだ慣れてはいなかった。
ランチメニューは5種類
A.ハンバーグステーキ 950円
B.豚肉ロースしょうが焼き 950円
C.白身魚フライ 950円
D.エビフライ 限定10食 990円
本日の日替り カキフライ 950円
もうカキフライが始まったんだ。
秋だね。
この中から、ハンバーグを注文した。
ご飯は少な目。
100円プラスで温泉玉子がつくと言われたが、ダイエット中なのでパス。
回りを見ていると、ハンバーグが人気なようで多くの人が頼んでいた。
エビフライも出ていた。
メニュー表を見ると、とても沢山、いろいろな料理ができる。
本当にメニューの豊富な店だ。
今度は夜に友達と来てもいいなと思った。
待っているうちに次々と客が入ってきて、やがて、カウンターもテーブル席も埋まった。
かなり人気があるようだ。
一人客も多いが、カップル(若い組から老年まで)も多い。
やがて、焼き立て熱々のハンバーグが出てきた。
厚みはそれほどでもないが、大きさは十分。
箸で簡単に切れる柔らかさ。
肉のうまみが凝縮されていて、とてもおいしかった。
ソースはすでにかかっているもので、十分足りた。
付け合せに、スパゲティが大量についてきたが私には多すぎる。
キャベツの千切りもかなり多い。
みそ汁の具は、ワカメと玉ねぎで、おいしい。
ご飯もいい炊き加減。
注文を受けて、また料理を出すタイミングで、大きな声が飛び交う。
とても元気のいい、活気のある店だ。
静かに食べたい人には、少しじゃまかもしれないが、私はとても気持ち良かった。
ここはぜひまた来ようと思う店だった。
8位
2回
2024/01訪問 2024/02/02
家から近いのに、いつも並んでいるのでなかなか行けない店。
たまには行ってみたいと思っていた。
寒い日、これなら並ぶ人も少ないのではないかと思い、行ってみた。
5時35分に着いた。
夜の開店が6時なので、25分前。
4人が並んでいた。
よしよし、これなら1巡目に入れる。
その後、次々と後ろに人が並ぶ。
1巡目のギリは、5時45分くらいだった。
そのうちに店の外の灯りが灯り、暖簾が掲げられる。
6時ちょうどに入店。
入口左にある券売機で、ちゃーしゅ味噌ラーメン1,200円を購入。
奥から順に座り、チケットを手渡す。
席はL字カウンターだけで、一度に座れるのは9人かな。
カウンターの中に二人、外に一人の男性で回している。
外の男性は結構動き回って、客の誘導をしている。
一度に出来るのは2つのようで、順に出される。
10分ちょっと待って、着丼。
見た目は全然変わっていなかった。
厚く切られたチャーシューが2種類、5枚乗っている。
モヤシは大盛も頼めるが、普通にした。
それでも、モヤシが盛り上がって乗っている。
メンマもあるが、モヤシに隠れていた。
スープは味噌の色か、黄土色。
一口含むと、クリーミーで芳醇。
麺は中太から太麺。
ストレートで、腰がある。
モヤシの山を崩して、まずはチャーシューから。
うまい。
厚みがあって、ボリューミー。
満足。
スープの中から、麺を引き上げる。
重さを感じる。
うん、この味だ。
まだ店が出来てすぐに来たことがあり、あの頃はまだ並んでいなかった。
何も変わっていない。
いや、スープがこんなに濃かったかな。
結構濃厚で、ドロドロ感がある。
チャーシュー、麺、モヤシ、スープと代わるがわる食べ進める。
おいしいなあ。
このラーメンは独特、唯一無二だね。
あっさりとは対極にあるラーメンだ。
見回すと、客は若い人ばかり。
年寄りには、少し重いかも知れない。
モヤシの量を欲張らなくて正解だった。
十分に堪能できた。
出口は入口とは別のドアが横にあるので、そっちを利用する。
いつ通りかかっても30人近くが並んでいるが、夜の開店30分前に並ぶのが一番いいのかも知れない。
今度いつ食べられるか分からないので、十分に味わった。
四面道の近くに、新しい味噌ラーメンの専門店が出来た。
以前、「楓」のあったところが、そのまま「ふっく」になっている。
今年の10月に開店したようだ。
楓はおいしかったのに、なんで閉店してしまったのだろう。
なんせ家から徒歩10分少々。
昼も過ぎたので行ってみっかと思って出かけた。
店に着いたのは12:20頃で、店の前に二人が並んでいた。
平日だし並んでないだろうと思ったのは、間違いだった。
ちょうど入れ替わったところだったようで、10分以上待った。
