denji-papaさんが投稿したfu-fu shisen（神奈川/藤沢）の口コミ詳細

何だかんだで3か月ぶりの訪問。11月くらいからローテーション店を中心に訪店することとなる。
お店でご主人と話していて気づいたんだけど12月の訪店は初めての模様。お料理の内容が気になる。

いつものように泡を飲みながらお料理を待つ。

スタートは名物の前菜6種盛り。まぐろ叉焼は不動だがそれ以外は季節によって変わる。上から時
計回りにふろふき大根の金胡麻ソース、蕪の酢漬け、かぼちゃの米粉蒸し、ぼらの白子、鰺の酢漬
け山椒ソース。季節を考えてか好きな押し豆腐が無くなっていたのが残念だが、珍しいボラの白子
やふろふき大根が大変美味しく印象に残った。

続いて麻辣魚。今日は鰆。漢字とは裏腹鰆は今の時期が最も脂が乗っていて旬だ。先日の近江のさ
ごしもよかったが今宵の鰆もよかった。

点心はいつもの大根餅と私はマグロとセロリの水餃子で奥さんは蕪の焼き餃子。安定の美味しさ。

そして薬膳スープ。今宵も身に染みわたるスープでした。急に冷え込んだので身体が弱っているか
らだと。カリフラワーがとろとろでおいしかった。

続いて春巻き。今日はスズキと長芋。

魚のメインは目鯛。目にも鮮やかで蒸してあるので柔らかで美味しかった。

いつもは魚介が2品続く（スペシャルコース）のだが年を取ると食欲が落ちて来るので今日は1品少
ないスタンダードコースをお願いしたので麺が登場。今日は赤海老の担々麺。赤海老の殻を使った
アメリケーヌソースが大変効いていて美味しかった。12月は毎年これを出すのだそうだ。

最後にラフランスと豆乳杏仁豆腐で〆る。

12月は初めてだったけれど美味しいお料理が多くて楽しめました。来年も12月を狙って来たいです
ね。ごちそうさまでした。

3か月ぶり。今年の夏は酷暑で年寄りにはかなり厳しい夏だった。何となくバテ気味なので山椒で
喝を入れようと思った。

今日はテーブル席が我々のみで他にカウンターにお一人様が2組。メニュー構成も違うのでどうし
たのかと思ったら新しいサービスを始めたとのこと。それは最後に。

今日はまだ暑いので私はビールから、當店はハートランドの小瓶になる。

お料理は前菜6種から。ナスの甘酢漬けと大好きな押し豆腐のジェノベーゼ山椒ソースが印象に残
った。もちろん他の4種も絶品。

続いて麻辣魚。今日は最近漁獲が好調のサンマ。脂が乗っていて美味しくいただく。もちろん麻辣
はすべて飲み干す。

お酒はここから紹興酒を。

点心は大根餅はマストで奥さんは茸の焼き餃子私は水餃子を。大根餅は間違いない美味しさ。

その後定番の薬膳スープ。今宵の薬膳スープは身体に染み入る。多分相当夏バテなのだろう。

その後春巻きがあってイカと水豆鼓の炒め物。このあたりで結構お腹がいっぱいなんだけど（最近
食欲も減退気味）自家製の水豆鼓の風味がたまらく良くてすいすい食べてしまう。

次の山椒味噌も同様。四川の辛さと風味は食欲を刺激する。

最後は久し振りの担々麺。ご主人も當店のスープ系の麺は久し振りとおっしゃっていた。

最後にイチジクのコンポートと羅漢果ゼリー。

ごちそうさまでした。

お盆休みに大船の人気店KUEにうかがった。當店は典型的な広東料理。美味しいのは美味しいんだ
けど何か物足りなかった。私達夫婦は四川の山椒を好むようだ。凛道も四川の影響が強い。

最後に新しいサービスの紹介を。當店はご夫婦で営業されて準備も時間と手間をかけるためだいぶ
前から電話に出ることを止めている。インスタの予約がメインで私のように未だにインスタに慣れ
ないお客がメールで予約を入れる。

インスタにはストーリーと言う機能があるそうで当日席に空きがある時だけストーリーで案内をか
けて予約した人のみがアラカルトメニューでお酒を飲めるというサービスを開始したのだそうだ。

當店はお料理だけでなくナチュラルワインを始めとする酒類のメニューも豊富。それを知っている
人がストーリーを見て予約の上来店されるそうだ。

インスタで予約すらできない私には無縁のサービスだけど興味がある人はトライしてください。

前回はGW明けなので割とインターバルを置かずに訪問。目的は花椒だ。この季節は若い緑の花椒
を愉しむことができる。前回はまだ出回っておらず6月いっぱいと聞いていた。急に暑くなったこ
とからどうもだるい身体に喝を入れたいという目的もあった。

