28回
2020/06 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
お気に入りのお店を応援したい 清風 その2
緊急事態宣言が解除されて飲食店の営業時間も伸びたけれど、テイクアウトを継続しているお店は多
い。先週行ったカヴァタッピで聞いたのだけど、医療関係者の方はまだ大手を振って外食というわけ
にはいかないそうで、そういう客さんが多い飲食店は当分テイクアウトを続けるそうだ。
また、テイクアウトだと普段そこのお店で食べられないものを出してくれる場合もある。こちらのお
店がそうだ。いつもは会席のコースだから少量ずつお料理が提供されるけれど、テイクアウトは卸の
お店を応援する目的で、コロナ禍のせいで飲食店に卸せなくなった高級食材を使って大皿一皿分のお
料理だったり、土鍋で炊いた炊き込みご飯を出してくれる。
前回は「釣りのきんきの煮つけ」と「筍ご飯」をいただいたのだが、奥さんが「筍ご飯」をえらく気
に入ってしまいまた食べたいと言う要請が。毎回同じ内容だと芸が無いので今回は「藤沢地野菜とあ
さりの炊き込みご飯(1,850円)」と「甘鯛のうろこ揚げ(3,500円)」をお願いする。
受け取りに行ってその晩食する。
「甘鯛のうろこ揚げ」はその名の通りうろこを残して、うろこがパリパリになるように揚げている。
別添えの山椒と葱の香味ソースをつけて食べると絶品。ビールも日本酒もすごく進んでしまう。
「地野菜とあさりの炊き込みご飯」はそれぞれ切り方と切る大きさを工夫した地野菜がたっぷり入っ
た炊き込みご飯。野菜の食感とご飯の味付けが見事で、十分堪能しました。
お店も営業時間が22時までとなり伺いやすくなりました。近いうちにお店で絶品のコース料理をいた
だきます。
2020/06/04 更新
2020/05 訪問
通常利用外口コミ
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お気に入りのお店を応援したいⅧ 高級食材の「食べて応援プロジェクト」展開中
コロナウィルスの影響で飲食店は大変厳しい状況だが、そこに食材を卸している卸売りや、食材を生
産している側にも深刻な影響が広がっていると耳にする。特に高級食材が売れなくなっているそうだ。
こちらのお店は、そういった業者さんを応援したいと、普段なかなか手が出ない高級商材を積極的に
仕入れて、値崩れを少しでも防ごうという目的と、お客様に届けたいという2つの目的で「食べて応
援プロジェクト」を展開している。自分が厳しい状況の中で頭が下がる。
北海道の食材が多いようで、網走の釣りきんき、活け毛ガニから始まり、今は生うに、甘鯛、黒あわ
びと広がっている。事前予約でご亭主が市場で仕入れるので値段は多少変わってくる。今回は釣りき
んきの煮つけ(5,000~5,500円)と、筍ご飯(1,500円)をお願いした。
夕方受け取りに行ってその晩食する。
きんきの煮つけは、すでに煮上げてあるきんきと煮汁が別々に用意され、白髪ねぎも。細かい気遣い
だ。きんきは今まで食べたことが無いくらい上品ながら脂の乗った白身で、身がほろほろ。その味を
殺さぬように煮汁は薄目にしてある。キンメダイの煮つけの煮汁のタイプではない。そういう素材の
活かし方はこちらのお店の真骨頂だろう。
筍ご飯は絶品。筍の煮汁で炊いたご飯に食感を失わないように焼いた筍を後で加える。ご飯の炊き加
減、筍の食感、味付け、すべて満点でした。夕食時にほとんどお米のご飯を口にしない我々夫婦も、
筍ご飯のためにお腹のスペースを開けていた甲斐がある見事なものでした。
お店はスペースを開けて店内も営業していますが、まだまだ苦しい時期が続くと思います。また応援
します。
2020/05/18 更新
2019/12 訪問
美味しい和食が食べたくなったら迷わずこちらへ
11月頭の「藤よし」から始まった美味しいお店の復習。「タケルクインディチ」「ソウルゲイト」
「トラットリア・カヴァタッピ」「ル・マンジュ・トゥー」「こころや」「陽ざ志」「フォセッタ」
と続き、こちらに。美味しい和食が食べたくなると迷わずこちらに。
7時に訪店するとほぼ満席。みなさん家族で集まったり小規模な忘年会をする時期だ。
お料理は、先付の「あん肝豆腐」に始まり、大根を使ったクリスマス仕立ての「お椀」、地だこ、石
