denji-papaさんが投稿したグリーチネ(神奈川/藤沢)の口コミ詳細

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閉店グリーチネ藤沢、石上、柳小路/イタリアン、パスタ

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2016/02 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

Menu Glicineでシェフの本気を垣間見た気が、まだまだ引き出しがありそう

私は偶然だが、皇太子と同じ日に(1年違い)生まれたので、この日は誕生日ディナー第一弾でこちらに。食べログのプロフィールの年齢も、四捨五入で50代後半になってしまった。昔で言えば定年の年だ。
それはさておき、折角なので今回は事前にお願いして、9品の本格的なMenu Glicineをいただくことにした。以下が内容と感想。

アミューズと言うか最初の一皿は、ラビオリ。クリーム系のソースが秀逸で、塩と胡椒がピリッと効いており、食欲が刺激される。
2皿目は、お芋類(紅アズマ、アピオス、むかご、トピナンプール)がこちらが得意の畑(土)状のアレンジで提供される。これは3,800円のコースでもよく提供される。
3皿目もオードブルで、北海道産の大型の北寄貝が、野菜とともにミルクのソースで提供される。北寄貝の触感と炙った香ばしさが野菜やソースとマッチする印象的なお皿だった。
続いてパスタが2皿。一皿目はずわい蟹とまだらの白子のスパゲッティー。ゆずがアクセントで、こちらが得意とする洗練された仕上がりの1品。2品目のパスタは、猪の赤ワイン煮込みのラガーネ。アクセントに蕗の薹が使ってある。ここら辺から料理がどんと骨太になってくる。猪のボリュームと蕗の薹の苦みが見事に調和している。
メインはまず魚から。真鯛とホワイトアスパラ(熊本産)のロースト。香ばしい真鯛のポワレと、まだ若いホワイトアスパラの味が絶妙な1品。
肉のメインは、小鴨の炙り焼き。焼き加減は絶妙で、付け合せのバルサミコ仕立てのねぎと野菜との相性も抜群だ。
コースは、塩ミルクのジェラート・凍らせたビスケットがけとほうじ茶と黒糖のモンテビアンコ、エスプレッソで終了する。
お酒は、プロセッコから始まって、白を2杯と赤を1杯。いつもの他ではお目にかかれないビオ系が中心。

いつもこちらでは3,800円のカジュアルなディナーコース(Menu Cena)をいただくのだが、今回初めて店名を冠したMenu Glicineをいただいて、シェフの実力を垣間見た気がした。Menu Cenaでは洗練された、スマートなレベルの高さみたいなものが感じられるのだが、Menu Glicineではもっと骨太の、言い方は変だが、泥臭い本気のようなものが出ている感じがする。ボリュームも半端ではない。アロマフレスカの系譜と言おうか、引き出しの多さを窺わせる。
これは個人的な感想なのだが、本当はこういうのを作りたいんだ的な、うきうきした感じが伝わってくる。

時間がかかるのが難点と言えば難点だが(爆弾低気圧が来ている日だったので、最後のデザートとコーヒーはちょっと急いでもらったが、それでも3時間半)、こちらは初めて来た時から「時間がかかりますが大丈夫ですか」と声をかけていただいたのを思い出す。(Menu Cenaでも)ゆっくりとできるのであれば、Menu Glicineはお勧めです。ちなみに値段は6,300円。都内の1級店にも劣らない本格的な料理が、1/2~1/3くらいの値段で堪能できます。

ますますファンになりました。

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文化の日の前の晩、平日の夜に訪問。以前は週末でもディナーの時間帯はがらがらだったのが、いつのまにか予約が取れないお店に。このお店の実力とCPからすれば当然のことだと思う。予約が取れなかったり、予約をしていたところが急用が入ってしまったりで、前回の訪問からほぼ1年も間が空いてしまった。
月曜日の晩であれば、空いているだろうという予想通り、当日の予約でOKでした。

本日の3,800円ののコースの内容は、

・前菜盛り合わせ
・茸のスパゲッティーアーリオオーリオペペロンチーノ
・日南鶏の白ワイン煮込みと牛蒡のマルタリアーティ
・神奈川県産 麦豚の香草グリル/愛媛県産 真鯛の網焼き 浅蜊と挽き小麦のソース
・コーヒー/デザート

と相変わらず充実した内容。メインは、私がお肉で、妻が魚をチョイスした。
こちらのお店は、新鮮な野菜を大変うまく使う。今回も十分堪能させていただいた。昨年に比べると、貫録が出てきたようにも感じる。今晩は、パスタの2皿前が、大変おいしかった。奥様と旦那様の他に、スタッフも増えていた。これだけ人気店になったのだから、2人では回せないだろう。

ワインは、スプマンテからスタートし、バイザグラスで合わせてもらう。ビオを中心に、相変わらず面白いワインをいろいろと飲ませていただいた。印象に残っているのが、エミリア・ロマーニャ州のCrociという白ワイン。皮も一緒に使うので、白とはいえかなりコクがあり、色もピンクに近い。西鎌倉の{フォセッタ」でも、このタイプのワインをもらうが、こちらはトスカーナに隣接する地域のせいもあってか、コクがより強く感じられた。
いろいろ取り混ぜて、全部で7杯いただく。

お会計は15,000円ちょっと。お料理のおいしさとコスパのよさは、相変わらず驚愕に値する。

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2014年末にディナーで訪問。

年末に今年を締めくくるお店として訪問しました。2度目の訪問です。場所柄ランチが混むのでしょうが、ディナーでは空いていました。
ここは、とにかくおまかせのコースのレベルの高さと、コストパフォーマンスの良さがすごいです。前菜、パスタ2種、メイン、デザート、コーヒーで3,800円と言うのはあり得ないです。東京で同じレベルのコースであれば倍以上はすると思うし、その前に予約が取れなくなるでしょう。
全てのお料理は、うなるほどおいしいです。食べログでも点数が低いのでやきもきしましたが、クリスマスを経て、点数がぐっと上がったのも納得できます。ただ人気が出て予約が取れなくなるかと思うと、ちょっと複雑ですが。
シェフである旦那様も、マダムである奥様も、アロマフレスカ名古屋の出身とのこと。龍口寺の名店クラリタ ダ マリティマにも携わったとのこと。クラリタとならんで湘南を代表するお店になる日も近いと思います。
ワインのセレクトもグッド。バイザグラスで合わせられるように、赤白他、グラスワインが全部で10種類近く用意されているのも、うれしいところです。

2016/03/01 更新

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