金曜日にうかがうと他にもう一組のお客様。我々よりちょっと若いご夫婦。食材のことをいろいろ
質問されていたから同業者か食品関係の方かもしれない。

泡を飲みながらお料理を待つ。

最初はいつもの前菜6種盛り。マグロ叉焼は不変だがそれ以外は定期的に変わり、最近は彩がすご
くきれいになって来た。今日はズッキーニの腐乳炒めが特に美味しかった。鰺のエスカベッシュは
早速花椒が効いていて後からじんわりと辛い。鮎のほろ苦さもよかった。

続いて麻辣魚。今日は真鯛。お魚も美味しいけれどスープも美味しい。むせないように慎重に飲み
干す。

点心はいつもの大根餅に私はワンタン。奥さんは水餃子。大根餅はマストアイテムだ。この辺りか
ら花椒だけでなく唐辛子も効いてくる。美味い。

その後定番の薬膳蒸スープ。身体がじんわりと温まる。

今日の春巻きは赤海老とヤングコーン。ヤングコーンの食感がいい。そろそろヤングコーンも終わ
りだけど。

そして白いかの自家製青豆板醤蒸。この辺りから本日のハイライトが始まる。この自家製の青豆板
醤がえも言われずに美味しい。発酵調味料の奥深さが知れる。

その後花椒がふんだんに使われたスズキの炒め物。奥様から唐辛子と花椒は取り分けて食べるよう
に言われるけどこれが食べたかったのでアドバイスを聞かずに食べる。舌も口の周りもすごく痺れ
るけど美味しい。そうそうこれが食べたかったんだよなという感じ。

麺は油麺。ちゃんとしたお店が作るとちゃんと美味しい。

最後に痺れた舌を羅漢果ゼリーで癒す。

あーっ、今宵も満喫しました。何となくだるい身体も花椒と薬膳で喝が入った感じですね。
ごちそうさま。またうかがいます。

GW明けに訪問。GW明けは5月病の時期なので体に喝を入れようと思った。当日は我々夫婦以外は
女性のお一人様がいらしてのんびりした雰囲気で進行した。

今日はそこそこ暑かったので最初はビールで。當店はハートランドになる。奥さんは泡で。

前菜の盛り合わせは彩豊か。定番のまぐろの叉焼にグリーンピースの自家製パン乗せ、姫ツブ貝の
ウーロン茶蒸し、桜エビとそら豆のフリット、ズッキーニの干ぺん、木耳パプリカチリ。

どれも美味しいんだけれどズッキーニの干ぺん（字が変換されない）が印象に残った。干ぺんは四
川の料理法だそうで発酵させた調味料が旨味を醸し出す。

続いて麻辣魚。今日は鰺。今が旬の鰺は脂が乗って大変美味しい。いつものように汁も飲み干す。

続いて点心。ピリ辛大根餅はマストで奥さんは海老と自家製発酵生姜のワンタン、私は焼き餃子を。

続いて薬膳蒸スープ。今日は特に体に浸み込む感が強かったのはちょっと疲れているからかもしれ
ない。美味しかった。

続いて春巻き。今日はカマスとアスパラ。熱々です。

そして新作の海老の自家製豆板醬チリソース。つまりエビチリなのだけれど當店は発酵調味料も自
分で時間をかけて作成する。なので豆板醤もすごく旨味があって美味しい。このソースは今後もい
ろいろと登場する予定だそうだ。

そしてイサキのせいろ蒸し。さっぱりしていそうで薬味とスパイスが効いていて美味しい。

最後の麺はこれも新作の海味麺。干し海老と発酵調味料の絶妙のバランス。これもすごく美味しか
ったです。滋味深いという形容が当てはまるスープです。

デザートはラカンカゼリーと枇杷のコンポートとお茶で。

今宵も大満足。特に自家製発酵調味料を使った新作が美味しかった。

私の大好物の花椒は5月末から6月いっぱいだそうで次はそれに間に合うようにうかがいます。

寒さが厳しいからか寄る年波か年末のインフルエンザ以来どうも体調がイマイチな状態が続く。と
いうことでちょっと薬膳で体の中から元気にしようと思って當店に。

当日は貸し切り。先週のシェケンタロウもそうだけど我々夫婦は逆招き猫体質なのかもしれない。
いつものように泡を飲みながらお料理を待つ。

最初の名物の前菜盛り合わせ。内容は写真の説明をご覧ください。大好きな押し豆腐が無かったけ
れど旬のあん肝や長芋が美味しかった。

続いて麻辣魚。今日は小柴の黒鯛。黒鯛もいいんだけど添えられた蒸した葱が旬なだけに甘さもあ
って最高でした。お客さんもこちらが主役という評価の人が多いとのこと。

続いて2種選べる点心。大根餅はマストなのでそれに私は野菜の焼き餃子、奥さんは海老ワンタン。
大根餅は一緒に炒める赤唐辛子も食べてしまうほど絶品。

そして薬膳スープ。今宵は弱った体に染み入りました。

その後は変わり春巻きを挟んであんこうの酸菜魚。発酵させた野菜とあんこうの各部位を煮込んだ
料理だけどこれが今宵の白眉でした。発酵させているので乳酸菌が出来てその酸味が何とも言えず
に美味しく、あんこうのプルプルした身と相まって絶妙でした。