鯛、ブリの「お造り」、鰆と海苔のソースの「焼物」、もずくとふぐの皮の「口直し」、牡蠣の蕪蒸
しの「煮物」、「八寸」、ご飯はブリ茶漬け という流れ。
写真がピンボケになっちゃったので載せていないけど、お椀のビジュアルはいつもながら見事で、お
出汁も絶品。いつもの洋風仕立ての焼物も、蕪蒸しの煮物も素晴らしく、堪能しました。
お酒は、琥珀エビスから始まって「いずみ橋・粉雪にごり酒」「萩の鶴」「扶桑鶴」。いつもながら
270mlは具合がいい。
来年以降もずっと通いたいお店です。
2019/12/26 更新
2019/08 訪問
奇跡は夏にも訪れる、涼味を誘う絶品料理の数々
今回は写真を撮っています。
お盆の初日に訪問。お客さんはお孫さん連れで帰省された家族とご両親風のグループなど、数組。や
はりお盆中は空いているのかもしれない。今日はi-pad持参なので写真を撮るつもり。
ラ・ボンヌ・パレットの時は慣れないことをしたこともあって、入り口だけ撮って料理は撮るのを忘
れてしまった。今回は余裕のある4人テーブルなので、あらかじめ机上にi-padを出して置く。
いつもの通り琥珀エビスを頼むと、白ビールの樽生も始めたとのことで、妻はそれを。一口もらった
けど、あっさり系で悪くなかった。私は白ビールはちょっと苦手だが、なかなかおいしい。
お料理は先付から。冬瓜の煮たものに餡かけが掛けれて冷やされたもの。先日谷さんのところでも冬
瓜が出されたが、名前とは裏腹、夏が旬の野菜らしい。料理はもちろん餡かけの上に添えられた、生
姜のすりおろしが涼味を誘って大変美味しい。
続いて、いつも感服するお椀。今日は枝豆のしんじょうがメイン。今日の出汁は切れ味鋭く引いてい
る。割と優しい出汁をいただくことが多かったが、暑い夏なのできりっとした出汁なのだと思う。器
もお見事。
刺身はカツオ、鱧、白身(すいません魚の名前は忘れました)。いつもながら設えが見事。器や柄に
詳しい妻によれば、牛車の車輪を川のせせらぎで洗う柄で、お茶の席ではポピュラーなもので、着物
や帯にもよく使われるモチーフなのだそうだ。お皿の柄もそうだが、丸いゴーヤのスライスも牛車を
模しての事だろう。そういう心遣いが5,000円のコースのふんだんに使われるのが、こちらのお店の
奇跡たる所以か。茹でた鱧は正直味わったことが無い絶妙の風味。鱧だけはデパ地下で買うんだけど
そんなレベルをはるかに凌駕している。うまい。
続いて、いつも驚かされる焼物。穴子と白茄子なのだが、ソースが白桃と煮詰めで、お皿の趣と共に、
これは完全にフランス料理ですね。奇をてらっていそうなソースだが、絶妙なハーモニーを奏でる。
煮物は豚のばら肉、キャベツ、焼餅という不思議な組み合わせだが、これが絶妙。個人的には今晩の
白眉。ちょっと焦がしたキャベツの香ばしさが、煮汁や具材に絶妙なアクセントを加える。高い食材
ではないが、ご主人の技術の高さが伺える。
口直しは、甘酒。これも涼味が誘われる。
八寸は、野菜、肉(鴨)、魚をうまく組み合わせている。写真の一番上が茄子だが、山椒のソースが
絶妙(「絶妙」ばかり使っているけれど本当に絶妙なんです)。つるむらさきの煮びたしも、地味な
がらすごく美味しい。
お酒は、神亀の夏酒、大治郎、早瀬浦をそれぞれ270mlでいただく。270mlというのは、それほど頻
繁にお代わりしなくてもよく、二人でいただくにはいい量加減だと思う。
食事はモロヘイヤとシラスの丼に海ぶどうが添えてある。言葉でいうと変なのだが、これも当然すご
く美味しい。デザートはクリームあんみつ。フルーツ仕立てでこれも絶品。
いつもながらすっかり満足できるコースでした。繰り返し言うけど、これで5,000円は奇跡のレベル。
まだまだ通います。
2019/08/21 更新
2019/04 訪問
2018年度最大の発見その2、全てのお皿は美味しいため息と共に訪れる
こちらと大船のトラットリアカバタッピが、私の2018年の最大の発見だった。そのお料理の美味しさ、
レベルの高さ、リーズナブルな価格はどちらも「奇跡」と呼ぶにふさわしい。お酒の品揃えもこだわ
っている。同時にどちらも予約が取りにくい。当たり前のことだが。
こちらも年明けから何度も予約の電話をして満席だった。というかちゃんと1週間以上間を置いて電
話をすればいいのだが、先のことを考えるのが苦手な私は、どうもその週にならないと動きださない
