3回
2017/10 訪問
やっぱりVIRON
ル・パン・ドゥ・ジョエル・ロブションの後は、渋谷では絶対外せないVIRONへ。
雨のせいかいつも混んでいるお店はあまり混んでいない。先に菓子パン系を購入しているので、こち
らではバゲットレトロドールのみを購入。いつもながらほれぼれする外見。雨の中でもしっかり硬質
なクラストはさすが。ジョエル・ロブションのバゲットがあるので、VIRONのバゲットは家に帰って
冷凍保存する。
次の週にリベイクして食する。やっぱりVIRONですね。期待は裏切りません。いつまでも買い続けた
いバゲットです。
2017/10/24 更新
2017/02 訪問
日本のバゲットのベンチマークなのだろうと思う
中国に駐在している学生時代の友人が春節で帰国中なのでみんなで飲もうということになり、学生時代から通う渋谷の店に行くことになった。普段自分の縄張りからほとんど出ない猫気質の私は、実に3~4年振りの渋谷になる。我が身の出不精ぶりに呆れる。渋谷と言えばこちらのお店を素通りするわけにはいかない。職場が大手町から西新橋に移ったこともあって、こちらのバゲットは随分とご無沙汰している。前はちょくちょく丸の内店にお世話になったのだが。
春節のせいなのか、ここのところは当たり前なのか、中国人をはじめとするやたらと多い外人さんをかき分けて、東急本店前のこちらのお店に。看板のバゲットレトロドールは夕方行っても売り切れが無いのがうれしい。値段は税込378円。昔はちょっと高いかなと思ったが、最近は相場から大きく外れていない。まだ週中なので、バゲットは家に帰って半分にして冷凍庫へ。専用の保存袋と、リベークのインストラクションがうれしい。
週末にインストラクションに従ってリベークしていただく。これまでは湯河原の「ブレッドアンドサーカス」のインストラクション、アルミホイルで覆って数分オーブントースターで焼いて、その後ホイルを取って更に数分というを行っていたが、こちらのインストラクションは随分と丁寧だ。(写真参照、見にくくてすいません)
リベークしたものをいただく。特徴の堅くてちょっと厚めのクラストは健在。クラムは相変わらず気泡は多いものの、多少優しくなった印象。初めて食べた時の目が覚めるような驚きは無くなったが、レベルの高さは相変わらず。いろいろなところで美味しいバゲットを買えるようになったこともあるのだろう。それはそれでうれしいことだ。そういえば辻堂の「プルクワ」のバゲットはレトロバゲットだが、これはこちらと同じレトロドール粉を使っているからなのだろうか?(いろいろ検索しましたが真偽は分かりませんでした)ただ、プルクワのレトロバゲットはこちらのバゲットレトロドールを意識している感じはする。Vironのバゲットレトロドールは、日本のバゲットのベンチマークなのだろうと思う。
ところで、出不精の私は次はいつ来れる事やら。
2017/02/08 更新
鳥升に行くために渋谷へ。渋谷に来たらパン好きとしては當店は素通りできない。言わずと知れた
バゲットの名店。當店のレトロバゲットはバゲットのロールモデルのような存在だと思う。CALVA
のバゲットトラディッショナルも大いに影響を受けていると思う。
土曜日の夕方予想はしていたけれどすごい人が並んでいる。とは言えビストロ待ちなのでパンを買
う人はすんなりと中へ。レファーブルボンジュールに居た純君もインバウンドが多くて人が足りな
いという悲鳴のようなヘルプの要請でカムバックすると言っていた。確かにこの人だかりは半端じ
ゃない。そしてほとんどインバウンドだ。河口湖のローソンじゃないけど外国の人がSNSに挙げたのだろう。
レトロバゲットはあっという間に購入できた。値段は540円(税込み)。大分上がっている。CALVA
のバゲットトラディッショナルが500円を超えたのも納得できる。小麦粉と光熱費の値上がりはす
ごいから原料に妥協しないで焼いているとこの値段になるのだろう。昔志賀さんのバゲットの値段
に恐れをなしていたが同じレベルになってしまった。
明日は法事で朝が早いので朝食は軽く済ませるためバゲットは家に帰って冷凍して翌週食する。
相変わらず見事な引きの強いクラストと気泡が申し分ないクラム。高いレベルのパンをキープする
のはきっと大変な事なんだろう。頭が下がります。