その後牡蠣の甘酢唐辛子が来て最後に麺。今日はお初のヨーポー麵。自家製麺を油とタレで仕上げ
る油そば系。これがまた美味しかった。

デザートは豆花のラカンカシロップ。このラカンカシロップがいい感じでした。

今宵のお酒は紹興酒で。ワインもこだわりのものが置いてあります。

満腹で膨れたお腹を抱えて帰宅しました。ごちそうさまでした。身体も温まっていい感じでした。

私は昔から雨男というか天候の不順を招きがちだ。更に言えば嵐を呼んだり急な気温低下もしくは
上昇、暴風雨も招く体質だ。昔は出張に行くと悪天候でお得意先がみな休業して仕事にならなかっ
たり、海外でも国内でも天候が悪くて飛行機が飛べない（降りられない）ということもよくある。

同行者からは私とは二度と出張に行きたくないとか、嵐を呼ぶ男とかいろいろ言われて来た。強力
な晴れ女というか引きが強いマイレビさんがいらっしゃるのだが羨ましい限りだ。

今夜も11月なのに最高気温が一桁で雨まで降っている。先週末は藤沢は25℃を超えた夏日で半袖だ
ったのに2日で20℃くらい違う。私が予約して外食をするとよくこういうことになる。先日は暴風
雨の中りんどうまで歩いてびしょ濡れになったし。余程普段の行いが悪いのだろう。

ということで冷えた身体で當店にうかがう。平日ということもあってか今夜は貸し切りでした。

季節外れの冷え込みとは言えお店の中は暖かい。泡を飲みながら前菜を待つ。

本日の盛り合わせは、定番のまぐろ叉焼、押し豆腐葱山椒ソース、海鮮XO醤にあん肝の紅油ソー
ス、麻辣ごぼう、柿とマッシュルーム。いつもながら大変美味しい。私は押し豆腐がお気に入りで
山椒風味のバジルソースを飲み干す。柿とマッシュルームもちょっとびっくりするくらい美味しい。
奥さんはXO醤を気に入っていた。

続いて麻辣魚は今日は石鯛。身がしっかりしていてソースも文句ない。麻辣が効いたソースを味わ
っていると身体がポカポカしてくる。

点心はいつもの大根餅に私はまぐろとせりの水餃子、奥さんはエビと自家製発酵生姜のワンタン。
こちらの大根餅は絶対外せない一品ながら、他のお客さんは大根餅自体の知名度が低いせいかあま
り選択されないとのこと。勿体ない。絶品です。

そして薬膳蒸スープ。穏やかな味わいなんだけど薬膳は身体を心から温めてくれます。

春巻きは白いかと里芋。里芋は半分くらいすりつぶしてあって独特な食感が面白い。

続いてタコと白いんげん豆の薬膳白湯煮込み。四川に豚足を煮込んだ名物料理があるそうでそれを
ヒントに作った新作とのこと。穏やかないい感じの味付けでちょっと名物になりそう。

お食事前にスズキの四川香り炒め。米粉で揚げたスズキと唐辛子、山椒で炒めている。唐辛子と山
椒は辛さのタイプが違う。いろいろな角度から別の種類の辛さが押し寄せてくる面白い一品。これ
はちょっと気に入りました。

お食事は當店名物野菜出汁の担々麺。いいですね。

デザートは洋梨のコンポートの杏仁豆腐。火照った口を癒してくれます。

お酒は今日は寒いの紹興酒を。奥さんは最後に気になっていた自然発酵のどぶろくを。これもまた
良い感じのお酒でした。

冷えた身体がお店を出る頃にはポカポカに。薬膳効果は絶大です。

９月になっても酷暑は続く。昼も暑いが夜も暑い。冷房が苦手な私は昔はできるだけ冷房を使わな
いようにしていたがこう暑いとそうも言っていられない。ただ冷房は確実に体力を蝕む。屋外の温
度差もあるし、冷房が効いた部屋で寝ると寝起きがどうもだるい。

ということで何となくだるい身体を薬膳と麻辣の刺激で癒そうと當店に。今宵は貸し切りだった。
こう暑いと外に行こうと思わないのだろう。

いつもは泡だけど今日は蒸し暑かったのでビールを飲みながらお料理を待つ。

名物の前菜６種盛で幕を開ける。マグロの叉焼は不変だが後は季節によって変わる。今宵は猿海老
の素揚げと里芋の広東風醤油が美味しかった。奥さんはクラゲが気に入っていた模様。通常中華の
クラゲは頭（笠）の部分を細く切って使うが薬膳と言うこともあってか毒のある脚の部分を塩漬け
にして毒を抜いて使っている。食感が面白かった。