やっと入店出来たら、どさっと回りの席が空いた。
まず券売機でチケット購入。
とりあえず基本の味噌ラーメン800円。
後で、担々麺860円もあると知ったが、まあまた来ればいい。
厨房を取り囲んでL字カウンターがあり、9人が座れる。
麺を入れたかごが置いてあり、三河屋製麺と書いてある。
おいらは製麺所のことは分からないけど・・・
今日、スマホにストップウォッチのアプリを入れた。
店に入ってから、あるいは注文してから料理が出るまでの時間を計ろうと思ったのだ。
今までは結構いい加減に書いていたのでm(__)m。
でも、ストップウォッチをスタートをさせたのに、ラーメンが出てきた時に止めるのを忘れた。
使いこなすまで、時間がかかりそうだ。
モヤシ大盛は無料と言われて、思わず大盛でお願いした。
でも、ものすごい山盛りが来ても困ると思っていたら、ちょっと盛り上がる程度だった。
これなら、大盛でお願いするに限る。
どんぶりの大きさは、小さめ。
見た目はモヤシなどの野菜が半分、2枚のチャーシューが半分を占めている。
他には、ネギ、メンマ、ひき肉などが乗っている。
スープは少なめだ。
とりあえず、モヤシなどを片隅に寄せて麺を引っ張り出す。
ウエーブのかかった太麺が出てきた。
スープが白濁ってことは、味噌は白みそかな。
近頃はやりの樹脂箸ではなく、杉の割りばし。
ついでに、蓮華はぶ厚めの陶器製。
スープが冷めるので、出来ればプラの方がいいと思う。
では、麺から食べてみる。
一口食べてみて、うん、これはおいしいと思った。
いろんな味がからまってハーモニーを奏でているスープがいい。
麺にからんで、おいしい。
味はとてもはっきりしていて、少し濃いめ。
スープとしてはそんなに濃いものではない。
少々とろみがある程度。
最初からやられてしまった。
うまさに驚く。
もちもちの太麺がおいしい。
スープがよくからんで、これまたおいしい。
モヤシはシャキシャキの歯ごたえ。
スープに混ぜこんでしまって少しずつ食べる。
チャーシューがとてもいい。
それほど柔らかくはないが、味がしみ込んで噛むとうまみが出てくる。
量的にも多い方だ。
麺を楽しみ、合間にチャーシューをかじる。
うまいねえ。
まさかこんなにおいしいラーメン屋が、家から10分の所に出来たなんて。
しあわせだなあ。
店員は3人と、こんな小さな店にしては多い。
何か考えがあってのことなんだろう。
スープは食べ進めるうちにだんだん鹹くなってきた。
とても全部は飲みきれない。
体にも悪いから、残した。
でも、隣の中年夫婦は二人して飲み干していたよ。
普通のしょうゆラーメンで、こんなにおいしいと思うのは少ない。
もしかしたら、おいらは味噌ラーメンが好みなのかな。
おいらは現時点で荻窪ラーメンの1位に評価する。
荻窪ラーメンにまた新たな名店が誕生した。
9位
1回
2018/03訪問 2018/03/07
今日は四谷で一人夕餉…の日。
出来ればいつもの店でなく、新しい店を開拓したい。
で、食べログを見る。
スパゲティ屋さん発見。
和風スパらしいぞ、いいね。
しんみち通りを入って、少し歩くと左に看板が現れる。
店は2階なので、この看板を見落とすと分からない。
目立たないお店なのだ。
6時過ぎに入店。
細い階段を登ると、正面に店名の書かれたドアが現れる。
右側がお店。
少し灯りを落とした、パッと見飲み屋風だが、さっぱりとした空間。
入った正面が厨房で、それをL字のカウンターが囲んでいる。
右手にテーブルが3つ。
半月形のガラス窓の外はしんみち通りになるが、2階なので人影は見えない。
入った時、テーブルに女性二人連れの先客が一組だけ。
カウンターの中からご主人がカウンターに座るよう案内してくれる。
この時間帯、一人でやっているらしい。
あらかじめ学習しておいた、
タラコとウニとイカのスパゲティ 1150円を、大盛りで注文。
これがこの店でのベストチョイスのようだし、普通盛りはちょっともの足りないらしいのだ。
大盛りっていっても、+100円なのだ。
普通が100g、大盛りは170g。
大盛りが100円って、めちゃめちゃ安い。
どうも、計算が合わない。
先日行った立川マシマシでは、ラーメンの小が食べきれなかった。
だから、大盛りと聞くとちょっとたじろぐが、いや、大丈夫だろう。
先客が帰ってしまい、一人になってしまった。
なぜ?