のだ。今回は月曜日に電話をして、何とか土曜日の席を予約出来た。
7時に伺うと、そこそこ広い店内はほぼ満席。まずは琥珀エビスを飲みながら、お料理を待つ。筍の
木の芽和えの先付に続いて、お椀。今日はこのお椀で完全にノックアウトされた。出汁の味だけでな
くビジュアルも秀逸なこちらのお椀だが、今日は特に素晴らしかった。エビのしんじょうの上にえん
どう豆や土筆などの春野菜があしらってある。
出汁も、こちらは割と切れ味が鋭い出汁を引くが、今日は随分とまろやか。この出汁がしんじょうを
包み込んで見事なハーモニーを奏でる。食べ終わると「あー美味しい」のため息がこぼれる。
いつもそうなのだが、こちらのお皿は、その見事なビジュアルと、凝った食器とのコンビネーション、
そして美味しいため息と共に訪れる。それが最後のデザートまで続くのだ。
今日の白眉は、お椀と焼き物か。焼き物はサクラマスの結構ボリュームのあるお皿だったが、ニンニ
ク風味を利かせたお味噌が載っている。和食にニンニクはあんまりない組み合わせかと思うが、これ
が絶妙だった。値段が安い分、板前さんの創意工夫と言うかウィットがコースに生きているのだ。
懐石コースに、最初の生ビール、お酒は270mlを3種類いただいて、お会計は15,000円。本当に奇
跡だと思う。だけどこれがまた予約が難しくなる理由なんだよなぁ。
ちゃんと2週間前くらいに予約して、通い続けたいお店です。
2019/04/23 更新
2018/10 訪問
藤沢の奇跡再び、居酒屋価格でハイレベルな和食を楽しめる
昔に比べて秋が短くなったと感じる。更に言えば、ここのところ秋と言えば残暑と台風だけのような
印象だ。そのうち秋の風情と言うのは昔の話になってしまうのかもしれない。ということで、味覚だ
けでも秋の風情を味わいたいとこちらのお店に。そして期待は裏切られない。
調理の様子が見られるカウンターは予約の時点で埋まっていたので、奥の掘りごたつのテーブルに。
7時に伺うとすでにほぼ満員。生ビールを飲みながらお料理を待つ。
まず、先付の牡蠣の柿酢和え。ご店主がどうしてもダジャレを入れたかったとのこと。絶妙に蒸され
た牡蠣と赤芋茎、舞茸が甘さを抑えたほんのり香る柿酢と絶妙のハーモニーを奏でる。始めから唸ら
される。
続いて、お椀。5,000円と言う破格なコースながら、季節の松茸が1/4使われている。それに栗しん
じょうが加わり、絶品のお澄ましと共に味わう。香りも味も素晴らしいの一言。
向付は素材にあまり凝れない値段ながら、前回同様ユニークな設え。魚は鱧、カンパチ、カツオを梅
酢と醤油でいただく。合わせてある野菜がいい仕事をしている。
そしてユニークな焼き物。ある意味コースのハイライトだ。前回は和食ながらビーツのソースの物を
いただいたが、今回は鰆にゴボウのソース。ゴボウをミキサーにかけてすりつぶしたものを絶妙にソ
ースに仕立てている。うまい。
その後口直しで、かぼちゃのすり流し。かぼちゃの甘さや重さを意識させない、見事な1品。
炊き合わせは、鴨と菊芋。鴨の火入れの具合が絶妙だ。
そしてすごく凝っている八寸。鱧の天ぷら、鶏の焼き物、湯葉の黄身和え、松前漬けなどが並ぶ。お
酒が進む1品。特に松前漬けがいい。切り昆布と切り干し大根に飛び子を載せて、絶妙な味付けで和
えている。
ご飯は、なめことふっくら卵のシラス和えの丼もの。そしてデザート。
お酒は前回と同様、270mlで3種類いただく。
あんまり料理の内容のレビューはしない私ですが、こちらに来るとそうせざるを得ないですね。季節
が変わったらまた伺います。
2018/10/16 更新
2018/06 訪問
藤沢の奇跡、この価格でこんなレベルのお料理がいただけるとは
美味しい和食が食べたくなった。そういう時は、近所のゆうがたか大船の鴇に行くことが多かった
が、ゆうがたはほとんど予約が取れなくなり、鴇もかなり厳しくなった。ということで、藤沢で評点
が高いこちらのお店に。ミシュラン3ツ星の幸庵で修行をされた人のお店らしい。ネットで前日に予
約をすると最後の空きだったようで、その日の夕方電話でカウンターであればOKのお返事をいただ
いた。メールの返信でないところが気が利いている。
当日伺うとお店は担々麺からまた家系に戻ったYutoriの2階。カウンターはお店に入ってすぐのとこ