麻辣魚は味。麻辣ソースが美味しかった。

点心はマストの大根餅に奥さんはワンタン、私は焼き餃子で。こちらの大根餅は本当にクセになる
美味しさ。

薬膳スープは夏の暑さを癒すものが多くありがたくいただく。

春巻きは赤エビとジャガイモ。食感の変化が楽しめる一品。

続いてイワシ。丸のまま焼いてスパイスで味つけている。なかなか美味しいイワシでこれも満足。

続いて三重のアカハタ。発酵させてひと手間加えたトウガラシの風味がいい。アカハタのとろっと
した食感とぴったりでした。

最後の食事は薬膳スープと同じ魚介を蒸した白湯スープ。そこに有機の高菜が乗せてある。スープ
が奥深い味わいで大変美味しかった。

最後にバジルのパインシャーベットとレモングラスティーで〆る。

お料理に合わせるのは今宵はワインで。泣く子も黙る（笑）ヴィナイオータのシチリアのオレンジ
ワイン。お料理にもよく合う秀逸な１本でした。

ごちそうさまでした。翌朝は身体が大分楽になった気がしました。

先日奥さんが當店のランチ（実施は不定期です）に友人と行った時、ご主人からそろそろ花山椒が
出回るという話を聞いてきた。花山椒の爽やかな香りと辛みはこの季節だけの味わいだ。というこ
とで予約を取って訪店。予約の確認のメールをいただくのでそれに返信する形で予約が簡単にでき
るようになったのがありがたい。私のようにシステム大音痴以外の方はSNSでどうぞ（笑）

当日は我々を含めて2組。店内の雰囲気も和やかでした。

泡をいただいて名物の前菜を待つ。今日はいつものマグロ叉焼、木耳と押し豆腐の葱山椒和え、海
鮮XO醤に、鯵山椒エスカベッシュ、ズッキーニ腐乳炒め、えのきの山椒レモンマリネの6種。いつ
もながら堪えられないくらい美味しい。

続いて麻辣魚は今日はカマス。皮目が炙ってあって今が旬とみえて脂が乗って大変美味しかった。
子安は新子安ではないとのこと。

選択制の点心は今日は夫婦で同じものを。絶対に外せないスパイシー大根餅と海老のワンタン。ワ
ンタンには発酵生姜が使われているそうでこれがまた良い。

そして名物の薬膳スープ。季節の花椒はもちろん、鶏血藤という聞き慣れないものも。白血球を増
やすので抗がん剤の副作用を抑えるのにも用いられるのだそうだ。薬膳スープはからだが温まって
すっきりする。

春巻きはメバルとヤングコーン。ヤングコーンの食感が面白かった。

そして白いかの青豆板醤蒸。自家製の青豆板醤が絶妙に効いていてすごく美味しい。今夜の白眉。

水煮魚は花鯛。身がほっこりしている。

最後は野菜出汁の担々麺。担々麺というと動物系のスープだけどこの野菜出汁があっさりしていて
大変美味しい。

デザートは枇杷と羅漢果ゼリー。すっきりと楽しみました。

今宵は花山椒を希望したこともあってほとんどのお料理に花山椒が使われていてその爽やかな香り
と辛みを心行くまで満喫しました。

ごちそうさまでした。またうかがいます。

地元のローテーション訪問で外すことができない當店へ。SNSに不案内な私は前訪問時に予約確認
でいただいたメールに返信することで予約ができることを知りちょっとプレッシャーが無くなる。

今宵も満席。グラスの泡を飲みながらお料理を待つ。

まず前菜盛り合わせから。毎回楽しみだ。木耳や茗荷を山椒で和えたもの、ホタルイカ、カラスミ
など美味しいものが盛りだくさん。一番印象に残ったのはジャガイモのバジル炒め。単純なんだけ
どバジルの爽やかな風味が特徴の目が覚めるようなお料理。

今宵は麻辣系が少ないコース仕立てだったので紹興酒では無くてワインを。ワインのメニューは壁
にあるけどこれはグラス専用。ボトルだと別にお勧めを出してくれる。とはいえグラスで提供して
いる藤野ワイナリーのロゼをボトルで貰えないか尋ねたところ快諾いただいたので。藤野ワイナリ
ーのワインは本数も少ないから貴重だ。酸味が印象的で美味しいロゼでした。今宵のお料理にもぴ
ったり。

続いて麻辣魚。今日はイサキ。そろそろイサキに脂が乗って美味しくなる。

続いて点心。私はいつもの大根餅と新じゃがときゃべつの焼き餃子。奥さんは大根餅と海老の水餃
子。大根餅はピリ辛仕立てでより美味しくなった。

そして名物の薬膳スープ。こういう常に出されるメニューがあると筋が通る感じがする。

春巻きは鯛と桜エビに新じゃが。こういうのは嬉しいです。

そして新メニューの龍井蝦仁。四川の茶葉を使った炒め物だそうで、海が無い四川では川エビを使
うところを小エビで再現。ちょっとピリッとしてお茶の風味もあってこれはなかなかのもの。

