ミヤマヤさんが投稿した鈴木(東京/調布)の口コミ詳細

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酒がなくても ご飯はおいしい

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鈴木調布、布田/うなぎ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 2.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/01 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP2.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

調布でいただく極上うなぎ。これは本物だ。

【再訪しました】2012.3.8
友達を連れて昼に行ってきました。

今回もうな丼を注文。
4,500円に値上がりしていました。
(うな丼・白焼き丼・蒲焼き・白焼き すべて同じ値段。追加は3,500円)

待つこと55分。
出されたうな丼は期待どおりの素晴らしいものでした。

前回よりもこげめが目立ち、よく焼かれていました。
私にとっては更にグレードアップという感じでした。
味についての、前回の評価は間違っていなかったことが確認できました。

今回気になった点は、ごはんの量がやや少ないこと。
これは助手の給仕人が代わったことに関係あるかもしれません。
前回は女性だったのが、今日は男性に代わっていました。

また前回は前菜というかお通しというか、席に着いた時に小鉢(カンパチの刺身二切れだった)が出たのですが、今日は何もありませんでした。
これはいつも出るものではないのでしょう。

BGMのボリュームがやや大きくて、少し気になりました。

評価は変わりません。


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この店はいつも東京うなぎランキングの上位にランクされている。
気になっていたけれど、私はまだ一度も食べたことがなかった。
先日一人で昼を食べなければならなくなったので、ちょうどいいやと思って電話して食べに行ってみた。
平日で寒いからか直前でも予約がとれた。

京王線で新宿から約25分くらいの調布にある。
決して地の利はよくない。
調布駅北口から線路沿いを行くとすぐに分かるはずだが、家からスクーターで行ったら、全然分からなくなってしまった。
通りに面していないので、分かりにくい店だ。
大きなマンションの1階南端にある店がそうだった。
看板もなく、うなぎのうの字もなく、暖簾もなく、およそうなぎやらしくない外観なのだ。
看板はあったらしいが、去年の台風で倒れてそのまま出していないとのこと。

やっと見つけてまるでおしゃれなカフェのようなたたずまいの店内に入ると、「ご予約の〇〇さまですか」と丁寧に迎えられた。
遅れる連絡は入れたが、迷って20分も遅刻してしまっておおあせりしていたので、この出迎えにほっとした。

調理台に面した広い一枚板のカウンターに案内された。
カウンターの向こう側が調理場で、まさにオープンキッチン。
広めで明るい店内には、他にテーブル席もある。
外がとても寒かったのだが、店内はほどよく暖房がきいていて落ち着ける。
およそうなぎ屋らしくない内装も、別に気にはならなかった。

カウンターの向こうのまな板の前に細身の亭主がスッと立っている。
まだそれほどの歳には見えないので、若くしてこの店を立ち上げたオーナーなのだろう。
頑固そうにも見えるが、優しそうな雰囲気もかもしている。
横に若い女性が一人。

カウンターに座ると目の前にメニューが置かれていて、うな丼か白焼き丼しかない。(夜はコースがあるようだ)
そして、料金は4,200円と書かれてある。
あれ、値上がりしたようだ。

うな丼を注文する。
他の店にあるような、上中並・松竹梅などのランクもなく、一点だけ。
「お時間は大丈夫ですか?」と聞かれて、「もちろん」と答える。
うなぎ好きは、待たされるくらいが料理に期待することができると思っているのだから。

取り出されたうなぎはふっくらと太り きれいな灰青色をしている。
頭が落とされ、素早く割かれて 櫛が打たれていく。
注文を受けてから目の前でさばき、焼き、蒸し、また焼いて・・・たっぷり50分近く待たされた。
この店は予約をしても、客の顔を見てからしか仕事を始めないようだ。
それはそれで、問題ないと思う。

でも長い待ち時間も ここの亭主の仕事ぶりを目の前で見ていたら、全く飽きなかった。
まるでショーを見ているような感覚になって、出来上がりのうなぎにどんどん期待が高まった。
この亭主はただ者ではない。

待っている間、女性が2回もお茶を替えてくれたが、このお茶はおいしい。
うな丼と共に新しいお茶がいれられ、食べ終わってからもまたお茶が。
酒を飲まない私には、おいしいお茶はご馳走なのだ。
給仕(助手と呼ぶほうがいいかも)の女性の感じもいい。

ようやく うな丼が目の前に運ばれてくる。
おもむろに蓋をとると、しっかり焼かれていい色をしたうなちゃんが横たわり、いい香りが・・・

うん、うまい。
これはもしかしたら、私の一番好きな[a:13000715,田川」と対抗できるかも。
まずうなぎの質がいい。
もちろん臭みなどないから、山椒はかけない。
しっかり蒸されているけれど、歯ごたえもあり変にトロトロではない。

ちょっとタレがあっさり薄くて、私にはもの足りない。
でも、うなぎの味を楽しむにはこれくらいがいいのかも知れない。
ご飯の炊き具合もほどよく、おいしい。

吸い物の肝はしっかりと焼いた「肝焼き」が入っていた。
私は生っぽいのよりも、この方が好きだ。
お新香は量が多めで、こんなになくてもいいと思ったが、あっさりおいしかったので全部食べた。

いつもより時間をかけて、うなぎを味わって食べてしまった。
ここのうなぎは、本物だ。
とってもおいしい。
上位ランクにも納得がいった。

でも、すぐにまた来ようとは思わない。
うな丼の値段がちょっと高めだからだ。
高ければおいしいのは当然だと思うからだ。

また、写真撮影禁止で うなぎの写真が撮れなかったのは、ちょっと不満。

後日HPを発見。
これをみると、亭主のこだわり度(気難し度)が理解できる。
うな丼は4500円に値上げされている。

うなぎ 95点

  • HPにあったメニュー。2012.2.23現在

2015/02/05 更新

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