ろ。目の前に食器類が収納されていて、その隙間から調理の様子がよく見える。私には特等席だ。店
内は座敷以外は満席で、年配のお客さんが多い。雰囲気も悪くない。
まず琥珀エビスの生をいただき、すぐに先付けが。山芋豆腐にジュンサイのポン酢和えのジュレがか
かっている。そうそう私はこういう料理が食べたかったのだ。鮮度のいい刺身はちゃんとした居酒屋
に行けば食べることができる。手間をかけたお料理が食べたかったのだ。
コースは続いて椀物。アイナメと車麩にインゲンが添えてある。そして幸庵で修行されたことが伺え
るお澄まし。唸らされる。美味い。
幸庵にたまに伺った時期がある。美味しい和食屋さんは出汁が決め手なのは言わずもがな。料理の素
材や種類によって、それぞれのお店は工夫を凝らす。その違いと言うか出汁の素材で料理が生きて
「美味しい」ということになるのだが、幸庵で驚いたのは出汁の素材が分からないのだ。一流の料理
屋さんは「~の出汁だから美味しいんだ」という感じになるが、幸庵の出汁は何の素材で出汁を引い
ているのか、素人の私には推測できないのだ。そしてその出汁は震えるほど美味しい。個人的にはそ
れが3つ星の理由なのだと思っていた。こちらのお出汁はその流れを受け継いでいる。見事だ。
コースは5,000円なのであんまり高い素材は提供できない。お刺身は定番のマグロではなくて、カツ
オ、石鯛、そして季節の鱧の湯引き。鱧がすごく美味しい。カツオも食感がいい。そしてお皿の設え
も見事だ。野菜を敷いて料理を海に見立てている。そこに食用カボチャの黄色い皮を薄く引いて、お
そらく月に見立て、ゴーヤを薄くスライスして、波と言うか泡に見立てている(ような気がする)。
焼き物はすごく斬新。サクラマスの焼き物だが、大きなズッキーニを下に敷いて、ソースは真っ赤な
ビーツのソース。それがサクラマスとぴったり合う。お皿と合わせる彩も秀逸。
しょうがを利かせた箸休めのスープに続いて、蒸し物は新玉ねぎのすり流し。根菜類が入っている。
新たまねぎの甘さが心地よい。
そして八寸。ナスのお浸し、小エビの天ぷらの山椒のソース、鶏の照り焼きなどなど。きちんと手を
加えた料理の数々でお酒が進む。
これに食事(サクラエビの天麩羅茶漬け)デザート(水菓子とアイスクリームに小倉)。
お酒は藤沢の名酒屋とちぎ屋さんのラインアップ。オーダーは150mlと270mlの2種類で。価格もリ
ーズナブル。当日はとちぎ屋さんのオールスター銘柄の、「るみ子の酒」「奥播磨」「新亀」を
270mlでいただく。
コースは5,000円(事前予約で6,500円のコースも)で、お酒もリーズナブルなので、お会計は大体
15,000円。ちょっとした居酒屋価格で驚きのレベルのお料理をいただける。お料理の提供されるタ
イミングも申し分なく、什器類も料理の見立てもすごく凝っている。奇跡のレベルだと思う。
季節ごとに通いたいと思うお店になりました。
2018/06/14 更新
3月の3連休以降コロナ感染拡大で外出自粛となり、4月・5月はほぼよく行くお店でテイクアウト。5
月末から外出自粛が解けてからはテイクアウトをしていたお店に行ってイートインで楽しんでいた。
私がテイクアウトしていたのは11月頃から年末にかけて伺うお気に入りのお店だ。そしてその最後を
飾るのがこちらのお店。藤沢の和食の名店だ。
自粛の時期もテイクアウトの他店内を縮小して間を空けて営業していた。テーブル数が少ないと思っ
て早めに予約を入れておいて訪問。7時に伺うと座敷の真ん中を除いて満席。皆さん自粛解除を待ち
わびての訪問かと思う。ウチは座敷の奥の席で。
琥珀エビスを飲みながらお料理を待つ。今日は先付のとうもろこし豆腐、お椀、お造り、蒸し物、口
直し、八寸、焼物、ご飯もの、デザート計9品。いつものように堪能しました。
最初のハイライトのお椀は、テイクアウトでもやっている毛ガニのしんじょう入り。贅沢な一品でし
た。焼物の穴子の天ぷらも添えられた葉とうがらしが絶妙で唸らされました。
お酒はいつもの1.5合で「竹雀」「いずみ橋・別格」「篠峯」。「竹雀」が初めてのお酒でしたが、
ラベルも味も〇。超辛口と言いながらしっかりとした後味。次に見つけたらジャケ買いですね(笑)
お客さんもお馴染みさんらしい人や、お祖母ちゃん(お母さん)の誕生日の2家族など。すっかりい
つもの清風に戻って楽しい夜を過ごしました。