お魚は桜マス。新玉ねぎが甘くて甘酢と相まってすごく美味しい。

最後の麺もピリ辛で文句なく美味しい。

デザートの豆花はらかんかのシロップが個性的でいい感じでした。

今度ランチも不定期で（インスタで日にちを公開するとのことです）始められるとのこと。新メニ
ューも取り入れてどんどん進化して行きますね。またうかがいます。

地元で食べログのレビュー数が増えなくなった。今宵こちらにうかがう前に地元で定期的に行きた
いお店を数えると15～6軒に上った。週に1回の訪問で3か月以上かかる計算だ。レビュー数が増え
ないのも仕方がない。

こちらのお店ももちろんその内の1軒。お肉を使わない四川中華のお店だ。電話での予約が出来な
くなって一時困ったが最近はようやくメールで予約できるようになってほっとしている。

今宵は平日の夜と言うこともあって貸し切り。このところ貸し切りかお客さんが少ないことが多い。
がんばっている飲食店は訪店することで応援したい。

お料理はいつものように前菜の盛り合わせから。いつものまぐろチャーシューに加えて牡蠣やタラ
の芽など季節のものが並ぶ彩り豊かな盛り合わせ。本当にうれしい。

つづいて麻辣魚。今日は小田原のカマス。この辺りから麻辣が押し寄せて来る。

点心はちょっと前から選べるようになっていつもの大根餅を。もう一品はワンタンで。間違いなく
美味しい。

続いて名物の薬膳スープ。今宵はハト麦（ヨクイニン）が主役。

そして春巻き。熱々をフーフーしながら食べる。

次は新しい試みだそうで酸菜魚という四川料理。四川ではポピュラーなスープ料理だそうで川魚を
使うことが多いそうだが日本ではアンコウで。これがすっきりしたスープながらしっかりというか
相当辛い。麻辣とはまた違った辛さだ。そしてすごく美味しい。新たな當店の名物になりそう。

そしてまぐろのカマの豆鼓蒸。まぐろのカマはなかなかちいさく切断できないそうなので結構ボリ
ューミーな形状で。豆鼓がいい仕事をしている。

そして麺は酸辣湯麺。この時期に出される火鍋の汁を使っている。これもまた辛い。そして美味い。

コースはいつもの豆乳杏仁豆腐で〆る。今日はベリーソース。

最近痛風の具合がいい状態が続いているので今日は久しぶりに紹興酒をいただく。やはり麻辣とか
辛いものには紹興酒がよく合う。

今宵は貸し切り状態だったのでご主人や奥さんといろいろお話をする。お二人が車の免許を持って
いないことを知り結構驚く。野菜は自分で仕入れには行かれないのでお届けしてくれる農園で調達
しているとのこと。

その他例の最近亡くなった手配犯のお話も。どうもかなり近所に住んでいた模様。奥さんはわざわ
ざ家を見に行っていた（笑）

いつうかがっても満足度が高いお店。またうかがいます。

ようやくちょっと秋らしくなって来た。そうなると當店を訪れたくなる。季節の食材を麻辣と発酵
調味料で食べさせてくれるお店だ。最近はすごく人気で今宵も満席でした。

泡を飲みながらお料理を待つ。スタートはこちらの名物6種の前菜。どれも素晴らしいんだけど今
宵はグリーンピースのクロスティーニが印象的でした。ちょっと発酵させたグリーンピースが絶品。

お酒は今宵もワインで。紹興酒はプリン体を多く含んでいる。最近は何でもプリン体の含有量で決
めている気がする（笑）いただいたのは南仏（ランドック）のナチュール。グルナッシュ主体のワ
イン。地元では超有名な七里ガ浜の鈴木屋酒店さんがお料理の味に合わせて選んでくれたというも
の。酸味が強いがそれが麻辣とベストマッチでいいワインでした。輸入社は小樽の二番通り酒店。
ハルクッチイのご主人が国内でも最も攻めている有機ワインの輸入社の一つと絶賛するところだ。

今宵も薬膳スープ始めデザートまで9皿をいただく。どれもすごく美味しんだけど特に印象に残っ
たのは点心、秋鮭とポルチーニ、重慶小麺。

点心は選択制。前回奥さんが頼んで美味しそうだった大根餅を今宵は私も。これは本当に美味しい。
ちゃんと大根感が残るレベルの高い味わい。

秋鮭とポルチーニは仏産冷凍ポルチーニを使っているが香りが秀逸。淡白な秋鮭も豆板醤と合わさ
ると輝きを増す。

そして重慶小麺。これも美味しかった。できれば丼一杯食べたいくらい。

こちらはいつもそうだけど訪れたお客さんがかなりの高確率で次回の予約も取って帰られる。特に
その日が初のお客さんはほぼ100%そうする。つまりそれほど美味しいと言うか、今まで味わった
ことが無い驚くような美味しさだからだと思う。

いつまでも通い続けたいお店です。

健康診断も無事（というのだろうか笑）済んだので中華を。高温多湿でいやんなっちゃう毎日にス
パイスで清涼な風を吹き込みたい。今年から電話の予約を受けなくなったのでHPから何とか予約を。

当日は満席（と言ってもこちらはカヴァタッピと同じく3組）で盛況。食べログの百名店にも選ば
れたしすっかり藤沢を代表するお店になったようだ。めでたしめでたし""ハ(ﾟ∇ﾟ*)パチパチ♪