やはりこの店は目立たないから気づかないんだろうな。
おいらも、この前の通りは何度も通っているのだが、この店の存在に気づかなかった。
静寂の時が流れる。
本棚にスポーツ紙があったので、パラパラと見る。
そういえば、メニューを出してくれた時、メニューを下げる時のご主人の声は、はきはきと大きかった。
とても元気な声で、気持ちいい。
挨拶は、基本だよね。
一人ご来店。
若い女性のお一人様だ。
カウンターに座って、赤ワインを頼んでいた。
なんだか、かっこいいね。
やがて、着丼。
木のボウルに盛られた、うすいピンクのスパゲティ。
トッピングされたきざみ海苔の山が、アクセント。
付け合せの野菜などもなく、いたってシンプルなものだった。
さっそくいただく。
スパゲティを外で食べるのは、何年振りだろうか。
つまり、ほとんど食べない。
食べるとしたら、カルボナーラだった。
たらこスパゲティの存在は知っているが、食べたのは初めてのようなものだった。
まして、ウニのスパゲティは、生まれて初めてなのだ。
多分、磯臭いものなんだろうと思っていたら、全く違った。
たらこの存在は、隠し味的なものだった。
ウニが主役だった。
でも、決してウニは自分を主張してはいない。
あくまでおだやかにいる。
そして、タマネギが少し顔を見せている・・・と思ったら、これがイカだったのだ。
半透明なイカの刺身が入ってる。
いや、刺身じゃないけど、半生って感じ。
どれも、自分を主張していない。
けれど、一つの料理としてハモっているのだ。
ひやー、これ、おいしい。
夢中で食べてしまった。
大盛りでも少しも多くは無かった。
ここでは、必ず大盛りを頼むべきだ。
これが、半分近くの量で無くなってしまったりしたら、悲しい。
置かれているバジリコの粉や粉チーズを試してみたが、あまり必要なさそう。
うなぎに山椒をかけないのと同じように、このスパゲティには何もかけなくていい。
こういう店があるんだなあ。
知られざる(ってことはないらしいけど)店ってやつかな。
食べログするようになって、こういう店に出会えるようになったのが幸せなのだ。
スパゲティの1250円は、常識的には安くはないのかも知れないが、おいらは食べてみなさいとお勧めする。
再訪 2018年3月
その後何度か訪れている。
今回久しぶりに行ったら、内装がきれいになっていた。
昨年の暮に改装したそうだ。
雰囲気は前のままだが、新しい。
メニューも変わらず、値段もそのまま。
味もそのままに、おいしかった。
間違いのない味と言える。
10位
1回
2018/03訪問 2018/03/26
月例となったうなぎを食べる二人会。
今月は、江戸川橋の「はし本」。
有楽町線の江戸川橋駅から歩いて3分。
すぐ近くにあの「石ばし」もある、うなぎおいしいエリア。
平日の昼に予約してあったのだが、二人とも年寄りだから早く着いてしまい、店には20分前に着いた。
早く来てしまったけれど・・・と告げると、全く問題ないようで席に案内してくれた。
多分、予約した時間にもよるが、どの店も早く着く分にはいいみたい。
つい、ピッタリの時間に着くように考えていたが、そんなに気にすることは無さそう。
上を高速の走る神田川の北側、あまり落ち着いた場所ではないけれど、和風家屋の感じいい店構え。
ガラス戸を開けて中へ入る。
右手が厨房で、奥に小上りがある。
二人掛けと四人掛けのテーブルがあり、どのテーブルにも「予約席」の札が立っている。
やはり、予約は必須のようだ。
江戸時代の創業らしいが、そこまでではないけど年代を感じるたたずまい。
二階には座敷もあるようだが、部屋料・サービス料がかかるようだ。
先客が3組。
若いカップルばかりだったが、二組は外国人だった。
