この口コミは、テルスターさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.6
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.6
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|サービス 3.7
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.6
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| サービス3.7
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
ゆるぎのない、庶民の強い味方!
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「特定(めばる煮つけ)」1600円。
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見事なめばる煮つけ。間違いのない逸品。
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野菜てんぷら。塩でいただく。
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刺身4点盛り(5種!)。
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ほっきとつぶ貝わさび漬け。
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お新香。浅漬け。
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ご飯。ふっくら炊き加減最高!
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貝汁(あさり)。
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看板。浅草チックだね。
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ショーウインドーと白い暖簾。
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2021/09/20 更新
台風14号が過ぎ去り、前日につづき、じつにきもちのよい、抜けるような澄んだ空の青が、目にまぶしい。
本社での1回目の職域接種のため、朝イチで都内へ。
帰りはいくつか候補の食事場所を挙げておいたけれど、考えてみれば今日は、祝日。
世間のカレンダー通りに休めず、加えて店舗勤務からも外れた今は、さらに曜日感覚が希薄。
本社界隈はビジネス街のため、大概日曜、祝日が休みなのですね。喫茶店さえも。
「水新菜館」へ行きたいが、開店まで1時間もあるナ。今日はパスかなあ。
しからばと、「町中華で飲ろうぜ」で玉さんがウマそうに呑み食いしてた稲荷町の「紅楽」へ攻め込むも、臨時休業!
それなら「キッチン ベアー」は、と。
地理を曖昧にしか頭に入れてなかった。バカ。駅から徒歩数分のアクセスなのに・・・。
ここまでくるともう、ポンコツ以前の問題だよ。
なんかイイ店あるだろ。
「接種後は激しい運動は控え安静に」と忠告されてるのに、かまわずフラフラ浅草通りを行く。
田原町に至り、合羽橋を冷やかし、もう浅草も近い。
浅草なら昭和の純喫茶があるだろ。必殺ナポリタンと、プリンでも・・・。
雷門界隈、老舗名店(老舗に胡坐かいた迷店も数多いがね!)エリアに入る。
凄まじい行列ばかり。そりゃコロナ収束するわきゃない。
見つけましたヨ。
こんなトコにあったの「浅草ときわ食堂」。
過去に何度も通っていたのにね。ドコ見てたのかねテルスター君。節穴以下だねキミの目は。
迷わず入店。
ベーシックでお得な「A定食」とか「B定食」あたりから攻めるのが順序というか、こういった定食屋に対する礼儀だとも思うが。
「特定」ってのが、店頭のショーウインドーサンプル見た時目に飛び込んできてね。
「本日はめばる煮つけ」ってカードが添えられていたの。
即決でしたね。いいのか薄給の身で。
すばらしすぎる内容。これぞ「お・も・て・な・し」(滝川ク●●●ス)。んん??アレ?
たいへん立派なめばる煮つけ。刺身4点盛り(といいながら5種盛りだよ!)。野菜天3種。ほっきとつぶ貝のわさび漬け。お新香。貝汁(あさり)。ごはん。
クラクラしちゃ~う~♪っと、「夏のお嬢さん」のメロディが脳内ループ。いまは初秋だよ!
巣鴨の「ときわ食堂」であまりの旨さとホスピタリティに、腰を抜かしたけれど、ココも同等の素ンンン晴らしさッ♬
煮つけはモロ下町仕様の外見だけれど、くどい甘辛味じゃなくて、おもったよりずっとスキッとした味わい。魚の中心部にまでは味がしみ込んでいない、個人的に最も好みのタイプ。
めばるそのものの風味をよっく感じ取れる。
魚ッ食いにこれは、うれしいモンだよ。
めばる煮つけなんて久々に食べた。飯泥棒。盛りが良く、炊き加減ふっくら最高の熱々のめしが、サックサクサックサク進んで、たのしいのなんの!
合間につまむお新香は、ごく浅い浸かり。きゅうり、大根、人参。ぱりぱりサラダ感覚でウマウマ。
貝汁ごくり。あさりがやや痩せ気味なのが惜しいネ。でも「貝汁」がつくと、定食ってぇのは格が確実に数段上がるよな。「滋味」まさに「滋味」。
刺身イッテみようか。
白身は、一見鯛に見えるが、コイツぁ真鯛じゃないな。なんだ?
今日の刺身でアピールしてる、こぶ鯛昆布〆かな?ほんのり昆布が香るから、ウン、きっとそうだ。
こぶ鯛は水産担当だったときに1~2度さばいたな。コレかあ。
イワユル「ナンチャッテ鯛」「あやかり鯛」であって、鯛とは無関係の魚なんだが、真鯛にまけない品のよろしい風味と食感じゃあ、ござんせんか!おみそれしやした!
ごはんバクバク。止ま~ら~ない~♪って、今度は田村直美かい?忙しいヒトだねアンタも!
まぐろはしっかりとメバチの赤身。戻りかつおの腹身もついてら。
身をよじるおいしさ!カツオっ食いのオイラにゃ最高の馳走だ。
自家製のしめ鯖の、〆加減の丁度よさ!もう一点、この白身はわからん・・・以前食ったことがあるが・・・あとで訊いてみよう。
わさび漬け。いままで食えなかった。
ここの自家製のは、瞠目モノ。こんなにウマイものだったか、わさび漬け。
イヤラシイ鼻ツンがなく、むしろ穏やかな味わい。わさびの爽快感が前面に出ていて、ほっきとつぶ貝の、異なる食感がまた楽しい。
浅草にいながら、漁港民宿の、レベル高い定食に出会った気分。ここ、都内だったよね?
熱海じゃないよね?
野菜天ぷらは、れんこん、なす、まいたけ。
どれも瑞々しくて、塩で食べられるのが大変ありがたい。
とくにれんこん。パリッパリで、歯ざわり最高!甘みがあって、絶品。
大黒屋なんかメじゃないよ。本当のまっとうな天ぷらを出すのはここ「ときわ食堂」だよ。
両親から超スパルタで仕込まれたおかげで、今日も我ながら華麗な箸使いで、可食部分を一切のこさず、キレイに食べつくしました!めばる。魚も本望であろう。
脳天の肉も目の裏側も、カマの部分もヒレの根元も、キレイにしゃぶりつくしてやった。どうだ!
オイラが本気食いしたら、こうなるのだよ。頭と中骨と、カマのきつい骨、ヒレくらいしか残らん。
会計時に訊くと、謎の白身は「松鯛」とのこと。ああ、あったネ。10年くらい前に捌いてるわ。
魚に興味をもつ客はうれしいらしく、店員さんニコニコ。
お店は10年まえに大改装したようで、どうりで小ざっぱりときれい。
観光客向けにさりげない演出もされているなと思ったよ。
1911年に関西料亭の流れを汲み生まれたのが始まり。
1922年に業平で基盤ができ、雷門に移ったのが1936年というから、100年の歴史がある由緒ある食堂。
「自走」「自省」「自責」を掲げ質の高い、たしかなサービスを提供というのが方針という。
この方針が、いまも盛業中の各地の「ときわ食堂」にしっかり浸透しているからこその、心地よい満足感なんだな。
禁酒令が解禁されたら、ぜひこんどは「呑み」に来たいな。
ごちそうさまでした!最高に美味しかった。
~Date~
【紹介252店目/ログNo.291】
【訪問日;2021/9/20 食べログ評価3.54】