最近定番のノンアルコールビールで名物の前菜を待つ。奥さんはチンタオビール。いいなぁ飲みた
いなぁ(´Д⊂ｸﾞｽﾝ

今宵の前菜はキクラゲ葱山椒和え、自家製豆花、マグロの叉焼、キュウリの山椒ガーリック、イワ
シのオイル漬け、姫ツブ貝のウーロン茶蒸しの6品。豆花、キクラゲ、キュウリがすごく美味しい。

続いて麻辣魚。今宵は旬のイサキ。イサキはプリン体が多いというのが頭をよぎったが無視して食
べる。辛いソースも飲み干す。

続いて趣向が変わって4品から選べる点心。私は野菜餃子と海老ワンタン。何故かいつもいただい
ているものをオーダーしてしまう。そしていつものように餃子を食べて上顎を火傷する。全く成長
していない笑。とはいえ美味しい。奥さんは大根モチが絶品と言う感想。

続いて定番の薬膳スープ。ケツメイシ（決明子）という薬膳も。毒素を体外に出すデトックス行が
あるそうだ。ご主人に聞いてみると例の ♫ 桜舞い散る～ひゅるりら~ ♫ のケツメイシはメンバー
に２人元薬剤師の方が居てそういう意味合いを込めてグループ名をつけたとのこと。「へー」３つ
ですね。薬膳スープも文句なく美味しいです。

続いて真鯛とトウモロコシの春巻き。これも熱いです、美味しいです。

そして白いかとアサリの発酵ソース炒め。発酵ソースがちょっとねっとりしてすごく美味しい。シ
ラスの発酵ソースが名物のイルノードで食べる時も思うけど発酵ソースは最高です。

水煮魚はあいなめ。花山椒の爽やかな辛さが鼻に抜けて美味しい。

そして今宵の食事は素椒麺。これが驚くほど美味しかった。ソースのベースはささげの発酵ソース。
これが絶妙に美味しいのだ。ちょっと筆舌に尽くしがたい。ええもんをいただきました。

デザートは白桃のコンポートと羅漢果ゼリー。偶然だけどご主人が神楽坂のお店に居た時にお客さ
んから痛風対策のメニューを頼まれて考案したものだそうで、今宵の私にはありがたい限り。美味
しくいただきました。

季節が変わった頃にまたうかがいます。ごちそうさまでした。

11月にうかがった時に寒い時期は火鍋をメニューに入れるので是非とお誘いを受けたので満を持し
て。最近は予約が取りにくくなって来たが今宵も満席。すっかり藤沢の人気店に定着している。

いつものように泡を飲みながら前菜の到着を待つ。今宵の前菜は以下の6種。
・（定番の）マグロの叉焼
・（定番の）押し豆腐の葱山椒和え
・三重のアジの酢味噌和え
・大連クラゲ
・琵琶湖のワカサギのフリット
・醤萝卜

萝卜は中国語で大根のことだそうでそれが醤油他調味料に漬けてあって大変美味しい。これと押し
豆腐で紹興酒1本くらいは行けてしまう。

続いて麻辣魚。今日は炙ったカマス。炙っている分麻辣も強めで身体にジンと来る。美味しい。

次に点心。ワンタンはエビで餃子はかぶとレンコン。いつもながら間違いない美味しさだ。

薬膳スープは今日は味が濃い目。一粒入っている花山椒が大変いい。

春巻きは太刀魚と長芋。紫蘇の風味が効いている。

イワシの四川スパイス炭火焼は香ばしくて山椒と唐辛子の風味が効いている。

そしてハイライトの火鍋。まずぐつぐつした2人前を持って来てくれてその後一人分ずつ取り分け
てくれる。出汁を作るのに3～4日かかるとのこと。唐辛子の風味がいい感じだが辛さはそれほどで
もなく山椒が効いている。カキはもちろんキノコの味もすばらしく、これを目当てに来た甲斐があ
ったというもの。

最後は葱油伴麺。シンプルな汁なし麺だがこれが飛び切り美味しい。葱を入れて熱した油の風味が
素晴らしい。

杏仁豆腐のベリーソースと中国紅茶で〆る。

冬場は気候のこともあるけど山椒が効いたお料理やスープが増えるそうだ。それが紹興酒とよく合
う。お料理のクオリティーは更に上がったような気がする。

予約方法が変わったので最後にそれを。これまでは電話での予約を受け付けていたけど現在は電話
では連絡ができないようになっている。ご夫婦でのオペレーションなのでなかなか応対できないこ
とからSNSでの予約に切り替えたとのこと。

SNSには全く暗い私。年始に営業が開始してからずっと電話をしていてつながらなかったのでまで
営業していないのかと思ってました。やれやれ（笑）念のためHPを見て電話での予約を中止したこ
とを知る。SNSかぁ。年寄りにはどんどん生きづらい世の中になるなぁ（;´-｀）