そういえば、こちらはミシュラン★一つ。
だから外人さんも多いのだろうか。
小さな二人掛けのテーブルに座り、メニューを見る。
うな重 特上 4,000円(数量限定とある)
上 3,300円
並 2,600円
肝吸はついておらず、300円。
お吸物なら150円。
おいらは昼だから上でいいと思った。
連れは特上にしたかったようだが、結局上を二つと肝吸を注文。
普通、上でうなぎ1匹分がついてくると思っていたので、上にしたのだが・・・
20分早く着いたからか、出てくるまで30分以上待たされた。
もちろん、うなぎで待たされるのは悪いことではない。
昼間のビールに付き合って、コップ半分ほどを飲むと顔が熱くなってくる。
ビールを頼まなくても、お通しに葉唐辛子の佃煮が出た。
話をしながら待つ。
他の客にも料理が出されて、やがて我々にもうな重到着。
期待をこめて蓋をとると、ややや、、、
うなぎが小さい。
思わず二人で顔を見合わせてしまった。
回りにご飯が沢山顔を見せている。
うなぎの身は1匹の4分の3。
頭側の半身と、尾側はその半分、全体の4分の1しか乗っていなかった。
失敗した。
これなら特上にするんだった。
テンションが一気に落ちてしまった。
気を取り直してうなぎに向かう。
色はかなり薄いが、焦げ目も残りよく焼けてはいる。
良く焼けているが、照りは少ない。
タレをくぐらせる時間が少ないのだろう。
裏を見ようと箸で挟んで持ち上げると、しっかりとしたはさみ心地。
裏皮はとても良く焼けていて、good。
そして、その身の厚さに驚く。
これはかなり太ったうなぎだ。
なるほど、小さく見えるけれど、目方は十分にありそう。
ふわとろで持ち上げられないようなやわなうなぎではなく、蒸し過ぎずしっかりとしているのがいい。
箸でやっと切れるくらいの固さ。
タレは、ごく薄く上品だ。
ほとんど甘みは感じられず、醤油味もほとんど感じない。
ごくごくあっさり。
私の好みの味(濃い味)ではないが、なかなかおいしい。
太っているけれど、脂はあまり感じなかった。
吸物の味も、とても薄い。
肝の大きさがなかなかのものだった。
お新香はとてもいい。
白菜と大根と奈良漬という黄金トリオで、漬かり具合が絶妙。
うなぎに奈良漬も、最高。
ご飯は、ちょっと首をかしげるものだった。
米粒が小さいのはいいけど、中途半端に固い。
パサパサ感があって、ねっとり感が少ない。
もう少しふんわりしたご飯の方が、うれしいかな。
総合的にはいいのだが、やはり見た目でかなり減点。
特上を頼まなかった自分が悪いのだが、満足感が大きくそがれてしまった。
次回はなにがなんでも、特上を食べよう。
若い女性とベテラン女性の二人でサービスしてくれたが、なかなか感じの良い応対だった。
再訪
友達と数人で夜に再訪。
今回は特上と肝焼きを予約しておいた。
特上はうなぎ1匹分だろうと思っていたが、違った。
先日と同じく4分の3だった。
これはちょっと意外で、少し気落ちした。
でもとてもおいしかった。
先日食べた時より、おいしいと思った。
肝焼きもいい。
とてもおいしかった。
ということで、3.9⇒4.0に評価を上げる。
うなぎの大きさは店の方針だから、仕方がない。
こちらではこの大きさで、我慢・我慢。
結局今年も、うなぎが上位を占めた。
好きだから、仕方がない。
「魚政」や「スズキ」のうなぎはとても満足のいく、好みのうなぎだった。
「はとり」や「ふっく」のラーメンも、なかなかおいしかった。
どちらも期待していなかったので、うれしかった。
そして、洋食の「つばき」と「ながい」も、発見だった。
どの店もまた食べに行きたい店ばかりだ。
今年は、結構当たりの年だったという気がする。