ミヤマヤさんが投稿した御食事処 スズキ(神奈川/新横浜)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

酒がなくても ご飯はおいしい

メッセージを送る

この口コミは、ミヤマヤさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店御食事処 スズキ新横浜、菊名/うなぎ、すっぽん、海鮮

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 3.6
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2018/03 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.6
    • | 雰囲気3.6
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

ざっくばらんなお店で出される、お相撲さんみたいなうなぎの名は、坂東太郎なり

恒例となった二人でうなぎを食べる会。
今月は新横浜まで出かける。
友達が予約してくれたのだが、人に誘われなければこんな所までわざわざ食べには行かないだろう。

調べたら、新横浜駅から5分と書いてあるが、菊名から徒歩15分とも書いてある。
おいらが出かけるとすると、東横線の菊名で横浜線に乗換えることになる。
菊名から歩くことが出来る距離なら、歩いちゃえと思った。
多分乗換えても、着くのはほとんど変わらないだろう。
雨さえ降っていなければ、15分なんてどうってことはない。

ということで、菊名で降りて横浜線の線路沿いにゆっくりと歩いて行った。
もちろん初めての土地なので、間違えるとまずいから途中確認をしながら歩く。
そろそろかなと思ったら住宅地の中に突然うなぎの看板が現れて、店に到着した。
こんな所においしいうなぎがあるなんて、分からないよね。

お寺の門前の休憩所みたいな感じのざっくばらんな外観。
中もうなぎやさんという感じではなく、やはり休憩所のおそばやさんというかカラオケスナックみたいな雰囲気。
両側に靴を脱いで上がるテーブル席が並んでいるが、とてもラフな感じなのだ。
12時前だったが、先客はなくがらんと空いていた。
ピンクのエプロン姿の気さくなおばちゃんが出てきて、端っこの二人席に案内してくれた。

入口の両脇に水槽が置かれて、中に太って大きなうなぎが沢山泳いでいる。
張り紙に、「鹿児島産」と、「坂東太郎」と書いてある。
客席のある部屋の壁には、いろんな張り紙がされていてかなりのごちゃごちゃ感がただよう。
雰囲気があるというのか、趣がないというのか、難しいところだが落ち着いた空間ではない。

こちらの店の売りは何と言っても「坂東太郎」。
養殖うなぎの中でも飛びぬけて有名なブランドうなぎだ。
と言っても、おいらはこれが坂東太郎だといううなぎを食べた覚えがない。
多分どこかで食べてはいるんだろうけれど、覚えはない。

今日は鹿児島産の坂東太郎を予約している。
さあ、坂東太郎よ出てこい・・・てなもんだ。
大体、おいらは天然ものというメニューがあっても高いから頼まないし、共水うなぎなんて言われてもその違いの分からない無粋な人間だ。
もしかしたら、中国産と国産の違いも分からないのかも知れない。
うまいかそうでないかだけは、分かる。

果たして坂東太郎君はその違いを分かるのだろうかと、いい加減な不安はある。
でもね、うなぎなんだからおいしいに決まってる。
そのおいしいうなぎの中でもおいしいのを食べさせてくれるというんだから、これは期待してしまうのは当然だ。

飲めないビールをコップ半分飲みながら、おしゃべりをして待つ。
そのうちに段々人が増えて来て、いつの間にか満席になってしまっていた。
やはり、この店は簡単に食べられる訳ではなさそう。
みんな予約して来ているみたいなのだ。

おばちゃんは全く飾り気がないが、気持ちはこもっている。
客をないがしろにするような扱いはしない。
いつもの通りに、自分流の客あしらいをしているのだと思う。
でも、高級老舗店のようなもてなしを期待してくると、ずっこけるだろう。

30分ほど待って、ようやくうなぎが出てきた。
お重の蓋をとると、炭の香りの混じったうなぎのいい香り。
ほぼ お重全面を覆ったうなぎは、いい色に良く焼かれている。
そして、そのうなぎの厚みが見ただけでも分かる。

いかにも健康そうに肥えた優良児うなぎだ。
裏を返して見ると、皮目も良く良く焼かれて焦げ目の多いのが見てとれる。
これだけでいかにもうまそうなうなぎだという感じがする。

早速箸を入れる。
なかなかの手ごたえ。
そこらのふわとろうなぎとは全然違う。
なんせ、厚みがすごいのだ。
デブの太っちょうなぎ君。
かといって、ぶよぶよではなく身はしまっている。
相撲取りのような体質か。

口に運ぶ。
柔らか過ぎず、固くもなく、理想的。
あれま、おいしい。

少し多めにかかっているタレは、甘さはほとんど感じない。
味は濃すぎずにちょうどいい。
ご飯にも結構かかっている。
そのご飯は、固めに炊かれてとてもいい。

普通ならどんどん食べ進めてしまうところだが、なぜかあまり減らない。
うなぎが大きいのだ。
食べごたえということで言えば、これ以上はないだろう。
いつもの倍の時間がかかる。

なるほど、これが坂東太郎君なのだね。
きっと、坂東太郎の中でも大きいボリュームのある子を入れているんだろう。
でかいうなぎは大味でそんなにおいしくないというようなことをどこかで見たような気がするのだが、このうなぎに限ってはそんなことはなかった。
太っているのに身がしまっていて、脂の乗りも十分で、おいしかった。

肝吸の味は、とりたてていうようなモノではなかったが、肝が焦げるほど炙ってあっておいしかった。
お新香は、白菜の漬物。
これは、塩からいだけの代物で残念だった。

それにしても、うなぎっていろいろあるもんだ。
今日のうなぎは今まで食べた中で一番太く大きなものだった。
もう、おなか一杯。
これで4300円と言われた。
どうも目方で値段が決まるらしい。
安いなあ。

このうなぎはまた食べに来たいと思った。
新横浜、菊名においしいうなぎがあった。

  • 坂東太郎 うな重 4300円

  • 坂東太郎 うな重

  • 裏皮

  • 厚みのすごさ

  • 肝吸いの肝は炙ってある

  • お新香は・・・

  • ご馳走さま

  • これは普通の養殖うなぎ

  • 坂東太郎くん

  • なんだかカラオケスナックみたい

  • 日本酒の銘柄

2018/03/21 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