年末のお気に入りのお店のおさらい、本日は當店に。先週のこばしと當店は中盤のハイライト。す
ごく期待してうかがうけどその期待は決して裏切られることは無い。

まずは定番の6種の前菜から。まぐろの叉焼やしらすのXO醤、ごぼうの麻辣など何度も味わったこ
とがあるお皿もうかがう度に感慨深い。XO醤はテイクアウトで買いたいくらい。今宵は押し豆腐と
にしんがすごく美味しかった。

続いて麻辣魚。沖アジだそうで、帰ってから検索するとマナガツオのようなルックスの青魚。脂が
乗っていて美味しかった。辛いけど麻辣も全部飲み干す。

点心は海老と新ショウガのワンタンとキノコの餃子。ワンタンは新ショウガが効いていて美味しい。
キノコの餃子は初めてだけどこれは絶品。キノコの風味は餃子に合うことを発見する。

そして定番の薬膳蒸しスープ。本日はカブが入っていてその香りがいい感じだ。薬膳スープを飲む
と身体がポカポカして来る。改めて薬膳の実力を知る。

そしてこちらのお店の名物発酵ソースを使った炒め物。ちょっととろみがあって間違いない美味し
さだ。唐辛子のぶつ切りが入っているので一応食べても大丈夫か尋ねると、辛いのが苦手で無けれ
ばということなので4つくらい食べる。ますます身体がポカポカして来る。

続いてまぐろの甘酢唐辛子。まぐろを肉団子にしてある。こちらにも甘酢漬けの唐辛子が添えてあ
るのでこれも一応聞いてから食べる。これもいい味を出している。

〆は今宵は酸辣湯麺。餃子と同様キノコを使ったもの。キノコの食感が独特でスープの酸味も相ま
って美味しい。

最後に杏仁豆腐と中国茶。コースはこれだけの皿数で5,500円と大変リーズナブル。

今宵のお酒は泡（スペインのカバ）でスタートし、紹興酒はメニューではなく壁に貼ってあった純
龍というものをお願いする。ワインのボトルのようなデザインで味もちょっと洗練されている。カ
ラメルの添加が無いとのこと。美味しくいただきました。

これだけの凝ったお料理をリーズナブルな値段でいただける當店。都内だったら倍は取られるだろ
うな。品数も多いから仕込みも大変だと思います。頭が下がります。

これから寒くなるとコースに火鍋を取り入れるとのこと。寒いうちにまたうかがいますごちそうさ
までした。

久しぶりにうかがう。暑くなってきたのでスパイスが効いたお料理を楽しみに。

今宵は暑いのでビールを飲みながらお料理を待つ。スタートはいつも楽しみな6種の前菜だ。

今宵の前菜は、レギュラーのマグロ叉焼にツブ貝のウーロン茶蒸し、鯵のエスカベッシュ、そして
野菜が3種。野菜のうちズッキーニとキュウリには和山椒が使われている。これがまたピリッとし
て香り豊かで大変印象的だった。そして今宵はこの和山椒が大活躍する。

続いて麻辣魚。今日は真鯛。辛いけどスープまで飲み干す美味しさはいつもの通り。

点心は夏野菜の餃子と海老ワンタン。夏餃子はプチトマトが使われていてすごく熱い（すごく熱い
ですと言われながらも待ちきれない方が悪いw）けど美味しい。ワンタンはエビがぷりぷり。

薬膳スープは5種以上の魚で出汁を取っていながら薬膳の香りを邪魔しない仕立てで、これもこち
らの名物。飲むと体がほかほかしてくる。

春巻きは白身魚と長芋という珍しい取り合わせながら美味しい。山椒塩がすごくいい香りで口も痺
れる。

白いかと空心菜の炒め物も発酵ソースに山椒の香りがいい感じで、その後のサバ団子も和山椒を使
っている。

最後はタンタンメンではなくて冷麺。こちらは青唐辛子（それほどは辛くない）がいい感じで美味
しくいただきました。

最後にバジルとパイナップルのソルベに中国茶。バジルの香りはすごく強烈なのだがそのソルベと
言うのはさっぱりしていてなかなか良いものでした。

香りもいいしピリッとしたスパイスも効いていて今宵は和山椒がいい仕事をしていました。

もう少し涼しくなった頃またうかがいます。ごちそうさまでした。

行こう行こうと思っていながら、2月は季節限定食材（牡蠣とポロネギ）を優先してしまったので4
ヵ月ぶりくらいの訪問になる。今はお昼の営業は止めて夜に二組くらいのペースで営業されている
そうだ。

今宵のコースは6種の前菜を含む全10皿といつもながらバリエーションに富んでいる。そして春ら
しいふきのとう、はまぐり、芽キャベツ、菜の花、スミイカ、青さなどの食材をうまく生かしてい
る。麻辣が特徴だった味付けも、今回は春の食材の苦みを生かした薄味に変わっているが、これが
また大変美味しい。次にどんなお料理が出て来るか楽しみなコース構成。楽しませていただきました。

いろいろいただいた中で印象が深かったのは、大根餅と春巻き、そしてスミイカの炒め物。素材と
季節感、味付けが見事に調和している。

これだけ用意すると準備で一日潰れてしまうとのこと。食べる我々にはいいんだけどお店には負担
が大きいかもしれない。季節が変わる頃にまた伺います。ごちそうさまでした。

今年最大の発見の一つである当店、酒類提供自粛が解けたら絶対に行きたいと考えていた。家の近
所の凛道もそうだが、今年は中華の当たり年だった。

今宵のコースは、前菜6品盛から始まって、真鯛の麻辣魚、点心が3種（餃子、ワンタン、春巻き）
薬膳スープ、スズキのフリット、マグロのカマの豆鼓蒸し、最後の麺、デザート。これで5,500円
だから破格だ。

すべてのお皿が唸るほど美味しいんだけど特に美味しかったのは以下の3品。

一つ目は前菜の中のパプリカチリ（真ん中の黄色いもの）。パプリカチリソースが絶品でした。

二つ目は点心の餃子。蕪とレンコンの食感が絶妙で、お肉無しでも餃子は美味しいことを再認識。

三つ目はスズキの辣子フリット。辣子が痺れるのが分かっているんだけど食べることに抗えない素
晴らしい一品。痺らせていたらご主人がマンゴーのチリを持ってきてくれました。舐めると本当に
痺れが治ります。

こちらは自然派ワインを売り物にしているので前回はそうしたんだけど、今回は紹興酒を。当たり
前と言えば当たり前なんだけど、紹興酒は麻辣とはものすごく相性がいいことを再認識。

厳選された素材と麻辣に浸りきった大満足の夜でした。ごちそうさま。

最近行くお店はお気に入りばかりで地元で新規開拓が進まない。そんな中マイレビさんの間でも評
判がいいこちらを訪問。場所は湘南を代表する有名居酒屋獺祭の奥になる。個人的には同店は「別
に」なので足を向けないのだが。

レビューが長くなるので感想を先に記すと、お料理のレベルもホスピタリティーも思いのほか高い。
拘りも含めてちょっと只者ではない。調理担当のご主人は神楽坂の四川の名店芝蘭の出身で、奥様
がイタリアン出身と言うことで両方のコンセプトと食材を組み合わせて独自の四川料理を提供して
いるとのこと。通いたいお店です。

予約をして6時に訪問。平日なので今宵は2組のみ。お肉を使わない四川料理のお店だ。それ以外に
も化学調味料、白砂糖、卵・乳製品不使用とコンセプトもかなり拘っている。お酒も自然派ワイン
を中心に揃えている。

お料理はまず前菜盛り合わせから。内容はマグロの叉焼、いんげんの麻辣煮、白エビの素揚げ、ズ
ッキーニの腐乳炒め、からすみと蕪、シラス入りXO醤。もうここからfu-fu shisenワールドが全開。
どれもすごく美味しい。口に入れた瞬間から香りと味に圧倒される。素材を吟味してすごく丁寧に
作っている。すべてが唸らされる。

続いてカツオの麻辣魚。まだ脂が乗っていな初ガツオが麻辣の味付けと絶妙にマッチする。麻辣の
ソースがすごく美味しいのでお皿を抱えて飲み干してちょっとむせる（笑）

続いて海老ニラワンタン。これも絶妙な味付けと地元藤沢産のニラの香りが生きている。

次にメヒカリと新玉ねぎのスパイシーフリット。メヒカリも美味しいが、新玉ねぎのフリットがす
ごくいい。フリットの衣に揚げ蒸しされた玉ねぎが甘く、スパイシーな衣とのコントラストが見事。

そして薬膳蒸しスープ。滋味深い味わい。味付け自体は薄いのだがそれぞれの薬膳の味が溶け込ん
ですごく美味しい。こういうデリケートな味が出せるのは並大抵の腕ではない。

その後に野菜の甘酢唐辛子炒め。シンプルながらソースの味わい深さを感じる。

メインは鰆の山椒味噌焼き。青山椒の実がアクセントで鼻に抜ける香りが何とも言えない。

〆は担々麺。担々麺と言っても肉や肉系のスープは不使用。出汁は野菜から取っている。これもま
たお見事。

最後に愛媛不知火のシャーベットと中国茶が出される。

コースは5,500円。破格だ、CPの良さが飛びぬけている。都内であれば10,000円は下らないだろう。

お酒は最初のスパークリング（カバ）から始まって、イタリアとオーストリアのワインを。ワイン
系は自然派のものを由比ガ浜の鈴木商店さんにお料理に合わせて選んでいただいているとのこと。
ワインの後は紹興酒へ。紹興酒もそれだけ飲むとクリアなのだが料理に合わせると味わいが変わっ
てくる。ちゃんとマリアージュがあると言うことを知った。

お料理の質の高さもさることながら、フロア担当の奥様のホスピタリティーのレベルも高い。

すごくいいお店を見つけました。通いたいと思います。これでまた新規開拓のチャンスが減るんだ
ろうなぁ。きっと。